プロメア(アニメ映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

本作の特徴は、独特の色づかいにCGを駆使したカメラワークだと思います。音楽に合わせて進む映像の暴力に圧倒されっぱなしで迫力満載です。
観るだけでストレスを発散できるこの作品、セリフもある程度憶えてしまい、もう何回見ただろう？となりますが、それでも観てしまう作品です！

良くも悪くも変わらない、一本気な性格の熱い火消し男である主人公ガロは「マッドバーニッシュ」の反乱組織のリーダー、リオ達との出逢いを通し、合い入れない同士かと思われていたふたりは共闘関係を組み、人間としてのあるべき生き方を見出していく。ストーリー展開に音楽、彩度が高くカラフルな独特の色彩感感とアメコミとジャパニメーションのあいの子のような作画、音楽のセンスはとにかくスカっと痛快でカッコイイ。異端者を排斥しようとする人間の愚かさは現代の世界に通じるものもあり、あっけらかんと痛快な脳筋エンタメ一直線ではないストーリーの奥深さも見所です。破天荒で向こう見ず、今時古臭いと言われるほどにな熱血ヒーローの主人公ガロが、テロ組織のリーダーである『炎を燃やすこと』で生きていくリオと出逢い、共に戦いながら反発していたはずの彼らの生き方に感化されていく姿は王道のエンターテイメントでありながら、胸が熱くなってしまいます。望まない力を持って生まれ、容赦なく迫害を受けてしまう「バーニッシュ」の姿には痛ましさを感じます。そんなバーニッシュたちと対峙する中、能天気な熱血野郎だったガロが痛感していく「命とは？」というテーマはあっけらかんとして見えたドラマに深味を与えてくれます。ガロやリオ、そして仲間たちのダイナミックな活躍から目が離せなくなる痛快アクションムービーです。

友人に誘われて、放映延長後に見に行きました。とにかく熱量たっぷりのイメージだったのですが、熱量にプラスされたスピード感が爽快な人情物語でした。冒頭アクションシーンから始まり、臨場感ある映像に一気に引き込まれながらも、しっかり世界観が説明されるので、物語の基盤がすんなり飲み込めて、その後ビュンビュン進む物語に置いていかれる事がないです。主人公のガロの性格が若干面倒臭いなぁと思うところもあるんですが、展開が竜巻レベルなので、良い重しというか、ブレない理由となっていて段々応援したくなってきます。最初に敵対していたチームのメンバーもいい感じに「良い子な不良」達のテンプレで、微笑ましいというか、頑張れって思えてしまうので、後半になるにつれて物語の善悪みたいなのがすんなり飲み込め、納得感がありました。あの熱量の情熱と勢いで、しっかり物語が楽しめる作品は滅多にないです。また、言葉遊びも秀逸で、一時期ツイッター等で話題になったビームの様な、嘘みたいな名前が本当に出てくるのにまず驚きますが、その名前にしっかり意味があって、大切に名付けられていた事実に更に驚愕します。悪役まで憎めない純真さが光る最高にイカす疾風怒濤の人情活劇です。

アメリカンな舞台設定の中、バーニッシュという発火能力を持つ人達が起こす火災をバーニングレスキュー隊である主人公達が火消ししていくところから物語は始まります。ＴＲＩＧＧＥＲらしいダイナミックでコミカルなアニメーションに中島かずきの熱くて心が震える脚本は今回も健在しています。そのアニメーションと脚本に応えるが如く、声優陣の熱演も素晴らしいです。特に主演のガロ・ティモス役の松山ケンイチさんの演技には驚きました。ガロの見た目が天元突破グレンラガンのカミナとそっくりなので、同じ声優さんを使うのかなと思っていたら、松山ケンイチさんの演技がとてもナチュラルでキャラとの親和性が高く違和感なく見ることができました。また、物語の主軸となる役を担当する堺雅人さん、早乙女太一さんと実力派俳優を取り囲むように実力派声優が周りを固めているため、本当に隙がない作品となっています。約二時間ほどの上映の中で、バーニッシュとなり迫害されてしまった者達の苦しみや火消しに燃える熱い主人公の葛藤、そして信頼していた人からの裏切りなど様々な人間模様を見ることができるのも特徴です。二時間ではなくアニメーション全25話でやってほしい。そんな想いを起こさせてくれる作品です。

2019年に公開されたアニメ映画の中で、最もハマった作品でした。とにかく、観ている間、脳内麻薬が大放出、あっという間に時間が過ぎていく唯一無二の熱さと爽快感が楽しめます。監督の今石洋之をはじめ、製作スタッフや、息を吹き込む声優陣も豪華です。脚本は劇団☆新感線で活躍する中島かずき、主演声優も松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人と、本当に血が通っているかのような躍動感を感じさせてくれます。TRIGGERならではのカートゥーン作品を意識した絵柄、ビビッドな色彩で彩られた画面、全編を通じて流れるボーカル入りのサウンドトラックなど、既存のアニメ映画の枠から逸脱した特色が魅力です。冒頭から、作品に込められた熱量が、視覚と聴覚を通じてダイレクトに全身に響いてくるので圧倒されること間違いなし。また、主題歌をSuperfly、劇中の音楽を澤野弘之が担当しており、とりわけ、戦闘シーンで繰り返し流れる主題歌「覚醒」は、激しいサウンドでアクションとともに興奮を煽る良曲です。ド派手な画面、そして役者の名演、音楽と音響が一体化した、これぞ三位一体のアニメ映画だと思います。個人的には、3DCGの背景と調和のとれた作画、早乙女太一の殺陣を参考にしたというアクション、堺雅人の激情迸る怪演など、見どころがあり過ぎて困るほど。最近、面白いアニメに出会えていないなぁ、と感じている方にこそ、是非ご覧になってほしいオリジナル作品でした。

2019年のアニメ映画で、松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人などの芸能人もキャストに盛り込んだことで、大きな話題を博しました。その他の声優もとても豪華で、他の追随を許さないような人気がありました。どの声優さんも役とかなりマッチしており、ナイスなチョイスだと思いました。わたしはグレンラガンやキルラキルの大ファンだったのでそれもあり、かなり期待値も高く公開してすぐに見に行ったのが懐かしいです。なので最初から全く不安なく見ることができました。そしてなによりすごかったのは戦闘シーンに代表される、作画のクオリティの高さでした。まるで実写映画が動いているかのような緻密な作画で、迫力があり、印象に大きく残りました。友達ともこの作画シーンのことについては大きく盛り上がりました。主題歌も私の大好きなSuperflyで、とてもテンションが上がりました。作品の豪快な感じにあった楽曲で、とても大好きな曲でした。プロメアの世界観をきちんと描き出していたと思います。こういったエンタメ要素に恵まれながら、作品としてのクオリティも最高なので、見てない方はこれからでも遅くないので是非DVDやBDで鑑賞してほしいなと思います。