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アルキメデスの大戦(映画)の内容
映画『アルキメデスの大戦』は、2019年7月に公開されました。
原作は、「ドラゴン桜」で大ブレイクした漫画家・三田紀房さんの歴史ドラマで、2015年から「週刊ヤングマガジン」で連載されました。
1930年代の日本を舞台に、戦艦大和の建造計画を食い止めようとする数学者を描いた作品で、監督・脚本・VFXを担当するのは、「ALWAYS」シリーズや「永遠の0」などを手掛けた山崎貴さん。
主演の100人に1人と言われた数学者・櫂直(かい ただし)役に菅田将暉さんが、櫂をスカウトした海軍少将で海軍第一航空戦隊司令官・山本五十六(やまもと いそろく)役は舘ひろしさんが演じています。ほかにも、柄本佑さんや浜辺美波さん、笑福亭鶴瓶さん、田中泯さんなど、様々な年齢層で豪華俳優が揃っています。
とても素晴らしかった。キャストも演出も完璧。序盤のシーン、終盤のシーンは鳥肌が止まらなかった。田中泯さん演じる平山と、菅田将暉さん演じる櫂の想いに心打たれた。この映画のお陰で数学好きになりました。
菅田将暉さんが難しそうな役をテンポ良く演じていて良かった。柄本佑さんとの掛け合いも軽妙でした。
主人公が、ひょんなことから山本五十六(舘ひろし)に新たに建造する戦艦大和の見積もりを精査することを頼まれる。山本は戦艦ではなく空母の時代と考えたが、守旧派に追い込まれてしまった。ラストには、戦艦大和の歴史的役割についての仮説が述べられていて、とても楽しめる作品だった。
シナリオも映像もキャスティングも演出なども全て完璧で驚きました。原作の完成度なのか、このような映画が作られたことを誇りに思う。
あらすじ
昭和8年(1933年)、第2次世界大戦開戦前の日本は欧米列強との対立を深め、軍拡路線を歩み始めていました。海軍では、超大型戦艦大和を建造する計画を秘密裏に進めていました。
海軍少佐の山本五十六(舘ひろし)は今後の海戦は航空機が主流だと自論を持ち、航空母艦の必要性を説きますが、平山忠道技術中将(田中泯)が持ち出した巨大戦艦の模型に、大艦巨砲主義派の嶋田繁太郎少将(橋爪功)は感嘆し、大角岑生大臣(小林克也)も魅了されてしまいます。
山本は、巨大戦艦の建造が、いかに国家予算の無駄使いか、独自に見積もりを算出して明白にしようと考えます。そこで、軍部の息のかかっていない協力者を探し、天才数学者・櫂直(菅田将暉)に目を付けます。
櫂は、造船業で栄える尾崎財閥家に仕える書生で、天才の誉れ高い青年でしたが、嶋田と尾崎留吉(矢島健一)の眼前で大艦巨砲主義を批判したことや、令嬢の鏡子(浜辺美波)と親密になったことを姦通と曲解され、東京帝国大学理学部数学科を放校になり、日本と海軍に幻滅していたため、山本の誘いを頑なに断ります。
しかし、櫂は山本の「巨大軍艦が建造されれば、その力を過信した日本は必ず戦争を始める」という言葉に衝撃を受け、帝国海軍という巨大な権力の中枢に飛び込み、卓越した数学的能力をもって大和建造にかかる高額の費用を試算し、計画の裏でうごめく軍部の陰謀を暴きます。
見どころ
菅田将暉と柄本佑の掛け合いが絶品
菅田将暉さん演じる櫂直のキャラクターが愉快で、数学と美をこよなく愛し、なんでも測りたがる変わり者。いつも巻き尺を持ち歩いて、美しいと感じたものをその場で計測しなければ気がすまない性格。美しい女性にも計測させて欲しいとお願いするので、周りから誤解を招くこともあります。
そんな櫂に反発しながら徐々に傾倒していく柄本佑さん演じる田中少尉。前半のストーリーでは、そんな2人の掛け合いが絶品で退屈しません。
劇中屈指の名シーン
戦艦大和が造られるか否かが決定する”本会議”は、名シーンとなりました。脚本も手掛けている山崎監督が、「ヤバい脚本を書いてしまったかも」と思ってしまうほどの台本のページ数で、110カット以上という膨大な量を4日間かけて撮ったそうで、豪華名優たちが集うシーンとなりました。
数学者の役ということで、菅田将暉さんは、まず数学を勉強するため数式を解いて役作りを始めたそうです。そして原作マンガを読んでいたので、このシーンは、面白くなることは分かっていたのですが、原作を超えるためどうなるのかと思っていたところ、山崎監督のアイデアで、菅田将暉さんが怒とうのスピードで行う数式の板書のシーンをカット割りせずに撮影。菅田将暉さんは「マジか」と思いながらチャレンジし大成功!豪華名優たちから拍手喝采だったそうです。
まるで実話のようだと錯覚する
このストーリーはフィクションですが、「これは実話ですか?」と鑑賞した方のコメントにもありました。
原作は未完なので、脚本を務めた山崎監督が、マンガの実写化にふさわしいオリジナルのラストへと集約しています。ラストでは結局、”戦艦大和は作られた”という歴史と同じ道にまとめ上げていることで、実話だったのではと感じてしまうストーリーに仕上げられています。
スタッフ
原作:三田 紀房「アルキメデスの大戦」
監督・脚本・VFX:山崎 貴
音楽:佐藤 直紀
キャスト
櫂 直(かい ただし):菅田 将暉
主人公。100年に一人の天才と呼ばれた数学者。
田中 正二郎(たなか しょうじろう):柄本 佑
山本五十六から櫂の付き人を命じられる海軍少尉。
尾崎 鏡子(おざき きょうこ):浜辺 美波
主人公の天才数学者を慕い、救いの手を差し伸べる財閥令嬢。
大里 清:笑福 亭鶴瓶
造船会社社長。
大角 岑生(おおすみ みねお):小林 克也
日本帝国海軍大臣。
宇野 積蔵(うの せきぞう):小日向 文世
戦艦長門の艦長。
永野 修身(ながの おさみ):國村 隼
山本五十六の上官。
嶋田 繁太郎(しまだ しげたろう):橋爪 功
海軍内で巨大戦艦建造計画を推進する海軍少将。
平山 忠道(ひらやま ただみち):田中 泯
大和を設計した造船中将。
山本 五十六(やまもと いそろく):舘 ひろし
日本で最も有名な軍人。海軍少将。
大里商船の事務員:波岡 一喜
セツ:木南 晴夏
尾崎家の女中。
藤岡 喜男(ふじおか よしお):山崎 一
造船少将。対航空機戦闘のための航空母艦の直掩用の戦艦を設計した。
蒲瀬 和足:飯田 基祐
参謀。
高任 久仁彦(たかとう くにひこ):奥野 瑛太
軍令部所属。櫂たちの計画を阻止するために身辺調査する。
尾崎 留吉(おざき とめきち):矢島 健一
尾崎財閥総帥。
料亭の女将:角替 和枝
下宿の大家:池谷 のぶえ
造船会社の部長:天野 ひろゆき
若い士官:石田 法嗣
ナレーション:窪田 等
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アルキメデスの大戦(映画)の感想
これまで戦争映画というと、第一線で戦う人々や、戦争の直接的な被害を受けた人々が中心に描かれるものが多くありました。しかし『アルキメデスの大戦』は、菅田将暉演じる天才数学者の櫂が主人公であり、実際の戦争シーンなどはあまり描かれていません。櫂を中心に、戦艦大和が造られるまでを描いており、本作品は史実に基づいたフィクションであるとはいえ、これまで教えられてきた戦争を違う側面から知ることができ、考えさせられるものがありました。そして、数学者が主人公ということで、巨大戦艦の見積など数学的な話も多く、数字に弱い身としては楽しめるか不安でしたが、作品のテンポの良さや、主人公を演じる菅田将暉のキレの良い話し方などにより全く苦痛にならずに観ることができました。また、主人公の櫂が美しいものを計らずにはいられないという変人であり、メジャーで何でも計ってしまう姿は見ていて面白いです。その他にも、出演しているキャストがとても豪華で、どの俳優も演技が上手く、作品に引き込まれました。作品を観ている中で、戦争について考えさせられるシーンや、ハラハラさせられるシーン、思わず笑ってしまうシーンなど、見どころが多いので、戦争映画が苦手な方でも抵抗なく観ることができる作品だと思います。
私は映画館ではなく自宅で見ましたが、見てよかったと思える作品のひとつです。フィクションではありますが、日本における戦時中の要となる人物も登場し、この時代の事実を描いた作品なのではないかと思い込んでしまうようなリアリティがあります。私たちは学校で日本史の授業を受け、戦前、戦中、戦後日本の様子を一通り学びました。しかし今思い返してみると、その時代の様子や実態というのは、授業だけで学べるものではなかったのではないでしょうか。私はこの映画を見て、戦時中には様々な角度の「国を思う気持ち」があったのだと思いました。純粋に国を思うもの、私欲が混じっているもの、国を思うように見せかけて自分しか大切ではなかったものなど、その方向性は多様です。またその思いは、必ずしも日本の行く末を良くするものではなかったことも理解しました。どれもこれも戦後に生まれた人間だから言えることだと思いますが、授業だけでは学べなかったことがたくさん詰まった作品だと感じています。また、この時代の空気感や壮絶さを表現する色彩や迫力は本当に素晴らしいです。全体として完全にライトな映像ではなく、ほんの少しですが時代を感じさせる色彩感を大切にしているように思います。またこの映画においてキーとなるものそれ自体が非常にダイナミックで、当時の日本にとって大きな存在でした。自分がその時代に生きていてそれを目にしたら、きっと高揚して、感動したのだろうと思えるような迫力の再現度は、他の映画に群を抜いてると思います。
従来の戦争映画にありがちな、恋人や家族と別れなけらばならないような、切ない映画とは一味違う作品です。主人公の櫂直が天才的な数学者で、政治家の複雑な事情に揉まれ、時には妨害や嫌がらせを受けながらも、壮大な大和の設計見積もりをトントン拍子にこなしていくところは、観ていて気持ち良いほどでした。時間との戦いで焦る主人公の様子にこちらもハラハラしたり、悪代官のような政治家の言動に思わず腹を立ててしまう気持ちになったりと、観ている側の感情がころころ変わり、息つく暇のない濃厚な映画だと思います。主人公の櫂直を演じる菅田将暉さんの演技も素晴らしくて、数学者独特の切れのある表情と真実を解き明かしたいと願う感情のこもった目で演じる迫真の演技も見どころです。また、映画の最初に登場する海上での戦いも迫力満点で、制服やバックの内装なども時代を感じさせるデザインには当時に興味のある方にはより映画を楽しめると思いました。この映画を観ることで大和がなぜ作られたのか、その目的も解き明かされるので観るだけで歴史の勉強になる他、日本人独特の考え方や政治家にありがちな隠蔽体質や派閥、癒着などの闇の部分も楽しめる作品だと思います。
いきなり戦闘シーンから始まったのには驚きましたが、臨場感たっぷりで、その迫力に圧倒されました。全体的には数学の天才・櫂直や山本五十六はじめ多くの軍人、そして造船に携わる人々の思惑が交錯し、戦争映画ではない、壮大な人間ドラマに仕上がっていると思います。櫂直が自分の体の一部であるかのように数字や数式を操る様は芸術的ですらありました。学生時代は数学を苦手としていましたが、「今からでもやり直してみたい。」と観客に感じさせることができたのは菅田将暉さんの演技がそれだけ素晴らしかったからでしょう。不利な状況下でも最後まで諦めない。そして戦争を止めさせるために大和の構造上の欠陥を数学でもって確固たる根拠を示し、誰もが理解出来るように、納得出来るように証明しようとする姿は現代の人間も大いに見習うべきだと思います。櫂直の生き方もすごいと思いましたが、舘ひろし演じる山本五十六も素晴らしかったです。一流の軍人、後世にまで名を残す名将とはこのような人物なのか、と舌を巻く思いでスクリーンに釘付けになりました。時には味方を欺かなくてはならない狡猾さに至るまで、見事に演じきられたと思います。素晴らしいストーリー、そして脚本を実力のある俳優さんたちが見事な作品に仕上げた逸品です。もう一度観ること間違いなしです。
映画冒頭に戦艦大和が船体を分断されながら沈んでいきます。歴史好きにはたまらない日本終焉のシーンが、忠実に再現されていて興奮しました。ただ戦闘シーンは生々しい箇所も含むので、苦手な方は目を伏せて頂いた方が良いかもしれません。ただし、この戦艦大和のシーンがラストへの伏線になっているので、なんとなく飛ばして見ていると、映画終了後、もう一度冒頭を確認したくなってしまうと思いますのでご注意を。時は遡り、今後の戦争に向け戦艦の造船を海軍内で計画しています。「これからは航空機の時代が来る」と考えている山本五十六(舘ひろし)は、やはり後世に語り継がれる偉大な人なのだと感じさせられます。そして、体裁ばかりを繕い私服を肥やすため、予算を改ざんしている嶋田繁太郎(橋爪功)らの言動は、現代におけるブラック企業に通ずるものがありました。結局、日本は同じことを現在まで繰り返しているのかと悲しくもなります。時を同じくして、主人公である天才数学者櫂直(菅田将暉)が日本に嫌気が差しアメリカへ留学しようとしたところを、山本らにより海軍にスカウトされます。巻尺でなんでも図ろうとするところや、些細な資料から比率を割り出すなど、天才=変人というキャラクターが際立っていてよかったです。ストーリーが進むにつれ、田中正二郎(柄本佑)同様、櫂の熱情や正義感に見ているこちらも絆されていきます。個人的には櫂と田中の耽美な匂わせも少し見てみたかったと思いました。物語終盤、戦艦大和の設計者である平山忠道(田中泯)が大和の設計ミスを理解しながらも造船を推し進める理由として「日本は負け方を知らない」から、負け方を教えるために大和を沈没させるのである、と気持ちを吐露するシーンには、何手も先を読み戦争の終わらせ方を考えていることに鳥肌が立ちました。若さが経験に下した瞬間でした。何度でも繰り返し見たいお気に入りのシーンです。
元は青年誌で掲載されている三田紀房さんのコミックスが原作とのことですが、読んだことがなく、単純に菅田将暉が主役で、設定も斬新なものがあったので気になって視聴いたしました。舘ひろし、田中泯、浜辺美波らとても華があり、好きなキャストばかりが出ていたのでとてもうれしかったです。戦争映画ではあるのですが、グロテスクだったり戦争シーンは少なく見やすいソフトな感じがあります。それでいて厳かな雰囲気につつまれており、ここらへんは演出力の高さもあるのかなと思います。かなりソフトには描いているのですが重みのあるテーマを描けており、高いセンスを感じます。戦艦大和がメインの題材となっており、それをめぐるような人々の闘争が描かれており、分かりやすさがあります。戦艦や戦争の知識がなくても、初見の方でもサクサクと最後まで見進められるような内容になっております。おそらくどの年齢層の方でも親しめるような感じです。この映画をもとに戦争について学びたいと思った人も多いのではないのでしょうか。そう感じさせてくれるくらいに熱量と迫力に溢れた素晴らしい作品でした。これくらいわかりやすい戦争映画がまたあれば見に行きたいなと感じました。
主人公の海軍将校櫂直は天才数学者だけど、あるべき軍人像とは正反対な変人というキャラクターです。そんな櫂直が挑むのは、数字を駆使して、巨大戦艦大和の建造を阻止して、さらにはその先に待ち受けているであろう戦争そのものを防ぐこと。時代としては太平洋戦争の手前の昭和初期で、大日本帝国海軍ではいわゆる「大艦巨砲主義」が幅を利かせていた時代です。その象徴として進められていたのが世界最大の戦艦である大和級の建造計画であり、それに対して、時代を先取りした航空主兵論を持論としていた山本五十六が数字の面から計画へ反論するために担ぎ出したのが櫂直。実際の当時の海軍で、規律を大いに乱すであろう、こんな性格の人物は受け入れられるはずがなかったでしょうが、そこは創作キャラクターだから文句を言うべきではないし、実際に物語としてとても面白かったです。堅物揃いの海軍の将軍たちを相手に、数字を挙げて、堂々と反論し、やり込めてしまうシーンはやっぱり痛快です。またやたらと難しい専門用語や軍事用語がたくさん登場する作品ですが、その言葉の意味は分からなくても、実際の海軍内部を舞台としていることに説得感を持たせて、雰囲気を大いに盛り上げていますね。あと、注意したいのは一見戦争映画に見えるかも知れませんが、実際には戦闘シーンがほとんどありません。迫力のある戦争映画を期待している人には不向きな映画です。ただし、最後は驚きの展開も待ち受けていて、飽きることなく楽しめると思います。
まずは戦艦大和を数学の検知から作るのに挑んだ話という事で設定が興味深かったです。それも戦争を止める為に数学で無理な事をやろうとしているというアプローチをしていたのが興味深かったです。当時の日本の財力で大和を作る事がいかに無謀だったかがよくわかりました。それこそ空母を大量に生産していたら戦争の結果はかわったのかもしれないとさえ思ってしまいました。さらに驚いたのは、大和の主砲の命中精度が非常に低い事です。10発に1発が当たれば良い程度の制度で戦争に勝てるわけがないと思いました。しかし、やはりなんといっても驚愕するべきは櫂直の計算の能力の凄さです。方程式を見つけてどんな戦艦の見積もりすら当ててしまう方程式を見つけたのはまさに天才です。それも当初の大和の製造計画の欠陥まで見抜いて修正してしまうあたり完璧でしたが、それならば何故、大和の製造に賛成したのか理解に苦しみました。最終的には大和という怪物に魅了されたのかもしれませんが、なんとしても止めて欲しかったと思いました。山本五十六も戦争を止める為にと近づきましたが、最終的には第二次世界大戦のきっかけを作ってしまう事になってしまいます。戦争とは残酷なもので大和の最後は悲惨でしたが計算は何でもできると思わせてくれたのが感想です。
『アルキメデスの大戦』を見て感じたのは、どの人物が実在して、どの人物が創作なのか分からないくらいよく作られた物語だということです。日本の史実をベースにしたフィクションだということは分かるのですが、実際にある軍艦や戦闘機の情報も細かくて、きちんと調べて作っている物語だなというのが見ていて分かりました。日本の戦時中の歴史の勉強にもなる映画でもあるなと思いましたが、きちんと史実とフィクションを分けて考えておかないと間違った歴史を覚えてしまうことになるのではないかなとも思いました。それ程までに現実にあった出来事を基に作られた映画では、と思わせるストーリー展開や設定が素晴らしいと思いました。戦艦や戦闘機のシーンなどもスケールが大きくて、CGなのかセットで作ったのか知りたくなりました。また、主人公役を演じている菅田将暉さんの演技も素晴らしく、見ているうちに映画の世界観に引き込まれてしまいました。個人的には山本五十六役に舘ひろしさんを充てるのは、キャスティングミスかなと見ていて思いました。もう少し年配の貫禄がある役者さんが良かったと思います。キャイーンの天野ひろゆきさんや笑福亭鶴瓶さんなどが、出ているのもちょっと息抜き的な要素が感じられて面白かったです。
予告編を見た時から絶対に見たいと思っていた映画でした。予告を見た印象はもっとコミカルなストーリーだと思っていたのですが、実際は戦艦大和についての歴史を知ることができてとても勉強になりました。子供にも見せたいと思いました。戦艦大和の設計の矛盾を明かすために奮闘するわけですが、ラストの事実に驚かせられました。絶対に戦争に勝てるように戦艦を作っていると思っていたのに、本当は、それが沈んだ時に国民が負けを受け入れられるようにわざと完璧ではない設計にしていたとは。頭がいい人は、この戦争には勝てない、と始めからわかっていたのですね。血の流れない戦争映画。歴史を知らない人も戦争映画が嫌いな人も興味深く楽しんで見れるのではないかと思いました。天才数学者を演じる菅田将暉をはじめ、山本五十六を演じる舘ひろしがとても渋くてかっこいいです。笑福亭鶴瓶が物語のキーマンとして好演しています。ヒロインの浜辺美波もとてもかわいいし、わきを固める役者さんが豪華です。とてもっ完成度の高い作品だと思います。今回効果中に見にいけなかったので、DVDが出てから見ましたが、映画館に見にいけばよかったと思いました。また何回か見たい映画の一つです。
まとめ
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