S 最後の警官(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

この映画は役者さんの迫真の演技、迫力のアクションシーンと邦画にしてはかなり手の込んだ内容だと感じます。
ほとんどの役者さんはドラマからの続投なので違和感なく見られます。

向井理さん主演の刑事ドラマの続編を舞台にした映画で実在しない警察組織のNPS（特殊急襲捜査班）の活躍とテロリストとその裏に隠れた陰謀との関係が交錯した映画でアクションありミステリーありと面白い内容となっています。主要キャストに関しても、主演の向井理さんをはじめ、綾野剛さん、新垣結衣さん、吹石一恵さん、池内博之さん、大森南朋さん、高嶋政宏さん、近藤正臣さん、オダギリジョーさんとドラマから引き続き出演をされているのがとても良いです。そしてこの映画から出演をした青木崇高さんが良い味を出してくれているのが何とも言えません。特にオダギリジョーさんの迫真の演技、ミステリアスな部分、悪役を演じたら天下一品と思えるほどハマっていて見ていてとても引き込まれました。映画の内容としてテロリストとの先頭場面や敵地に侵入しながら進んでいく緊張感は見ているこちらも感じるぐらいリアリティがありました。特に向井理さんとオダギリジョーさん、綾野剛さんとの格闘シーンはリアリティと激しく息をのむ展開でとても良かったです。黒幕に関しては、やっぱりという展開である程度予想される展開ですが、それまでのプロセスやテロリストを制圧していくストーリーなどで十分楽しめる映画だと思います。

ドラマでも追い求めていた悪人の、正木圭吾（オダギリジョー）と神御蔵一號（向井理）の戦いを見れたのがおもしろかったです。日本を滅亡しようと考えている正木を、殺さないで確保することができるのか、一號と正木の白熱した戦いに、ドキドキしながら見てしまいました。正木はいつも余裕な表情で、絶対に制圧されないと思っている人物に比べて、一號はいつも必死に追い求めて、血だらけで戦っているので、一號をとても応援しながら見ていました。このまま正木の思い通りに行ってしまうと、日本が滅亡してしまうので、一號は正木の暴走を辞めさせることができるのか、すごくハラハラしました。林イルマ（新垣結衣）の射撃姿も見れたので、とってもかっこいい姿にドキッとしたシーンでもありました。蘇我伊織（綾野剛）と一號は、仲がいいのか悪いのかよく分からない二人ですが、すごく息の合ったコンビネーションを見れるのも見どころです。諦めずに立ち向かう姿は、本当に素敵で、NPSの人を殺さずに確保することをみんなが守って正木を追う姿が素敵でした。ドラマのときと違った、映画ならではの迫力缶も相当あったので、すごいスケールの大きさに驚き、すごく楽しめる映画でした。

ドラマ版では人間関係の掘り下げが中心となっていて、それぞれの信じるものが明確になり映画ではストーリーの展開に見どころが置かれているように感じました。事件のスケールも大きくなり、多くの人の命が危険にさらされる展開にハラハラさせられました。とくにアクションシーンはより迫力を増したものになり見ごたえがありました。綾野剛の演じるスナイパーはドラマ版に続き射撃の訓練のシーンがよく出てきており、かなりの腕前であることが分かりますが本人も銃を構えて即座に標準が合わせられるそうで、練習を重ねられたことが伺えました。NPSの面々は部隊の存在意義が同じようで相容れないところからSATと対立しており、その関係の行く末も気になりましたが別部隊の介入もあり個々の繋がりもあり楽しめました。誰の命も奪わないことについて、さまざまな立ち位置から問いかけがあり、大切な人のためになることが必ずしも正しさを追求したものではなく、自分自身が傷つくことになってもそれを超えていくことが必要とされているように感じました。大事なものを守るとはどういうことか、窮地に立たされた時にどうするのか、こちらにも問いかけられるような作品でした。

これは、2015年に公開された日本の映画です。警察庁特殊急襲捜査班のNPSの活躍を描く、アクション要素があるポリスストーリーで見応えがありました。また、いつも無茶な突撃をする向井理さん演じる警察官やいつも冷静な綾野剛さん演じる警察官や名スナイパーを演じる新垣結衣さん演じる警察官など、個性のあるキャラクターが出てきて興味深かったです。あらすじは、MOX燃料を積載した第2あかつき丸がテロリストにより占拠されてしまます。その船には、プルトニウムが積載されていました。テロリストたちはすでに逮捕された仲間の釈放を要求します。官僚に金を持参させて、船に来るように要求するのです。犯人たちの真の狙いは身代金ではなく、プルトニウムによる関東地方を滅ぼすという目的でした。NPSのメンバーたちはテロリストたちを制圧しプルトニウムも無事に奪取します。この映画でNPSがとても魅力的な組織として描かれていましいた。特に狙撃チームたちが、船の上のロープを撃ち抜くところはとても見応えがありました。ラストシーンで新垣結衣さんがプルトニウムの起爆装置を手銃で撃ち抜くところは、思わず「当たれっ」と叫んでしまうほど興奮しました。