聖おにいさん1(実写映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

面白い。 コントみたい。マツケンのキリスト、もっと何回も観たいから続編希望。

漫画で読んでいてあのシュールさが好きだったので、映画も見てみることにしました。松山ケンイチさんと染谷将太さんが見事にイエスとブッダを再現していてびっくり、ブッダのあの髪型も実写化できるものなのですね。劇場版というからきちんとしたストーリーが展開されるのかと思いきや、何でもない日常をつらつらとという部分では漫画同様です。もちろん神様たちですから我々人間には及びもつかない日常なのですが、その神秘性というか宗教観が映画では薄くなっている気がします。奇跡を起こすには予算という壁があるのかもしれませんし、それぞれの信者からの圧迫も考えているのでしょう。お金が足りずに思ったことが出来ないというのは、イエスとブッダのお二人もよく分かってくれるはずですが私としては不満でした。見た目はそのまま再現されているけれど、あっけらかんとした神様っぽさも薄れて人間が演じているというのが分かってしまいます。神様なのだから最終的には力でどうにかなるもの、でも映画の中の彼らはお金が無く本当に困っていて暗いのです。原作と映画は作者は別物、どうやら見ない方がよかったみたいです。役者さん達を目当てに見て、聖おにいさんの魅力にちょっとでも気づいて原作ファンが増えてくれればということを願うばかりです。

目覚めた人ブッダと神の子イエスが2人で立川でバカンスを過ごす話です。バカンスといっても、六畳一間の古いアパートでのんびり庶民的な日々をおくります。まるでお母さんのように世話好きでお金の管理もしっかりしているブッダと、ついつい気になるものを衝動買いしてしまったり、ジョニーデップに間違われて喜んだりする無邪気なイエスがとてもいいコンビのバランスです。毎回天界人ならではの勘違いネタや、生活のあるあるネタなどクスリと笑えたり、共感する話ばかりでのんびりリラックスしながら楽しめる作品です。イエスもブッダも外国人なので、日本人の松山ケンイチさんと染谷将太さんの配役にはじめ戸惑いがありましたが、実際に観るとお二人の演技でしっかりイエスとブッダの雰囲気が演出されていました。脚本が福田雄一さんで、制作統括が山田孝之ということなのできっと面白くしてくださるのだろうと期待していましたが、もちろん裏切られることなくゆるい雰囲気の中に軽快なギャグが混ぜられて福田ワールドが炸裂していました。またこのコンビで作品を指揮していただきたいです。こちらの第Ⅰ紀を見ますと、Ⅱ紀、Ⅲ紀と続けて見たくなること必至です。1人で観るもよし、大勢で観るもよしなほんわか楽しい作品です。

下界に住み始めたイエスとブッダの日常をゆっくりと描いており普通に楽しむことが出来ます。しかも、その面白さがゆっくりと染みわたってくるような映画になっています。見ていると自然に笑ってしまう面白さがあります。原作は読んでいませんが映画を見ているだけでその世界観が好きになります。イエスとブッタが気楽に過ごしているのではなくお互いに少し気を遣っている感じも見ていて微笑ましくなります。まるで短編ドラマは、連続的に見ているような面白さがありました。染谷将太さんと松山ケンイチさんの２人の演技がとても上手く、素の状態で会話をしているような面白さを感じることが出来ました。天界あるあるとかがとても面白く、こんな作品はなかなかないなと感じました。映画を見ただけで気持ちがほっこりとすることが出来ました。ストレスが溜まっている時や辛い時にこの映画を見れば気持ちがほっこりと癒されるような素敵な映画になっていました。染谷将太さんと松山ケンイチさんの２人の世界をずっと見ていたいと思わせる素敵な映画でした。日本映画でこんなにほっこりと出来る映画はなかなかないのではなかと思いました。何度でも見て見たくなるそういう映画でした。

原作のファンです。この作品の実写化はどうなんだろうと思っていましたが、違和感なく楽しめる作品に仕上がっていました。特にイエス役の松山ケンイチさんが良いです。イエスのかわいらしさや、ちょっととぼけた感じをよく出してくれていて、原作ファンとしても納得のいく配役そして演技でした。原作をそのまま実写化したようなシーンもたくさんあり、おもしろかったです。一方で、原作にはないようなオリジナルストーリーっぽいアレンジや、もしかしたらアドリブなのかなと思えるシーンも多くあり、飽きずに楽しめたので良かったです。この作品には独特の間というか、空気管があるのですが、それもイエスとブッダの関係性や作品のほのぼのとした雰囲気を表していて好きです。印象に残ったキャラクターは医者役の佐藤二朗さんです。原作のお医者さんとはだいぶ違う雰囲気なのですが、さすが独自のお医者様を演じていました。コミカルな佐藤二朗さんの魅力が、聖☆おにいさんの世界と合っていておもしろかったです。実写化は難しい作品のような気もするのですが、俳優さんたちの演技力で見事に仕上げられていた作品だと思いました。素直に楽しみながら観ることができる、良い映画だと思います。

まさか聖☆おにいさんが実写化すると思っていなかったので驚きましたが、ブッタもイエスも無理やり実写にしているのにじわじわきます。わからないワードが出てきたりするけど説明を入れてくれるので仏教とかに詳しくなれているような気がしてしまいます。しかもブッタとかイエスとか関係なく中の人というか演じている人の話になったりするのは反則だなと思います。たまにブッタは光っていますが、あれどうやって撮影しているんだろうと思いますし、電気代浮くよなと思ったりします。いつもいろんなもの買ったりしているけどどこで働いてどこで稼いでいるのか気になります。観ていて改めて考えてみるとブッタとイエスがぼろいアパートで一緒にひとつ屋根の下に住んでいるっておかしな話だなと思いますが、仲の良さがそれを気にさせないし普通にありそうだなと思いました。ずっと町内会の福引で当てた商品がこの狭い部屋で飾られているのにじわります。ブッタの頭といい作り物でしかない耳といいちょっと雑すぎるなと思ってしまうようなところに山田孝之さんと福田雄一監督のセンスを感じます。このお２人じゃなかったら実現しないようなシュールさとおもしろさがあるなと思います。

映画『劇場版　聖☆おにいさん　第 I紀』を観ました。主役がイエスキリストとブッダという独特な設定で、設定だけでも興味が湧きました。俳優陣がとても実力のある豪華な人ばかりで見応えがありました。映画自体は主役2人のほのぼのした生活模様を覗き見しているような感覚で、ほのぼのしてのんびりしているんですが主役が聖人なので聖人ならではの独特な思想が織り込まれていてクスッと笑わせてもらえるというか、和むというか、観ていてとても癒されました。聖人の能力とかが使われたり、ありえない設定で現実逃避になると言うか、ほのぼのしてる日常だけど非現実という不思議な感覚になる面白い作品だと思いました。力のある豪華な俳優さんが上手に演じてくれているからだと思うんですが、すごくその不思議な世界観を上手に作られていて、感心しました。ほのぼのしたかったり癒されて、面白いという、充実した作品だと思いました。聖人だけど人間味が溢れていて、イエスが沖縄に旅行に行きたがったり、ブッダが風邪をひいて熱を出したり、節分で豆を撒いたりと色んな日常の中に聖人ならではの面白い出来事が起こってくるのが楽しかったです。ボケボケな2人の様子をずっと観ていたくなるような、とても素敵な作品でした。

ブッタとイエス・キリストが世紀末を無事に終えたからバカンスのために立川のアパートでルームシェア、という設定を聞いただけでは思わず「どういうこと！？」と言いたくなりますが、とにかくゆるく、見ているだけで思わず笑ってしまいました。まずそれぞれを演じる松山ケンイチさんと染谷将太さんがブッタとイエスにそっくりなのです。絵や仏像で見ていたものが動いてる、しかも絶対に聖人が言わないような「コンビニ」とか「ジョニデ」とか口にしている不思議な空間が目の前に繰り広げられているのです。聖人なのになんともおばちゃんの井戸端会議のような会話をし、時に無駄な買い物をすることによる不毛な言い争いが発生するのです。争いをやめなさいと説いた口から「無駄遣いしすぎ！」と言い争い出すのです。なんてしょうもないのでしょう。また漫才コンビを始めたりと本当にいろいろな方面で大丈夫なんだろうか、と不安になること間違いなしです。仏教やキリスト教についてもちょっとだけ詳しくなれます。見ているだけでクスリと笑ってしまいました。ストーリーも面白いですが、「銀魂」シリーズの福田監督が監督、俳優の山田孝之さんが演出されているので漫画の世界をそのまま、さらに福田監督特有の面白いテンポが表現されていたと思いました。