新世紀エヴァンゲリオン(アニメ)配信無料動画フル｜1話から最終回｜DVDレンタル/Dailymotion/Pandora/Miomio/9tsuよりオススメ

あまりにもレジェンドタイトルすぎて、ついつい尻込みしてしまい未視聴でしたが、正月に一気見しました。古いとか関係なく面白かったし、長年愛され続けるのが納得できる名作です。

25年前の作品なのに性的マイノリティを扱った部分もあって、先進的で唯一無二。合う合わないはあると思いますが、一度は見ておくべき古典的名作。

この作品が、普通に地上波で放送されていたというのが、今でもちょっと信じられません。
普通にR-15ぐらいの内容・表現なのではないかと思いますが、それを踏まえての大傑作。

残酷な天使のテーゼは言わずもがな名曲ですが、劇中のBGMも素晴らしい作品。私に音の興味を持たせてくれた作品であり、目指すべきところを導いてくれた作品です。

新世紀エヴァンゲリオンはこれまでにないアニメだ！と感じました。そう感じさせたのは敵である使徒とは何か？という謎、個性的なキャラクター達、謎だらけのストーリー、エヴァンゲリオン独特の字の使い方といったところですね。まず敵である使徒が印象的でした。何故かネルフ本部を狙ってきますし、形状も独特でした。人間にしか思えない使徒もいれば、ウィルスとなってコンピューターに侵入する使徒もいましたし。敵である使徒が謎なのはいいとして、味方も謎がおおいんですよね。時々意味深なワードを口に出す者の、それは一体何なのかサッパリわかりません。でもこのわかりづらい部分が好奇心を刺激するんですよね。一体どうなってるの？と知りたくなってしまい、ますますエヴァンゲリオンの世界にハマってしまいました。キャラクターも個性が強かったですね。特に気に入ったのはアスカ。全体的にエヴァンゲリオンは無口キャラが多いという事もあるんでしょうけど、アスカのハキハキとしたトークや竹を割ったようなサッパリ性格が凄く良かったです。そしてエヴァンゲリオン独特の文字の使い方も良かったです。次回予告の時の文字の並び方とかメチャクチャでした。でもそれが斬新で気に入ってしまったんですよね。まあ色々と気に入る点が多い作品でした。

ここまで人類の立場が不利なアニメもないなと思うぐらいの内容になっているのが面白いと思いながら見ていました。まず人類に敵対している使徒の能力が高すぎることにおどろくのですが、軍隊が使用するような通常兵器はもちろん効かないうえに、軍が自信満々で使用したN2地雷という核兵器よりも威力の高いとされている兵器を使用してもほぼ無傷っていう場面は笑ってしまうぐらいでした。その使徒にエヴァンゲリオンという人型の巨大ロボットに搭乗して戦闘することになる主人公は何の事情も聞かされぬままにエヴァに乗るように言われるという始まりなのですが、いきなりロボットに乗って戦闘をしろと言われる主人公って可愛そうだなと思いながら見ていました。そして、初めての戦闘では操縦がうまいことできずに出鼻から使徒に攻撃を受けて気絶するという展開になり、主人公が出てすぐ負けて終わりそうな展開になるのですが、エヴァが暴走して使徒を倒してしまうという展開には驚かされました。それと同時に自動でエヴァが動いてエヴァが使徒を倒してくれるのであればパイロットの意味はと思いました。その後、ストーリーが進むにつれて主人公はちゃんと操縦できるようになったり、エヴァがあと2機登場して前向きな展開もあるのですが、基本的には使徒に圧倒されていくというのが印象に強く残るアニメだと思っています。

『新世紀エヴァンゲリオン』にそれまでのアニメ作品に比べて、より登場キャラクターたちの精神面などの内面を掘り下げて描いているのが印象的でした。一見すると、大型ロボットが戦いを繰り広げるというバトルものですが、思春期の少年少女の悩みや葛藤などを詳しく描いているので、共感できることも多いです。大人の陰謀に巻き込まれているが、敵と戦うしかない感じなど理不尽な感じも共感できると思います。そして、エヴァンゲリオンが戦う相手が使徒というのが聖書の世界観を持ち込んでいるような感じがミステリアスで引き込まれると思います。そして、なんといっても登場キャラクターが魅力です。特に、青い髪でショートカットの綾波レイが可愛すぎると思います。寡黙な感じですが、頑張り屋さんという感じで、正に守ってあげたくなる女の子という感じがします。主人公の碇シンジが好きになるのも納得という感じがします。また、勝気な感じのアスカも素直になれない感じが可愛いと思います。そして、ミサトたちのアダルトな感じの恋を描いているのも見所だと思います。大きなテーマに翻弄される登場キャラクター達が葛藤する感じが面白くて、引き込まれる、深い内容の素晴らしい作品だと思います。

最初は今までにないアニメと世界観で衝撃を受けました。ロボットが出てくるアニメは主人公が絶対的な正義が定番だと思うのですが、これはそうとは言い切れません。どうしてこんな世界になって主人公も戦わざるおえないのかも漠然としてます。主人公もどうして自分が…っていう疑問を常にしてます。絶対的な強さもあるわけではないです。戦いの中で自問自答し、自分を探し出そうともがきます。主人公以外の登場人物も個性的な人物ばかりです。いい人そうに見えてもいい人には裏の顔があったり、妙に人間臭いです。騙し合ったりもします。主人公は中学生ですが、人間関係のドロドロした部分はもっと大人な感じがします。そうかと思えば、コミカルな部分もあったり、毎回同じパターンの展開ではないです。観ていて爽快というわけでもなく、設定が複雑なのか設定の説明がきちんとなされていないのかは何とも言えませんが難しいです。その難しさは最終回に近くなればなるほど難しくなっていきます。先述した、騙し合い裏切りが結構出てきて鬱々としてきます。それでも主人公は戦います。己との戦いなのか…答えを知るためなのか。それとも両方なのか…。これは観る人によって捉え方が変わる部分でもあると思います。あと、綾波レイの神秘さが受けたのか〜神秘的ねえ…という感じで観てました。当時は新鮮でも量産型綾波レイが登場するようなアニメを観て育った世代の私にはイマイチ魅力が分からないキャラでした。

リアルタイムで見ていた当時はストーリーなどがよく分からないまま、なんとなくの感じで視聴していました。後に再び見る機会があったものの、そのときにも相変わらずストーリーは謎の部分が多かったと記憶しています。特に使途と呼ばれる敵の目的がよく分からない状況だったのです。ただ、目的は分からなかったのですが、その謎めいた存在と戦い続ける主人公らの必死さはよく伝わってきました。また、このときになって初めて主人公ら、エヴァンゲリオンに乗っているパイロットが中学生という事実に気付いたのです。それまではもっと年齢は上だと思っていましたけど、中学生というのは予想外でした。彼らは中学生の時点で謎の敵と戦わないといけないという過酷な運命に翻弄されるわけですが、彼らの言動を見ていると、とても中学生には見えないという雰囲気を感じます。普通の中学生ならば、こんな状況からまず逃げ出すでしょう。しかし、彼らはどちらかと言えば、積極的に使途に立ち向かっていく雰囲気が感じられ、現実離れしたとんでもない中学生たちだなと思えてきたのです。したがって、ストーリーそのものよりはキャラクターに対する印象が非常に強かった作品と言えます。キャラクターの個性で楽しむことができるアニメだと感じました。

こちらのアニメでありますが、1995年に放送をされたものは自分はリアルタイムで見ておりました。当時は自分は、ガンダムなどの二番煎じだと思い、そこまでははまっていなかったのですが、だんだんとストーリーがわかっていくうちにこちらのアニメの面白さもわかるようになってきました。当時はそこまで人気を博していなかったのですが、ゲームや映画などメディアを展開していくうちに、こちらのアニメも人気を博してきました。決定的に世に知れ渡るようになったきっかけでありますが、やはりパチンコやスロットなのではないでしょうか？今やパチンコ＝エヴァと言われるくらいに世に出回っております。こちらのアニメの人気の秘密でありますが、やはり個性豊かな登場人物と世界観だと思います。使徒の接触により、セカンドインパクトが発生をしてしまい、世界は滅亡の寸前まで追い込まれました。月日が経過をしていろいろな文明なども普及をしたころにまた使徒が人類の前に姿を現し、サードインパクトを阻止するために、人造人間エヴァンゲリオンが開発をされ、碇シンジをはじめとし、アスカ、レイが操縦者として戦います。キャラ自体もいろいろな過去の生い立ちや事情などを背負っており、そのあたりなどもしっかりと描写をされていて、本当に引き込まれてしまう作品です！

極彩色の圧倒的な映像美に迫力ある動きとサウンド、そしてなによりキャラクターの強い個性に視聴開始後あっという間にグッと心を掴まれました。疾走感のあるストーリー展開とそこらじゅうに張り巡らされた謎と伏線によって好奇心が掻き立てられ、ストーリーが進むごとにどんどん新世紀エヴァンゲリオンの世界観に引き込まれていきました。子供向けのアニメーションに多い勧善懲悪のわかりやすいストーリーではなく、人類の尊厳や世界の成り立ち、宇宙観など答えのない課題について思考を飛躍させることができるため、大人が十分に楽しめる作品です。物語の終盤に向けて、序盤に散りばめられた謎や伏線が少しずつ回収されていくのですが、答えを明言されることなく視聴者それぞれの解釈に委ねられるファジーな部分が残されていることもまたファンの心をここまで長く掴んで離さないことの大きな一因なのではないでしょうか。人類が己の平和を守るために戦う近未来の世界がメインストーリーではありますが、時たま挟み込まれるキャラクター同士の恋愛模様が思春期と青年期それぞれの人物の世代ごとにとてもリアルに生々しく描かれており、非現実の設定でありながらも私はつい熱心に感情移入してしまいました。

少年が訳もわからずにエヴァンゲリオンという機械に乗せられ戦う、という展開は珍しいものではありませんでしたが、少年の父親がそれを命じた張本人であったり、少年がネガティブ思考の持ち主である点は「今までの熱血機械系アニメとは違うのかな？」とワクワクしました。実際、人類補完改革やエヴァンゲリオンの正体、また綾波の正体などダークな世界観であることがのちにわかります。しかし、少年・シンジが上司であるミサトの家に住み始め、「ただいま」と言うようになりなじみはじめる。クラスメートのトウジにエヴァンゲリオンのせいで妹が怪我したという理由で殴られるも最終的に仲良くなったり、新しいパイロット・アスカとは反発し合いながらもミサトの家でも学校でも、作戦で常に一緒に行動し練習した時も、二人はどんどん距離を縮めていくのを見て、少しダークな面もあるが、少年少女たちが心を通わせ成長していくストーリーなのかと思っていました。作戦本部ネルフが停電する回では、因縁のあったシンジとその父・ゲンドウの溝も薄れていくように見えたのです。が、その後から展開はどんどんと不穏になっていきます。ミサトの元恋人でありアスカが想いを寄せていた加治の失踪。記憶を受け継いでいない新しい綾波。憔悴しきるアスカ。加治という頼れる男のフェードアウトはショックでしたし、それにより作中の女性陣もおかしくなっていくしで、いよいよ陰鬱になってきました。
誰にも頼れない、誰とも話したくないという気持ちになったシンジの前に突如現れたカヲル。彼が傷んだシンジの胸を癒していくのですが、カヲルが最後の使徒だったことが判明し、シンジが彼を殺さなくてはならなくのですが、ここでシンジが躊躇している時間は1分以上。その間声も音もなく、どうするんだろう……でもやるしかないもんな……というヒリヒリする気持ちで食い入るように見ていましたが、やはりシンジはカヲルを殺すことに。一話だけの登場だったカヲルですが、極限状態のシンジを癒し、笑顔を向け好意を表してシンジの信頼を得ていたし、シンジもカヲルを友達と思い始めていたようだったので、シンジが唯一の友をこの手で殺したのだと思うと苦しくて辛くて、でも美しくて、感動や憐れみともまた違った涙が出てきました。最終話で今や有名な「おめでとう」祭りが始まった時はもはや安心すらしました。ここまで作り込んで、キャラクター達をボロボロにしておいて、このまま終わりなわけがない！と確信したからです。だからとりあえず私も拍手しました。シンジの笑顔が久々に見れたことに対して、また、遠い未来でそんな偽物ではない、本当に完結した時の本当の笑顔を見れることを願って拍車し続けました。

セカンドインパクト後の日本が描かれていて地上波放送から10年以上経つ今もなお人気に陰りの見えないカリスマアニメです。使徒が一体何なのか、何の目的で攻めてくるのか答えはないけれど考え込んでしまいます。そしてエヴァンゲリオンとは何なのか、人類補完計画とは一体どんな目的の計画なのか謎ばかりで観ているうちにどんどん魅了されていきます。挿入曲が今までのアニメにはないような奇抜な使い方をするのでそこにも引き込まれます。シリアスなシーンや戦闘シーンからコミカルな曲で僅かな平穏を感じるところも凄い技術だなと思います。アニメが始まってすぐは正体不明の使徒という敵と、人間が作り上げたエヴァンゲリオンという搭乗型巨大戦闘ロボットが戦うという今までにもよくあるロボット大戦物かと思いましたが、奥が深い心情やトラウマ、大きな組織の計画の裏や大人の汚さ、人間の身勝手さが描かれていて、そういうところも熱狂的ファンが出来る魅力なんだと思います。14歳という現在の中学生に当たる少年少女が人類を救う為にエヴァンゲリオンに乗るんだけど、現実だったら14歳というまだまだ人間になりたて、みたいな子供にそんな重荷を背負わせたら駄目だと批判が上がるだろうなと思います。

初めてエヴァンゲリオンを観たのは中学生の頃でした。たまたま主人公と同じ歳だったので、かなり感情移入して観ていました。登場人物が全員魅力的でキャラの好みはハッキリと分かれます。ストーリーは難解であるのですが、何周も観ているうちに自分なりに分かってきます。使徒の出自や人類補完計画の全容など考えることが多くあるので、仮説を立ててロジカルに説明することを試行し続ける過程が楽しくてしょうがないといった状態になりました。沢山の解説本があるので、宗教や歴史を勉強しながらエヴァンゲリオンの世界に没入していた時期もありました。このエヴァンゲリオンという作品は、知識の増やして思考を重ねているうちに観る度に心に響く場所が変わります。それぞれのキャラの立場に立って観る視点を変えていくうちに、新しい気づきが得られます。この気づきをもって更にストーリーの解釈の仮説を立てて思考していくことは、居心地の良い時間でした。エヴァンゲリオンの謎を考察しているつもりが、いつの間にか中東地域の歴史的背景や第二次世界大戦の終結について調べていたりしていました。勉強や研究の楽しみや深さを知ることができたことが、最大の収穫でした。ストーリーを楽しむも良し。好きなジャンルを深く調べて知識探求の旅に出るも良し。もちろん、好きなキャラクターを楽しむも良し。人それぞれの楽しみ方があるので、エヴァンゲリオンを何回も観た人と出会うと、ついつい話し込んでしまいます。興味を持つことが知識を増やすきっかけになることがよく分かる作品です。年齢問わず、誰にとっても没入する価値があるので、是非観てみることをお勧めします。