約束のステージ(ドラマ)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

劇中で歌う歌謡曲の名曲たちをリアルタイムで聴いてきた者にとっては、懐かしさがこみ上げてきます。また、土屋太鳳さんと百田夏菜子さんのデュエット素晴らしかったです。

東北の港町で暮らす翼は、歌手の夢を諦めかけていた。そんなある日、翼は1975年の東京にタイムスリップしてしまい歌手志望の少女のつばさと出会い、仲良くなります。タイムスリップものの話が好きなので楽しみながら見ることが出来ました。二人とも歌が上手くて歌唱シーンがすごく良かったです。歌がうまいだけではなく、二人とも演技力が高いので話を夢中になって見れました。佐々部清監督の作品が好きで多く見てきましたが、この作品もとてもいい作品で佐々部監督らしい作品だなと感じました。タイムスリップした翼がどうなってしまうのかなと思いながらドラマを見ていましたが、現在にまた戻って終わりという終わり方が少し残念でした。しかし、一緒に歌っていたつばさが、芸名で実はお母さんだったという展開が面白い設定だと思いました。このドラマには、向井さんが出演していますが、彼にしては珍しい少しやさぐれた役柄ですが、いつもとは違う向井さんを見ることが出来てうれしかったです。しかも、初めて向井さんが歌を歌っているシーンを見ましたが満足できました。最後の展開以外はとても面白いドラマで主演の二人の歌もうまく久しぶりに面白いドラマを見ることが出来ました。

私は、このドラマを観て「夢を目指す二人のきらめき」と「魅力的な歌唱シーン」が特に印象に残りました。まず、夢を目指す二人のきらめきについてです。このドラマでは、現代から1970年代にタイムスリップした少女と、そこで出会ったもう一人の少女が歌手デビューという夢を目指す姿を描いています。二人は、売り込みがなかなか先に進まないなどの困難にも負けず、夢に向かって歌を練習し、懸命にチャンスを?もうと奮闘します。二人の一生懸命な姿が輝いて見えて、元気をもらったと同時に夢を叶えてほしいと応援しながら観ていました。次に、魅力的な歌唱シーンについてです。このドラマでは、歌手デビューを目指す物語ということもあり、歌唱シーンが度々登場します。歌手を目指している二人は、それぞれの歌声も素晴らしく魅力的でもっと聞いていたいと思うような気持になります。しかし、それだけではなく、二人で歌った時の歌声の一体感やハーモニーが本物のユニットのようにまとまりがあって素晴らしく、思わず夢中になって観ていました。また、楽曲も1970年代の名曲が揃っていて、そこに二人の歌声で新たな魅力が追加され、新鮮な気持ちで聴くことができて面白かったです。

主演は土屋太鳳ちゃん、運動能力が高く可愛らしくというだけでなくまさか歌も上手だったとは何でも出来てすごいです。女優業に忙しいでしょうが、きっと歌手としての道を進んでも大成していたことでしょう。このドラマの曲集あればほしいなと思いました。舞台となるのは１９７０年代、現代人である太鳳ちゃんがタイムスリップしてやってきて歌手を夢見る女性役の百田夏菜子さんと共に「全日本歌謡選手権」を目指すのです。実際にあった番組なのでしょう、世代によっては懐かしさを感じるはずです。すごく大昔というわけでは無いのですが、町の感じや服装・髪型・喋り方などで昭和感がしっかり再現されていて私もまたノスタルジーを感じて楽しめました。親子で楽しめるというよりも、ママたちがおじいちゃんおばあちゃんと一緒に観るのに丁度良いのかもしれません。最後は結局夢落ちということで肩透かし、それとも母親こそが大空翼だったのでしょうか。彼女らのその後も知りたいし、もう少しラストシーンを細かく描いてほしかった気はします。今よりものんびりした雰囲気で、昭和っていいなと改めて思えました。歌の世界で夢を実現したいという若者たちは今もたくさんいるはず、こういった番組復活してほしいです。

タイムスリップものだった「約束のステージ」。1970年代の歌オーデションの風景を懐かしく観させてもらいました。衣裳やセットなども当時を彷彿とさせてくれていて良かったです。ヒロインの土屋太鳳ちゃんは顔がしっかりしているので昭和にスリップしてもぴったりはまってました。また元歌手の津島役だった向井理さんのやさぐれ具合もなかなか良かったです。平気で翼たちを騙そうとしてたし。男前なのに落ちぶれた役は気の毒な気がしましたが、けっこう役柄としては重要な役なのでファンとしては嬉しかったです。しかも向井くんの歌の披露もあったしレアな気持ちになれました。昭和で一緒に歌うことになる百田夏菜子ちゃんもいい感じの素人具合だったので、勝ち抜くごとにふたりが成長していく感じもよく描けていたと感じます。特に10週目の勝ち抜きを掛けたシーンは胸に迫るものがありました。歌い上げた最後に涙が出るっていうのが純粋ですよね。母親とケンカしてタイプスリップした翼。色んな伏線があり最後にそういうことだったのかと納得できる構成だったので面白かったです。スナックのママで津島の元恋人を矢田亜希子さんもいい具合に昭和のママでセクシーでした。ダブルつばさのふたりが色んな昔の懐かしい歌を歌ってくれたのでカラオケに行きたくなるくらい歌いたくなったドラマでもありました。

土屋太鳳さんが、とても歌が上手くて、清らかで素敵な声質だったと思いました。すごく透明感があって可愛かったです。百田夏菜子さんが、とても可愛くて透き通る歌声が良かったと思いました。現役アイドルのオーラが発揮されていて、魅力全開だったと思いました。向井理さんが、なかなか歌が上手くて熱演していて良かったと思いました。矢田亜希子さんが、スナックのママ役がすごく似あっていたと思いました。元エグザイルのマツさんが、とてもいい味を出していて良かったと思いました。石野真子さんが、年齢を重ねてもいつまでもきれいで、とてもいい演技をしていて良かったです。セットや衣装など昭和の雰囲気が満載だと思いました。懐かしい歌が流れると、思わず口ずさんでしまいました。10週目の合格をかけたステージで、浩一郎の曲を歌った翼の歌声と、歌いあげた時に見せた涙に感動しました。衣装がとても可愛かったと思いました。審査員に五木ひろしさん、八代亜紀さん、天童よしみさんという大御所を使っているのがすごいと思いました。さすがに評価が的を得ていて、納得してしまいました。ラストシーンで、お母さんと夏菜子さんを重ねて抱き合うシーンがとても感動しました。