サイエンスZEROの見逃し無料動画配信と再放送情報6/21尾瀬｜Youtube/Dailymotion/Pandora/Miomio/9tsuよりオススメ

なんとなく見始めたのですが、尾瀬の地下世界にビックリしました。尾瀬といえば唱歌の滝廉太郎先生しかイメージなかったのですが、あんなにも多くの小池が存在しているんですね。それに標高が高いのに自然が素晴らしかった。数多くの生き物たちや虫たちが暮らしています。見ているだけで癒されたのですが……今回は地下世界ということで潜った映像が見られました。なかなかない！いや、今後絶対見られない映像だ！そう思い録画ボタンを押しました。「竜宮」と呼ばれる謎の池の解明のためにカメラを送り込む内容だったのですが……ドキドキしましたね。その池の先にはきっと竜宮につながっていると古から言われてきているそうなのですが、いったいどこに繋がっているんだ！？とテレビに夢中になりました。池の中は透き通っているけれども中には植物の残骸が残されていました。人一人やっと通れるぐらいの真っ暗な穴の中をカメラが入っていくのは緊張でした。その道中にもやはり多くの生物たちの姿がありました。尾瀬はほんとうに生き物たちの安寧の地なんですね。尾瀬の研究はまだまだ続くそうです。私たちが簡単にみられる映像ではないので是非見てドキドキを味わってほしいですね。竜宮は本当にあるのか……是非多くの人に見てほしい番組でした。

「夏がくれば 思い出す～」の歌曲『夏の思い出』でお馴染みの尾瀬の湿原についての特集でした。尾瀬の、尾瀬沼やその周辺の自然景観については有名ですが、今回は外からは窺い知ることのできない地下・水面下の実態についての特集でした。20年ぶりに実施された総合学術調査を取材したものでしたが、まずは尾瀬の水中を撮影した景観が神秘的でとても新鮮でしたね。尾瀬は山岳湿原として名高い場所ですが、湿原にとって最も重要な要素は「水」です。水がなければ美しい花々を咲かせる水生植物も生育できないわけですし、ある意味、水の中にこそ湿原の真髄が隠されていると言っても過言ではないでしょう。しかも地下の水路にツチガエルが暮らしていることにもびっくりしました。私の近所にもツチガエルは生息していますが、同じ種類のカエルがそんな環境にも適応しているなんて、尾瀬の生態系の複雑さを物語っているのではないでしょうか？　また季節ごとに見せてくれる四季の景観の変化も格別ですね。ただでさえ登山しながら行くような場所ですし、西日本に住んでいる身でなかなか気軽には行ける場所ではないのですが、いつか尾瀬を訪ねてみたいと、改めて思わされた番組でした。

最近は、『あさイチ』のAIアナウンサーとして人気のある、森田洋平アナウンサーが、普通のアナウンサーとして、表情豊かに番組の進行を務めていて、ちょっと新鮮でした。今回、水中ドローンを使って調査をした尾瀬は、「夏が来れば思い出す…」という歌でも有名な場所なので、まだ水はきれいに保たれているのだろうとは思っていましたが、私が思っていた以上に透明度が高く、８Kカメラで映し出された映像は本当に澄んでいるなと思いました。でも、水中が画面に映し出されているときも、ほぼワイプで小島瑠璃子さんの表情も一緒に出ていたのは、ちょっと残念でした。とてもきれいな映像だったので、ワイプは無しで、思う存分、水中の世界を楽しみたかったなと思いました。それにしても、尾瀬の水は、見た目がきれいなだけではなくて、ミネラルも豊富だそうで、だからこそたくさんの生き物が生息しているのだろうなと思いました。日本にも、まだこんなにきれいな水が守られている場所があるのことは素晴らしいと思いました。次の調査は20年後ということですが、その頃まで、このきれいな水が守られていると良いなと思いました。ただ、現在すでに60歳を超えているように見える研究者に対して「20年後は何を見たいですか？」と尋ねた小島瑠璃子さんに対しては、その質問はちょっと酷だなと思いました。