麗 レイ 花萌ゆる8人の皇子たちの無料動画フル配信｜1話から最終回まで全話イッキ見

時代劇ですが、普通の時代劇ではなくてタイムスリップや恋愛系の話だったので、最後まで飽きずに見られました。

続編があると言われていますが、きっとないと思いますし、作らないでほしいと願っています。この素晴らしい世界観を大切にしてほしいから。

人が悪に染まる時の顔が個人的にはわかりやすくて、役者さんの演技が上手だなと思いました。だからこそ、最後が切なすぎる。是非、多くの方に見て頂きたい作品です。

史実を基にしているみたいですが、後半の衝撃展開はビックリ。勝手にエンディング後はこうなるかなと想像してしまうほど、面白いドラマでした。

このドラマは「縁があれば、千里離れていても巡り会うもの。縁がなければ、近くにいても巡り逢わぬもの。『韓非子』。」この一言を主軸に始まります。時は高麗初期、血の主君と恐れられた第四代皇帝・光宗の愛と半生が、皇位争いなどのさまざまな出来事で描き出されています。化粧品販売員のコ・ハジンは失恋で落ち込み公園にいたのですが、公園内の湖に少年が転落して、その少年を救い出そうと湖の中へ飛び込みます。湖から上がると、なんとそこは高麗時代、彼女は高麗時代へとタイムスリップします。しかも、ヘ・スという女性の体に魂を移して目を覚まし、最初は自分の身に起こった事態を把握できないのでしたが、次第に、ここで生きようと覚悟を決めます。そして彼女は、運命の出会いを体験しますが、その相手は第四皇子です。彼の名前はワン・ソと言い、幼い頃に母の乱心で、顔に深い傷を負い、養子に出されました。彼は顔の半分を仮面に覆い、養子先でも獣か、化物を見るような扱いを受け、固く心を閉ざして生きてきました。そんな彼の氷のような心を溶かして、人間らしい感情を与えたのがヘ・スでした。そんな時、日照り続きの中、雨乞いの祭りを国事として執り行う時、彼が祭事の進行役に指名され、龍の息子として壮麗な神輿の中に入り、市中を練り歩きます。しかし、仮面のままだったので、国民から石や泥、食べ物をぶつけられ、美しい白装束は汚れ、哀れな姿で宮殿に戻ります。益々、自身の殻に閉じこもるワン・ソ。その様子を宮殿の片隅で見ていたヘ・スは、現代で自分が化粧品販売員をしていた経験から、化粧で顔の傷を隠し彼の仮面を取ることができないか考え、高麗時代のさまざまな食材、薬草、漢方を集め、研究し、ついにB・Bクリームを作ります。そして、再度おこなわれる雨乞いの直前「祭りの進行役を放棄する！」と言い張る彼に「皇子様の仮面をお外しいたします！」と断言します。そして、二人きりの部屋で傷を隠すための化粧を施し、彼女は「片手に収まる。こんな傷のせいで人生が暗いなんて悔しい！」と言います。その一言で彼の心はヘ・スへと開かれていくのです。仮面を外し、化粧で傷を隠した瞬間、ワン・ソの息を飲むほど美しい顔立ちは、惚れ惚れするほどの名場面です。物語は進み、8人の皇子たちと皇帝、皇后らで、お茶会をする場面に移ります。この裏で、皇位継承権第一位の皇子毒殺が進行していて、それを事前に知ったワン・ソは、毒入りの茶碗と知りつつ第一皇子を救うためにお茶を飲みます。ところがお茶を運んできたのが犯人に仕立て上げられたヘ・スでした。彼女は何も知らず、ワン・ソにお茶を差し出し、ワン・ソはヘ・スと第一皇子を守るため犠牲になり倒れます。その上、あらゆる謀略が張り巡らされ、ヘ・スは濡れ衣を着せられて投獄されます。ワン・ソは、毒から一命を取り留め、ヘ・スの濡れ衣を晴らそうと真犯人を探します。しかし、真犯人の発見には至らず、ヘ・スが処刑される直前、ワン・ソは連行される彼女を兵士から奪還し、10人以上の兵士をなぎ倒しヘ・スを守り抜きます。一方、女官が「自分は余命が長くないから罪を着る。」と言い自ら毒殺の真犯人に名乗り出ます。それを知ったヘ・スは「濡れ衣だ。」と言い、皇帝に女官の処刑中止を、何日も座り込みで懇願し続けます。やがて、猛烈な雨が降り仕切る中、座り込み続ける彼女の上にヘ・スの体を包む黒いマントが…。ワン・ソでした。処刑という王命に逆らうことは即刻、謀反と見なされるこの時代、彼は自らの命も立場も顧みず、雨に打たれ続けるヘ・スを黙って包み、守ったのでした。その場面は、女性なら胸キュンします。

このドラマはタイトルからはなんだかお気楽そうな、ハーレムものの恋愛ドラマを想像してしまって敬遠してしまう方が多いかもしれませんが、いざ見てみると、現代ドラマファンにも時代劇ドラマファンにもお勧めできる見どころ沢山なドラマです。まず豪華キャストたち。すべての人が麗しい。IU、イジュンギをはじめメインキャストでない方々も見目麗しい人ばかり。それだけでなくドラマの内容も、最初はヒロインコ・ハジンが高麗時代にタイムスリップし、ヘ・スの体にのりうつってしまうところから始まり、宮中の皇子たちと打ち解けていく様子が繰り広げられます。軽いドラマかな？とおもいきや後半に行くにつれ後継者争いや入り乱れる恋愛模様など涙なしでは見られない展開になっていきます。登場人物たちの恋愛模様はもちろん、後継者争いや、各々が執着することの結末、映像美などすべてを味わい尽くすには１度２度見たぐらいでは足らないでしょう。最終話に近づくにつれ涙を誘う展開が続き、見終わった後は世界観に引き込まれたまま抜け出すことができず、ロスが激しいドラマです。何度見ても新しい発見があり、ストーリー、映像美、挿入歌など魅力が多く何度でも楽しめるオススメドラマです。箱ティッシュのご用意だけはお忘れなく・・・！

この作品は中国で放送され、大ヒットとなったドラマ「宮廷女官ジャクギ」を韓国版にリメイクしたものです。この人気のストーリーに加えてイ・ジュンギをはじめ、カン・ハヌル、ナム・ジュヒョク、ジス、そしてK-POP界で活躍しているEXOのベクヒョンが時代劇に初挑戦、というイケメン俳優がずらりと勢ぞろいし、個性あふれる皇子たちを演じています。その中でまず第４皇子ワン・ソを演じているのはイ・ジュンギです。ワン・ソは父王の死後、王の権力が弱まってしまい、兄たちが次々と王位を追われてしまうという混乱の世で、高麗の第4代王・光宗となりました。多くの画期的な政策を行う反面、自分に敵対する勢力は親族であっても容赦しない、という一面から暴君と呼ばれてしまった光宗。荒々しさの奥にひそむ切ない心情を、イ・ジュンギがとてもうまく表現していると思います。誰にも心を開かず、孤独だったワン・ソが、現代からタイムスリップしてきたヘ・スと出会い、次第に心を開いていく過程もステキです。ヘ・スに対しても最初は冷たかったワン・ソが、ついに控えめな笑顔を見せた瞬間は、とても見ごたえがあります。ワン・ソだけでなく、他の皇子もそれぞれ個性的な魅力にあふれています。宮廷で暮らすようになったヘ・スが最初に恋をした第8皇子のワン・ウク。知的で優しいジェントルマンのような雰囲気に、カン・ハヌルはピッタリでした。

韓国の歴史物が好きで、美しい男女の恋模様、モテモテヒロインがお好みの方にはぜひおすすめしたいドラマです！ヒロインが高麗時代にタイムスリップして、現代的な感覚とスキルを活かして活躍します。この時代に無かった感性と個性を見初められ、美しい皇子たちとキラキラした恋模様が繰り広げられます。でも、王朝モノなので非常な政治の世界に翻弄され、逃れられない悲劇も起こります…このドラマは政治によって翻弄される恋の物語です。甘さと苦さが癖になり、私はすっかり中毒になってしまいました。2017年のテレビ東京での放送で衝撃を受けてから、繰り返し何度も見ています。登場人物がとにかく美形！タイムスリップしたヒロインのヘ・ス（IU）は非の打ちどころもない可愛さ。このキラキラしたお目目で見つめられたら、皇子たちもぞっこんになるわねという納得の美しさでした。顔と心に深い傷を負った、ワン・ソ皇子（イ・ジュンギ）美しくて悲しき皇子が、一途にヘ・スを想い続ける姿に毎回胸キュンでした。優しいワン・ウク皇子（カン・ハヌル）ネタバレになるので書けないのですが、ヘ・スへの想いに苦悩する姿も美しかったです。ワン・ジョン皇子（ジス）静かにヘ・スを見守り、一途な愛を貫く姿に切なさを感じるほどでした。他の皇子たちも美形揃いで目の保養になります。韓国ドラマの中で、一番大好きなドラマです！とにかく豪華な歴史ドラマでした。