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ハリーポッター7完結最後の前編(映画)の内容

映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は、2010年11月に日米同時公開されました。

作家のJ・K・ローリングの子供向けファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズの第7巻を原作に、映画シリーズ5作目から監督を務めるデイビッド・イェーツがメガホンを取りました。また、原作者のJ・K・ローリングが制作として初めて直接映画に携わってます。

物語は、ホグワーツの校長であり偉大な魔法使いでダンブルドアが遺した意思を継いで、ヴォルデモートの弱点である分霊箱を探し出して破壊する旅に出る姿が描かれております。

三人の旅の過酷さがすごく伝わってくるし、極限の状況の中で希望が見えなければ誰だってそうなる…。それでも三人とも頑張ってて、最後は壮大に泣いた。

最初から最後までずっとダーク。ただひたすらダーク。本作だけで悲しい別れが多すぎで、何回観ても泣いてしまいます。

なんか今までのハリー・ポッターとは違い、まったく別の映画作品を観てるみたい。最後がどうるなるのかPART2が早く観たい終わり方でした。

一人では戦えない。一瞬たりとも気が抜けない。私だったら500回は死んじゃってるかな…。みんなの協力が良いですね。ダンブルドアの最後に残した「ハリーこそが最後の希望だ。彼を信じよ。」素晴らしいセリフに感動です!

あらすじ

スネイプが放った死の呪文によりダンブルドアは死亡し、死喰い人として期間したスネイプは、マルフォイを連れて姿を消しました。そして、最大の脅威がなくなったヴォルデモートは、魔法省を占拠し、ホグワーツもまたスネイプが校長になるなど、数々の異変が起きていました。

ハリーは、ダンブルドアの意思を受け継ぎ「ヴォルデモートと滅ぼす唯一の手段・分霊箱の破壊」を遂行するため、学校には戻らず親友のロンとハーマイオニーの三人で旅に出ます。

しかし、手掛かりがほとんどない状態での困難な旅、謎の遺言やアイテム、中途半端なヒントしか残さなかったダンブルドアに対して、疑念と不信感を強めていき、家族同然ともいえる仲のハリーとロンの間に亀裂は生じてしまいました…。

無事、分霊箱を見つけ出して破壊することが出来るのか…。

見どころ

冒頭から惹きこまれる展開

闇の帝王・ヴォルデモートの脅威は魔法界だけでなくマグル(人間界)を巻き込む壮大なものとなってしまい、もはや些細な移動ですら命がけになってしまったハリーたち。

今作が始まって早々に訪れる危険な場面で、ハリーを守るために考えられたシンプルだがハイリスクな作戦は吉と出るのか?凶と出てしまうのか?

冒頭から手に汗を握る展開で、直ぐに本作の魅力に惹きこまれてしまうことでしょう。

過酷な旅の先に

前作『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で、ヴォルデモートの不死身の所以を知ったハリーは、ヴォルデモートの魂が入った6つの分霊箱をロンとハーマイオニーの三人で捜索する旅に出ます。少ない手掛かりをもとに困難を極める状況で、大親友であり家族同然の三人の仲でさえも亀裂が生じてしまうほどの過酷な旅。

また、ダンブルドアが三人の遺したアイテム“灯消しライター”“吟遊詩人ビードル”“金のスニッチ”“ゴドリック・グリフィンドールの剣”。剣はまだしも、他のアイテムは役に立つのか?と思っていましたが、しっかりと分霊箱探しの旅をサポートしてくれているので注目です。

身体だけでなく、精神的にもボロボロになりながらも、自分たちの使命を全うとする彼らの雄姿は、本作の最大の見どころとなっております。

スタッフ

原作:J・K・ローリング「ハリー・ポッターと死の秘宝」
監督:デイビッド・イェーツ
脚本:スティーブ・クローブス
音楽:アレクサンドル・デプラ
製作:デイビッド・ヘイマン / デイビッド・バロン / J・K・ローリング
製作総指揮:ライオネル・ウィグラム

キャスト

主要人物

ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ(小野賢章)
ホグワーツで7年生となり、学校に戻らずヴォルデモートの分霊箱を探す旅に出る。

ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント(常盤祐貴)
分霊箱を壊す旅に出て、眠っていた指揮能力を開花させる。

ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン(須藤祐実)
両親の安全を確保するため、自分のことを忘れさせて分霊箱探しの旅に出る。

死喰い人

ヴォルデモート:レイフ・ファインズ(江原正士)
トム・マールヴォロ・リドル:フランク・ディレイン(福山潤)
6つの分霊箱に魂を別けることにより、全てが破壊されない限り死ぬことがない方法を取った最大最強の敵。

ベラトリックス・レストレンジ:ヘレナ・ボナム=カーター(高乃麗)
ルシウス・マルフォイ:ジェイソン・アイザックス(諸角憲一)
ナルシッサ・マルフォイ:ヘレン・マックロリー(佐藤しのぶ)
ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン(三枝享祐)
ヤックスリー:ピーター・マラン(廣田行生)
ピーター・ペティグリュー:ティモシー・スポール(茶風林)
フェンリール・グレイバック:デイブ・レジェノ(江川央生)
スカビオール:ニック・モラン(佐藤せつじ)
アントニン・ドロホフ:アーベン・バジラクタラジ(山口りゅう)
ソーフィン・ロウル:ロッド・ハント
アレクト・カロー:スザンヌ・トース
アミカス・カロー:ラルフ・アイネソン
ワルデン・マクネア:Tony Kirwood
トラバース:ジョンCampling
セルウィン:サイモン・グローバー
オーガスタス・ルックウッド:ポール・カンナ

不死鳥の騎士団

セブルス・スネイプ:アラン・リックマン(土師孝也)
リリーのことを愛しており、彼女の意志を継ぐ息子・ハリーを守るために死喰い人へのスパイをしていた。

アルバス・ダンブルドア:マイケル・ガンボン(永井一郎) / 青年時-トビー・レグボ
ルビウス・ハグリッド:ロビー・コルトレーン(斎藤志郎)
アラスター・ムーディ:ブレンダン・グリーソン(小林修)
リーマス・ルーピン:デイビッド・シューリス(郷田ほづみ)
ニンファドーラ・トンクス:ナタリア・テナ(日野未歩)
キングズリー・シャックルボルト:ジョージ・ハリス(立川三貴)
マンダンガス・フレッチャー:アンディ・リンデン(福沢良一)
フラー・デラクール:クレマンス・ポエジー(小笠原亜里沙)
エルファイアス・ドージ:デヴィッド・ライオール(村松康雄)
ジェームズ・ポッター:エイドリアン・ローリンズ
リリー・ポッター:ジェラルディン・ソマーヴィル

ウィーズリー家

ジニー・ウィーズリー:ボニー・ライト(高野朱華)
フレッド・ウィーズリー:ジェームズ・フェルプス(尾崎光洋)
ジョージ・ウィーズリー:オリバー・フェルプス(尾崎光洋)
モリー・ウィーズリー:ジュリー・ウォルターズ(一龍斎貞友)
アーサー・ウィーズリー:マーク・ウィリアムズ(梅津秀行)
ビル・ウィーズリー:ドーナル・グリーソン(佐藤拓也)

ホグワーツ魔法魔術学校

ルーナ・ラブグッド:イバンナ・リンチ(三村ゆうな)
ネビル・ロングボトム:マシュー・ルイス(上野容)
シェーマス・フィネガン:デヴォン・マーレイ
コーマック・マクラーゲン:フレディー・ストローマ(小松史法)
ナイジェル・ウォルバート:ウィリアム・メリング
チョウ・チャン:ケイティ・リューング
グレゴリー・ゴイル:ジョシュア・ハードマン
ブレーズ・ザビニ:ルイス・コーダイル
パドマ・パチル:アフシャン・アザド
パンジー・パーキンソン:スカーレット・バーン
ラベンダー・ブラウン:ジェシー・ケーブ
ロミルダ・ベイン:アンナ・シェーファー
ケイティ・ベル:ジョージーナ・レオニダス
リーアン:イザベル・ラフランド
ハンナ・アボット:ルイザ・ウォーレン
ホラス・スラグホーン:ジム・ブロードベント(森功至)

魔法省

ドローレス・アンブリッジ:イメルダ・スタウントン(小宮和枝)
ルーファス・スクリムジョール:ビル・ナイ(小川真司)
パイアス・シックネス:ガイ・ヘンリー(家中宏)
マファルダ・ホップカーク:ソフィー・トンプソン
レジナルド・カターモール:ステファン・ロードリ
メアリー・カターモール:ケイト・フリートウッド
アルバート・ランコーン:デヴィッド・オハラ

ダーズリー家

バーノン・ダーズリー:リチャード・グリフィス(楠見尚己)
ペチュニア・ダーズリー(幼少期):フィオナ・ショウ
ダドリー・ダーズリー:ハリー・メリング(忍足航己)

その他

オリバンダー老人:ジョン・ハート(小林勝也)
ゼノフィリウス・ラブグッド:リス・エヴァンス(佐々木睦)
グリップフック:ウォーウィック・デイビス(宮澤正)
グレゴロビッチ:ラデ・シェルベッジア(外谷勝由)
ミュリエル・プルウェット:マテロック・ギブス(沢田敏子)
チャリティ・バーベッジ:キャロリン・ピックルズ(林りんこ)
ゲラート・グリンデルバル:青年時-ジェイミー・キャンベル・バウアー / 老年時-マイケル・バーン(大木民夫)
バチルダ・バグショット:ヘイゼル・ダグラス
リータ・スキーター:ミランダ・リチャードソン
マダム・マクシーム:フランシス・デ・ラ・トゥーア
ガブリエル・デラクール:アンジェリカ・マンディ
グレンジャー夫人:ミシェル・フェアリー(小林美奈)
グレンジャー氏:イアン・ケリー
アルダートン:ネッド・デネヒー(坂本くんぺい)
ドビーの声:トビー・ジョーンズ(高木渉)
クリーチャーの声:サイモン・マクバーニー(柴田秀勝)

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ハリーポッター7完結最後の前編(映画)の感想

30代女性

ダンブルドアが亡くなってしまい、悲しみにうちひしがれる暇もなく、ハリーたちは、ヴォルデモートを倒すために分霊箱を探しにですことになる。ダンブルドアという強力な味方がいなくなり、不安も大きいだろうにハリーたちは自ら危険にたちむかっていこうとする姿に感銘を受けました。ヴォルデモートという倒すことができるかもわからない脅威を弱めることができる分霊箱の存在は、ハリーたちにとって希望の光のように感じます。しかし、何の手がかりもない状態で、広い世界からどこに分霊箱があるのか探すのはほんとに至難の業である。ハーマイオニーが自分の両親の記憶を自分の魔法で消すときには、見ていて胸がくるしくなりました。ハリーポッターと賢者の石で、ハリーに杖を選んだオリバンダーも今作品で深くかかわってくるので驚きました。ヴォルデモートとの闘いにそなえている中で、とても緊迫したシーンが多かったですが、ビルとフラーの結婚パーティはつかの間の幸せな瞬間に感じました。ハリーには、最初に捕まえたスニッチ、ロンには火消しライター、ハーマイオニーには吟遊詩人ビードルの物語の本をダンブルドアの遺品としてあたえられますが、ヒントもなく何に使うかまったくわからいけど、意味もなくダンブルドアがそれぞれに託した訳はないので、これらがどんなときに意味をしていくのかがとても興味をひかれた瞬間でした。

20代男性

ホグワーツの偉大なる魔法使いにて校長の「アルバス・ダンブルドア」が「セブルス・スネイプ」の裏切りにより、死亡した衝撃の前作からの続編。その理由もあって、終始非常に暗い雰囲気でストーリーが進み主人公陣営も「ヴォルデモート」のあまりの恐ろしさに心が折られる寸前迄追い詰められています。しかし、本作はそんな絶望な状況ながらも、確かに存在するヴォルデモートの弱点を探すハリー陣営の諦めない行動力が面白いところでもあります。また、今作では最終話と言う事も相まって今まで謎だった様々な事が次々と明らかになってきます。なので、今作を観る前に可能な限り過去作品のストーリーを今一度確認してから今作をみるとより面白いかも知れません。今までのハリーポッターシリーズの映画は各部一つの映画で描いていましたが、今作はPART1とPART2と言う前編後編に分かれている為、小説の細やかな部分もしっかりと描かれております。その為、映画を見る前に小説を読んで内容を把握し映画を見たもののここのストーリーが飛ばされていて納得出来なかった!!と言う事が余り感じずに最後まで見れると思います。実際私も小説を読んでから映画を観ましたが、丁寧に登場人物の心情などを描いていた為むしろ映画版の方が、内容を理解できる程でした。最初にも書きましたが終始暗い雰囲気が漂う最終話ではありますが、小説を読んでいる人いない人両方共が非常に楽しめる作品となっていると思います。

20代女性

今回はなかなか戦闘シーンがおおく激しかったです。ハラハラドキドキ!!!大人になった三人が魔法も上達しており、戦う姿がとても勇敢でかっこよかった!!!!話も序盤で、ロンやハーマイオニー、ろんの兄弟やルーピンせんせいたちが、おなじみのポリジュース薬でハリーになるところは笑えました(笑)マッドアイが殺されたのは残念でした、、、面白いキャラクターだったのでもっと見たかったです。今回も続々とヴォルデモートの謎が明らかになっていき、この先の展開にワクワクしていました。今回の見どころはぶんれい箱を探し出してこわしていくのですが、一筋縄ではいかず、仲間割れをしたりと三人がバラバラになりかけてしまいどうなってしまうんだろうとおもいながらみていました。精神的にもつらそうなシーンもたくさんありましたね。それでも諦めずに三人で力をあわせ戦っていく姿に三人の絆を強く感じました。三人がそろうと無敵ですね!今回わたしの見どころは死の秘宝の真実が明らかになるところでした。死の秘宝のお話が深い話ですきです。最後のドビーがハリーたちをかばって死んでしまうシーンは衝撃でした。ドビーすきだったのでとても残念でした(´;ω;`)

20代男性

シリーズ最終章の前半です。死の秘宝は大長編ハリーポッターの最後の章になるため異例の前半と後半に分かれていることに驚きですね。ダンブルドアがなくなり、ついにヴォルデモートによる闇の力の支配が世界を覆います。わずかに残された対抗手段はヴォルデモートの分霊箱をすべて破壊するというダンブルドアがひそかに行っていたこと。ハリー達の分霊箱破壊の旅が始まるのでした。ロンとハーマイオニーはかつてないほどの勇気が必要となっていました。自分の感じた部分では二人が毎シリーズでハリーが最後に戦っていたラスボスクラスの相手をしなければいけませんでした。そして仲間も減り、かつてない空虚さと絶望感を感じましたね。ヴォルデモートも分霊箱が破壊されていることに気づいており、不死鳥の騎士団の息残りを全力でつぶしにかかっていました。今までどこか余裕を見せていて、ハリーにも親切にしていたような描写があったボルデモートですが、この章辺りから、本気を出し始めたのか、かなり非情で残酷さが増して恐怖を感じましたね。唯一の救いはダンブルドアから奪った最強の杖ニワトコが適合していなかったということですね。最後はまさかのドビーが死んでしまいましたが、ハリー達もついに逆襲の時が来たのだと感じました。

20代女性

私の大好きなハリーポッターシリーズ。何回見ても飽きない。何回見ても面白いと思う。いよいよヴォルデモート卿との、最終決戦の始まりです。やっと、終わりがみえてきたっていう感じですね。一番最初から、「怖い。何があったの?」とハラハラドキドキしてしまう場面があり、冒頭から引き込まれましたね、完全に。ハリーポッターシリーズはどの作品も、魔法を使うシーンが魅力の一つだと思いますが、最終話に進んでいくにつれて魔法を使うシーンが本当に迫力があります。もう、バッチバチです。それでいて、死の秘宝パート1はダンブルドアが亡くなって絶対的な指導者、リーダーが急にいなくなってハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が彷徨いぶつかり合うところも見どころの一つだと思います。アクション系の演出は控えめで、人間味というか自分自身との戦いというか、魔法!ヴォルデモート!っていうよりは、分霊箱を探しながら人間関係をじっくり表現していて、17歳になりいろんな葛藤や焦りを感じ大人になった3人を堪能できる内容だと思います。今までのハリーポッターと比べてしまうと、少し迫力がないように感じますが、この作品あっての死の秘宝パート2で完結することができるんだと思いました。

30代女性

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は、ハリー・ポッターシリーズの最終話前編で、これまでのシリーズとは違い二部構成になっているため、これまでのシリーズよりもより原作に忠実に描かれています。そのため、原作ファンからの支持率も他のシリーズより高く、人気の高い作品となっています。この作品は最初から最後まで暗めの描写が多く、悲しいシーンも多々あります。というのも、この一昨前のラストにホグワーツ魔法魔術学校校長であったダンブルドアが無くなってしまったため、これまでは安全であったホグワーツが必ずしも安全な地とは言えなくなってからです。また、「マグル界」と呼ばれる魔法の使えない人間の住む世界でもヴォルデモートたち闇の勢力の力が及ぶようになっており、シリーズの中でも特にダークファンタジーな展開となっています。世界中がこのようになっている中、ハリーはホグワーツ入学以来ずっと共に行動してきたハーマイオニーとロンと共にヴォルデモートを倒すために分霊箱を探すために旅立ちますが、その最中で起こるドキドキなハプニングたちに私はつい手に汗を握って見入ってしまいました。シリーズのクライマックスに向かって駆け足で上がっていく本作品は必見だと思います。

50代男性

薄暗くよどんだ空の下ハリーポッターとその仲間達は不安な表情から物語は始まります。巨大力を持ったヴォルデモート卿とその一味の追手が迫っているからです。物語はヴォルデモート卿から姿を隠しながらも盗まれたロケット、グリフィンドールの剣、分霊箱の破壊と方法、ルーナの父が首に掛けている紋章、そしてダンブルドアから送られた3つの遺品を手がかりに謎を解き明かす旅となります。そんな暗い物語の背景でもユーモアが見え隠れしているシーンも沢山あります。これも俳優さん達の演技力ですよね。ヴォルデモート卿とその一味がテーブルを囲んで会議をしているシーンでもベラトリックスが「我が君、私におまかせください。あやつを殺したいの」するとヴォルデモート卿は「ベラトリックス、お前が血に飢えているのは良いが…ハリーポッターは俺様が直々に始末する」と言われた時のベラトリックスの身をすくんだ表情が凄く印象に残っています。そして人さらい達がハリーポッターと他2人を捕らえた後のシーンでベラトリックスは人さらいの腰に差してある剣に「それは?」と気づき「その剣をどこで手に入れたぁー」と尋ねると人さらいは「娘子のバッグの中から出てきた、もう俺のもんだぁ」するとベラトリックスが襲い掛かり「行けぇー出ていけぇー」と乱心ぶり、さらにベラトリックスは「この小僧共を地下牢にぶち込みなぁー」そしてハーマイオニーを前にして「ちょっとこのお嬢ちゃんと話がある。」…..「女同士でね」で私にはベラトリックスのハートマークが見えました。その後の女同志の話し合いは凄まじいものがありました。ベラトリックス役のヘレナ・ボナム=カーターは本当素晴らしい女優さんです。でも私はルーナ・ラブグット役のイヴァナ・リンチ方が好きなんですけどね。

30代女性

本作では序盤から分霊箱を探す経過がストーリーになっていたため、これまでのシリーズでも最もわかりやすいストーリー展開でした。今作では分霊箱がいくつ見つかるかということはもちろん、さらに分霊箱を探す過程も見どころになっています。マッド・アイはあっけなくやられてしまい、デスイーターや人さらいに常に狙われっぱなしで落ち着く暇もなくストーリーはどんどん進んでいきます。まさに怒涛の展開です。命すれすれのところをなんとか潜り抜けていくハリーやロン、ハーマイオニーには強い精神力を感じました。まだまだ半人前の魔法使いだった一作目から振り返るとみんな精神的にぐんと成長したなあと思います。それゆえに3人の冒険シーンは観ていて感動的でした。しかし、ハリーたちはこれだけ危機に晒されながらも本編通しての分霊箱探しは散々な結果に終わったのは残念でした。今作で見つけた分霊箱はわずかなもので、残る分霊箱は次で全て見つかるのだろうかという緊張感が高まるラストでした。しかし今作で散々な結果だっただけに次作Part2への期待が大きく膨らみます。今作があまり奮わなかった分、次作では大きなどんでん返しがあるのではないかとわくわくしました。

20代女性

クライマックスに向かって大きく動く作品です。真剣なシーンではありますが、最初の部分でポリジュース薬で、ハリーが6人出来上がったシーンはクスッと笑ってしまいました。そのあと、だんだんハリーにとって身近な人でもあり、見ているこちらとしても思い入れの強いキャラクターだったりが亡くなってしまうことで、物語が終わりに近づいていることを改めて感じます。分霊箱を探す旅にでますが、ここでハリー、ロン、ハーマイオニーの3人の等身大の姿が描かれているなと思います。喧嘩や嫉妬、魔法界に関係なく怒ることがここで描かれていて、少し親近感が湧きます。そう思うと、余計に自分がこの年齢だったらこんな大きな使命をやり遂げることができるのかと、不安にもなりました。また、マルフォイも散々ハリーを嫌ったり、悪く思っていましたが、前作の恩なのか、本当は心から嫌ってはいなかったのか、良い人なのではと思わせてくれるシーンもあります。最後は悲しく終わりますが、窮地に立たされて、いままで出てきていたキャラクターがより内面を出しているように描かれていると思います。最後に向かってどんどん見ている側も感情移入が強くなっていきます。本当に面白い作品です。

30代女性

シリーズ7作目にして完結です。PART1とPART2の二部作で、原作で描かれる数々の闘いを余すことなく映像化されています。ハリー、ロン、ハーマイオニーも大人びた雰囲気となり、1作目からの成長を見ることができます。ヴォルデモート卿との闘いに、ついに終止符が打たれることになります。PART1の見どころのひとつは、ハリーとロンの友情です。シリーズの冒頭は前作まで、波乱万丈の夏休みからの始まりでした。しかし、前作でダンブルドア校長がヴォルデモート卿との闘いに敗れ、ホグワーツ魔法学校の存続が難しくなります。ハリーは叔父の家には戻らず、ヴォルデモート卿を追うことにします。そしてロンとハーマイオニーは、ハリーと共に行動することを決めます。ロンは「生き残った男の子」として注目を集めるハリーに対して、劣等感を抱いていました。ヴォルデモート卿を追う過酷な生活が、その思いを増幅します。自信のなさから、ハリーとハーマイオニーがキスをしている幻を見てしまいます。魔法省へ忍び込んだ時に怪我をしたことも重なり、ロンは苛立ちをハリーにぶつけてしまいます。2人は口論となり、別行動をとることになります。その後のロンの行動が、見どころのひとつです。

 

まとめ

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