通学途中(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

脚本が良く出来ているなといった印象です。予想外の展開もあり『型どおり』の弊害を免れており、面白く鑑賞できました。

私は女子高出身なので、男女の恋愛を経験しない高校生活を送っていました。青春っていいなって感じながら、キュンキュンしてます。

森川葵という女優を知ってから、漁るように過去作を観てますが、本作でも素晴らしい演技を披露していました。表情、仕草の全てに惹かれてます。とっても良かったです。

こんなに想える相手がいることが素晴らしいですね。森川葵さんは可愛いだけでなく演技が光っていました。また中川大志さんは、トーン抑えめの役柄が素敵でカッコ良かったし、完璧な王道路線のイケメン顔でこの才能は今後に期待が持てる役者さんですね！

諦めたいのになかなか好きな人を諦めることができない！という、恋する乙女のもどかしさがよく表現された作品でした。作品冒頭部分でユキが描いた絵が、まるでユキの今の存在感そのものを表してるようで、ユキの自信のなさが絵にまで表現されていました。対するコウの絵は、夢が詰まってるようなイキイキとした感じで、二人の性格が絵に表れてよくわかる場面だと感じました。中盤、恋する相手キョウスケの前で泣くユキがとてもずるく感じ、ユキよりもコウの方が泣きたいだろうにと、コウに同情しました。あげく、コウを振り回して傷つける事態になり、ユキのフラフラしている感じがとても中途半端にうつって、ユキの優柔不断さに対して怒りをおぼえました。それでもなお、ユキに優しいコウの想いを考えると、コウがとても不憫に思えましたが、結果的にはコウの一途さの一人勝ちのようになり、心から嬉しかったです。ラストシーンは観ていてこっちが恥ずかしくなるようなイチャイチャぶりですが、そこに青春と若さを感じました。恋愛映画特有の、胸キュンだったり切ない想いをたっぷり感じることができる作品です。恋に悩んでる人、これから恋をしたい人にオススメの純愛ラブストーリーです。

通学シリーズをどちらも鑑賞しましたが、通学電車より通学途中の方が好きでした。通学電車はファンタジーの要素がありますが、通学途中は高校生の切ない恋愛模様を淡々と映画にしている感じでした。主役のユキを演じた森川葵さんの普通っぽさがとてもハマっていて、彼女の女優としても魅力を感じました。どんな役も器用にこなす女優さんだと思います。ユキを見守る同級生のコウを演じた中川大志さんはとっても格好いいのに不器用な雰囲気がモテそうではない男子高校生の感じが合っていました。不器用だけど優しくて落ち着いているコウにキュンキュンしました。頭をポンっと優しくなでるシーンが印象的で特に好きでした。通学電車のキャストも登場するので、先に通学電車を見てから通学途中を見た方が内容が分かりやすいと思います。青春にありがちな片思いのすれ違いや嫉妬に懐かしい気持ちになりました。ユキがユカを家にあげるシーンはほっこりして嬉しくなりました。同じ人を好きだからお互いに嫉妬するけれど、分かり合えるところがあったりお互いの嫉妬している部分を魅力的だと受け入れるところがとても良かったです。中川大志さんの茶色のブレザーの制服姿は格好良すぎてずるかったです。

女子高校生たちから絶大な支持を受ける小説投稿コミュニティ「E★エブリスタ」発の大ヒット小説「通学シリーズ」が満を持して映画化です。今時は小説投稿コミュニティなんてものがあるんですがまずはそこに驚きましたが、素人が登校したとは思えないほど素晴らしいストーリーとなっています。内気な女子高生ユキの恋愛模様を描いており、彼女には好きな男性がいるのですがその彼には彼女すでいました。あ諦めようとするユキでしたが中々思いを断ち切ることが出来ずにもやもやとする日々、そんな彼女の事を優しく見守る同じ美術部のコウ、淡くて切ない高校生ならではの恋愛模様は見ていておっさんの自分でもあの頃を思い出してキュンキュンしちゃいました。主人公のユキ約に森川葵、コウ役に中川大志など、その他にも千葉雄大、松井愛莉など今をトキメク若手の俳優陣が勢揃いしており彼らが描くリアルな恋愛模様がなんとも言えずこれから俳優として成長していくのが楽しみです。大人になると忘れしまいがちな感情をもう一度蘇らせてくれるそんな淡くて切ないけど胸を熱くしてくれる映画でした。今思い出すと高校の3年間ってとても密度が高くて何をするにしても楽しかったような気がします。

原作は、流行のケータイ小説とのことで、いかにもそれらしい雰囲気の、高校生の女の子視点による青春ラブストーリーです。主人公の女子高生一条祐紀は、買い物に訪れるコンビニで出会うアルバイト店員の吉沢恭介という少年に恋心を抱くのですが、そんな彼には既に付き合っている彼女がいるという切ない展開があります。それ以上に切ないと思ったのは、同じ高校の美術部の部員の羽柴絋で、とても一途に一条祐紀へ想いを寄せていて、部活で２人だけの時間も長く過ごしているのに、なかなか振り返ってもらえないことに同情しましたね。思うに、一条祐紀にとっては、客と店員という関係で少しの時間しかいられない吉沢恭介は、遠い場所にいる憧れのアイドルのような存在だったのでしょうね。アイドルに夢中になってしまっている人にとっては、身近な存在はなかなか目に入らないものです。あと、吉沢恭介の彼女で主人公の恋のライバルである荒川由香は、気性が激しいんでしょうけど、途中の行動に酷いものがありましたね。最後は結局仲良くなってしまいましたが。結局のところ、見る側が主人公である一条祐紀にどれだけ感情移入できるかで、この映画の評価は決まるように思いました。ちなみに主演を務めた森川葵さんがとても可愛らしかったので、彼女のファンは必見の作品ですね。