仮面ライダーウィザード＆フォーゼ(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

この作品の魅力は、フォーゼでもなく、ウィザードでもありません。間違いなくポワトリンです！僕のヒロイン像として完璧です。あぁ、可愛いすぎる。

本作は仮面ライダー達がクロスオーバーするＭＯＶＩＥ大戦の四作目にあたり、仮面ライダーフォーゼと仮面ライダーウィザードが共演を果たしますが、実はこの映画、ＭＯＶＩＥ大戦４作目なだけでは無く、平成第二期『４』号のフォーゼ、そしてフォーゼにとっては『４』作目の映画。と、言うように偶然か否か４が多く絡む映画になっており、注意して見れば他にもある隠された４に気が付くかもしれません。さて、今回の映画も前作の『宇宙キターッ！』と、同様に石ノ森章太郎先生の作品から『イナズマン』、『ポワトリン』。そして適役として『アクマイザー３』の三人が名前と姿にリファインを加えた姿で登場し、仮面ライダー達の前に立ちふさがります。ストーリーとしては『序章』、『フォーゼ編』、『ウィザード編』、『ＭＯＶＩＥ大戦』の４部構成になっており、フォーゼ編では高校を卒業し、あの髪型のまま高校教師となった弦太朗と絶望し『怪人同盟』を名乗る生徒達との熱血ドラマと仲間たちとの再会を描き、特にある人物との再会は劇場版フォーゼを見てきたファンには歓喜間違いなしです！　そして続くウィザード編ではアンダーワールドでの晴人とポワトリンとの出会い、そして普通では有り得ない異質なアンダーワールドについての謎ときがメインとなり、ＭＯＶＩＥ大戦編では合流したウィザードとフォーゼ。そしてゲストとして駆けつけたレジェンドライダー達と悪魔軍団との真っ向勝負が描かれます。他に見逃せないポイントとしては悪魔繋がりで敵のボス『ザタン』のドスの効いたカリスマ溢れる演技と、ド派手に繰り広げられるカーアクション。そしてまず予測不可能なポワトリンの正体などです。なお、本作は時間列的に言えば先に作られた作品なのにも関わらず、後に２０１７年に公開された『仮面ライダー平成ジェネレーションズ　ビルド＆エグゼイド　with平成ライダー』の後日談となる大変珍しい映画となっておりますのでそこも注目すべきポイントかもしれません。

この作品では，アクマイザーの野望が爆発します。これまでよりさらにパワーアップした怪人に対し，どのようにライダーたちが戦うのか，それが本作品の見どころです。この作品はこれまでの仮面ライダー映画の最高峰の映画だったと思います。なぜなら，このアクマイザーを倒すために，これまでの懐かしライダーたちが次々と登場するからです。まずはなでしこ。なでしこが登場し，ライダーダブルロケットミサイルが繰り出された時は昔のことを思いだし思わず「いけー！」と叫んでしまいました。登場するのはなでしこだけではありません。どのライダーが登場するのかは，見てからのお楽しみ。ライダーがそんなに集まるのなら，余裕で怪人たちをやっつけることができるんじゃないか。そう思われる方も多いと思いますが，ところがどっこい。怪人たちも，今回は怪人大軍団としてライダーたちに襲い掛かります。怪人たちも，ただではやられまいと，これまでになかった技や武器を使いライダーたちに迫ります。主人公となる仮面ライダーフォーゼ，仮面ライダーウィザードが，どのようにこれまでのライダーとタッグを組み，どのように怪人たちをやっつけることができるのか，今までの仮面ライダーシリーズを見て来たあなたなら目の離せない９０分になることは間違いありません。

このMOVIE大戦シリーズにおいて、2大ライダーそれぞれのストーリーと、それらが交わって最終決戦に向かう展開は、自然な流れで進行していて面白みが増します。今回はウィザートとフォーゼがメインで、フォーゼ編では、如月弦太朗が天ノ川高校の教師となって、部員1名の仮面ライダー部を支えており、彼の生徒である風田三郎がイナズマンに変身してフォーゼと共闘する場面が、最大の見どころです。三郎がどのようにして弦太朗や彼の担任クラスの大木美代子との絆を深めていくのか、こちらも注目ポイントです。一方のウィザード編では、操真晴人が上村優という少女に出会い、彼女が変身する美少女仮面ポワトリンとの関わりがどのように進展するかなども面白く、それぞれのストーリーの行方がどう交錯していくのかを見るのも面白いです。もちろん、戦闘シーンにおいてもウィザードとフォーゼのパワーアップが新鮮で、フォーゼは仲間のライダーであるメテオとなでしこの力が加わった新たな変身フォームを披露したり、ウィザードはポワトリンが託したリングを使い、炎のエレメントが強化されたウィザードラゴン形態の最強モードにフォームチェンジするなど、度肝を抜くほどの強化フォームはエキサイトします。今作も新旧のヒーローが入り乱れて活躍する、面白い作品だと実感しています。

2012年12月に公開された、平成仮面ライダー恒例の冬の劇場版。監督をアクションに強い「フォーゼ」側のメイン監督である坂本浩一さんが務めたことで、「ウィザード」側のメンバーもTVシリーズ以上に変身前の役者さんによるアクションシーンが多くなっています。今作の特徴として、往年の東映特撮作品である「イナズマン」、「アクマイザー3」、さらには「美少女仮面ポワトリン」までが新たなキャストとデザインで登場。本来ヒーローであるアクマイザー3が今作では悪役になっている点について一部では批判的な意見もあったものの、個人的には新デザインが非常にカッコ良く、またリーダーである「ザタン」の声を「デーモン閣下」が好演されていることでむしろ登場は嬉しく思いました。これらのキャラクターだけでも盛り上がるところに、さらに今作以前の映画に登場した「仮面ライダーなでしこ（演：真野恵里菜さん）」や、さらなるレジェンドライダーも登場しクライマックスには大迫力のバトルが繰り広げられます。また余談ではありますが、今作で描かれる「フォーゼ」の”5年後の未来”は、後に公開される映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL」や、TVシリーズ「仮面ライダージオウ」の「フォーゼ編」にも密接に関係してくるエピソードになるため、ライダーファンは必見です！

今作は、序章⇒フォーゼ編⇒ウィザード編⇒MOVIE対戦編の4部構成となっております。序章は今作の敵役である「アクマイザー」の誕生を描いております。その後フォーゼ編が開始されます。フォーゼ編では、TVシリーズから5年後の世界を舞台としており、登場人物たちの成長を見る事ができます。TVシリーズでは学生だった主人公の弦ちゃんは先生となり、TVシリーズでの勢いの強さはそのままに、先生として生徒を諭すような「大人になった」描写が見どころです。最後に「仮面ライダーとして」「先生として」弦ちゃんがとある重大な決断をする衝撃的なシーンがあります。ウィザード編では、「ポワトリン」という魅力的なヒロインが登場します。非常に可憐で、アクションシーンも見どころです。じつはこのポワトリン、劇中で正体が明らかになるのですが、その正体は意外過ぎておそらく見た人全員がビックリすると思います。主役である「操真晴人」もTVシリーズ同様カッコよく、絶望に落ちかけた人に希望を与えてくれます。最後にフォーゼとウィザードが共闘するMOVIE対戦パートです。序章で登場したアクマイザーとの決着をつけます。この章の見どころは、平成2期のライダーが集合するシーンです。とある事情でフォーゼ達の元に先輩ライダーが駆けつけるのですが、皆がバイクに乗るシーンをよく見てください。1人いなくなってます。その事情に気付いた方はきっと笑うでしょう。勿論、こういったお笑い要素だけでなく、キチンとバトルをするカッコいいシーンもあります。今作だけのオリジナルフォームもとても良いです。フォーゼは今までの映画の設定を盛り込んでいるので、『MOVIE大戦MEGA MAX』『みんなで宇宙キターッ!』も視聴していると、より楽しめると思います。勿論、見なくても楽しめるオススメの映画です。