無伴奏(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

学生運動とか、今では想像出来ないようなことが表されており、興味深かったですし、凄く雰囲気が良かったです。

その時代を表現した役者さんのビジュアルはもちろん、当時の言葉の言い回しだったり楽曲、それぞれがもがき苦しむ。この作品の隅々に引き込まれました。

原作に比較的忠実に作られており、キャストも思い描いた通りで大満足です。大好きな内容で見ごたえがありました。良作です。

成海さんと池松さんの二人だからこそ、良い映像になり深みのある物語になったんだと思います。最後は、成海さん演じる主人公の気持ちになり胸が苦しくなりました。切ない映画ですが、私にとってはとても大切な一作。

“無伴奏”を見終わって1番感じたのは衝撃の2文字です。自分も思っていた、勝手に考えていた映画の全てを覆してきたそんな映画でした。またこの俳優さんがこんなことしちゃうの！！え！って思うそんな部分の衝撃もありました。とにかくいろんなことを観終わった後には感じる作品なのですが、世界観がとても素敵でした。時代の流れや風景、ファッションやヘアスタイルまでもが可愛かったりお洒落だったりただそこに居るようなそんなものでさえも美しく見えました！主人公を演じた成海璃子さんはとてもキレイで弱々しく見えるのに映画が進むにつれて見える強さが本当に素敵でした、また斉藤工さんや池松壮亮さんは自分のイメージからはるかにかけ離れていて俳優さんの凄さを感じてドキッとしました、2人の思い合う心と思い合いすぎて見えてくる憎悪だったり周りに対する感情がもうドロドロでなのになぜだかとてもキレイに感じました。2人にかわからないそんな世界を突きつけられた感じです。あらすじすら知らずに友人と観に行ったのですがとても気まずかったです笑内容や世界観はかなり面白いのですが今をときめく人気俳優さんってこんな際どいところ出るんだって驚きもありました。

1969年、実際にあった喫茶店「無伴奏」を舞台に女子高生・響子とそこで出会った大学生2人との成長を描く。この映画を観ようと思った理由はただ1つ、池松壮亮さんが出ているから！ですね。しかも、絡むシーンがあるだとか。そんなの観ますよね！食い気味に！！(笑)　何度も見たであろう池松壮亮の濡れ場はやっぱり美しくてきれいで。祐之介（斎藤工）を見つめる渉（池松壮亮）、どんな映画に出てもどんな役を演じても本当に良い表情をするなぁ。と、池松壮亮さんを見る度にその魅力にどっぷりとはまってしまいます。この物語の主人公は響子だけど観る人によっては渉と祐之介の切ない恋物語ですね。それとは別にこの映画の雰囲気がとにかく好きでした。時代背景を細かく表現した演出・服装・音楽、古びた喫茶店、役者が放つ言葉だったり言葉遣いだったり。またそれに合う成海璃子ちゃんのお顔立ちがすごく美しくて。高校生の時に出会う大学生ってなんであんなに大人に見えるんでしょう。衝撃的な展開ではあったが色々な愛の形をこの132分で観ることができた。また、映像と音楽がすごく心地よい作品でした。最後に無伴奏で流れたカノン、コースターを見つめる響子、泣けた。

直木賞作家である小池真理子による半自伝的恋愛小説を映画化したもので、実在した喫茶店「無伴奏」を舞台に様々な人間ドラマが繰り広げられます。物語の舞台は日本中の学生たちが学生運動をしていた1969年の仙台で、同級生と共に学園紛争を行っていた女子高生の響子は友人の紹介で訪れた喫茶店無伴奏で大学生の渉とその仲間たちと出会いそこから物語は大きく動いていきます。パッヘルベルの「カノン」をリクエストする渉に興味を抱く響子、その興味は次第に大きくなていき強く彼に惹かれていくのでした。女子高生から徐々に大人の女性へと成長していく主人公の響子を演じるのは、たぐいまれなる演技力で話題の成海璃子が体当たりで演じておりその熱演ぶりは監督も絶賛するほどです。思いを寄せる渉役を池松壮亮が演じ、そしてその友人役の祐之介を斎藤工が演じておりとても豪華な俳優陣が揃っている。監督は「三月のライオン」「太陽の坐る場所」で知られる矢崎仁司がメガホンを取っており内容そして演技力全てが魅力的でかなりお勧めの作品になっています。誰もが悩み戦っていた時代、今では考えられないような学生運動を見ていると当時の熱量や思いの強さを感じざるをえません。