世界ふれあい街歩きの見逃し無料動画配信と再放送情報6/23イルクーツク・ロシア｜Youtube/Dailymotion/Pandora/Miomio/9tsuよりオススメ

シベリアには極寒の雪国というイメージしかなかったので、夏の様子を見ることができてとても新鮮でした。30度を超えるほどの暑さになるとは驚きです。新緑の木々と19世紀中頃に建てられたという木造の住宅街のコントラストが美しく、古いものを大切に豊かな生活を送っている人々が印象的でした。また世界遺産のバイカル湖の雄大さは圧巻で、その透明度にもびっくりしました。湖近くでは怪我などの理由で保護されたアザラシが暮らしており、おもちゃのトランペットやサックスなどの楽器を吹く姿が本当に愛らしかったです。1番印象に残ったのは、ゴミ処理場に捨てられていた沢山の本を救うために古書店を始めた男性のエピソードです。戦前に発行された約100歳にもなる本や、幼い頃に家族からプレゼントされた児童書など、1冊1冊の本の歴史がしみじみと伝わってきました。これらの本たちを新しい持ち主の元へ届けることを第一に、どれも日本円で約100円程の安価で販売されているそうで、店主の本を大切にしたいという温かい気持ちに大変感動しました。広場の噴水では小さな子供から大人まで、みんながびしょ濡れになって遊んでいて、短い夏を思いっきり楽しんでいる様子も素敵でした。

ロシアのシベリアと言えば、最近は日本海を挟んで日本の対岸にあるウラジオストクが注目を集めていて、有望な旅行先としてテレビなどで紹介される機会も増えているように感じます。その一方でより内陸のハバロフスクや、バイカル湖に近いイルクーツクは注目度が低いように感じますね。今回はそんなイルクーツクの街の特集ですが、内陸で気温格差が大きいらしく、冬はとても寒いのに、夏は高温に見舞われるそうです。でも日本に比べると湿度は低そうで、過ごしやすそうに思えましたね。短い夏を過ごす人々ということで、川で釣りなどで遊ぶ人々が映し出されましたが、日本の真夏だととても外で遊ぶことはできないと思いましたから。またバイカル湖は森の先に青い神秘的な湖面が広がっていて、とても魅力的に思えましたね。透明度世界一で、淡水の量も世界一の湖ですが、やっぱり琵琶湖と比べても圧倒的なスケールの大きさを感じます。実際、現地に行って見たら、海にしか見えないでしょうね。それほど広大かつ美しいバイカル湖。私もいつか現地へ行って、その湖岸に立ってみたいものだなと思いました。イルクーツクに暮らす人々が、バイカル湖に対してどういう想いを抱いているのかも聞いてみたいですね。