トリック２(ドラマ)の無料動画フル配信｜1話から最終回まで全話イッキ見

相変わらず、上田と山田のコンビが素晴らしい！バカバカしさを楽しめる作品＝トリックなので、見たことがない人は是非一度見て欲しい。

「トリックシリーズ」といえば個性的すぎる登場人物が特徴で、主人公山田奈緒子と上田次郎のデコボココンビはもちろん、生瀬勝久さん演じる矢部と前原一輝さん演じる石原の、事件解決にあまり役立たない刑事コンビもバランスが良く、小気味よい笑いを提供してくれました。前原さんが芸能界を引退されたためこのコンビを見ることができるのは『トリック２』までで、サブでありながら矢部に心酔する姿がとても印象的なキャラクターだっただけに残念です。さらに奈緒子たちが遭遇する事件の犯人側の中にもハリー・ポッターのパロディーや特徴的な口癖で強烈なインパクトを残すキャラがおり、謎の魅力があります。最終回では奈緒子の出生のカギを握る「黒門島」の名前が出ながらも多くの謎が残っており、次シリーズへのつながりを期待させます。後にゴールデンに進出する『トリック』ですが、２までの深夜ドラマの独特な雰囲気も好きです。紆余曲折ありながら最後にはインチキトリックを暴くものの、すっきりとしない終わり方が多いのが、逆に『トリック』をただのコメディーミステリーで終わらせず面白くしていると思います。エンディングテーマはシリーズおなじみの鬼束ちひろさんが歌っており、余韻に浸ることができるもの悲しいメロディーと歌声が作品にマッチしてまた魅力的です。

トリックのシーズン2は前作よりすべてがパワーアップした作品です。まず、演出がより派手になりギャグも増えました。インチキ霊能力者もより印象的なフレーズを喋るなど、ヒットを意識した雰囲気に仕上がっています。しかしトリックの本来の面白さは変わっていないので、ファンとしても安心だし多くの人に見てほしい作品でもあります。山田は相変わらずお金に汚い貧乏マジシャンなのですが、上田は大学でのランクも少し上がり、本を出版するまでに至りました。しかし2人の関係性は一切変わっていなく、前作同様に上田が話しを持ちかけて山田と供にインチキ霊能力者のトリックを暴きます。天罰を下す子供やサイトレーラーなど印象的なストーリーが満載で、どれも強烈なインパクトを残してくれました。後味の悪いラストも変わらずで、それぞトリックといった感じです。少し残念なのは多くの人が見ることを意識してなのか、前作に比べて下ネタが極端に減ったことです。物語には不要だけど、あれもトリックの面白さの一部だったので少し欲しかった気もします。ですが、エンタメ作品としては素晴らしく、マニアックでシュールな雰囲気がコアなファンを増やしたと思います。何回も見返したくなるし、本当何度見ても飽きないドラマだとおすすめできます。

trickのテレビシリーズ第二弾であり、一作目と比べると少しおどろおどろしい感じは抜けた感じがします。とはいえ相変わらず山田と上田のコンビはどこまでいってもへっぽこだし、恋愛関係も進展を見せるような見せないようなtrickらしさは相変わらずだと思います。エピソードの中身を見てみると気味が悪かったり、後味も悪い話もありますが話の筋は相変わらず凝っており、すらすらと飽きずに見ることが可能です。今回もくだらないおやじギャグがたくさん登場し、たくさん笑わせられること間違いなしです。初代のtrickと比べて、下ネタは減ったかなという印象を受けます。これはシリーズを通して徐々に減っていった要素なのではないかという風に思われます。次作のシーズン３だとほぼなかったか気がします。そして前作から引き続き鬼束ちひろの歌う主題歌が相変わらず素晴らしく、印象深いものになっております。流星群という曲で、エンディングの不気味な卵が割れる映像と相まって神秘的な演出になっており、trickシリーズたらしめるものとなっております。もう18年くらい前の作品となりますが、古臭さはなく、話数も少ないので今見てもたくさん楽しめるはずです。

トリックシリーズ第2弾、大好きなシリーズなのでかなり面白おかしく視聴しました。今回も鬱蒼とした森の中にある村の話であったり、なんだか堤幸彦さん関連で言うところのケイゾクのような世界観があり、かなり面白かったです。不気味な雰囲気の中に突然ギャグパートが出てくるのがかなり楽しみの1つです。明らかなパロディだったり、元ネタをよく知らないとなかなか伝わり難い話があったりと、そのため元ネタを履修しながら見ると2倍面白いです。今回も初回は八つ墓村のパロディっぽいところがいくつかありました。しかし前作よりも仲間由紀恵さんの山田っぽさもかなり板に付いてきていて、演技しているのか素なのか分からないシーンが多数ありました。今作では上田先生の本が出版されていたり、少しづつ有名人になりつつある上田先生ですが、相変わらず口だけの臆病者でかなりキャラクターが面白くなっていて、見入ってしまいます。仲間由紀恵さんのジャージ姿を見られるのはこのドラマのみですし。前作の方が割とハマって見ていたので、深夜帯に放送していたこのシーズン２までが1番視聴していた時期だっただけに、思い入れもあります。また山田の母役の野際陽子さんも面白く、素敵だったのもかなり印象的でした。何を演じられても本当に面白く、キャラがたっていて良いです。面白かったです。

トリックシリーズのシーン2です。全11話で5つのエピソードがあります。オープニングのタイトルバックと音楽がテンションを上げてくれますね。割れた卵の色が変わっていることに気付くとうれしいです。しょっぱなのエピソードの俳優さんがもうすでに濃い！渡辺いっけい、犬山犬子、あき竹城、徳井優(敬称略)。徳井優さんは、堤幸彦監督の『ケイゾク』シリーズや『SPEC』にも出演されていましたね。この役柄より、ワンランク上のめんどくさい設定があります。他の方も面白めんどくさ設定が用意されています。それだけ見ていても面白いです。小学生の男の子がキーマンとなるエピソードは、印象強く残ります。「天罰が下るよ」というのが決め台詞としてありますが、笑顔で朗らかに言っちゃうんです。親の押し付けというのは、程度の差はあれ子どもを歪めてしまいますね。子どもは親の気持ちやほんとうのところを理解していて、その上で子どもなりに考えて行動します。その考えや行動が子どもにとって辛い状況ですが、親は良かれと思っていたりする。辛いです。小ネタとしては5つ目のエピソードの舞台でしょうか。「来さ村」という村で、もちろん某居酒屋の名を上田さんが呟くことになります。ラストでは山田奈緒子さんが母に倣って文字の力を発揮します。くだらないですが、爆笑です。

ＴＲＩＣＫと言えば仲間由紀恵演じる天才美人マジシャン（自称）・山田奈緒子と日本技術大学物理学教授の天才物理学者・上田次郎の二人が奇妙な事件、もといインチキ霊能者のトリックを暴く推理ドラマだ。シリーズは三部まであるがそのなかでも第二部の「ＴＲＩＣＫ２」は前作と比べホラー要素が強くなっている。全部の話がホラーな展開というわけではないがシリーズ内では個人的になかなか怖いと感じている。「落ち武者の呪い」や「人面タクシー」、「妖術使い」など…。特に「人面タクシー」の出てくる回はこれがメインではないのにインパクトが強い。そもそもこの回はなんだか全体的に薄暗く、ＴＲＩＣＫシリーズのコメディ要素との差が激しく余計怖く感じてしまうのだ。ホラー要素が少ない「100％当たる占い師」や「天罰を下す少年」の話は直接的ではないが視聴後には少し心に重たいものがあり、個人的にはある意味怖いなと思ってしまう。何が怖いかはぜひ見て皆さんに感じていただきたい。これはシリーズ全体に言えることだが、結末が誰もが幸せなハッピーエンドとはいかないのだ。話が暗くなってしまったので、ストーリー以外の見どころをまずキャラがいい。主役の二人の掛け合いも楽しいが他のキャラ、それこそインチキ霊能者たちのキャラはどれもインパクトがある。それにちらっと書いたがコメディ要素も面白い。ネタが多すぎてここには書ききれないのでこれもぜひ実際に視聴してみてほしい。個人的にはこのコメディ要素が全体にちりばめられているから余計怖くなるのだと思っているので、かなり重要なのではと思っている。

テレビ朝日のドラマでシリーズ化されており、映画化もされている。物理学者の上田次郎が(阿部寛)が依頼を受け、売れないマジシャンの山田奈緒子(仲間由紀恵)を連れて、怪しい宗教団体や謎の村に赴き、難事件に巻き込まれながらもトリックを暴いたり、解決する物語だ。何より主人公含め、ほとんどの登場人物の癖が強すぎて、ギャグ７割シリアス３割といったところだ。だが、ストーリー、事件のトリックはしっかり構成されており伏線もきちんと回収されている。毎回きっちり解決し、すっきりするのだが、たまにシリアスな終わり方もする。毎回出演者も豪華で、２に関しては佐野史郎、あき竹城などがいる。非常に印象に残る演技をしている。トリックがテレビで放送される日はとてもうれしかったのを記憶している。２だけではなく、全てのシリーズが間違いなく面白い。主人公が家賃が払えないほどの貧乏であるため、上田にお宝の話をされ、行かないといいながら着いて行ってしまうところも面白いしどこか憎めないキャラクターで、なぜか毎回出てくる刑事矢部謙三(生瀬勝久)とその部下も見どころである。主人公と矢部の絡みは非常に面白い。矢部謙三のスピンオフ作品も出ていてそちらも面白い。私の最も好きなドラマであり、最も面白いドラマである。