うさぎドロップ(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

素晴らしい役者さんたちがいますが、天才子役と評されてるだけのことはあり、芦田愛菜ちゃんの自然な演技力が光っていました。これからの活躍も期待し、応援し続けたい女優の一人です。

大人の都合なんて関係なく、この子を大切にしたい。こんなベタに純粋な愛が描かれいます。凄く真っ直ぐな物語でとても良かったです。心が疲れたときに、何度でも観たくなりそうです。

良く考えれば、重たいテーマですが、コメディ要素を含めることによって見やすくしてくれています。総じてとても良い映画作品だと思い、この勢いで原作を全部纏め買いしちゃいました(笑)

当たり前のように感じる大事な時間が流れてる雰囲気だったり、愛菜ちゃんの表情ひとつひとつが、可愛く、切なく。そして、松ケンさんの優しさが、ヒシヒシ伝わってくる。心が温かくなる愛情あふれる作品。この当時よりは良くなっていってるとは思いますが、もっと子育てがしやすい世の中になることを願っています。

コロナで自粛が続いているときに、何か心温まる映画を見たいと探していたところ手に取ったのがこの映画でした。祖父が亡くなって一人になってしまった心細い気持ち、知らない大人との生活に気を使いながらも少しずつ楽しんでいる様子、ダイキチに心を開き様々な感情を出し始める様子などひとつひとつの心情を繊細に表現する芦田愛菜ちゃんの演技が素晴らしく、つい引き込まれました。りんがダイキチに次第に心を開き、初めの大人びた様子から無邪気な子供になっていく様子にほっこりとし、すごく心が温まる作品でした。ダイキチの家族や親族の反応が冷たいなと思いましたが、実際こういう状況になったら自分はダイキチのように引き取るという勇気ある行動はできないかもしれないと思いました。自分だったらどうするかななど感情移入しながら見ることで、家族ってなんだろうと普段はなかなか考えることのないテーマについて深く考えるきっかけになりました。それとまだ子供はいませんが、将来子供ができたらこんな毎日が待っているのかなと思うと、育児の大変さを感じるとともに、子供が早くほしいなとも思いました。ただほっこりしようとしてみた映画でしたが、様々なことについて考えるきっかけになるとてもいい映画でした。

おじいさんの隠し子を引き取って一緒に暮らしていく、少女と独身青年のお話です。まず、よく引き取ることにしたなという印象を最初に持ちました。独身の若い男性なら、やりたいことがたくさんあるのだろうにという感想が率直でした。親戚にも邪魔物のように扱われていた少女は可哀想でしたが、現実問題、お金のことなどを考えると、簡単に引き取ることは難しい問題です。しかし、少女ときちんと向き合って、仕事を簡単な部署に変えたり、おねしょにきちんと対応している姿を見て、子供の父親と言われている世の男性より、きちんと子育てをしているなと感心して見られました。青年の見方がガラッと変わった瞬間でした。是非、世の父親と呼ばれている男性たちに見習ってもらいたいと思いました。それからは、青年と少女をただ応援して見ていました。しかし、いくら頑張って少女と向き合っていても、男性ではどうしようないところが出てきます。そこをうまく助けてくれる女性が現れますが、その女性のキャラクターもとても良く、女性と男性がいい感じになっていっても応援してしまうくらいお似合いのカップルでした。是非、女性親子と青年と少女が、仲良く楽しく暮らしていってほしいなと今後の未来を想像してしまうくらいでした。

なんとも可愛らしい映画です。寄る辺なき身となってしまった幼い女の子・りん（芦田愛菜）を巡って大人たちが奮闘する物語なのです。親戚の中で誰もりん引き取れない、という局面にたったとき、もっともそういうところから遠いところにいたはずの独身男性のダイキチ（松山ケンイチ）が手を上げました。そうして始まった二人の暮らしは最初はどうにも凸凹した感じで心もとないのですが。ダイキチは懸命にリンのために心を砕き、保育園を使ってもギリギリになってしまうその時間のやりくりに、自分のキャリアも考えなおして仕事を変わることまでしたのです。それを周囲は驚きをもって見ていましたが、そんな中で、りんとダイキチの暮らしは次第に安定していきました。スタイリッシュな男性の一人暮らし仕様だったはずの家は、次第にりんのために可愛いものが増えていき、りんはそこで安心して暮らすようになっていったのです。そのダイキチに影響されてか、ダイキチの実家の両親（中村梅雀、風吹ジュン）や妹のカズミ（桐谷美玲）、そしてりんの保育園友達のコウキとその母のゆかり（香里奈）が知恵と力を貸してくれるようになっていくのです。一般的ではないダイキチとりんの二人の関係は、しかしかけがえのないものとなっていくのです。その暮らしが本当に正しいかどうかは、ダイキチにも解ってはいません。しかし、りんが笑っているという事実が、全てを物語っているのだと思います。本作から9年、りんを演じた芦田愛菜さんが高校一年になりました。元気にお仕事を続けている彼女を見て、続編を見て見たいなぁ、とついつい思ってしまうのです。

原作の漫画を読んだことがあったので、映画も観てみたいと思い『うさぎドロップ』を観ましたが、設定があり得ないと思ったのが最初の感想です。いくら交流がなかったとしてもお爺さんに愛人がいて、しかも子供も生まれていたなんてことはあり得ないと思いました。無理やりな設定に少し違和感を覚えたのはちょっと残念でした。あの描き方だと、ずっとお爺さんと一緒に暮らしていたという設定なので、いくらなんでも親族がまったくお爺さんの家に寄らなかったというのも不自然すぎると思いました。また、主人公の大吉が子供を引き取ると言い出して、そのまま連れて帰るとか、保育園を探して保育園に通わせるところなど、役所的な手続きとか確認はしないのかなと疑問に思いました。最初はいろいろ大変なことが多くて大吉も後悔していることが何となく観ていて分かるように描かれていましたが、実の母親が生きていることを知り、母親に会いに行ってから無責任な母親に愛想を尽かし、自分が一緒に暮らしていくと決心してからは何となく本当の父親のような顔付きになったのが面白かったです。子供を育てることの大変さと、一緒に成長していく様子がしっかりと描かれていて、親子の絆って何なんだろうかと考えさせられた映画でした。

最初から最後まで心温まる作品でした。新しい形の家族を描いていて、お互い心を繋げる難しさとか、親子では無いからこそ言えないこととか、そういったものが深く感じられて、血の繋がりとかどういう理由で一緒にいるとかそういうのは関係ないと感じさせてくれました。2人がぎこちないものから、親子のようになっていくその姿に感動します。心がほわっと暖かくなりました。自分の娘のように愛情を注ぐ姿はとってもいいお父さんでしたし不器用ながらも頑張る所はきっと、伝わるしそれを受け取る側もいっぱいの愛情で幸せになると思います。急に子供を育てるとなると、色々なことが怒るし大変です。でもそれを受け入れる優しさ。一人ぼっちにはしないよそばにいるよというその愛情を感じる場面が沢山あるので大切な人をもっと大切にしていこう、ちゃんと言葉でしっかり伝えよう。見終わったあとすごいいい映画だったと口にしてしまうほど心に響くものが沢山ありました。家族と見たり、好きな人とみたり、大人がみて楽しめてホット心温まる映画です。お子さんがいる方はきっと共感部分も多いと思います。お子さんがいない方でも違った感じ方が出来ると思うので、それぞれ楽しみ方は沢山ある映画だと思いました。

働き盛りの青年ダイキチの祖父が亡くなると、祖父の6歳の娘が発覚した。母親も分からず、親戚一同途方にくれる。施設に厄介払いしようとする親戚たちに辟易したダイキチは「俺んち、くるか？」と言ってしまう。そのまま自宅に連れて帰り、奇妙な同居の始まりだ。後悔してももう遅い。洋服選びも保育園探しも分からないことだらけ。それでも、わからないなりに少しずつ環境を整えていくダイキチはだんだん頼もしくなってくる。自分の子でもないのに、自分の子でもそう願い出る父親は少ないのに、残業のない課に異動願いを出すダイキチの潔さがカッコいい。リンは健気で良い子すぎて見ていて切ない。そんな凛のため、だいきは壁にぶち当たりながらも、ひとつひとつ問題を乗り越えて、兄でもない父でもない、「ダイキチ」として確かな家族になっていく。リンとの生活を大切にすることは、ダイキチの両親や妹との絆を深めることにも繋がる。家族ってうるさいけどやっぱり温かい、そんな雰囲気にほっとする映画だ。家族以外にも二谷親子とも繋がりが深まったり、職場での子どもへの理解や共感が生まれ育っていく描写は、子どもを持つ身としては憧れてしまうほど。子どもを中心に温かい縁が広がっていき、世界がこんなふうに温かいといいなと思わせる映画だった。

うさぎドロップは、アニメ化もされた人気の漫画原作の映画です。この作品の見所はなんといってもアラサーの独身の男性と少女という異色の組み合わせがおりなすなんとも不思議な人間模様と世界観です。まるで実の親子のような良好な関係を築いていく心温まるヒューマンドラマです。主人公のダイキチ役を松山ケンイチ、少女のリン役を芦田愛菜が演じています。ビッグネームの起用に原作ファンも思わずビックリしたことでしょう。2011年公開の作品になりますので芦田愛菜がとても幼く、まるで天使のようだと公開当時は話題となりました。まさにハマり役といった感じです。松山ケンイチ演じる主人公のダイキチはとにかく明るい性格でまさに性格イケメンといったキャラクター。一方、芦田愛菜演じるリンは恵まれない境遇から、少し内気で心を閉ざしているようなキャラクターです。
物語が進むにつれてどんどん打ち解け合う二人。特に、主人公のダイキチが献身的に少女に歩み寄るその姿がなんとも懸命で作品をみる人の心を打ちます。そのさまはまるで本物の親子のようでなんとも微笑ましくなります。とても心温まる作品なのですが途中一体どうなってしまうの！というハラハラの展開もあり、終始目が離せません。

芦田愛菜が扮するリンの父親のお葬式から始まる冒頭は、これからドロドロとした大人たちの「誰がリンを引き取るか」の押し付け合いが始まると思いきや、松山ケンイチが扮する大吉の一言で急展開して行きます。彼女すらいない大吉は「カッコつけてしまった」と後悔しつつも、リンとの生活が始まります。大吉の祖父がリンの父親という複雑な親戚関係にありますが、大吉の風貌は誰もが見間違えるほど祖父にうり二つという事もあり、リンは大吉について行く事を選びます。最初は保育所探しから苦労しますが、大吉の妹は幼稚園の先生をしているので、その情報を頼りにようやく保育園を見つけることができます。とはいえ、仕事をしながらの子育ては次々と壁に打ち当たります。その都度大吉は決断し戸惑いながらリンとの生活を最優先に考えて行動します。どんなに問題を抱えていても、大吉のリンに対する言葉は常に優しくて、本当の親子でもこうありたいと暖かく見守る気持ちになります。リンは「大吉」と呼びすてにし、物怖じしないところがさっぱりしていて、6歳の芦田愛菜が超かわいいです。脇を固める大吉の両親に中村梅雀と風吹ジュン、妹に桐谷美玲と家族も戸惑いなから見守る様子も安心感があります。見終わったあともほのぼのとこの二人が幸せになったらいいなぁと思わせてくれる映画です。

作品冒頭では、遺族の話し合い内容が世間体だったり自分を守ることしか考えていないものばかりで、リンがとても不敏に思え、この先のことが心配になりましたが、その心配も束の間、ダイキチに引き取られ、言葉も笑顔も徐々に増えていくリンの様子を見てると、とても幸せそうで、最初の心配がすぐに吹っ飛びました。それほどダイキチが毎日リンの為に動いたり、悩んだり、また涙もしたり、親戚の関係を越えて父親のように大きく温かい心でリンに接していることが、物語の流れからひしひしと伝わってきて、こちらまで嬉しくなるし幸せになれました。また、リンが時折大人びた表情をするのがとても印象的で、6歳とは思えない真剣な眼差しにもドキッとさせられました。また、本当の母親がまるで他人事のようにリンのことを話す様子をみて、憤りを通り越してガッカリしたと同時に、リンはダイキチの側にいた方が必ず幸せになれると、そのシーンで確信しました。リンのお遊戯会ではとても楽しそうに踊るリンがほほえましく、リンを見てるだけで終始笑顔になれる作品です。ラストは親バカ炸裂ですが、ダイキチのリンに対する愛情が間違いなく伝わる見逃せない終わり方でした。一人の心優しき青年と6歳の少女が本当の家族になるまでの心温まるハートフルストーリーです。

自分の子どもではない芦田愛菜ちゃん演じるりんを自分のことだけでも精一杯な生活を送っている松山ケンイチ演じるダイキチが一生懸命な姿にとても感動しました。その愛情や時間を注いだ分、その思いをりんがきちんと分かっていてダイキチのことを本当のお父さんのように慕う姿にも感動させられました。血は繋がっていなくてもきちんと家族になれる、ということを教えてくれるとても温かみのある映画でした。物語が進んでいくにつれてどんどん二人の関係性が変化していくところは見どころです。私的には、香里奈演じるゆかりとの出会いもとても好きな部分です。子育てに関して右も左もわからないダイキチを見てそっと支えてくれる彼女はとても魅力的ですし、そんな彼女に徐々に惚れていくダイキチの姿は、とても応援をしたくなりました。香里奈さんの子どもとりんのやりとりは、もう本当にかわいくてかわいくて仕方ありませんでした。二人の可愛い部分が全部出ていて好きでした。子育てをしたことはありませんが、とても大変そうだな、というイメージだけでなくその大変なことは子どもと一緒になって乗り越えていくことであってそのことが自分自身にとっても宝物になうのだな、と早く子育てをしてみたくなりました。