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展開が早くてドンドン引き込まれる。終わり方もスッキリしていて良かった。セラとニーソンのコンビは、映画の設定が違えど毎回最高ですね。

最初から最後までハラハラドキドキのサスペンス満載。また、映像がオシャレで特にラストシーンは見事でした。

気軽に見れる良作。最後まで黒幕も目撃者もわからず楽しめました。

謎解き要素あり、アクション要素もありで、一瞬たりとも目が離せない展開に楽しめました。

映画「96時間」シリーズでおなじみの、リーアム・ニーソンが主人公とあってワクワクして観ました。全編アクションシーンかと思いきや、ちょっといつもとは違う展開の映画でした。列車の中という閉鎖された閉鎖された空間での緊迫したやり取りやアクションシーンは迫力があります。元刑事で今は保険外交員の60歳の男が、突然会社をクビになるというところから映画は始まります。帰りの列車の中で謎の女から、高額な報酬で、ある乗客を探してほしいというミッションを与えられるわけですが、お金が必要なマイケルにとって、それが大きな陰謀とも知らずに罠にハマってしまいます。そして、要所要所にリーアム演じるマイケルの人柄がにじみ出ています。通勤電車の乗客は毎日挨拶を交わして顔見知り、車掌さんとも名前で呼び合うなんて、うらやましくもあり、ちょっと殺伐とした日本の通勤電車では考えられません。そこからだんだんサスペンスの要素も含んだ展開になっていき、リーアム・ニーソンお決まりのアクション全開となりますが、やはり最後はマイケルの実直な人間性がみんなの心を動かし、大きな力となるシーンでは心が熱くなりました。ラストシーンはスカッとします。後味の良い映画です。

『アンノウン』などで知られるジャウム・コレット=セラ監督と俳優リーアム・ニーソンコンビの作品なので、期待はかなり大きかったです。物語の主人公は、失業したことを妻子に打ち明けることができず、がっくりと肩を落としたマイケルと言う男。その後、マイケルは長年乗り続けていた通勤電車の中である女性に声を掛けられ、まんまとハメられてしまいます。収入に困っていたマイケルは、お金欲しさにある危険なミッションを引き受けることとなりました。それは列車の乗客の中から特定の人物を探すことなのですが、次第に死者なども出てきてシャレにならない展開となっていきます。予測不可能なストーリー、そしてやや眉毛の下がったリーアム・ニーソンの困った顔が印象的でした。列車が駅に停車する度、乗客が入れ替わるので「誰が誰なのか？」分からなくなってしまい、ハラハラとさせられます。また列車が動いている以上、終点の駅に停車するまでに犯人の目星がつかなければならない為、時間が差し迫っている感覚もリアルでした。更にはマイケルが探す人物が、善人なのか悪人なのか分からないので混乱もさせられます。しかし物語終盤には、この不明瞭なミッションの黒幕が分かりスッキリとしました。意外な人物が悪者なのですが、心ある乗客らの対応が素晴らしくちょっと感動させられます。

『トレイン・ミッション』は、列車を舞台にしたサスペンス映画でした。主人公のマイケル・マコーリーが勤めている保険会社をリストラされるのですが、言われてすぐクビになって会社を出て行ったのでそういうのアリなのかと思いながら見ました。クビになる前に飲みの誘いがあって、会社解雇の直後にそのバーに行くというのが皮肉な感じがしました。マイケルは息子の学校資金を始めお金が必要な環境でそれなのに会社クビになってた矢先に、ジョアンナという女性に大金と引き換えに乗ってる列車での仕事を依頼されるんですね。ご褒美を前金として二万五千ドルと七万五千ドルがあると言って、実際指定されていた所にお金が実際にあってそこで依頼がこなせるか駅員に尋ねたが無理っぽくてどうしたもんかという状況で、嫁さんのものと思われる指輪を自分の名前を知っている見知らぬ黒人少女経由で渡され慌てて親友に相談したら、ジョアンナから約束破ったとして列車友人が道路で押されて轢き殺されてしまい一気にサスペンス性が出てきました。列車のチケットのスタンプの位置が探さねばならないプリンを探して行くんですね。低所得を見下してる金融業の男とか彼氏が犯罪させようとしてる女性とかカマかけて無駄で、車掌の手を借りてプリンと思われる男に接触したらボコボコにされて人目があるので離れてしまいました。でもその後友人のそのプリンはある事件の目撃者で、そいつをまた追ったら既に死んでてプリンでも無くさらにジョアンナが脅迫してきてジョアンナの悪人ぶりが怖くなりました。なんだかんだで五人に絞ってるのを周りにバラしてプリン見つけたと思ったら、そいつプリンを殺そうと狙ってる男だったりしてやっとプリン見つけたら殺せと電話でジョアンナ言ってきて断ったら皆殺しとか言ってきてハラハラしました。列車暴走してなんとか止めプリンから話聞くと、警察が起こした殺人の目撃者だったので警察に行けず他の手を借りてこの列車使ってたんです。警察が事故った列車を包囲していてマイケルが列車で立て篭りということにしていて、それ犯人が指示してるっぽくてどうなるんだろうと思いました。そしたら人質に来たマーフィーの方が犯人でびっくりしました。そしてプリンは誰か名乗りだす展開になって、本人が名乗り出たら他のメンツが自分がプリンと言い出してこれはその後マイケルが打たれたと思ったら犯人の方で急展開でした。同乗していた他のキャラ達も改心したり新しい恋が始まったりマイケルを英雄と褒めたりとハッピーエンドで良かったです。オチでジョアンナが出てマイケルがネタバレしてきて納得しました。

電車の中で進む物語りは、中々スリルがあって面白いです。家族思いの主人公は、定年を前に10年勤務してきた保険会社を突如解雇されます。そんな日、いつもの通勤電車での帰宅途中に謎の女性から突然取引を持ち掛けられ人探しすることになるのですが、この人探しから波乱な展開が巻き起こります。最初は何が何やらよく分からないのですが、コロコロと状況が変化するスピーディーな展開にとにかく目が離せません。最初は登場人物全員が怪しく見えてくるので、人探しでの言葉の駆け引きもすごく面白かったです。謎の黒幕に翻弄される最中、家族に矛先が向けられ必死になる主人公は、元警察官ということもあり、様々な危機を機転の利いた対応で潜り抜ける所もとても見ごたえがありました。電車内でのアクションシーンも見ごたえがあってハラハラドキドキしながら見ていられますし、人の思いやりや優しさが、素敵な展開へと盛り上げてくれるのも良かったと思います。最初の人探しから大きな事件への発展に至るふり幅は中々いいですし、物語りの展開に飽きることなく最後の最後まで楽しめる作品だったと思います。また、スリルや爽快感など刺激的な映画を求めている方にはおすすめな作品だと思います。

私がこの映画を見てみようと思ったきっかけが、電車の切符売り場のところにこの映画のポスターが貼ってあるのを発見し、面白そうだなと思いとても興味が湧き、見てみました。最初からもう面白く、与えられた謎のミッションを解いていくのがものすごくスリルがあり、見入ってしまいます。この映画の面白いところが、謎のミッションを与えられた主人公がその電車に乗った人たちの中で一体誰がこのようなことをしたのか、探っていくというところ。調査していく中で、様々な謎が生まれ、次々と難題が出てきて、頭を抱えるのですが、乗っている人たちと話している中で、色々な感情や発見が見えてきて、主人公の男は何度も心が折れそうになりながらも決して諦めず、ミッションを必ず成し遂げるために立ち向かっていく姿に私はとても感動し、ハラハラ、ドキドキしながら見ていました。出演している人たちもとても豪華で、演出も素晴らしく、ストーリーも深くて面白く、映画好きの私にとってはとても見た甲斐がありました。地上波でも何回か放送していて、何度見ても飽きません。私みたいなアクションやサスペンスなどの映画が好きな方にはとてもおすすめだと思います。ぜひたくさんの方に見ていただき、この映画の面白さや素晴らしさを知ってほしいと思います。

リーアム・ニーソンが仕組まれた犯罪に知らず知らず巻き込まれていくスリリングでコミカルでハートウォーミングな列車活劇。定年が近づいてはいるが子供の学費や家のローンも残っている普通の父親に突如降りかかる不幸、その絶望の中にねじ込まれて来た悪魔的な誘惑に否応なく吸い込まれていくさまが非常に納得感があり、グイグイと物語に引き込まれます。名作の宝庫な列車サスペンスのリストにまた一つ名を連ねるべき作品です。無理くりな「ミッション」をなんとかかんとか遂行しようとするリーアム、めっちゃ怪しまれるのですが、有言実行さと、根っからの悪に染まり切れないその風貌により次第に周りの乗客の信頼を得ていくのがいい感じです(もしリーアムが本気の悪を演じたら恐怖のどん底に突き落とされるに違いない)。列車物のありとあらゆるお約束の乱れうちを喰らい、幾度も死にそうになるリーアムがミッションインポッシブルもかくやの機転をきかせ切り抜けるさまは、わかっていても思わず手に汗握り、キャーキャーと声を上げてしまいます。エニアグラム１６タイプ診断など、古典的なジャンルを現代的センスで見事なエンターテインメントとしてリブートさせた力作。

人はいきなり収入源を絶たれてこれから先どのように生活すればいいのだろうと思ったときに、怪しい話だけどまとまった収入が入るならどう動くかという実にあり得そうな話でした。厳密にいうと密室ではないが、電車というある種閉じ込められた空間が舞台なのでどう展開するかドキドキします。同じ時間の電車なら、素性は知らなくても何となくいつも見る人もたくさんいます。でもこの中の誰が当てはまる人物なのか、ヒントが少ないのでかなり頭を使う展開になります。主人公はこんな美味しい話は絶対怪しいから人探しを躊躇しているのですが、依頼者は主人公がしなくてはいけない状況を作り出しています。こうなると主人公の以前の仕事が活きてくるのですが、騙し合いというかどうにか見つけようと知恵を絞るのがたまらなかったです。終点の駅までというタイムリミットが非常に短い時間ですから、物語の展開は非常にスピーディーです。この時間で人探しができるのか、様々な知恵を使って少しづつ答えに近づいていく過程が素晴らしかったです。そしてなぜその人物を探さなければいけなかったのか、悪者は誰なのか最後は一体どうなるのかドキドキの展開でよかったです。しかも最後は主人公にとって最高の終わり方だったと思います。

保険会社から、突然解雇されてしまったマイケル。途方にくれるのはわかりますが、定年に近い年なのに、貯金がないなんてーと、突っ込みたくなります。住宅ローンと大学費用が重なっているとはいえ、少しでも貯めておくべきでしょう。マイケルは、警察にいる時に相棒だったマーフィーに相談します。親切に思えたマーフィーでしたが、元上司は「彼に気をつけるよう」警告しました。大した慧眼の持ち主ですね。そんな中、元警官のマイケルに、乗った電車の中で、人探しの依頼があります。電車という限られた空間では、いくらなんでも手掛かりもなしに、誰かを探すなんて無謀としかいいようがありません。しかし、家族が危険にさらされるかもしれないマイケルは必死です。電車の中にいるため、動きが筒抜けで、最小限に抑えられるし、犯人側からすれば、これほど見張りやすい場所はそうないかもしれません。結局、犯人はマイケルの身近にいました。その人探しの理由も、意外な事件との関与に起因していました。人を疑うのが仕事のような警察組織に身を置いていた彼にとっても、打撃だったことでしょう。自分の知らないところで、人が欺いていたと考えるのはつらいことですね。気持ちの整理をつけるのは大変でしょうね。

10年間勤めあげてきた会社からリストラ勧告された元警官のマイケルが、通勤電車で見知らぬ女から突如ミッションを頼まれてからの展開がスリルと興奮に満ち溢れていて終始ドキドキしました。女の正体は何者なのか？乗客の中から女の探しているプリンを見つけ出すまでのマイケルの行動が怪しいけれども、乗客のちょっとした癖や顔でプリンがどの人物かを絞っていく様子は、さすが元警官だなと感心しました。女の罠にまんまとはめられ、逆に追われる立場になってしまうも、それでも真実を求めて、また家族の身を守るため、プリンを見つけ出そうとする姿や、乗客を守ろうとするマイケルの姿は素晴らしいと感じました。運転手まで殺害され、制御不能になった列車が暴走して必死で止めようとするシーンはスリルと迫力満点で目が離せませんでした。また、列車の窓を濡らして新聞紙をみんなで貼るシーンでも、みんなの緊張感が伝わってきました。プリンが誰かわかり、そのプリンから語られる衝撃の真犯人にマイケル共々愕然としました。自身の目的の遂行の為にマイケルを利用した犯人達がとても卑怯で憤りを感じます。しかし、乗客達が犯人を前に取った行動が勇気あり、愛があってとてもカッコよかったです。ラストで、マイケルからの倍返しのような形を真犯人に突きつけた時は、お見事！と言いたくなるような、とてもスカッとした気分になりました。

電車の中でいきなり謎の女性に大金をかけたミッションに巻き込まれる。しかも、主人公は元警察官。シチュエーションとしてはご都合主義で荒唐無稽なスタートではあるものの、この舞台に引き込むまでは多少無茶しても面白く見せられるだろうという自信があってやっているように感じた。そこの違和感に目をつぶれれば、謎解きあり、アクションありの見応えのあるエンターテイメント映画を楽しめるはず。序盤の伏線をうまく回収していくあたりも、サスペンスの醍醐味を味わってるなあーという感じ。住宅ローンとか、子どもの進学とか、突然のリストラとか、他人事とは思えない状況に主人公があることも個人的には自分を投影しやすかった。ほんと、大変だった。今も大変だけど。案外この状況って普遍的に苦労を感じられる人物像なのかもしれない。主人公マイケルを演じるリーアム・ニーソンの表情がまたいい。この苦労を重ねたシワ。なかなか表情だけでこの迫力は出ないんじゃなかろうか。映像の構成も工夫していて、何よりシンプルにスタイリッシュで美しい。ラストシーンはほんとうに息を飲むっていう表現が似合う。おしゃれだなあ。エンドロールもおしゃれなんだけど、それはもう、実際観てからのお楽しみ。おおらかな気持ちで見れば、普通にいい作品として楽しめる。王道B級映画ですね。