SPY/スパイ(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

いやー、良かったですね。おバカ加減が(笑)劇中はもちろんですが、エンドロールのその後も全部笑っていられました。お腹が痛くなるくらい笑った映画は久しぶりで最高でした！

物語の軸は本格スパイ映画のような作りになっていて、スパイアイテムも沢山出てきますが…。あとは観てからのお楽しみ。何も情報を入れずに観てもらいたい作品ですね。

洋画コメディに付き物の下ネタが多いですが、メリッサなら笑えてしまいます。ですが、家族で観るのは激しくオススメしません(笑)

本作の醍醐味は誰が何と言おうとメリッサ・マッカーシーです。彼女抜きでは成立しない作品で本当に最高。大好きで何度も観ています。また、彼女主演の映画を作って欲しいです。

普段は裏方に徹している、事務員エージェント（机の人）が、恋したスパイを救うため、現場に出るというスパイアクションコメディです。ジョン・ステイサムやジュード・ロウばかりが注目されますが、主役はメリッサ・マッカーシーです。ポール・フェイグ監督×メリッサ・マッカーシ－らしい、おしゃれでコミカルな内容。ちょっとお下品な部分があるのには目をつぶり、ノリとガールズパワーを味わうのが楽しいと思います。スパイものとしても、死の偽装などかなり凝っていますし、核弾頭やヘリコプターを扱うのもスパイ映画あるあるとしてコメディ化しているのが面白かったです。わりとジョン・ステイスサムは無駄遣いだったかもしれません。続編があってもおかしくないような終わり方だったので、続編での活躍を期待したいです。反対に、ジュード・ロウはかなり濃く作品に参加。最後でやっと、メリッサ演じるスーザンの魅力に気づいたようなのも素敵でした。ここで、スーザンが恋をしていたファインではなく、友人であるナンシーと過ごすことを選ぶのも、ポール・フェイグの女性キャラクターらしくてよかったと思います。これからどんどん、こういった作品を作っていって欲しいです。

『SPY/スパイ』は、2015年に公開されたポール・フェイグ監督によるアメリカ合衆国のアクションコメディ映画です。スーザン・クーパーを演じるのは「ヴィンセントが教えてくれたこと」や「ゴースト・バスターズ」に出演されているメリッサ・マッカーシーさんで、007で代表されるようなかっこいいスパイとは違って、また教師のスーザンは転職してCIAに入って来ており、仕事はCIAの行動部隊の人たちのサポートをすることです。スーザンはジュード・ロウさんが演じるブラッドリー・ファインに恋をしています。ある作戦でブラダドリーが殉職し、CIAの花形の局員たちの名前と顔がバレてしまいます。そこで、内勤だったスーザンがスパイ活動をすることになります。決してスレンダーな体型とは言えず、スパイっぽくないスーザンですが持ち前の前向きさと強引さでどんどん問題を解決していきます。すごく敏腕の元スパイもずっと付いてきます。「ワイルドスピード」シリーズのジェイソン・ステイサムさん演じるリック・フォードです。スーザンとリックの絡みが絶妙に面白いです。新人スーザンに的外れなアドバイスをする先輩リックと言ったところでしょうか。そして一番面白いのは意外とスーザンが強いということです。しっかり訓練されていてCIAの教育水準の高さを知りました。続編が見たくなる作品です。仕事のストレスが溜まった時に観るときっとストレス解消になります。

ジェイソン・ステイサムがまさかのコメディ役で出ていて驚きました。SPY+ジェイソン・ステイサムなので恐らく今まで演じてきたようなカッコよくアクションを決めてバンバン敵を倒しまくる様なキャラだろうと思って観たところまさかのボケ担当の様な役で最初は戸惑いました。でも以外とボケ担当の役も合っていて観ていて笑えるストーリーでした。また、相棒役の女性とも息ピッタリで続編があってもいいぐらい面白かったです。ストーリー自体はスパイ映画でよくあるような内容ですが、ジェイソン・ステイサムが出演しているだけでも観る価値有りです。スパイ映画というと007の様に派手な車でハイテクなスパイ用の武器や通信機器といった物がよくあると思うのですが、この映画では今までのスパイ映画の前提は基本的にありません。どちらかというとコメディ映画よりというよりコメディ映画なので派手なアクションシーンやジェイソン・ステイサムが普段している様な格闘シーンは全くありません。ですが、それを補っても余りあるぐらいストーリーの進行やキャラの持ち味があるので観ている内に物語に引き込まれていくこと間違いなしです。スパイ物やコメディ映画が好きな方には是非オススメです。

とにかく笑えて、誰でも気軽に楽しめるスパイ・アクション映画だと思います。主演は15年公開の本作の次の年に公開された女性版『ゴーストバスターズ』にも出ていたメリッサ・マッカーシー(監督はともにポール・フェイグ)。彼女は日本ではそれほど知られていないかもしれませんが、『ゴーストバスターズ』で吹き替えをしたのが渡辺直美さん(本作では違いますが)というのがうなずけるキュートで元気をくれるコメディエンヌです。そのアメリカでの人気は、本作でジェイソン・ステイサムとジュウド・ロウがわき役を務めているのを見てもわかります。ストーリーはスパイものらしく謎もありスリルもありでテンポよく進みますが、とにかく全編にわたってコミカルなアクションと会話で爆笑させてくれます。なかでも渋いクールなタフガイのイメージのジェイソンステイサムが、そのいつもの姿でスパイという設定なのに、脳みそ筋肉のお間抜けなスパイを演じるのはファン必見と言えるかもです。たまたま事前情報なく私はこの映画を観たのですが、あまりの意外さに彼の人気が出る前の昔の映画かと思ったくらい、私は彼がこの役を受けたことにびっくりしました(笑)また、19年の『キャプテンマーベル』ではけっこうマッチョなイメージになっていたジュードロウも、本作では別人かと思うくらいスリムでイケメンなスパイを演じていて、たった数年前の映画と知ってこれもまたびっくりしました。メリッサと、デコボココンビの相棒ミランダ・ハートや敵役たちとのテンポのいい言葉のやりとりが笑わせてくれるので、個人的には吹き替えもおススメです。

一言で言えば、「すっごくおもしろい！」というのが感想です。スパイ映画と聞くと、なんだかすごく優秀でスマートで、全然ダメなところがない人か、とにかくダメすぎる人かしか出てこない印象があるのですが、今作はぽっちゃりした主人公が、内勤だったのに現場に出ることになるところから始まります。ちょいぽちゃな彼女に対する扱いはちょっとヒドくて、それが人を貶める感じではなくユーモラス。そして自信過剰な仲間がヘルプのつもりで足を引っ張るなどのアクシデントもありながら、主人公が持ち前のガッツで乗り切るというストーリーにはスカッとします。そして私が特に気に入ってるのはラストシーン。主人公と同じく内勤のはずの同僚で親友が乱入してくるのだけど、任務をなんとか果たして、主人公が恋するスパイとデートのチャンスが訪れるのに、彼女はそれを選ばずに親友と祝杯をあげることを選ぶのです。もう中年にさしかかろうとする女性が、しなやかに自分の人生を選んでいくことへの希望を表現していると私は思い、何回観ても元気づけられます。もちろん、「もー！なんで！？」と思うような展開も満載で、だけどそれが主人公の魅力を開花させていくように作られていて、ストーリーもキャストも一流の人ばかり。意外な人が意外な役で出ているのも見どころのひとつです。