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西部警察2の内容

『西部警察　PART II』は、石原プロモーション制作のテレビドラマであり、1982年5月から1983年3月までテレビ朝日系列にて放送されました。

ハードなアクションは前作以上にパワーアップされた西部警察シリーズの第2作目。前作の続編という位置ではありますが、大門刑事の妹の設定が変わるなど一部刷新されております。

本作の物語は、巨大な悪に『大門軍団』と呼ばれる西部警察署の捜査課が立ち向かう姿が描かれており、石原裕次郎さん、渡哲也さん、舘ひろしさんなど前作の石原軍団はもちろんのこと、三浦友和さんなど新たなキャストを迎え、全国で話題となった日本全国縦断ロケ企画がスタートしました。

話数が多いこともあり、それぞれに思い入れのあるストーリーがあるのが本作の良いところ。こういった形で身軽に見れる時代のおかげで、今でも友達と話すネタになっており、気付いたら何時間も過ぎてた。なんてことはしょっちゅう。素晴らしいドラマです。

舘ひろしさんの大ファンです。ストーリーも大好きですが、それよりもエンディングの和気あいあいとした様子が好きです。中でも37話で舘さんがビキニでプールサイドを歩くシーンが10秒ほどありますが、あれほど眼福なものはないです。均等の取れた素晴らしい肉体美と、今の若い子では出せない渋さにメロメロです。

三浦友和さんの若かりし頃が観れました。とても懐かしく感じながらも楽しかった。大満足です！

西部警察は、女性の私から見ても楽しめるドラマだと思います。とても長いですが、1話完結型なのが良く、空いた時間に観てます。

あらすじ

今日も、西部警察署・捜査課の大門部長刑事を中心とした”大門軍団”の刑事たちと、それを見守る木暮課長が凶悪犯罪に立ち向かう…。

ある日、犯人からの予告どおり、ニトロ爆弾が仕掛けられたトラックが爆発してしまい、警察官など死傷する事件が起きました。

そんな中、“大門軍団”に新たなメンバーである沖田五郎が本庁から転属してきました。その後も犯人からの脅迫は止まることはなく、大門らは動きますが、沖田は買ってな単独行動をしてしまい…。

見どころ

全国縦断ロケ

パート1の中盤で、解離性大動脈瘤を診断された石原裕次郎さん。本作が放送される前に、闘病生活から復帰することができ、闘病中に応援してくれた全国のファンに対するお礼と、元気な自分の姿を多くの方に見てもらいたいという粋な計らいにより、全国縦断ロケが決定いたしました。

また、もう1つ現実的な部分で視聴者が求める爆破やカークラッシュなど、過激なアクションを実現するには東京都内では難しいという事情もあり、本作からパートⅢまでで全国16道府県でのロケを敢行しました。

ロケ先では各地とも熱狂的な歓迎がなされ、事前に撮影の告知をCMで流したこともあり、撮影スタッフが現場にたどり着けなくなるほどの観覧客の渋滞が起きたハプニングは有名な話ですね。

ただ地方ロケの特質上、道路封鎖や騒音や混雑といったファンではない方にとっては喜ばしくないことが起こることも事実です。そこで、石原プロはイベントも行うなどをして、感謝の気持ちを直接伝えました。関西ロケの挨拶イベントでは、大阪城公園に12万人もの見物客が訪れるなど、彼らの人気をうかがえますね。

また、こういった仁義を欠かさずやってきた【石原軍団】は男女問わず人気を誇る要因の1つと言えるでしょう。

スタッフ

制作：石原裕次郎
企画：小林正彦
監督：小澤啓一 / 村川透 / 澤田幸弘 / 渡辺拓也 / 宮越澄 / 萩原達 / 辻理 / 原隆仁
脚本：新井光 / 宮下潤一 / 宮田雪 / 大野武雄 / 永原秀一 / 峯尾基三 / 日暮裕一 / 柏原寛司 / 那須真知子 / 永海秀国 / 西脇英夫 / 平野靖士 / 金子成人 / 中村勝行 / 高久進 / 山浦弘靖 / 杉紀彦 / 中村律子
音楽：羽田健太郎

キャスト

大門軍団

大門 圭介：渡哲也
団長と呼ばれている捜査課“大門軍団”のリーダー。

鳩村 英次：舘ひろし
バイク・格闘技・射撃などどれをとっても超一流の腕前。

北条 卓：御木裕
若さと正義感の強さゆえに無鉄砲も多いが、場数を踏んで成長していく。

平尾 一兵：峰竜太
コミカルな役回りで、地方名産物の宣伝役を担っている。

浜 源太郎：井上昭文
犯罪者となって死んでしまったかつての戦友の娘を養女として育てるベテラン刑事。

沖田 五郎：三浦友和
余命わずかなエリート官僚。遺された時間を燃やし尽くすため、西部所に配属される。

南 長太郎：小林昭二
駆け出しの大門に刑事のイロハを教え込んだ恩人。

その他のレギュラー

木暮 謙三：石原裕次郎
暴走気味の大門軍団を抑える目付け役。

佐川 勘一：高城淳一
組織上は木暮の部下、大門らの上司。

国立 六三：武藤章生
大門たちが絶大な信頼をおく鑑識課員。

沢井 礼子：布目ゆう子
山野 美子：小野田かずえ
西部署捜査課の事務員。

医師：小林清志
警察病院の医師。

大門 明子：登亜樹子
大門の妹で幼稚園の教員。

上村 七重：吉行和子
スナック「セブン」のママ。

美代子：八木美代子
矢島アイ子：豊島ひとみ
スナック「セブン」の歌姫

花子：山科ゆり
そば屋「おかめそば」の店員で、捜査課によく出前に来る。

記者： 山根久幸 / 山本庄助 / 柿沼大介

ゲスト出演

亀石征一郎 / 北村総一朗 / 小林千枝 / 鈴木和夫 / 壇喧太 / 八木肇 / 小山源喜 / 波多野清 / 羽田野まゆみ / 遠山孝一 / 浅野直人 / 山本清二 / 森下明 / 戸塚孝 / 新井一夫 / 二家本辰巳 / 城野勝己 / 片桐竜次 / 高品正広 / 吉沢健 / 水上功治 / 岡本広美 / 真木恭介 / 西尾東 / 石井和彦 / 竹下玲奈 / 入江正徳 / 高崎良三 / 大木史朗 / 中瀬博文 / 千葉長門 / 三木愛子 / 藤井千代子 / 相沢一郎 / 待田京介 / 宮川洋一 / 滝川潤 / 片岡五郎 / 関川慎二 / 荻原賢三 / 西内彰 / 大熊敏志 / 野路きくみ / 西田ゆかり / 菊池誠一 / 北斗太郎 / 藤原益二 / 中山康照 / 豊田明 / 石川徹 / 黒部進 / 石山雄大 / 畑中猛 / 石田和彦 / 清水宏 / 庄司三郎 / 中丸信 / 山岡八高 / 小原武 / 池上とし江 / 五十嵐公二 / ほりえじゅんこ / 伊藤美穂子 / 青木勇次 / 杉本美奈子 / 加々良一和輝 / 相沢俊二 / 安井昌二 / 荻原紀 / 草薙良一 / 永野明彦 / 明石勤 / 梓あつこ / 大島宇三郎 / 伊吹礼一 / 川崎絵美里 / 竹本史朗 / 伊藤菊治 / 波多野敦子 /  睦五朗 / 山西道広 / 内田勝正 / 花かおる / 辰馬伸 / 北村大造 / 田代潤 / 高橋正昭 / 中瀬博文 / 石崎洋光 / 森岡隆見 / 鹿内孝 / 船水俊宏 / 藤宏子 / 露木梨恵 / 浦信太郎 / 遠藤貫也 / 土屋覚 / 奥村樹里 / 大場一徳 / 土門峻 / 本間由美 / 高山成夫 / 宮川洋一 / 南雲佑介 / 南城竜也 / 福永幸男 / 河合絃司 / 相原巨典 / 高瀬将嗣 / 柿崎左十志 / 菅秀樹 / 重松収 / 長谷川一輝 / 新井一夫 / 大島光幸 / 星野晃 / 遠山孝一 / 中山康照 / 岡崎二朗 / 八名信夫 / 大下哲矢 / 信実一徳 / 八雲大 / 加地健太郎 / 福岡正剛 / 姫るりこ / 掛田誠 / 伊藤紘 / 藤原益二 / 高橋正昭 / 立花瞳 / 安見ありか / 吉宮慎一 / 千葉長門 / 木村重造 / 立枝歩 / 小池雄介 / 中庸助 / 太刀川寛 / 姿鐵太郎 / 井上博一 / 倉島襄 / 高橋義治 / 永野明彦 /  上田耕一 / 北斗太郎 / 石崎洋光 / 星野晃 / 高橋正昭 / 郷内栄樹 / 田中浩 / 高品正広 / 椎谷建治 / 岡本達哉 / 石田和彦 / 浜口竜哉 / 島英司 / 篠原夕紀 / 二家本辰巳 / 中瀬博文 / 加々良一和輝 / 夏倉健二 / 藤原益二 / 荒井玉青 / 深江章喜 / 石橋雅男 / 流健二郎 / 早川研吉 / 曽我佐和子 / 福島麻矢 / 滝義郎 / 三重街恒二 / 小池幸次 / 山田博行 / 大竹義夫 / 澤田洋 / 大屋隆俊 / 麿のぼる / 高橋雅男 / 浅野直人 / 渡辺文武 / セーラ / 成瀬正 / エディ・アラブ / 晴乃ピーチク / 隼田勇蔵 / 平瀬リエ / 芦沢洋三 / 大竹義夫 / 田代潤 / 白島奈美 / 島本洋 / 茜まり / 平正信 / 山本宗弘 / 有馬明良 / 上月左知子 山谷初男 関川慎二 神田隆 / 檀喧太 / 畑中猛 /  夏樹レナ / 南裕輔 / 入江正徳 / 浅見小四郎 / 秋田谷一憲 / 上野忠彦 / 渡会良彦 / 大場英二 / 北原義郎 / 伊達三郎 / 吉中六 / 木瓜みらい / 高橋明 / 不知火艶 / 佐藤了一 / 深見博 / 八雲大 / 菅秀樹 / 中山康照 / 小寺大介 / 森岡隆見 / 遠山孝一 / 根本聖一 / 石川徹 / 亜湖 / 三上真一郎 / 中田博久 / 江角英明 / 鶴岡修 / 志賀圭二郎 / 重松収 / 清水宏 / 角田映二 / 豊田紀雄 / 二家本辰巳 / 浅野直人 / 澤田洋 / 安藤博信 / 沢村千喜 / 宮沢千秋 / 林ゆたか / 森山周一郎 / 草薙良一 / 橋本和人 / 市村博 / 石田和彦 / 大木史朗 / 高山千草 / 小坂生男 / 関根久恵 / 緒方光平 / 荻原なおみ / 高橋義治 / 北斗太郎 / 中瀬博文 / 城野勝己 / 庄司顕仁 / 内田勝正 / 船水俊宏 / 南道郎 / 岡本真 / 武藤英司 / 永野明彦 / 藤井明雄 / 星野晃 / 信実一徳 / 富丞巴 / 吉田小千恵 / 浅井朱美 / 西下真子 / 姫るり子 / B&B (お笑いコンビ) / 風間健 黒部進 / 水島美奈子 / 大下哲矢 / 石山雄大 / 長谷川一輝 / 相原巨典 / 山本武 / 川崎民久 / 浜口竜哉 / 庄司三郎 / 大竹義夫 / 藤原益二 / 有馬明良 / 中岡三佐子 / 岡本麗 / 弘松三郎 / 片岡五郎 / 松田章 / 三遊亭遊三 / 氷室浩二 / 山岡八高 / 近藤準 / 西川敬三郎 / 湊俊一 / 加々良一和輝 / 石井和彦 / 大島光幸 / 高橋正昭 / 森岡隆見 / 深江章喜 / 早川雄三 / 徳弘夏生 / 西内彰 / 我如古盛勇 / 福永幸男 / 石崎洋光 / 夏倉健二 / 高橋正昭 / 城野勝己 / 二家本辰巳 / 有馬明良 / 大竹義夫 / 平田昭彦 / 江幡高志 / 萩原紀 / 戸塚孝 / 郷内栄樹 / 鶴賀二郎 / 塩月徳子 / 森直樹 / 宗田久美 / 伊藤美保子 / 奥村樹里 / 近藤宏 / 八名信夫 / 高品正広 / 石垣恵三郎 / 小坂生男 / 高橋義治 / シンリー・アレクサンダー / ウタ・グラッフェ / オデイル・ロークス / キャティ・ウィグリー / ユタ・モーニカー / 吉田真子 / 鈴木則雄 / 木村恵三 / 三野誠司 / 小林重四郎 / 中庸介 / 八雲大 / 高瀬将嗣 / 牧村耕次 / 田代潤 / 島英司 / アール・ウィラー / 豊田温資 / 阿部勝枝 / 稲川善一 / 羽田野まゆみ / 峰岸康男 / 遠山孝一 / 根本聖一 / 青木勇次 / 影山英俊 / 泉じゅん / 小宮健吾 / 早川雄三 / 壇暄太 / 高山千草 / 江田真弓 / 竹内靖 / 岡沢徳久子 / 渡辺祐子 / 村川みどり / 渡辺一彦 / 藤原公夫 / 相馬勇 / 島本洋 / 野口泰三 / 中村竹弥 / 保積ぺぺ / 成瀬正 / 永野明彦 / 三上剛仙 / 夏樹レナ / 福沢千比呂 / 北斗太郎 / 星野晃 / 大島光幸 / 木村功 / 大宮隆 / 松本伊代 / 藤木敬士 / 飛鳥裕子 / 花かおる / 長谷川一輝 / 重松収 / 福島麻矢 / 竹下玲奈 / 掛田誠 / 関根久恵 / 清水宏 / 秋永和彦 / 有馬明良 / 星野晃 / 庄司三郎 / 佐藤仁哉 / 寺尾いづみ / 藤山浩二 / 吉沢健 / 吉中六 / 伊吹礼一 / 二家本辰巳 / 和泉喜和子 / 佐藤了一 / 岡沢徳久子 / 高橋正昭 / 浅野直人 / 澤田洋 / 福岡正剛 / 森下明 / 大竹義夫 / 池上とし江 / 青地公美 / 沢田勝美 / 戸塚孝 / 石田和彦 / 藤原益二 / 高瀬将嗣 / 山根三男 / 斉藤真寿美 / 水原ゆう紀 / 宮口二郎 / 宮川洋一 / 関山耕司 / 森下明 / 畑中猛 / 鈴木和夫 / 不知火艶 / 柴田明 / 石井和彦 / 中瀬博文 / 相川圭子 / 北斗太郎 / 遠山孝一 / 藤原益二 / 石川徹 / 中山照康 / 山西道広 / 岡田ますみ / 飯田浩幾 / 野坂信一 / 山中康司 / 金子勝美 / 浜口竜哉 / 晴海勇三 / 大谷木洋子 / 加々良一和輝 / 薄井伸一 / 根本聖一 / 村尾由紀子 / 渡部等 / 相本一吉 / 宮島進一 / 中島はるみ / 荒井玉青 / 亀石征一郎 / 武藤英司 / 小池雄介 / 斎藤英雄 / 大島宇三郎 / 高橋義治 / 伊藤美穂子 / 俵一 / 斉藤林子 / 郷内栄喜 / 古川隆 / 島本洋 / 浅野直人 / 石川小百合 / 田中浩 / 矢野間啓二 / 天草四郎 / 曽我佐和子 / 田村貫 / 羽田野まゆみ / 中原潤 / 田辺年秋 / 深見博 / 桐生美代子 / 有馬明良 / 高橋正昭 / 小坂生男 / 土屋雄二 / 渡辺一彦 / 楯量子 / 古橋定夫 / 石橋雅史 / 阿藤海 / 小林伊津子 / 竹下レナ / 佐伯徹 / 大前田武 / 長谷川一輝 / 竹下レナ / 稲川善一 / 横関志磨子 / 麿のぼる / 西内彰 / 鹿内孝 / 荒井玉青 / 金井大 / 大杉くにこ / 美木良介 / 北條清嗣 / 相原巨典 / 大屋隆俊 / 小坂生男 / 花原照子 / 石崎洋光 / 夏倉健二 / 石井和彦 / 菅秀樹 / 中山照康 / 遠山孝一 / 波多野陽一 / 市川好朗 / 時本和也 / 関川慎二 / 中庸助 / 清水宏 / 信実一徳 / 浅見小四郎 / 村上幹夫 / 島本洋 / 中尾慎司 / 黒部進 / 片岡五郎 / 小坂明央 / 庄司三郎 / 壇暄太 / 永野明彦 / 畑中猛 / 広瀬五郎 / 中川雅恵 / 鈴木大介 / 山本明枝 / 藤田千恵子 / 松野克彦 / 石野克己 / 高橋清二 / 平川元 / 今井健二 / 吉田豊明 / 一ノ瀬康子 / 花かおる / 神弘無 / 岩瀬威司 / 西口天子 / 大島光幸 / 中瀬博文 / 西内彰 / 有馬明良 / 清水徳 / 石文康昭 / 堀川まゆみ / ウイリアム・ターパン / 田島義文 / 中田博久 / 高品正広 / 泉よし子 / 石崎洋光 / 島本洋 / 国宗篤 / 三重街恒二 / 土屋雄二 / バーバラ・ムーラ / リチャード・クラク / 高橋正昭 / 北斗太郎 / 藤原益二 / 星野晃 / ジョン・マイク・フォーリー / 八名信夫 小宮健吾 / 倉島襄 / 石井和彦 / 穂高稔 / 浜世津子 / 入江正徳 / 相原巨典 / 高瀬将嗣 / 溝口順子 / 藤本寛 / 橋本秀昭 / 藤本秀次 / 中尾慎司 / 斉藤敏明（順不同）

西部警察2の感想

40代男性

PART IIを最初に見て思った感想はオープニングテーマ曲が1と全然違っていたのですが、個人的には1に比べては迫力があるようで好意的には感じました。そのパート2をさらにわくわくさせたのは劇用車が15話から新しくなったことでした。それまで高性能なパトカーは大門団長が乗るブラックのマシンXだったのですが、15話からは大門団長はゴールド色のフェアレディ、さらに沖田刑事が乗るのは赤色のスカイラインになったので、子供ながらに一度車内に乗ってみたいなという思いを強くしました。ただ普段の捜査では普通の黒のパトカーを使用してるのに、大門団長が使用してきたマシンXが走りは高性能なのに使われなくなってしまったので、それはもったいないなとも同時に思ってました。放送ではパート2から時折全国各地をロケしてるのですが、関東近郊以外の各地で大規模ロケしたなかで一番印象的だったのは広島でのシーンでした。というのは広島市内を派手に路面電車とカーチェイスしながら走り、最後は車庫で路面電車が爆破されてしまうという今では信じられない撮影が行われたからです。今は撮影許可が難しくなってることを考慮しても、これが当時の石原プロの底力とカリスマ力を垣間見せられる一面を楽しめると思います。

30代女性

日本テレビで放送された都会シリーズのパートⅢの設定・キャスティングをそのまま、テレビ朝日に移して放送された西部警察シリーズ。大門部長（渡哲也）の妹役アコがいつの間にか、愛くるしい古手川祐子から別の女性に代わっていた。渡哲也と古手川祐子の息の合ったやり取りを楽しみにしていたのに、残念で仕方がない。今までは、サングラスに強面の硬派な刑事たちの中に洗練された都会派の刑事たちもいたけれど、次第に体育会系の短髪に、ブルゾンを羽織った刑事たちが入って来て、無骨な男気溢れる軍団へと変貌している。追跡時に威力を発揮する急加速装置や助手席に機関銃が装備されている戦闘指揮車・各種緊急無線などの送受信が可能な情報収集車などは、日産のスカイラインを改造している。劇用車は日産自動車の全面提供だ。壊した車両の台数は一話で平均20台、シリーズトータルで約４680台。非常に凶暴な被疑者を制圧する為、かなり強硬な武力的・暴力的手段が取られていた為、毎回、爆破シーンが登場する。使用された火薬の量、４、８ｔ。当たり前だが、死亡者が０人なのは凄い。ドラマに毎週、これだけの予算を掛けることなど、今は無理だろう。例を観ない贅沢の極みで、それだけ、素晴らしい実績を残したと言えよう。

50代男性

パート２になって全国縦断ロケがはじまり有名な爆破シーンも多いので一般的な西部警察のイメージの作品のはじまりといえます。石原プロの俳優が中心となってキャスト陣が組まれているイメージですが、外部から三浦友和を招いて彼のワイルドな一面を引き出した画期的な作品といえます。爆破シーンはまるでハリウッド映画で、よくここまでの撮影が出来たなと当時の迫力を感じてしまいます。最初のシリーズでも十分すごかったがさらに迫力を出したい、娯楽作品として一流のものをつくりたいという石原プロの決意が感じられる出来栄えです。映画をつくりたいという気持ちが、例えテレビでも手抜きは出来ないんだという本物の男の決意みたいなものが感じられました。特殊車両も１５話から新しいものが登場してくるんですが、当時の若者の心をくすぐる車両を使ってくるんです。とても心憎い演出だなと思いました。三浦友和は秘密を抱えていてそれが次のシリーズにつながっていくのも素晴らしいです。銃弾ロケも石原裕次郎の勇士を全国の人に見てもらうんだというスターのあるべき姿をあらわしているようで、単なるテレビドラマではないと思ったものです。演者やイメージがシリーズの中で一番好きです。

40代男性

西部警察　PART IIは西部警察から設定やメンバーが変更されつつ世界観は引き継いでいるという作品で、三浦友和が演じる沖田刑事が新メンバーとして活躍し、彼の命にはカウントダウンが始まってしまっているところは他のシリーズにはない見どころでした。また、このPART IIから本格的に始まった全国地方ロケは静岡、北海道、名古屋、広島で行われており、いずれも強烈なカーチェイスや銃撃戦、爆破シーンが用意されていますが、最もインパクトがあったのは名古屋の煙突倒しのシーンで、爆発炎上によって倒れた煙突がバスを押しつぶすというシーンは圧巻の一言でした。次いでインパクトがあるのが広島の路面電車の爆破シーンで、このストーリーのために半日広島市電を止めて撮影を行っただけあり実に迫力のある映像となっています。このシリーズから専用車両であるマシンXに代わってスーパーZとマシーンRSが登場していますが、テクノロジーが一気に近代化して自動運転などを見据えている設定なのが面白いです。音楽は西部警察から一新され、羽田健太郎さんの手によるものとなっていますが、後半のものはあまりサウンドトラックに収録されていないのが残念です。

まとめ

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