岩合光昭の世界ネコ歩きの見逃し無料動画配信と再放送情報6/16フランス・ブルゴーニュ｜Youtube/Dailymotion/Pandora/Miomio/9tsuよりオススメ

大好きな番組で、今回は特にフランスのブルゴーニュという美しい地方の猫たちだったので、いつもにも増して家族で楽しみました。この番組って、岩合さんが画面にほとんど登場されないことがこれまで多かったと感じるのですが、今回は多く映っていて嬉しかったです。地元のアーティストの女性と自己紹介をし合う場面など、貴重で、とても微笑ましかったです。ブルゴーニュは、どこを切り取っても、絵ハガキや、絵画になるほどに絵になる街で素敵です。家々の壁は落ち着く同色に統一されているため、ちょっとだけ飾った、門前の花々が映える映える！そこに猫たちが寛いでいて、つくづく「調和のある街って豊かだなー」と思いました。猫たちのお顔なのですが、スラリとしたスタイルの良い猫も親しみを感じる、ちょっぴりズグっとした猫も、両目から鼻に掛けてのラインがシュッとしています。日本の猫たちに比べて、より寅っぽいというかチーターっぽいというか、鼻が高くて格好良かったです。登場した猫たちの中に黒猫の兄弟がいたのですが、兄弟でも毛並みが随分と異なっていて、私は猫の兄弟について知識がないので、「そういうものなのか」と新しい発見もありました。その兄弟ネコは瞳が美しいイエローで、そこのところは2匹とも同じでした。それから、登場する猫たちの名前がお洒落で、さすがフランスです。日本でチョコレートの名前として発売したら売れるのではないかしらん。

ブルゴーニュってワインの産地ということ以外、どういう所か知らなかったのですが、昔の建物やお城が残っていて、タイムスリップしたような素敵な街並みだと思いました。どこを撮ってもお洒落で絵になる風景で、いつか行ってみたいと思う場所が増えました。その綺麗な風景の中に猫も溶け込んでいて、芸術品の絵画のように見える場面が沢山ありました。ブルゴーニュの猫は、目がつり目気味でクールな眼差しの猫が多いと感じました。でも体は皆ふっくらしていて、街の人もおおらかで優しい方ばかりのようなので、いつも美味しい食べ物を沢山貰っているのかなと思いました。あと、どの猫もカメラの前でもとてもリラックスしている様子で、興味のままに動き回っていたと思えば、何分か後には芝生や砂の上に寝転んでごろごろしたり、自由にのびのびと過ごしていて微笑ましかったです。一番印象的だったのは、フィロという猫です。今まで見たことがないような美しい黒猫だと驚きました。少し茶色や灰色の毛が混ざった綺麗な毛並みの黒猫で、目は金色で目力があり、動きも堂々としていて気品がある猫だと思いました。時間がゆっくりと流れているようなのどかで美しい風景と、そこにマッチしたお洒落な雰囲気の綺麗な猫達にとても癒されました。

春の霧の中の城の前に苔生す岩。そこに登場するのはかわいらしくも貫禄のあるオス猫、ティグル。ワインの名産地、フランスのブルゴーニュにある12世紀に建てられた古い城の周りを散歩するところから始まった。まるで御伽話のような世界だ。猫が街の中をまるで案内してくれるかの様なカメラワークで中世の趣きのある街中をどうどうと道の真ん中を歩き、教会まで案内してくれた様だ。猫も可愛いが、とにかく景色がいい。高台から見下ろす葡萄畑。別のネコの名前は出てこなかったけど、壊れた石垣をモチモチのねこが降りてくる姿がかわいい。岩合さんの撮影する猫たちはみんな撫でたくなるほど、かわいらしい描写で撮られている。日本ではないフランスの背景に感心しつつ、どの国でも変わらないネコの姿形だけれど、国がかわるだけで、少しおすましさんに見えるのは不思議だ。そして案外、猫たちは美味しそうなものを食べている。どう表現するべきかはわからないけど、猫たちが平和で幸せそうに暮らしている姿は、単純で当たり前な日常のありふれた幸せを体現している様な気がする。今が平常時と言い難いからか余計に猫の可愛らしさに癒され、現実逃避と共に旅行気分も少し味わえた。さすがに簡単に旅行に行ける様な場所でもないので。

フランスのブルゴーニュ地方は、美味しいワインができる土地として有名ですが、ネコたちが散歩しているのは、緑のたくさんある給料地帯で、昔は要塞だったというお城の跡や、教会の鐘の音が聞こえるようなのどかな場所で、都会で暮らすネコたちよりも随分、気分が良く、ストレスがなく暮らしているのだろうなと思いました。こんな自然にあふれた場所では、ネコたちはどんなエサをもらっているのだろう？と気になりましたが、ゴハンを食べている最中には、無理に寄って行って、カメラを向けたりしないのは、さすがネコの気持ちがよくわかっている岩合光昭さんらしいなと思いました。黒くて毛並みの長いネコが出てきたとき（おーっ、フランス人みたい）と感じたのと同時に、相武紗季さんの優しくて控えめな声で「まるで、フランス貴族みたい」というナレーションが入って、やっぱり誰が見てもそう見えたんだなと、思わず笑顔になりました。岩合光昭さんの『世界ネコ歩き』は、“ネコ視聴率No.1番組”と表現されることもあるほどて、我が家のネコは今回もテレビ画面の前に陣取って、ネコが右に左に動くのに合わせて、首をかしげながら見ていました。我が家のネコにとっても、ネコ好きの私にとっても、たまらない1時間でした。