映画「犬夜叉 時代を越える想い」の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

浜崎あゆみさんが主題歌を歌ってます。サビの歌詞は本作と相まっており、素晴らしくまさに名曲でした。

音楽も映画らしく豪華なアレンジがされてて好きです。そして映画オリジナルの瑠璃玻璃がとにかく可愛い。犬夜叉シリーズの中で一番好きな推しキャラなので、是非観てほしい！

テレビアニメシリーズを見てて、懐かしくなったので再鑑賞。いつ見ても面白いし、こんなにときめくアニメ作品は他にない。

喧嘩しても、戦国時代と現代で離れ離れになってしまっても、やっぱり心が通じ合ってる犬夜叉とかごめが素敵でした。

「犬夜叉 時代を越える想い」は、犬夜叉とかごめの二人の力が重なると、どんな強大な敵でも倒すことができることを、壮大なスケールで見せてくれる作品でした。四魂（しこん）のかけらを求める犬夜叉たちの前に、そのかけらの力で目覚めた妖怪たちが襲ってきます。そんな妖怪を犬夜叉と仲間たちは、連携して倒していきます。映画の冒頭で、犬夜叉と、かごめをはじめ犬夜叉を囲む仲間たちとのつながりを丁寧に見せてくれます。テレビシリーズを見ていなくても映画が楽しめるサービス満点の演出はありがたいです。今回の敵は瑪瑙丸（めのうまる）です。大陸から父親とともに日本に攻め込んだものの、犬夜叉の父親に敗れ、封印されていたようです。悪役ですが、高橋留美子さんのクールなビジュアルは、かっこいい！そしてずるがしこい！かごめを使って犬夜叉を殺そうとしたり、犬夜叉を自分のすみかに誘い出し、鉄砕牙の力で封印を解かせたりと、策略の限りをつくします。そんな策略にも負けず、必死に戦う犬夜叉たちから目が離せませんでした。何年たっても映像の美しさは色あせません。明るい空も、深い森も、激しい炎も、画面いっぱいに広がり、渦巻き、イメージが広がります。ラスト、強い信頼のきずなで結ばれたかごめと犬夜叉の力が一つになって瑪瑙丸へと向かっていくシーンは圧巻です。最後の最後まで楽しめる映画でした。エンディング、浜崎あゆみさんの歌をバックに、物語後のみんなの生活が描かれます。本当に最後の最後まで楽しかった！そして「おすわり！」最高です！

この映画での1番の見どころは仲間の絆、特に犬夜叉とかごめの絆です。まさにキャッチコピーである「ふたりの想いが新たな軌跡を呼ぶ」の通りのストーリーでした！犬夜叉初めての劇場版ということもあり、アニメ放送とのイラストの違いは最初は慣れないかも知れませんが、観ていたら新鮮でこの雰囲気も素敵だと思いました。私が一番好きなシーンは、犬夜叉とかごめが御神木を通じて気持ちを通わせ合うシーンです。現代に帰り、戦国時代に戻れなくなったかごめが、戦国時代にいる犬夜叉と気持ちを通わせるのですが、真っ白な雪景色の中での時空を超えての会話はとても切なく見えました。しかし、2人で解決策を出し、無事戦国時代に戻ることができたときはとてもほっとしました。今回の敵は相手を支配する術があり、雲母とかごめは操られてしまいます。雲母は珊瑚に、かごめは楓と犬夜叉に攻撃をしてしまいます。特にかごめが犬夜叉に弓矢を向けているシーンはハラハラして目が離せませんでした。何もできない犬夜叉を思うととても辛い気持ちになります。しかし、もちろん最後はハッピーエンドです。仲間の絆、信頼は大切なもので、この一行の絆の強さに感動すること間違いなしです。

アニメの「犬夜叉」は高橋留美子の漫画が原作となっていますが、映画の「犬夜叉」はオリジナル脚本のストーリーとなっています。犬夜叉やかごめを始めとする主要人物はアニメと同じですが、敵は映画オリジナルのキャラクターとなっています。また、映画はアニメの絵のタッチと若干異なっていて違和感を抱きますが、原作よりのタッチといえばそんな感じです。「犬夜叉」は人間と妖怪のふたつの血を持つ半妖の少年・犬夜叉と現代に暮らしながら、ある日突然、戦国時代にタイムスリップした少女・日暮かごめが出会い、バラバラになってしまった、どんな願いも叶うという力を持つ四魂の玉の欠片を探す旅を描く作品です。この映画の見どころは、犬夜叉と愛し合い、それゆえに命を落としたかごめの前世・桔梗が、50年前に犬夜叉を殺そうと矢を射抜いたように、かごめもまた操られ、犬夜叉を射抜いてしまうシーンです。それを知っているからこそそのシーンは切なく、苦しくなりました。きっと犬夜叉は操られて打ったことを解っているだろうし、許そうとするけれど、かごめは50年前のことを解っているからこそ苦しいだろうなと感じました。そして、射抜いたことを理解した桔梗の「お前の世界に帰れ」という言葉の気迫に圧されて、かごめは現代へと強制的に帰ってしまい、桔梗はかごめのことを憎んでいるのかなと複雑な気持ちになりました。戦国時代に戻れず、かごめは500年前の世界で犬夜叉と出会った場所・御神木の前へと佇み、そこで犬夜叉と再会します。犬夜叉の「なんだ…そこにいるじゃねえか」 とかごめを抱き締めるシーンが、この映画のタイトルの意味を感じさせるものといえ、感動できます。戦国時代と現代の違う世界にいながらもお互いに想い合うふたりが素敵でとても感動しました。

ストーリーは四魂の玉の欠片を探して旅する犬夜叉一行の前に妖怪・瑪瑙丸が現れるところから始まります。彼の父親はかつて妖怪の大軍団を率いて日本に攻め込んで来た妖怪・飛妖蛾（ひょうが）で、犬夜叉の父親に自分の父親を殺されたことを恨んでやって来ました。犬夜叉の父親はもう亡くなっているので息子である犬夜叉に怒りの矛先か向いてしまいます。こうして犬夜叉と瑪瑙丸達の戦いが始まってしまいます。瑪瑙丸は一味のリーダーでもあり、犬夜叉の一族の復讐を望んでいます。人間や半妖をかなり見下しており、特に犬夜叉の一族のことは「人間などという愚劣な生き物に骨抜きにされた腑抜けの妖怪共」とまでさぜすんでいます。原作のストーリーでもあるあるですが、「半妖」って本当に複雑ですよね。妖怪でもなく、人間でもない。どちらにもなれず周りから認めてもらえない。犬夜叉かかごめと出会うまでなかなか他者に心を開けずにいたのもなんだかわかるような気がしますね。瑪瑙丸は、かごめをさらって犬夜叉をおびき寄せるきっかけにします。また、かごめに埋め込んだ勾玉で彼女を操り、犬夜叉を倒そうと、犬夜叉に向けてかごめに弓矢を引かせてしまうのです。かごめは犬夜叉に「逃げて」といいますが犬夜叉は「お前を置いて逃げたりしねぇんだよ」と返し、その場から逃げません。かごめが涙を流しながら弓を引くシーンは観ていて泣けます。お互いを信じ合う二人の気持ちが時代を越えた奇跡を起こします。

カゴメのナレーションでこれまでの解説をしてくれるので、初めて犬夜叉を観る人にもとてもわかりやすい内容だと思います。妖怪好きや歴史が好きな人ならハマってしまう時代アクションがかっこいいアニメ作品です。カゴメのお弁当を仲間みんなでピクニックのように食べるシーンで、犬夜叉がカゴメのお弁当よりもカップラーメンを楽しみにしていることに現代人ぽさを感じて笑えました。また、メノウマルに操られたカゴメが犬夜叉を攻撃しようとする様子は、かつての犬夜叉とキキョウを思い起こさせて見ていて切なかったです。そんなカゴメに対するキキョウの態度にも、嫉妬のようなものが垣間見えるシーンがあって、犬夜叉がカゴメとキキョウの二人から愛されているというのもよく伝わってきます。また、カゴメが時代樹を通じて犬夜叉と会話できた場面では、「俺にはお前が必要だ」という犬夜叉の本音が聞けてよかったし、ぶっきらぼうだけどカゴメのことが好きだというのが伝わってきてこちらもドキドキしました。巫女の矢を通じて戦国時代へと戻れたのに、犬夜叉とカゴメがケンカし始め、せっかく戻れたのに早々ケンカかという思いと同様に、なぜだかその光景にホッとする気持ちもありました。音楽にも映像にも迫力があり、なおかつ犬夜叉のカッコよさが前面に出ている作品です。