ふりふら(思い、思われ、ふり、ふられ)実写映画の配信無料動画フル｜DVDレンタル/Dailymotion/Pandora/Miomio/9tsuよりオススメ

清々しい気持ちで観られました。エンドロールも素晴らしく、髭男がピッタリでした。

4人が4人とも主役で、それぞれのサイドストーリーがあるので連ドラでやって欲しかったなって思ってました。しかし2時間という映画枠の中で、しっかりと原作の流れも大事なポイントも抑えてて良かったです。

キラキラの青春キュンキュン系でしたが、4人がすごく良い関係性で羨ましく思えました。終わり方も個人的に良く、とてもスッキリしました。

原作コミックは友達から薦められてましたが、結局読まずに鑑賞。どうやって終わるのか気になりましたが良かったです。これから原作コミックを読んでみようと思います。

実質的に四角関係ですが、ドロドロとしたものではなく、爽やかで青春を感じさせる作品でした。朱里と理央の姉弟は、両親の再婚で姉弟の関係になりましたが、その直前まではお互いに好意を持っていて告白をしようとしていた関係でした。しかし、両親の再婚によって、それが出来なくなってしまいますが、朱里と理央は、由奈と和臣に出会った事で次第に関係が変わっていくという心情の細かな変化を描写しているのが良かったです。映画のタイトル通りの展開で、恋愛物では王道のパターンと言えますが、キャスト陣はそれぞれの登場人物の雰囲気を引き出しており、映像面でもなかなか綺麗でした。やはり、青春映画は透明感を感じられるような作りになっているのが一番で、その点ではある程度この作品はクリアしていたと思います。ヒロイン陣は、現在のドラマや映画には欠かせない存在になってきた浜辺美波さんと福本莉子さんが抜擢されていて、朱里と由奈を熱演しています。２人の女子高生が友情を育ませながら、家族との関係や自分たちの未来、恋愛について悩みつつ、結果を出した事でスッキリと終わっているのは好印象です。最近の映画で多いジレンマの残るような作りになっていないのは良いと思います。

半年ぶりぐらいに映画館に思い切って出かけた時に観た映画です。久しぶりだから、ジャンルはピュアで泣ける奴と思い観たのがこの映画です。見終わった時は、とても爽快な気持ちで映画館を出たのを覚えています。一番推している浜辺美波の映画ですから、期待しないわけはありません。あと北村、福本、赤楚の４人が加わって、繰り広げる愛情のストーリーですから、最初から最後までハマりっぱなしです。もちろん山あり谷ありで、色んな誤解や困難や悲しみや喜びが錯綜しますが、ラストに一点突破全面展開のようなハッピーエンドに到達した時には、堪えていた感情が爆発し、号泣の波に襲われました。タイトルにあるように、男女の恋はさまざまに変化していきますが、4人とも敢えて恋愛では傷つきたくないというスタンスですから、一歩踏み込んだ恋愛に突入しないシーンが多いので、イライラは常にありました。私の勝手な理屈ですが、恋愛はゲームであり、お互いが触発しあって、いろんな感情や人生を学ぶ絶好の体験する場だと感じます。そしてお互いが成長した時のレベルが同じであれば、心が結ばれるものと信じます。いずれにしても4人が背中を押しあって、未来に羽ばたいていくという流れは秀逸でした。優しくてピュアで素晴らしい映画でした。

誰も傷つきたくて恋愛するわけじゃない。みんながみんな幸せを目指しているのに、みんながみんな幸せになれる方法は、恋愛においてはとても少ない。やさしい人は相手の気持ちを優先して、自分の気持ちを置き去りにして、気づいた時には傷ついている。この映画に登場する4人の主人公は、みんなやさしい。だからこそ、こんなにも傷つく。それぞれが複雑な背景を持ち、それぞれが強さと弱さを同時に持っている。障害に苦しみながらも、それを乗り越えていく若者の姿はとてもまぶしい。乗り越えるとき、成長するときの強さは、きっとこの年齢を生きる人たちだけの特権なんだろう。歳を経て、もうこんな強さや無謀さを持つことができなくなっていることへの喪失感。いや、自分がこの年齢のときだって、きっとこんな風に強くはなかった。この主人公たちのまぶしさの正体はきっと、自分がなれなかったものへの憧れなのかもしれない。へし折れたり、負けたりする弱さももちろん描かれているが、この映画は負けた人を負けたままにはさせてくれない。「自分ができないことの理由を後付けするな」というセリフは、どんな世代を生きている人にもきっと響く。言い訳を許さない強さは、へし折られるたびに乗り越えてきた人だけが持てる強さだ。多くの人にとって、それを持つのは難しい。強い人は美しい。まぶしい。そのまぶしさが歳を経た私にはいささか辛いものではあったが。

朱里はせっかくかっこいい理央が、想いを寄せてくれているのに、応えないので、もったいない～と感じてしまいます。まあ、あまりにももてすぎる彼というのは、苦労しそうという感じも見受けられますが。青春真っただ中の、切ない恋が共感を呼びますね。姉と弟といっても、血はつながってないのだし、気にしなくても大丈夫なのですが。由奈も、あまりにも見た目で王子様と決めつけてしまっては、理央とうまくいかないかもしれないと思いましたが、カップルとして成立したようなので、よかったです。イケメン男子は、見た目で好きになられても、自分の中身とのギャップとか、性格を知らないのに、と敬遠しがちなようですが。理央は誤解されがちですが、素直なんですね。由奈は、朱里の恋の仕方に納得がいかないようですが、イケメンでさらっとしたタイプに一瞬で恋に落ちるというのも、完全に本当の恋とは言えない気がします。高校生にそこまで求めても、分からないのが当たり前なんでしょうけれどね。キャストも素敵で、特に男性陣は、今をときめくかっこよさですね。数年後の４人の様子も続編として、見られるといいですね。予測不可能なことが起きるのが、若いうちのいいところですよね。

個人的に北村匠海と浜辺美波が以前から大好きだったので、二人がメインキャストとして出演していると聞いた時点で期待が大きく、必ず見ようと決めていました。実際に見てみると、ただの王道恋愛ストーリーであるというワケでもなく、非常にクオリティの高い恋愛作品となっていて驚きました。キャスト陣の演技力の高さも際立っていて、見始めるとすぐにストーリーに入り込むことが出来ました。ストーリー上ではメインである4人の悩みや想いなど、彼らの心情が非常に丁寧に描かれていて分かりやすかったのですが、全く予想のつかない展開が常に待っているということで、それがまた最高でした。彼らを見ていると、自分も恋愛がしたいな、青春時代に戻りたいな、と強く感じさせられました。全体的に映像・音楽・キャスト・語りが全て美しく、大満足でした。かなり気に入った映画なので、必ずこれから何度も見返していきたいなと思っています。現在学生であるという人はもちろん、恋愛ストーリー好きの人にはぜひ一度は見てみて欲しいおすすめ映画です。全体的なクオリティの高さに驚くこと間違いなしです。この映画作品をきっかけに、まだ読んでいない原作も読みたいと考えています。

この映画は4人の想いが複雑に絡んだ恋愛映画です。物語を複雑にしているのは性格や家庭環境やタイミングなどいろいろありますが、現実の世界でも起こりそうで感情移入しやすい映画だと思います。もし自分に想像していたような女性が目の前に現れたら、自分なら一体どうするだろうと考えました。本当は好きなのに好きと言ってはいけない状況もあるのかなと思います。家族のことを考えて行動を封印したり、ある出来事を見たり聞いたりした事で本当の自分が出せなくなったりすると焦ったくなる感じは恋そのものだと思います。同時に同性同士の友情も感じられます。人間関係で悩んでいるときに励ましたり背中を押したりする事で、反発していた心がほぐれて素直な気持ちを出せるようになっている所は素晴らしいです。特にこれからの事を考えなくてはいけない高校生は、将来の事も悩みに含まれてきます。そのときに夢を諦めてしまうのか、達成する事ができるのかでその後の人生は大きく変わってきてしまうのではないでしょうか。内向的で友達がいなかった由奈が浜辺美波の人生の分岐点を左右する行動には、思わず拍手をしたくなりました。誰もが子供ではなくて、確実に成長している証なんだなと感じる場面でした。

相手を大切に思う気持ちでいっぱいになって苦しい時も、友達の言葉を素直に受け入れて心の壁を乗り越えていく４人の姿は、さわやかでした。多感な高校生が、自分の気持ちじっと抑えながら大切な人の笑顔を引き出そうとする姿は、ややもすると痛ましくなりますが、この４人は、それぞれに芯のある人たちなので、傷つきながらも颯爽と生きていました。家族みんなが幸せになれるようにバランスをとりながら生活している朱里と和臣、自分らしさを見つけようと自分の気持ちを見つめていく理央と由奈、それぞれの生き方が鮮やかになっていくのを見ながら、自分はこんなに真剣に高校生の時代を生きていただろうかと思い返しました。それは当時、もやもやして言葉にならなかった感情が、映像の中の端々で一つのかたちとなって見えてくる時があったからです。懐かしかったり、一抹の後悔を感じたりしながら、もう一度この時代をやりなおせたらなあという気分になりました。若い人たちに、今、観てもらいたい映画だと思いました。みんなが優しくて、みんなじれったいけど、みんな真っ直ぐで素敵です。十代だと、きっと今ならたくさん共感できるものが見つかるはずです。大人になれば気づくことですが、家の中でバランスをとる生き方が、本当は独りよがりなもので、一歩踏み出したら苦しいけれど道は開けるというのも知ってほしいです。朱里と理央の心の広がりに心を動かされる人が多いと思いますが、自分は和臣のことが、大人になった今の自分としては、気になって仕方がありません。和臣みたいな子に、家族のために空気を読んで生活してきたことを、楽な生き方を選んできたなんて言わせたくはありません。みんな必死なんです。自分でそういう生き方を選んで頑張ってきたのは、すごいことだよと言ってあげたい。そして、そこから一歩歩き出すには大きな勇気が必要で、その勇気を与えてくれる人に出会える幸運を手にすることがもっともっと必要で大変なことだけど、きっとうまくいく、そう伝えたいと思いました。この映画に出会うことも、そんな幸運の一つになるかもしれません。彼らと同年代のたくさんの人たちに、観てもらいたくなりました。