世界ふれあい街歩き7/7パリの見逃し無料動画配信と再放送情報｜Youtube/Dailymotion/Pandora/Miomio/9tsuよりオススメ

過去に収録されたパリの街歩きから様々なエリアを紹介する特別編でした。一口にパリと言っても、場所ごとにその土地らしい雰囲気があり、凱旋門やエッフェル塔といった有名観光地ではないパリの魅力を感じることができました。特に印象的だったのは、マレ地区で路上演奏をしていたバンドの音楽に合わせて軽快に踊るおばあさんとの出会いです。サンジェルマンデプレという別の地区からこの音楽を楽しみに通っているそうで、どんなジャンルにも当てはまらないおばあさんオリジナルのダンスに心惹かれました。番組後半ではこのおばあさんの近況も紹介されていて、今も元気に踊っていらっしゃるとわかり嬉しく思いました。また今回は街中で市長さんにも遭遇し、街の素晴らしさを語られていました。街の人とも気さくに話をされていて偉そうなところは全くなく、自分の街を誇りに思っていることが伺える素敵な市長さんでした。夜には大通りから外れたところにある老舗の飲食店を訪れ、常連客たちが楽しそうにパリの街でのひと時を楽しんでいました。飾らない様子の店主がとてもかっこよく、お客さんの一人からはこの店を作ってくれた魔法使いだと慕われていました。どこを切り取ってもまるでアートのような街並みが美しく、ぜひいつか訪れてみたいと思いました。

セーヌ川で船に乗って見上げるエッフェル塔が新鮮でした、パリって昔の趣もあるし、芸術文化も見られるし素敵な町ですよね。道沿いにカフェが並んでいるのがパリっぽいですよね、しかもお洒落に見えるし人もお洒落に見えます。路上ライブはピアノとかクラッシックな感じが芸術の街って感じですね。一歩路地に入ると人も少なくなって犬を散歩している人とかもいますね、おじさんが見せたいものって中庭が素敵なアパートメントでした。中庭にはテーブルとイス、建物には蔦があって芸術っぽいですね、ピカソがゲルニカを書いたと言う建物があったのは凄いですね。ルクサンブル宮殿の庭が公演になっていて広いし人がいっぱいだな、噴水も大きくてヨットを浮かべて遊べるのは楽しそう。象牙細工のお店で丁度、日本製の像を修復していたなんて偶然ですね、昔は哲学者のサルトルが通っていたってパリって有名な人の名前がポンポン出てくるね。季節は冬だって事に今気づきました、ダウン来てる人が多いですねパリも寒いのかな。捨てられるはずの本をオブジェにしたものを売ってるなんて流石、芸術の都パリですね。市場のベリタリアンのお店で働いてた3人の美女は姉妹かと思いました、料理は美味しそうで食べてみたいです。また路上ライブをしている人達がいましたが、やはりクラッシックなんですね、年配の女性が踊っていて楽しそうでした。オーダーメイドのドレスのお店を覗くと感じ良く迎えてくれました、マレは常に新しい事を知れる街で退屈してる暇がないってカッコ良い。お肉屋さんと目があって入った店だけど次々とお客さんが来て繁盛してるんだね、隣には八百屋さんだったり並んでる店の種類がお多いな。運河を見ると何故か落ち着きますね、船を通す為に橋を移動させて踏切みたいになってるなんて珍しい良いもの見れました。街に戻るとカフェでおじさん達が昼間からワインやテキーラ飲んでて羨ましいな、しかも午後も仕事って日本で昼休みにお酒飲んだら怒られるのにパリって自由で羨ましい。金具屋さんではナポレンの物や古い物が多い老舗で美術館みたいでした。夕暮れのセーヌ川は両岸の建物の明かりと船の明かりが雰囲気があって素敵です。パリの人は陽気な人が多いな、冗談言ったり笑顔が素敵だなって印象ですね。

どの街歩きの回も、自分の足で歩いてる感じのカメラワークや、ナレーション、街の人のおしゃべりが自然で大好きな番組です。特に印象に残ったのはパサージュの存在です。約30年前、若かりしOL時代に訪れた時は、ガイドブックを片手に凱旋門、シャンゼリゼ通り、ルーブル美術館、モンマルトルの丘…と、「初めてのパリ！有名観光地をめいっぱい観て帰らなきゃ！」と強行スケジュールでいろんなところを観て回ったのですが、パサージュのことは知らなかった！もちろん強行スケジュールもいい思い出だけれど、この番組では、オペラ座界隈のパサージュで暮らす人々の生活が描かれ、それを知ることができたのがよかったです。ガラスのアーケードがあって、一見、日本の商店街のようだけれどちょっとおしゃれで、そこに暮らす人々が街に誇りをもち、慈しんで暮らしている感じが伝わり、いつかわからないけれど次にパリを旅行するなら絶対に行ってみたくなりました。番組終盤で訪ねるホテルは、入り口に書いてあったホテル名を覚えておいて、後で検索してしまったほどです。エンディングにテーマソングが流れると、ああ、この旅ももう終わってしまうのね…とちょっと残念になるくらい、私の中でとても印象に残る旅でした。

まるで自分がその場にいて街の人々とふれあっているような感覚を味わえる番組です。今回はパリの紹介として、サンジェルマンデプレ地区、マレ地区、サンマルタン運河界隈という3つの地区を取り上げていました。観光スポットとして有名な場所をガイドブックのように紹介するのではなく、出会った人々と実際に会話をしながら散歩を進めていくスタイルが心地よく感じます。サンジェルマンデプレ地区は静かで文化的な地域。出会った男性が案内してくれた中庭は、入口の暗がりを抜けた先に別世界のような空間が広がってとても素敵でした。マレ地区は歴史と新しさが融合する刺激的な地域です。通りに立って演奏するグループで踊りを担当するおばあちゃんがキュートなのでぜひ注目してみてください！サンマルタン運河界隈は、サンジェルマンデプレやマレと比べると、人々の生活をより感じられる地域です。路地の真ん中にまでテーブルを広げるレストランは愉快な仲間たちが集まっていて、映画の1シーンになりそうな面白いお店でした。番組は全編にわたって最高のお天気で、家にいながら全身に温かい日差しを浴びているような気分になれます。そして、のんびりと街歩きを終えた最後のセーヌ川の美しさは必見です！

世界ふれあい街歩きは、住んでいる人達の暮らしの様子が伝わる旅番組で、いつも楽しく拝見しています。7/7のパリ編もまたガイドブックや絵葉書から想像するパリとは違った、普段着のパリを見ることが出来た気がしました。高さの制限などの厳しい規制を守り古い建物を大切にしながらそこに暮らす、芸術家や職人さんの姿は、古いものを大切にしながら、新しいものを作り出しているパリっ子たちの精神や思い、そしてそこにある人と人との繋がりをとても色濃く語っているようでした。パリの郊外で作られるマッシュルームや、何代も続く家具修理工房のお兄さん、公園で冗談を交えながら楽しく絵を学ぶ人たち、彫刻工房でのマダムたちのワインを交えたひと時など、出会う人達がそれぞれにｎユニークで生き生きとした人生を楽しんでいる様子がとても良く伝わってきて、どこか気取ってとっつきにくいイメージがあったパリの人たちに対するイメージが良い意味で覆された番組でした。2月に撮影された映像との事でしたが、今はきっとコロナウイルスの影響で様子が違ってしまっているのかなっと、想像しながら見ていました。そこに暮らす親切でおちゃめな方たちが、大変な状況の中でもパリのエスプリを忘れずにお元気でいて欲しいと、そして、いつかまた普通に旅ができる状況になったら気取ったパリではなくてこの番組で紹介されたような、日々の生活感が溢れるパリに出かけてみたいと思いました。

パリをフラフラと歩いていく訳ですが、路上で絵を売っていたり、楽器を奏でていたりという景色を人々が当たり前に受け取っていて、日本から見たら非日常の日常が何気ない路地やすれ違う人々が全て美しく見えます。犬を連れた老紳士や公園に来ている孫とお婆さん、店の店員さん、みな優しく楽しげに過ごしているのでこちらまで優しい気持ちになれます。ある地区では街への誇りや自信を感じられ、ある地区ではバンドの音楽に合わせて踊る老婦人がおり、石田ゆり子さんが仰っていた「歳を重ねることが素晴らしいことである」という言葉を思い出させてくれます。晴れた日の運河沿いの映像では、華々しいパリではなく穏やかなパリというものが感じられ、また壁にひっそり漢字で「極上」と書いてあったり昼間から飲む男性達だったりに出会えて、ナレーターが会話をするような演出も相まって遠い国の話す言葉さえ違う人達をより身近な人に思えてパリに住み人たちの日常を感じることが出来ました。コロナで一般の海外渡航は暫くは難しいとは思いますがこの様な映像が観れるとパリを旅した様な、それでいてパリに行きたくなる様なそんな感情を湧き起こしてくれます。3つの地区を行くので約60分が長いと思う人もあっさり観ることができるのではないかなと思います。