ハイキュー映画2勝者と敗者の配信無料動画フル｜DVDレンタル/Dailymotion/Pandora/Miomio/9tsuよりオススメ

何年か前にテレビアニメシリーズを第2期まで視聴してて、映画で再び色々と思い出させてもらい、とても有意義な時間を過ごせました。これで心置きなくアニメ第3期が観られます。

映画のために、多くの箇所が省かれていたのは観ていて感じましたが、カットされた部分が全て余談だと思えるような、一つの物語となっており個人的には良かったと思いました。

タイトルにもある通り“勝者と敗者”。バレーに全てを捧げた若者たちを、主人公サイドだけでなく相手サイドも含めた両面から描いているのが、とても素晴らしかったです。

試合で動くのが良かったカットを特に選んでいたので『ハイキュー!!』という作品を再評価するキッカケとなりました。

この映画はアニメの総集編になります。アニメの舞台はインターハイ予選に挑む烏野高校バレー部。チームとしてまだ出来上がったばかり、メンバーもようやく揃い強豪の高校と当たり、その学校に打ち勝っていき、順調に勝ち上がっていく中で、烏野高校の天才影山とその中学の時の先輩、青葉城西高校の及川があたることになり、試合を開始始めました。メイン内容はこの二人の睨み合いがほとんどになっています。互いに存在を意識している描写があったりとこちらも試合をその場で観戦しているような感覚に陥るくらいの熱い展開が繰り広げられます。メインキャラクターと別に烏野高校のOBの方々もでてきたりと話に花を飾ってくれます。アニメの本当に途中のいい話の部分を切り取っているので、できるのであれば、最初にアニメの2話、3話辺りまでは最低見ておいた方が良いかもしれません。アニメ自体もそのあとも続いていくので、出来ることならアニメの一期を丸々見たあとに総集編を見ると楽しんで観れると思います。総集編なのでカット部分がかなりあるのでその辺の知識がしっかりあれば、映画をしっかり楽しめますしアニメを見返しながらという意味でもかなり面白いものになっています。

日向＆影山の変人コンビや長身のアタッカー月島、ピンチサーバー山口を加えた新生烏野バレー部が迎えた公式戦であるインターハイ予選。1、2回戦とトーナメントで勝ち抜いて来たのですが次に当たるのはエース旭が心を折られた伊達工業。鉄壁を誇るブロックに前回大会で悉くブロックされてしまったシーンが蘇ってしまう旭に対しメンバーがバレーは1人でやるスポーツじゃないや背中は俺に任せろといった聞くだけで力強くなれる言葉を掛け合い試合に臨みます。旭もみんなの期待に応えて見事乗り越えたのですが、感動するのは試合を終えた後に同じ1年生同士で何かお互いに感じる事があった日向と青根の握手シーンは勝っても負けてもお互いを称え合うのは凄く良いなと思いました。伊達工業を倒した後は、練習試合では辛勝したセッター影山の師匠的な及川要する青葉城西との対戦。大王様と呼ばれるほど県内でNo1レベルのセッターである及川から繰り出せれる攻撃で烏野を苦しめます。この状況を打破すべく烏野は影山から菅原へセッターを交代すると言う策を出して青葉城西へ反撃をします。打倒、青葉城西に対して総力戦で臨む烏野メンバーに対して思わず頑張れと声に出して応援をしてしまってました。

「ハイキュー!!’’勝者と敗者’’」ではインターハイ宮城県予選、烏野高校対青葉城西高校の試合を総まとめにしたものです。烏野高校は元強豪でありながら近年勝てなくなり落ちた強豪飛べないカラスと呼ばれるようになりました。そんな中復活し、また全国を目指し戦う烏野高校にとってこの試合は負けられない重要な試合でした。セッターの影山は中学時代独りよがりなプレーをし独裁の王様というあだ名をつけられチームメイトから見放された過去がありました。しかし烏野高校の進学し、チームメイトに恵まれ独裁の王様からただの王様になり本当の力を発揮するようになります。青葉城西高校は影山の中学の選手の大半が進学する強豪校です。青城には影山の先輩でセッターの及川がおりセッター対決としてもとても見どころがあります。影山の心情が変わり成長していく様は特に見どころがあります。また、影山と日向の変人速攻やそれをおとりにした攻撃は強豪相手にも十分通用し、フルセット戦うアニメを超えるほどの迫力がありとても面白かったです。全力を尽くしそれでもかなわなかったときの悔しさはすごく共感が持てて高校時代を思い出しました。インターハイを敗戦に終わり最後のチャンス春高に向けてどのような進展があるのか続きが気になるとても面白い作品です。

アニメ第一シーズン後半の総集編、劇場版後編はいよいよインターハイ予選。烏野を迎え撃つのは高身長ブロッカーが揃う伊達工業。１年生変人コンビの大活躍に、鉄壁をぶち抜くエースの一本で会場から沸き起こる歓声が全てを物語ってます。その１本がどれほど大切かここまで見てきてやっぱりシビれるものがありました。インターハイ予選２日目の相手は主将及川率いる青葉城西。三年生には最後のインターハイになるわけで、引退もかかった試合には想いもひとしおなところ。「戦うからには勝ちに行く」「勝者になりたい」のは誰もが夢見ることだけど当然ながら勝者が生まれれば敗者が出る。戦ってる間は誰も負けようだなんて思ってるわけはないんですけどね。高校生って言う技術的にも身体的にも発展途上の彼らが、猛者たちに感化されて試合の中でさえ進化していく姿が今後の活躍を強く印象付けています。後半だけあって名場面・名台詞が目白押しなのも後編の見どころです。「負けは弱さの証明ではない」一旦インターハイ予選は終わりますが、次に向けてまた立ち上がる烏野の勇姿こそ彼らが強いチームであることの証なんですよね。各チームがその後をどうしていくのかそれぞれの決断にも注目したいところです。