九月の恋と出会うまで(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

時空を超える恋愛。タイムリープ系の映画は最近多く、ストーリーだけで見ると少し浅いような気がしました。タイムパラドックスに関してはうん？？と思う説明もあって、理解が及ばないままストーリーが進んでいってしまったところもありました。ですが、展開が分かっていても感動してしまう恋愛要素に引き込まれた部分も多くあったと思います。しおりを守るために平野が必死になって未来を変えようとする姿はとても健気でキュンキュンしてしまいました。平野がしおりへの決定的な言葉を言うのはラストだけなのに、言葉がなくても惹かれあっていく2人を仕草や表情から感じることができ、いつのまにか2人の恋を応援しながら見ていました。主演の高橋一生と川口春奈の演技も素晴らしく、2人のファンであれば是非見て欲しいと思える映画だと思います。不器用だけど真っ直ぐで最後までしおりの幸せを願っている平野、そんな姿がとてもかっこよかったです。川口春奈も文句なしにかわいいです。かわいい、と言うイメージだった女優さんでしたが、この映画では綺麗だなぁ、と見惚れてしまいました。特にラストシーンは時を超えた想いがやっと言葉で伝わって、とても感動しました。じっくり見て欲しい映画です。

自分を尾行して写真を撮って欲しいという、未来から声だけタイムリープした隣人、平野さんからの依頼に応えていると、思いもよらぬ結果になっていくという話なのですが、恋愛モノとタイムパラドックスを組み合わせたテーマは、よく見かけますし、この映画も特筆すべきところはないかなというストーリーでした。このストーリー、淡々と進み、これといったクライマックスのような大きな出来事もありませんが、ハッピーエンドで終わっていますし、良い感じではないでしょうか。役者を汚さないで終わらせたというイメージです。そして主演の川口春奈。彼女を目当てにこの映画を見た人も多いと思いますが、演技が残念でならなかったです。会話の流れが不自然に感じる箇所が気になりました。確かに可愛いし、何気ない仕草とかを好きになる人もいるかと思いますが、肝心のセリフがイマイチだったのが残念でした。彼女も、そろそろ年齢的に可愛いだけではこの先芸能界で生き抜いてはいかれないと思うのですが、今の様に、可愛い子ちゃんキャラを続けて行くのか、疑問ですね。今後は少しずつ悪女役等、キャラ変することも必要かなと思いました。ただ、それ以外の役者の出来もイマイチでしたので、彼女だけが悪いわけではありません。いろいろ考えさせられる映画でした。

わたしは、こちらの恋愛映画を観て、何度も何度も感じたのは、本当に恋愛は人生観を変えるほどのパワーがあるのだと、素直に感じました。小説家を目指す営業マンと、その隣に越してきた女性が、ある謎を追いかけることによって、だんだんと恋に発展していく、まるでミステリーと恋ストーリーの様な、素敵な心温まる、恋愛が大変、わたしとしても、幸せな気持ちになりました。俳優の、高橋一生さんのミステリアスで、ちょっとアンニュイな、つかみどころのない雰囲気が、この映画をより、素敵にしているように感じましたし、胸キュンな、ワンシーンは、ファンとしては、ドキドキものでした。2人がひとつひとつ、物事を解決していく中で、新しい生き方や考え方が、どんどん変わっていく、素晴らしい映画だと思います。恋をすることによって、人は新たな自分と出会うのだろうと、教えてくれる、優しい映画です。わたしは、この映画をみて、本当に本当に、恋をすることは、大事なことだと、改めて考えさせて頂きました。この2人が、恋をしていく中で、今の時代を生きていく若者への、深い深い、メッセージをいただいたと、感じております。本当に、わたしの人生を変えた、素晴らしい映画でした。

結論から言うと、川口春奈さんがとても可愛いです。そして高橋一生さんのこの役、好きです。見て良かったなと思う作品でした。105分という程よい長さの映画です。私は、SFファンタジー系の作品は、たまに理解ができない部分があって普段あまり見ないのですが、この作品は劇中でタイムパラドックスの話などとてもわかりやすく説明されているので、話が入ってきやすかったです。主人公は強盗殺人に遭うはずだった川口春奈さん演じる北村志織。1年先の未来からの不思議な声に救われるが、それによって生じるタイムパラドックスを無くすために、同じアパートの住人である高橋一生さん演じる平野と試行錯誤していく物語です。その試行錯誤していく過程で平野が志織に対してとても一生懸命になっている姿は、見ていて羨ましいです。こんなに自分のために一生懸命になってくれる人いたら良いなと思いました。こんな人いたら自然と好きになるよな！！！と心の中で突っ込んでしまいました。ですが、恋愛映画につきものの「一途な想いのすれ違い」が出てきます。わかっていてももどかしい気持ちになります。恋愛ってどうしてすんなりいかないのでしょうね。でもその途中のすれ違いがあるからこそ物語の終盤に向かう経過は思わず見入ってしまいました。最後2人の想いが繋がるシーンは心にグッとくるものがありました。見終えたあとはあたたかい気持ちになります。是非一度鑑賞してみてはいかがでしょうか。

不思議な状況の設定に、これは一体どういうことでどうなるのだろうと、最後まで複雑な展開でした。平野は志織の何を知っているのか、彼女に語り掛けることの意味は何なのだろうと色々考えてしまいます。そもそもなぜこんなことになっているのか、平野とは何者なのか。ファンタジーとちょっぴりサスペンス風味もあるような雰囲気にドキドキです。志織を助けられるのは平野だけだと思うしそうあってほしい、でもどうやって？とハラハラするような流れもありでした。ふたりの結びつきは何か変化があるのか、やきもきする気持ちと様々な疑問も生まれ、すっかり物語に見入ってしまいます。志織の未来に平野はどういう形で存在するのか、それともふたりが同じ場所で向き合うのは難しいのか。何とかしっかりと顔を合わせてお互いを思う気持ちを共有してほしい、悲しい結末だけにはならないでほしいと祈りたい気持ちになります。最後、平野の気持ちが明かされ、そうだったのかと驚きとともに温かく強い愛を感じました。必死に志織を守ろうとしたことによりいっそう心を打たれましたね。ホッとして爽やかな空気に包まれるようなラストです。ふたりのこれからが幸せでいっぱいになることを想像したくなりました。

パラレルワールド系の物語は出てくるのは同じ人物、なので次第に混乱して訳が分からなくなることが多いのですが構成力の高さやテンポの良さもあり、問題ありませんでした。何しろ平野に対して1年後の平野はシラノ、力の抜ける名称はインパクトがありすぎて忘れることはありません。淡々とした喋り口が高橋一生さんいいです。透明感のある雰囲気が素敵で、素敵な役者さんだと思います。川口春奈さんも可愛らしいし、そんな素敵な人がお隣にいたら一目ぼれしても当然でしょう。古舘伊知郎さんの息子さんも出ていましたが、何となく言われたら似ています。ただ主役二人を中心に物語が進んでいくこともあり他の登場人物は存在感が薄い、あの喋りを期待していたら肩透かしをくらいそうです。恋愛ものというと若者のきゃぴきゃぴとしたものや独身をあせっているアラフォー世代のものが多い中で、大人の恋愛といった感じで美しかったです。最後はハッピーエンドとなって良かった、タイムリープが絡む恋愛ものという異色の作品ですが十分入り込めました。原作もあるということで、また見てみたいです。高橋一生さんの他の作品も鑑賞してみたいと思えた作品です。ずっと敬語のままの二人がなんだかいいです。

ロマンチックで、少しおとぎ話のようなファンタジーな要素もあって、見終わった後にほっこりした気持ちになれる恋愛映画でした。話の舞台になっているマンションが小さな村みたいで、雰囲気が素敵でした。そんなマンションに引っ越した主人公が、部屋で突然不思議な声を聴いたことから物語が始まりますが、こんなマンションならありそうと思える不思議な雰囲気で可愛いマンションでした。話のあらすじや概要を全く見ずに見始めたので、最初はタイトルから普通の恋愛映画かと思っていましたが、実際はリアリティよりはファンタジー要素の強い、あまり見たことが無いタイプの恋愛映画で驚きました。パラレルワールドを題材にしている作品は割と多く見かけますが、タイムパラドックスを取り上げている作品は今まで見たことが無かったですし、それを恋愛と結び付けているところも珍しい作品だと感じました。高橋一生さんが平野という男性の役を演じていましたが、平野のキャラクターが好きでした。一見少し不愛想で冷たい人に見えるけれど、実は不器用で自分を表現するのが下手なだけで、穏やかで気遣いが出来て思いやりがある男性で、素敵なキャラクターだと思いました。高橋一生さんが演じていたのも雰囲気に合っていたと思います。誰も不幸になる人がいなくて、穏やかで優しい映画でした。