闇金ウシジマくんファイナル(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

映画シリーズの中で一番好き。八嶋智人の演技がかなり光っていた。メインではなかったけど、小さい人間（身長ではなく）を演じさせたら八嶋智人より上の役者はいない気がする。ウシジマも少し人間らしい部分が見えて面白かった。

ウシジマくんの友達思いだけれども線引きをしっかりして１人の男として接している姿に感動しましたが終わりがちょっと寂しい感じがあってちょっとこれでシリーズが終わると思うと残念な気持ちになってしまいました。借金があるとはいえ友達に告げるにはあまりに残酷な最後にも感じました。若き幼少の頃のウシジマくんを演じている青年に関してはどんな役者か知らない人でしたがウシジマくんの特徴を捉えていてどんな時もブレない芯のある雰囲気を力強く演じていて役所ぴったりで凄みみたいなものが感じられました。幼少期のくだりはエザキに関しても現在と顔立ちが違いすぎて違和感がありましたが彼らしい思い立ったらつっぱしる男気の良さが全面に出ていてとても巧い描写になっていたと思います。ストーリー全体の中でよく登場してくる貧困ビジネスに関しては実際こんなシステムの村があったら普通の人ならすぐ廃人にでもなりそうなくらいエグい設定になっていて迫力みたいなものがありましたが、そんな中で特製冷やしカレーなどちょっと笑える場面も垣間見えたりするのがこの作品の良さなんかなあと思えました。また、一番印象に残った場面としては拳銃をつきつけられたウシジマくんで全く動じないところがあまりにもかっこよく映りました。

闇金ウシジマくんって現代版ホラーですよね。お金が絡むことによる人の醜さや、哀れさ、そして過ちを繰り返してしまう愚かさについて見事に描かれている作品だと思います。原作ファンの方も多いと思いますが、主演の山田孝之さんが本当にピッタリすぎて、ウシジマくんって実際いたら絶対こんな感じだよな…と思えてきます。というか、実際いる人を漫画にしたのでは？と思えてくるほどです。でも、この映画ではウシジマくんのハートフルな一面も見ることができます。ウシジマくん＝冷徹人間と思ってみていた人たちは、あれ？なんか優しい？と思うはず。本当の優しさとは、相手の欲しい言葉や態度をとることではないんですよね。本当に相手の人生を考えて、その人のことを信じて、そして自分がどういう行動言動を取ればまた立ち直ることができるのかについて考えることが大切なのだと気づかされました。ウシジマくんの中学時代って、興味しか沸かないでしょ！という内容を見事にこの作品中で描いてくれています。お金に困った経験がある人はもちろんですが、闇金なんて手出すわけないよ～！と思っている人たちにも絶対見て欲しい映画です。ウシジマくんの一言は胸にグサリと刺さるものばかり。人生設計に迷ったときはウシジマくんに立ち返りたいと思います。

闇金ウシジマくんは、とても好きなシリーズでドラマ版も見ていたので、その映画版はとても楽しみにしていました。山田孝之さん演じるウシジマくんは違法な金利でお金を貸す闇金業者にも関わらず、意外と曲がったことが嫌いで、どん底に落ちた人を助けてくれます。そんなウシジマくんと一緒に働く共演者の方々も役にはまっていてとても面白いです。とてもテンポがよく、小気味いい展開でストーリーが進み、ウシジマワールド全開という感じです。お金に困った人の行きつく先は闇金、さらにその先に地獄が待っているとも知らずに。狂暴な三兄弟に賃料をピンハネされてしまったり、風俗で働くことを強要されてしまったりと悲惨な末路です。ウシジマくんのライバル役である高橋メアリージュンさんも存在感があり、山田孝之さんよりもその道の役にハマっていて自然とみることができます。少しやりすぎなのでは？と思うシーンもありましたが、私が知らないだけでそれが実情なのかもしれません。この映画を見ると、安易に闇金に手を出してしまうのは、中毒性があるのかなとも思えます。こうならないためにも、日々真面目にコツコツ積み重ねることが大切なのだと改めて実感させられます。

ウシジマくんなんて可愛らしい名前ですが、その実態は闇金を行っている人物です。出てくるのはクズばかりだし、どこが面白いんだろうと思っていました。でも「世の中は金」は本当のこと、人と人とのつながりとか愛が大切とは言いながらもそうではないことは子供でも何となく感じています。クズな悪ではなく新年を持った悪はダークヒーローとして皆が心惹かれるものなのでしょう。これはこれでありなのかなと思います。ただ生まれたばかりの赤ん坊は何もしらず無垢の状態、そこからどう変わっていくのかは人生がどういうものなのかで分かります。今回のなぜウシジマくんがこの世界に入っていったのかという過去を伝える物語、観ておくべきです。でもこれがファイナルにやってくるのは順番がおかしい、事前に知っていたらまた違った目で見られていたことでしょう。昔話の回ゆえに闇金関係の話題は少ないです。それを物足りなく思う方はいるかもしれません。闇金こそが欲に冷静、その考え方はどうか分かりませんがこんな世界もあるのだなあと興味深く見ました。山田孝之さんに綾野剛さん・間宮祥太郎さんに安藤政信さん、出てくる役者さんが豪華すぎます。彼らの活躍が見られるのもポイントでしょう。

ドラマ・映画と長きに渡って公開された闇金ウシジマくんシリーズの最終章です。今回は長年の因縁の相手との再戦がテーマになっていることもあり、丑嶋をはじめとしたカウカウファイナンスに関わる登場人物の回想シーンが盛り込まれていて話の展開が面白かったです。暴力などの過激なシーンもあり見るに堪えない場面もありますがどんな状況に対しても金融屋としての仕事を全うする姿がとてもかっこいいと感じました。普段冷徹で妥協を許さない丑嶋が持つ人間らしくて可愛らしいところも描かれていて犯罪に絡む仕事をしているけど素直な人なんだなと感じました。今回の作品には中学生の頃のクラスメイトだった竹本も登場します。竹本は仲間が困っているのを見捨てられない性格の持ち主でいろんな苦難が立ちはだかる中で自分の身を張ってでも仲間を救うのですが最初はただ優しい登場人物なのに、場面が進むごとに人に優しくしすぎて自分のことを顧みない姿にもったいなくてかわいそうだなと感じてしまいました。何が彼の心を支配して行動させているかは描かれていませんが最終的にその性格のせいで取り返しのつかないことになってしまうので人のために頑張りすぎるのも良くないことなんだなと思いました。

主演の山田孝之さんが演じるウシジマくん、彼は何を考えているのかさっぱり読めない男、違法な金利で貸し付けるヤミ金融で稼ぐこの男の本質、弱みがついにザファイナルにて明らかになってゆく。ウシジマの中学時代の過去とはなんなのだろうか。そしてついに。。山田孝之さんといえば、ちゅらさんで弟役として光っていたあの坊やだ。ナイーブそうな演技、童顔のビジュアルという可愛い俳優でああったはずだ。ところが、どうなってしまったのだろうか。ウシジマくんの山田くんはすっかり変わってしまっている。もうあの可愛い男の子の面影はない。この作品の監督は、なにわ金融道なども手がけて監督というから、裏の世界を描いたら様になるということだろう。確かに山田くんは演技力はイマイチだと思う。まるで、教科書を読んでいくだけのようなセリフ。しかしこの男以外、ウシジマくんを演じてしっくりくる男はいつだろうか。私には想像できなかった。
強い男のラストといえば、もろく儚く消えてゆく、という様子が多い。とにかく普段から表情が全く読めない男であるからラストは面白い展開になっていく。
今まで闇金ウシジマくんを見てきたのであれば絶対見逃すことのできないラストであろう。

ドラマ、劇場版、全て見ています。どれも面白かったのですが、今回の内容はfinalを冠するに相応しい内容でした。これまでよく名前の出ていた鰐戸三兄弟が登場し、少年時代の丑嶋社長、柄崎の出会いと過去のいざこざ、犀原茜がなんであんなに敵視しているのか等、伏線の回収が多くありました。エピソードがどれも強烈で実体験することはないだろうけど、こんなこともあってもおかしくないというギリギリの線で描かれていて、楽しみつつ怖がりつつ、色々考えさせられました。個人的には真野恵里菜演じる樫原あむが凄くいい感じで、ろくでもない面子の中で普通のOLが混じることで、逆に凄くキャラが立っているようにも思えています。いきなりfinalから見ても面白いですけど、これまでの作品を一通り見てから見ると本当にすごく考えられた作品だと感動もしました。少年期の話は今回のはじめてはっきり書かれており、恐らくこれもはじめて情を垣間見せるシーンもありあくまで登場人物は人間、フィクションですがSFの世界ではない。やはりウシジマくんの魅力は非日常に見えて、実は現実に十分あり得る話を描いているところで、そこは十分に満たしていて、強烈な社会勉強となる作品と感じました。バイオレンスに抵抗がなければ、是非見てほしい作品だと思います。

元々原作のファンで、今回の最終作もかならず見ると決めていました。まずやはり大きなポイントは実写化すると元々リアリティのある作品なので、かなり映えるなといった印象です。相変わらず登場人物がアクが強く、クズなキャラばかりで強く印象に残ります。話の内容も、闇金業者の裏側を暴くような内容が日本人にとっても割とダークではあるが、ポップなテーマなんだなという印象です。まず原作がしっかりしているので、そこに実写ならではの迫力のある演出や豪華で演技力も高いキャストの力も加わるので、ますます原作のダークな世界観がアップデートされ、魅力の溢れる作品になっていると感じます。シリーズ物は三作目になると外れるなんてジンクスがありますが、まったくそんなことはなく、むしろ面白みがシリーズを増すごとに高まり、これが最高傑作といっても過言ではないのでは？と思えました。プロデュースやマーケティング関連も相当にお金や気合がはいっており、ニュースやCMを見るたび早く見たいなと思わせるような感覚に陥らせてくれました。今回でザファイナルと銘打たれているように、最終作となるのでしょうが、また実写化することがあれば是非見てみたいなという印象です。

相変わらず、こんな人達とは関わりたくないと思ってしまうような登場人物ばかりでした。でも、こういう描写があることこそがこの作品の魅力でもあるのだと思います。ドラマから鑑賞してその後の映画作品も全て観て、これがファイナルかと思うと感慨深いものもありました。この役は、山田孝之だったからこそ魅力的な作品に仕上がっているのだと思います。もっとダークな作品に仕上げて、続編も観たいとさえ思ってしまいました。ファイナルと思って観ていると、どこか物足りない感じが残ってしまったので、本当に最後なのか納得できませんでした。まだ続きがあるような感じがします。ただ、なぜウシジマくんがこの世界に足を踏み入れることになったのかなどの疑問が解決されたのは良かったです。何かのきっかけがあったら、誰でも可能性はあるのではないかと、考えさせられました。人は自分のことが一番で、何か悪いことをしたら自業自得で、身勝手に振る舞ってしまうこともあります。人間の泥臭い部分を見ることができ、今後の生きた方について考える機会を与えてもらったような気持ちにもなりました。これで最後なのかと思うと寂しい気持ちもあります。できれば、更に続編があることを期待します。