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アニメ映画
2018 金馬影展TGHFF | 平成狸合戰 Pom Poko

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平成狸合戦ぽんぽこの内容

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』は、スタジオジブリの重鎮である高畑勲さんが原作・監督・脚本を務め、1994年7月に公開されました。

昭和40年代、人間たちが行う都市開発によって、自分たちが住んでいる自然が失われそうになる狸たちの奮闘が描かれております。“ぽんぽこ”という可愛いらしいタイトルとは裏腹に、本編ではかなり辛く苦しいシーンも含まれております。

物語の内容的には凄い重い話だが、狸たちの間抜けさのおかげで観やすくなっているかと思います。
今でこそ、自然との共存は言われ続けていますが、これを1994年に作品として訴えている高畑勲さんは流石としか言えないですね。

狸たちの妖怪大戦争で、ジブリ作品のキャラがいつ出てくるのか探すのも楽しみの一つだと思いますので、まだ見つけてない方に是非!と薦めたいですね!

楽しそうに見ていた息子にも子供ができ、子供と見てこの作品の良さに気付いたと言ってきました。当時、自分が見ていた時と同じ気持ちで親子だなと思いました(笑)親子3世代でも4世代でも家族で見れる作品になっています。

演出や作画が素晴らしくて感動することはありましたが、ここまで純粋にストーリーで涙を流して感動したのは初めてかもしれません。
「人間は自分勝手で酷い」という感想だけで終わらせない演出が最後にあるのは特に素晴らしいと思います。

鑑賞された方々のコメントにもありますが、かなり辛く苦しいシーンを、狸たちのユーモア溢れるコメディ描写によってオブラートに包まれています。

自分たち人間の日々の行動を考えさせられる、素晴らしくも深い作品に仕上がっております。

あらすじ

昭和40年代、多くの狸たちは多摩丘陵でのんびり暮らしていました。そこへ、人間による多摩ニュータウン開発計画が浮上し、山や森の破壊され始めました。

次々と機材や建設素材が到着し、開発はどんどん進んでいくため、狸たちは集結し総会を開き、開発阻止を決議しました。

狸たちはそれぞれの知恵を絞りだし、古典的なオバケ化けて人間たちを驚かします。それでも工事を止めることはなく、ガッカリした狸たちが取った次なる作戦とは…?

見どころ

本作のみ・初の試み

『平成狸合戦ぽんぽこ』は、スタジオジブリ作品の中で、初めて宮崎駿さん以外が原作と監督をした作品となっております。

また、CGを初めて使用したり、物語に語りとなるナレーション採用や、劇中で狸たちが天ぷらの料理番組を見るシーンでのテレビ画面に実写映像を採用するなど、さまざまな挑戦を行った作品でもあります。

ナレーションと実写映像の使用は、現在までのジブリ作品の中で本作のみとなっております。

登場人物のモデル

登場人物たちは東映時代の仲間たちをモデルにしているそうです。

冷静沈着な正吉は高畑監督自身で、人間たちに特攻を仕掛ける権田が宮崎駿さん。他のキャラたちも当事者にはわかるように作られているそうです。

宮崎さんは初めての試写で最初から最後まで泣いていたそうです。劇中で正吉と権田が対立しますが、それは仲が良いというよりも、愛憎入り混じった感情をぶつけています。高畑監督と宮崎さんの関係性がそのまま表現されているのかもしれませんね。まさに、ジブリを築き上げた方々の青春時代を描いた作品となっております。

スタッフ

原作・監督・脚本:高畑 勲
製作:鈴木 敏夫

キャスト

語り:3代目・古今亭志ん朝
物語のナレーション。終盤で語り手が誰か判明する。

正吉:野々村真
思考が人間臭い狸。人間と共存すべきだと考えている。

おキヨ:石田ゆり子
正吉の妻となる狸。

鶴亀和尚:5代目・柳家小さん
ぼたもち山万福寺に巣食う105歳の狸。

おろく婆:清川虹子
赤い着物を来ている狸。若手狸の変化の術の講師も行う。

権太:泉谷しげる
害を及ぼす人間は殺すべきと考える過激派な狸。

青左衛門:三木のり平
鈴ヶ森の長老で権太とは敵対関係だったが、森の危機のためと協力をする。

ぽん吉:9代目・林家正蔵
正吉の幼馴染で変化が出来ない狸。

文太:村田雄浩
佐渡に住む高名な変化狸を探す使者として選ばれた狸。

玉三郎:神谷明
整った容姿の狸。文太とともに有力な狸を求める使者として旅立った狸。

佐助:林原めぐみ
頭脳明晰でメガネをかけた狸。

六代目金長:3代目・桂米朝
徳島県にある金長大明神の主で小春の父狸。

小春:黒田由美
六代目金長の一人娘狸。

太三朗禿狸:5代目・桂文枝
屋島に住む999歳という最高齢の狸。

隠神刑部:芦屋雁之助
愛媛県の狸で、八百八狸を統率している。

お玉:山下容莉枝
権太の妻。

花子:永衣志帆
ポン吉の彼女。

お福:水原リン
正吉達の仲間の雌狸。

林:加藤治
神奈川県に住む狸。

竜太郎:福澤朗
狸同様に人間による土地開発で住処を失った多摩の変化狐。

水木先生:藤本譲
テレビ番組に出演したコメンテーター。

地元の人:北村弘一
正吉が化けた子供:稲葉祐貴
おキヨが化けた子供:江碕玲菜
屋台の客:矢田稔 / 中庸助
警察官:森川智之
年上の警察官:岸野一彦
飯場のAさん:小関一
用心棒:江川央生
狸を見た兄:林勇
狸を見た妹:児玉英子
機動隊員:藤巻直哉
キャスター:阿川佐和子 / 井口成人
アナウンサー:石川牧子 / 岩隈政信 / 芦沢俊美 / 永井美奈子 / 保坂昌宏 / 舛方勝宏
女タヌキ:鈴木弘子
吟う女タヌキ:佐久間レイ
女タヌキ族長:峰あつ子
男タヌキ族長:西村智博
親衛隊に化けたタヌキ:菅原淳一 / 石川ひろあき
その他の狸:坂東尚樹 / 関智一

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平成狸合戦ぽんぽこの感想

50代女性
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コロナ自粛中に、人気のいなくなった街中を山羊の群れが闊歩したり、鹿や熊などの野生動物が姿を見せるようになった様子を見て、ついスタジオゾブリノアニメ映画に似た光景と思ってしまいました。「平成狸合戦ぽんぽこ」や「もののけ姫」などには、日本の奥深い自然に潜む生き物や自然霊等に対する畏敬の念が描かれています。「平成狸合戦ぽんぽこ」は、1960~70年、80年代の多摩丘陵に置ける宅地開発と共に、住処を失くした狸たちと人間との攻防が描かれています。攻防とはいっても、狸たちは江戸時代の農民みたいな時代錯誤の状態であったためか、化けて脅かしてもはじめのうちは霊現象として怖がられるも、そのうち住宅開発会社によるイベントのイリュージョンとして楽しまれてしまうというくらいのギャップが生じていました。結局、山奥で狸として暮らす者、人間に化けたまま共存して暮らす者とに別れる結末が印象的でした。ウィルスの怖さは、どちらかというともののけよりですが、結末に関しては狸っぽいです。アニメーションとしての描画は、現代の目から見ると古くさい感じが否めませんが、ストーリーや内容は長く考えさせられる非常に良くできたお話です。一度だけでなく年月を置いて再びみると解釈が変わって考えさせられます。

30代女性
30代女性

人間のために里山を削り開発を進める現代社会と、元々生息していたタヌキの反抗劇を、解りやすく温かさとユーモアを混じえて描いているアニメで子どもの頃からとても好きです。タヌキ社会の様子を人間のように描いていて、化け方を練習している子ダヌキが可愛く、人間への憧れもあるような部分も見え隠れしているところも面白いです。開発工事を止めるために工事現場に怪奇現象を起こす場面も、観ているとタヌキを応援している目線になり、上手く撃退できた場面では思わずこちらも「良かったー。」と思えてしまいます。自分自身が子どもの頃タヌキを飼っていた事もあって、タヌキには愛着もあり、人間の都合ばかり考えて自然を壊してばかりいるよりは、上手く共生して生きている方法をもっと考えていくべきでは、と今でも思います。なので、今でも山間地域に住んで子育てをしていますが、里山や自然から学ぶことは本当に日々あるものです。ぜひ子どもにも観せてあげたいと思う作品です。終盤に出てくるお化けパレードも、おばけ屋敷を観ているみたいで面白いのと同時に、タヌキ達の渾身の思いという感じで心に響きます。ひょっとすると、今の人間社会の中に化けダヌキがいるかもしれないと思うと、日常も少し楽しく過ごせます。

30代男性
30代男性

開発が進む土地を舞台に、タヌキが人間を追い出そうと悪戦苦闘する物語です。人間がニュータウンを開発するため、タヌキが暮らしていた山を切り開いていきます。タヌキたちは自分たちのふるさとを守ろうと、他県のタヌキにも助けを借りながら〝大作戦〟を展開することになります。スタジオジブリは「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」のように、神聖な存在を題材に扱った作品が数多くあります。平成狸合戦ぽんぽこは、かつて人間が自然に対して抱いていた畏敬の念が薄れていっていることへ、警鐘を鳴らしているように感じました。いってみれば「人間のエゴ」でタヌキたちの棲み処を壊し、よその土地へ追いやろうとしている人間の姿は、目を背けられない現実なのだと感じます。タヌキたちが人間に抵抗するために展開した作戦は、仲間のタヌキたちが力を合わせて、人間にアッと言わせようという内容。結果はタヌキたちにとって、決して納得のいくものではありませんでしたが、見ていてすがすがしさを感じます。戦いを終えて、タヌキたちはさまざまな形で〝日常〟に戻っていきます。映画を見終わると、自然への深い思いと、動物へ優しく大切にしようという思いが自然とわき上がってくると思います。

30代女性
30代女性

大人・子供に関わらず、どの年齢の方がみてもそれぞれの視点で動物や自然と人間の共存について考えさせられる映画です。たぬきの可愛らしいキャラクターたちに親近感がわき、動物の世界からみた人間界の残酷さを実感しました。テレビのニュースで自然を切り崩し新し建物がたつという情報を耳にするたびに、この映画のことが頭をよぎります。最初にみた頃はまだ子供の頃で、たぬきたちの歌が耳に残りずっと自分も歌を口ずさんでいましたが、見返すほどに深く理解し、その度に自然と人間との共存について考えさせられ、勉強になる映画だと感じました。タイトルでは「平成」とありますが、令和の時代になっても、その先新しい時代がきても、この映画のテーマは普遍的で永遠に人間が考え続けなければならないものなのだと改めて実感しました。ストーリーはシンプルでわかりやすく、キャラクターの設定もコミカルなので難しいテーマがとても楽しく頭に入ってくる映画です。この映画のたぬきたちのように、人間たちこそ真剣に話し合って動物や自然に向き合うべきなんだと思いました。シンプルなことが今の人間界では複雑になりすぎていて、単純なことがなかなか解決できない状況になっていることを残念に思いました。

40代女性
40代女性

普段あまり意識した事のないタヌキという存在がとても可愛いと思えると同時に、人間が高度成長期において犯してきた、森林伐採などの行為がいかに動物たちに影響を与えてきたのか、とてもよくわかる作品だと思います。環境破壊など、少し重たいものをテーマにしているにもかかわらず、狸や狐が人間に化け、人間社会に紛れて暮らして生活していたり、妖怪に変化したり不思議な力で重い重機などを持ち上げてみたり、とてもファンタジック、尚且つコミカルに描かれていますので、とても見やすく、また心に響きます。アニメという媒体のせいか抵抗感もなく終始楽しく見れるところが特にいいですね。人間の横暴を許すな!としながらも、その恩恵を受けている事も事実で過激派と穏健派に分かれている辺りは人間社会でもよく見る構図で面白いです。最後のシーンでなぜかいつも申し訳ない気持ちになって涙が流れます。ですが、あの高度成長期あってこその今の日本です。環境を破壊し、多くの動物を絶滅へと追いやりながら現在の繁栄を治めている人類。他に道を模索出来るほどの余裕もなく万進してきた道のりを振り返り、ならば一体私達は何を諦めて、どうすれば良かったのだろう。そしてそれを踏まえて今、何が出来るだろう。そんな事を考えさせられるとても良い作品だと思います。

30代女性
30代女性

ジブリで一番好きな映画が平成狸合戦ぽんぽこだというとかなり引いた目で見られるという、あまり一般受けしない作品なのですが、こんなに強いメッセージ性のあるジブリアニメをなぜ見ないのか?というくらい大好きな映画です。高度経済成長期の東京の奥多摩あたりで、人間が周辺の宅地開発を強引に進めることでたぬきの住処がなくなってしまい、たぬきが今まで通りに生活できるように皆で知恵を絞って人間と戦っていく、というストーリーなのですが、たぬきの日本各地に残る伝承をよくぞここまで調べ抜いたな、というような描写が出てきてとても勉強になります。もしこの平成狸合戦ぽんぽこがなければ、四国の化けたぬき達のことなど知らないまま生きてきたでしょうし、人間が生態系を破壊するという環境問題についても、あまり関心がなかったかもしれません。これはたぬきが「弱い者」として人間から追いやられているから起こっている問題なのですが、これを人間や自分の立場に置き換えてみると、いきなり家を奪われ仲間を殺され、とひどいことばかりで、最後の方のシーンの「山を返せ野を返せ」と泣くたぬきに感情移入しすぎて涙が止まらなくなりました。あまり人気は出ない作品ですが、自然に触れることのない人は是非、自分の生活している地がどれだけの犠牲のもとに成り立っているか考えるためにも見て欲しいという映画です。

30代男性
30代男性

今の強引な都市開発についてのアンチテーゼのような映画だと思いました。物語の主人公は擬人化したタヌキですが、そこには強い環境破壊に対するメッセージが込められていて、そこまでして都市開発を行わなくてはならないのかという事を見ている側に訴えかけている映画だと思ました。物語そのものはコメディータッチの感じですが、その中には間接的に乱開発に対しての疑問をタヌキを通して訴えていたと思います。見ている側にとってはタヌキは人間と敵対する形なのでタヌキ側には感情移入が出来ない部分もありますが、やはり人間が自然に対して抗うような事はしてはいけないという事をタヌキを介してわかりやすく説明していたと思います。最終的にはタヌキたちは人間に屈してしまうという展開になってしまいますが、一部のタヌキ達についてはその変化能力を生かして人間社会で生き抜いていく者もいましたが、その様なタヌキは一部のエリート的なタヌキ達だけで、そうでない者たちは破壊されてしまった里山で細々と暮らしているようなシーンが見受けられました。この事については今の格差社会をタヌキを通して表現しているのではないかと思いました。この様な開発を続けていれば、そのしわ寄せはいずれ人間に返ってくるぞという事を表していたと思いました。

20代女性
20代女性

子どもの頃から何度もテレビ、DVDで観てきました。子どもの頃に観た時と、大人になってから観た時では面白さや感じることが変わってくる映画だと思いました。子どもの頃は狸たちの可愛らしさや、変身をするのが面白いという気持ちで観ていました。大人になってからもその面白さは変わりませんでしたが、環境破壊の問題など考えてしまう部分もありました。人間が恨まれるのも仕方がないし、住む場所を奪われるたぬきはどうなってしまうのだろうと深く考えられる映画です。深いテーマが子どもたちでも楽しめるような雰囲気で描かれているのが良いです。狸たちが人間に化けて人間の生活に馴染んでいる姿を観て現実で起こっていたら面白いなと思いました。途中で何度か絵柄が変わるのも面白いです。何か意図があるのかもしれないと思ってます。狸たちのキャラクターには個性豊かで可愛らしいです。まとめ役の狸がいたり、ポンコツの狸がいたりします。変身が上手じゃない狸も修行を頑張る姿に応援したくなります。深刻なテーマですが子どもから大人まで楽しめる作品になってます。子どもの頃にしか観たことがない方にはもう一度大人になってから観てほしい映画になっていると思いました。

50代男性
50代男性

ナレーターが古今亭志ん朝で声優に当時の林家こぶ平なと咄家さんが多いアニメです。開発が進む郊外の町と自然破壊から守ろうとする狸のばかしあいの映画です。人間からかの自然破壊を守る為に知恵を出しあいながら人間と対決していきます。全国からばけ狸を集め人間と対決していきます。若い狸は古狸から化けかた、科学をおそわり建設工場の人達と対決し、トラックを事故に、神社の狐に化けたりし、人間を味方につけたり、又は、マスコミに利用されたり、時には、狸同士でも仲間割れがあったりします。先に述べました声優にも、清川虹子、泉しげる、石田ゆり子などの多くの個性派がいました。狸一人一人にあった声優で重鎮の狸には重鎮俳優なと狸の声一人一人にインパクトがありました。タイトルは平成狸合戦ぽんぽこ、と多少お笑いがある映画タイトルですが内容は都市開発、自然破壊と現代、未来へと続いていく問題を映画化し幅広い年代、老若男女を問わない視聴者をターゲットとし、映画を通しての問題提議があったと思います。スタジオジブリ制作で話題性も高く、興味もでてくる映画だと思います。自然と野生の動物の共存共栄、難しい問題を映画を通して、現代の人に訴えかけたアニメ映画にも見えます。

30代女性
30代女性

狸達の生き生きとした表情や化かしてみせる幻などで飽きることなくトントンとストーリーが展開されるので、考察せずに頭を空っぽにして見ても何ら問題がない作品です。術を使うのに金玉袋を使っているので、色んなシーンで「これ全部、金玉なんだよな」と思うだけでクスリとできます。終盤の狸vs人間の激しい闘争シーンも狸達は金玉袋を使って対抗しているので、大事な対決シーンですら何故かずっと笑えます。そうしたシリアスも狸達の存在によってマイルドになっているので終始穏やかな気持ちで見れました。狸達が全力を尽くして百鬼夜行パレードを人間達に化かしているシーンではパレード大群の中にジブリの過去作のキャラクター達も混ざっているのでそうしたパロディを楽しむことも出来ます。そしてジブリ特有のひとつひとつにメッセージ性が含まれていて考察するのが楽しいです。その考察をしたいために、一度だけではなく何度も見たくなります。環境問題を訴えているという見方もありますが、私はエンターテイメントの楽しさと空っぽさを表しているんだと思います。狸達が全力を尽くしてメッセージを伝えようとしても人間達は「すごかったね」「面白かったね」で終わってしまう肩すかしな感じにクリエーター達の心情を表現していたのだと思います。こうした考察をワンシーンワンシーンを深読みできます。

 

まとめ

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