エロティックな関係(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

ビートたけしさんの恐ろしい存在感を放つ演技は、この頃から放っているということが分かりました。体格がいいという訳でもなく、普段はお笑い番組で人を笑わすことばかりしている人が、なぜこんなにも恐い雰囲気を出せるんだろう？と不思議に感じます。

パリでのオールロケーション。風景をバックに宮沢りえさん、ビートたけしさん、内田裕也さんの三人が映ることで、タイトル『エロティックな関係』が感じられます。当時の豪華キャストとして注目されておりましたが、もう一度この三人で観たかったです。

これが、宮沢りえさんの全盛期なんでしょうか。全てにおいて群を抜いており、大御所であるビートたけしさんと内田裕也さんの間でも全く引けを取らない存在感が出ていました。また、ガンアクションなどもあり、近年の彼女のキャラからは考えられない一面も観れて最高です。個人的には好きな映画でした。

主演を演じた三人の衣装がお洒落で、かなり見どころになってると思います。衣装を担当された岩崎文男さんが現役で活躍されているみたいなので、他の作品も探して観てみようと思いました。

内田裕也にビートたけし、宮沢りえという豪華な主役たちが揃って出演しているということで見てみました。とにかくすごい。この方たちの演技を見ているだけで迫力あるし、映画自体に深みが出ていて見て良かったと思える作品でした。探偵ものですが、人が次々と死んでいったりでハラハラするサスペンス要素も含み、またクスッと笑えるようなコミカルな部分もありで想像よりも楽しめました。また撮影が全てヨーロッパということで俳優と共に場所まで豪華なことに驚きました。内田裕也が頑張ってフランス語を話す場面なども貴重で、目が離せませんでした。時代はバブル崩壊前のようで、知らない時代の様子を知ることができて良かったです。バブル期のことは話で聞いたことはあったけれどその時代のドラマや映画は見た事がなかったため新鮮に感じました。どの時代も人と人とのつながりがさまざまな人生を演出していくのだなと感慨深く見ることができました。また私にとっての一番の見どころは宮沢りえの若さと綺麗さです。スタイルもよく可愛くて演技も完璧な女優さんに目が釘付けになりました。ビートたけしという豪華すぎる俳優に一切引けをとらない堂々とした演技ぶりは素晴らしかったです。宮沢りえさんファンはもちろんそうでない方もファンになってしまいそうなくらい素敵に演じているのでお勧めです。

私はエロティックな関係を観て、2点の感情を抱きました。先ず1点目はタイトルが誘発的なところです。タイトルにエロティックと付けているため、タイトルだけで興味をそそられ、観た人は少なからずいると思います。特に男性は多いと思います。なぜなら、私もその1人だからです。タイトルは映画を見てもらうための１つのツールであり、大切な宣伝媒体だと私は思います。本作品のタイトルは人を寄せ付ける誘発性があると思いました。2点目は作品中に見せるエロティックなシーン妙にリアリティがあったとこです。隣の部屋の喘ぎ声を壁越しに聴くシーンは経験がある人であれば現実世界にも起こり得る行動だと思います。リアリティあるエロティックを取り入れることで視聴者を飽きさせない工夫をもたらしているかと思いました。3点目はベットシーンでの描写の仕方に感銘を受けました。ベットシーンのイメージは顔付近のアップの映像が多く、引いた映像を見たことがあまりありません。しかし、本作品は引いてベットシーンを撮影しております。引いて撮影することで、男女が重なり合う裸体を全体的に見ることができ、エロさを感じることができます。引きの撮影の手法は本作品が公開された1990年代前半だからこそできた手法なのかなと思いました。