チリ33人 希望の軌跡(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

まず冒頭の“毎年、鉱山の事故で12000人が命を落としている”というテロップが衝撃的でした。日本で当たり前のように暮らしていることが、いかに幸せなことか実感します。

多くの場面で「家族のために生きるのを諦めるな」という言葉が出てきましたが、日本ではこれほどまでに「家族のために」という言葉は出てこないでしょう。国柄が非常に出ていると思いながら良い映画を観たと思っています。オススメです。

全く飽きずに最後まで観られました。人間達のリアルな嫌らしさをそのまま映画にしてたのが良かったかなと。

日本でも速報のニュースが入って来たのを良く覚えています。ですが、そこにたどり着くまでに数多くのトラブルがあったことを、本作を通じて知れました。また、閉じ込められた人々の視点でも描かれており、息が詰まるほどの恐怖を感じました。

『チリ33人 希望の軌跡』の感想です。2010年8月5日、チリでの出来事です。100年にわたって採掘されてきたサンホセ鉱山で、近年まれにみる大規模な事故が起こりました。映画でも見ているようで、考えてみただけでも恐ろしい出来事だと思います。最初、会社は事故を隠蔽しようとしますが、どう考えても無理でしょう。マスコミは何処の国でも追っかけます。食糧の分け合いとか涙モノです。もの凄い極限状態だったと思います。その精神状態も限界の中、マリオの出版の契約の話が仲間に知られ、悪態もつきますが、やはり仲間が、一番大切と思い、彼は契約の破棄を皆に告げ、謝罪し、全員が許してくれました。もうこのシーンは涙が止まりませんでした。大規模な救出作戦を開始します。1人乗りのカプセルを使い、最初に乗ったアレックスが姿を見せ、光景は全世界でニュースになりますマリオが後に続き作業員は救助され、しんがりはルチョで、涙を流し、地上へ上がって行きます。地上から隔離されてしまい、さまざまな問題が生じながらも、危機的状況でも、絶対に希望を失わない33人の姿に胸が、打たれます。地下700メートルの世界で69日間も閉じ込められた33人の作業員、そして33人を救おうと尽力するスタッフの人々を絵が描きます。そして33人の姿が・・・番外ですが、少々問題ある家族も、関係なしです。生きいてよかったとみんな思ったと感じます。ありがとうございました。

記憶に残っている人も多いであろう、チリ鉱山事故の物語です。結末を知っているため安心して観ていましたが、やはり序盤の鉱山が崩れるシーンはハラハラしました。同じような労働災害を描いた作品に「バーニング・オーシャン」がありますが、それと同様に上層部が現場の声に耳を貸さないというのは大問題だと思いました。山に異常を感じて訴えるも退けられるのです。現場のことは現場にいる人間が一番知っているのに、それを理解しようとしないところに苛立ちすら覚えました。鉱山に取り残された33人は、初めは絶望視されるも生きていることが判明し、食料の輸送などが始まります。それまではとても大変だったことが描かれています。作品を作るにあたり、実在の33人の協力を得たとのことなので、真実に近いことが描かれているのだろうと思います。この救出劇は私も当時みていて、全員の救助が確認されたときに日本のチリ大使館にお祝いのメッセージを送ったことを今でも覚えています。それほどまでに世界中が見つめたこの事故。当時「一時的にヒーローになった人物は、それが去ったあとなんらかの『ロス』状態になることがある」と聞き、その後を気にかけていました。この作品の最後で、実際の33人の現在の姿が映されます。彼らの笑顔をみて、幸せに暮らしているのだと心から安堵し、少し涙しました。この事故を知っている人も知らない人も是非見てほしい作品です。

実際に33人の救出現場中継を見ていたので、映画に興味を持ち、鑑賞いたしました。失望が広がる閉鎖的な地下空間で、暗澹たる気持ちの中に希望を見出す彼らの姿は生命力に溢れています。彼らに感情移入した為か、鑑賞後は空や太陽がまばゆく感じます。当たり前にあった日常の幸せの尊さに気付く作品です。真っ暗闇の地下は、現代を生きる我々の失意喪失とも通じるものがあります。踏み出せない一歩、今の環境から出られないのではという恐怖、唯々奇跡を希う気持ち。誰しも日々経験している鬱々とした感情が、地下に閉じ込められた彼らの恐怖と同じでないにしても重なります。この映画は明日への活力を与えます。閉じ込められた33人だけでなく、地上で待つ家族、さらには世界中の人々が彼らの救出を望む姿に心打たれます。私自身、中継を見ながら、一人救い出される度に拍手をしていたことを思い出しました。メディアで伝えられる以上に救出活動が困難を極めていたことを知り、世界に何万といた「奇跡の目撃者の一人」であったことを、映画を通して実感いたしました。奇跡を目にすると、希望が自然と湧いて出てきます。実話を基にした感動のドキュメンタリーを多く見てきましたが、この作品は後世に残すべき名作です。

世界的ニュースになったチリ鉱山の落盤事故が忠実に再現されており、作業員が悪夢の69日間をいかにして乗り越えてきたのかがリアルに感じることができました。事故が起きる前に作業場へトラックで移動中、入口が段々と遠ざかっていく様子に不安と不気味さを感じました。どんどん山が崩れていくなか、ひたすら逃げ惑う作業員達の鬼気迫る様子から目が離せませんでした。また、作業員達を探すドリルの音を”美しい”と思えるのは、この恐怖を経験した者だけであるということや、ドリルの音に癒しを見いだせる作業員の精神がとてもたくましいことだというのを知ることができてよかったです。食料もつきはじめ、作業員達の精神が限界に近づいてるのを感じる一方で、33人全員で生きて還るんだという希望も、作業員同士の絆も、ラストに向かうまでにどんどん強くなっていくのを感じました。ついに迎えた救出の日では、１人目が地上に上がれた瞬間には安堵と歓喜の渦に感動で涙が溢れました。ラストは33人の幸せそうな様子が映し出され、彼らに笑顔が戻って、みんな助かって本当に良かったと心から感じられるシーンでした。作業員だけでなく、大臣はじめ家族達、全員が”必ず戻ってくる”という希望と固い絆を描いた感動の実話作品です。

チリの鉱山で起きた事故により地下に閉じ込められた人々の生への希望と懸命の救助活動をする人たちを描いた感動の物語です。この映画ではだれが主役というよりも閉じ込められた人たちのチーム力こそが映画の主役ではないかと思えてきます。追い詰められながらもみんなで救い出されるまで頑張り続ける姿は大いに共感できるはずです。もちろん閉じ込められた33人の中のリーダー格のマリオがしっかりと仲間を統率し、自暴自棄に走ろうとしたアレックスを懸命に励ましたり気持ちが不安になりがちな作業員を必死に励ます姿も素晴らしいと思いますが
それに負けず劣らず全員が必ず生きて地上に戻るのだという強い信念があればこそ起きた奇跡だと思いました。映画で見逃せないのが役割を担うのが救助のプロであるソウガレットと鉱山大臣のゴルボルンだと考えます。地下にとじこめられた作業員には食料も限られていて限界が来ています。可能な限り早く救助しないといけない追い詰められた状況の中で懸命に救助活動を行うソウガレットですが
なかなか救助活動がうまくいかず、鉱山大臣に救助活動が困難である事を告げます。それでもゴルボルンは作業員の家族から失敗から学んでほしいと告げられあるアイデアを生み出し、これが救助活動の突破口になりやがて奇跡を起こすきっかけになっていきます。最後のシーンは極めてドラマチックでいい映画です。

『究極のサバイバル、ザ・33人！』「絶対に諦めない！」「また地上で会おう！」見事に生還した33人の軌跡。2010年8月に発生したチリのサンホセ鉱山落盤事故。坑道崩落により、33名の男性鉱山作業員が地中深く閉じ込められるという絶体絶命のピンチ。避難所に残された食料はわずかに2?3日分のみ。暗闇と閉所のなかで迫りくる死への恐怖と不安…。こんな絶望的状況の中で、33人全員が生きて救出される可能性があるのか？にわかには信じられない事態だ。だが、生き残りにかけた男たちの強い信念と圧倒的なチームワークが、奇跡のサバイバルを生む。マリオの不屈のリーダーシップは唯一無二だ。よくぞ皆をまとめ上げた。現場責任者ドン・ルチョの苦悩は誰よりも深く重い。よくぞ最後まで責任を果たした。ロレンス鉱山大臣の粘り強さが無ければ、救出作戦は頓挫しただろう。政府ともやり合う姉マリアと見捨てられた弟ダリオとのわだかまり、最後に和解して抱き合う姿に涙した。よそ者ボリビア人ママニもくさることなく、よくぞ生還した。最強の集団だ。対して、地上で再会を待ちわびる家族、友人。さらに懸命に救出作業を続ける国際的救助チーム。現場から随時状況を伝える報道陣。世界中の人々が心に描いた希望の光がやがて地中の33人へとつながって照らす。2番目に救出されたマリオの雄叫び『チチチレレレ、ビバチレ！』に人間の底力を見た。魂が震えた作品だ。