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憂国のモリアーティ(アニメ)の内容

映画『憂国のモリアーティ』は、2020年10月にTOKYO MXほか第1クールが放送中。続編となる第2クールは2021年4月より放送が決定しております。

原作は、イギリス人作家のコナン・ドイル著『シャーロック・ホームズ』シリーズを原案に、竹内良輔さん構成と三好輝さんの作画によって連載中の同名漫画作品です。そんな本作は、2018年「全国書店員が選ぶオススメコミック」で2位と注目を集め、小説化・ミュージカル化・舞台化を経てアニメ化が行われました。

物語は、シャーロック・ホームズの最大にして最強の宿敵であるモリアーティ教授を主役に、国を変えるため完全犯罪による革命を巻き起こす姿が描かれております。

正直1話目はあっても無くても良いかなって印象。だが、2話目のラストで凄く面白そうだという印象を受け評価は一変。そのまま3話目も見ましたが、現在で今期1番面白いアニメだと思います。

生い立ちの追悼にしっかりと2話割いてしっかり描くっていうので、しっかりした監督だなって思いました。何よりもイケメンが多いのも個人的にいいですね。

主人公の立ち位置が斬新で面白いし、モリアーティって名前は聞いたことあるけど、どんなことをしたのか全く知らなかったのでワクワクしてます。これからも見続けます。

原作既読の上で鑑賞を始めましたが、私は原作漫画よりもアニメ作品の方が好きですね。作画もかなりクオリティが高く、良いアニメ化だと思いますし、ファンの女性は満足されていることでしょう。

あらすじ

19世紀末。産業革命が進む大英帝国全盛期のロンドン。技術の進歩と発展とは裏腹に、古くから根付く完全階級制度は、人間同士の差別をより強固なものとし、わずか3%にも満たない貴族たちが国を支配していました。

人々は生まれながらに決められた階級に縛られながら生きている中、孤児であったウィリアムは、貴族の息子であり志を同じくするアルバートに拾われ、実弟のルイスと共に、モリアーティ家の養子となりました。

そして、ウィリアムは腐敗した階級制度を打ち砕き、理想の国を作りあげるために動き出します。その方法とは、完全犯罪による革命だったのです。

見どころ

主人公はホームズの宿敵

世界中で愛され、読んだこと・見たことがない方でも名前は聞いたことがあるであろう“シャーロック・ホームズ”の宿敵であるモリアーティ教授を主人公として描かれている本作。

19世紀末のロンドンに古くから根付く階級制度の闇を浮かび上がらせ、それを打ち砕き理想の国を作り出そうとする切り口が斬新です。

そんな本作は「攻殻機動隊」や「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズなど、多くのファンを定着させる大ヒット作品を輩出した“Production I.G”が手掛けました。

見て頂ければわかる、安心のクオリティで見応えたっぷりに仕上げてくれています。

独特の世界観

作中で描かれているホームズも、普段抱いているイメージとは違う印象で描かれているので、そのギャップも楽しめますし、19世紀末のロンドンを舞台に物語が繰り広げられているので、これまたクセになりそうです。

本作の独特の世界観は、普段アニメを見ない大人女子にも大変オススメしたい質の高いものになっているので、是非、堪能してはいかがでしょうか?

スタッフ

原作:構成-竹内良輔 / 漫画-三好 輝
監督:野村和也
シリーズ構成:1クール目-雑破 業 / 2クール目-岸本 卓
キャラクターデザイン・総作画監督:大久保 徹
色彩設計:野田採芳子
美術監督:谷岡善王
撮影監督:田中宏侍 / 髙橋文花
3D監督:熊倉ちあき
編集:植松淳一
音響監督:はたしょう二
音楽:橘 麻美
オープニング:畠中祐「DYING WISH」
エンディング:STEREO DIVE FOUNDATION「ALPHA」

キャスト

ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:斉藤壮馬
次男。博学で大学の数学教授と私立相談役を兼業。悪に罰を与える“犯罪相談役”という裏の顔を持ち、仲間たちを率いて暗躍している。

アルバート・ジェームズ・モリアーティ:佐藤拓也
長男。孤児だったウィリアムとルイスを養子に迎え入れる。伯爵位を継ぎ、立場を利用してウィリアムの計画を幇助している。

ルイス・ジェームズ・モリアーティ:小林千晃
三男。ウィリアムの実弟で、幼いころからウィリアムを敬愛し常に寄り添う。現在は、モリアーティ家の領地の管理や屋敷の執務を担当している。

セバスチャン・モラン:日野 聡
モリアーティ家の使用人で、ウィリアムに絶対忠誠を誓っている右腕。巧みな話術の持ち主であり、狙撃の名手でもある。

フレッド・ポーロック:上村祐翔
モリアーティ家の使用人。口数が少ないが、イギリス中の犯罪ネットワークに通じる情報屋。“犯罪相談役の窓口”を担当している。

シャーロック・ホームズ:古川 慎
自称“諮問探偵”。抜群の推理力で事件を解決する名探偵。ウィリアムの卓越した洞察力と思考力に興味を持つ。

ジョン・H・ワトソン:小野友樹
ホームズとルームシェアをする元軍医。彼の捜査にも同行し、良き相棒としてサポートする。

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憂国のモリアーティ(アニメ)のあらすじと感想

第1話 伯爵の犯罪

あらすじ
19世紀末、イギリス。少年ばかりを狙った連続殺人事件がロンドンの市民たちを脅かしていた。ウィリアム・ジェームズ・モリアーティは、被害者の共通点から犯人がとある貴族であることを探り当てる。
感想1
冬アニメを「新」で検索した際に出てきて何気なく視聴。原作の知識は全くなく、モリアーティというくらいなのだから爺さんが出てくるのかと思いきや、金髪イケメンの爽やか兄ちゃんが紅茶と新聞を嗜むところからスタートする。主人公はウィリアムというらしい。一つ一つの動作が美しく優雅な立ち居振舞いは貴族ならではだが、国内で起きた連続少年殺人事件に疑問を抱いたウィリアムは事件解決に向けて兄のアルバート、弟のルイスとともに動き出す……のだが、頭脳明晰のウィリアムは新聞を読んだだけである程度の犯人像を推測し、兄弟で連携しつつ犯人を追い詰めていく。その手腕は一切無駄がなくスマートでありながら、被害者家族が心に飼う鬼にも寄り添うあたりに、正義感や優しさだけではない残忍で冷酷さも垣間見せる。ウィリアムは、果たして天使か悪魔か。続きが気になります!(30代女性)
感想2
オリジナルのオープニングは、大きな伏線かそれともサービストラックか?1911年の紐育で少年が読んでいたのは「シャーロックホームズ 最後の事件」。画面に映るのはホームズいわく、犯罪のナポレオン「ジェームズ モリアーティ」の挿絵。醜怪な老人という設定から入っていく展開が楽しい。だってこれからそのイメージを覆す物語が始まるんですから!モリアーティ伯爵家の美貌の三兄弟、長兄は伯爵アルバート。次兄は数学者のウイリアム、末弟は家宰を司るルイス。三兄弟のミドルネームとファミリーネームが「ジェームズ モリアーティ」頭脳を務めるウイリアムがいくつかの新聞記事から犯人をプロファイリングしていく様子は鮮やかで、遺族の望みを叶える手際のキレも禍々しく痛快です。不平等な社会で理不尽に虐げられる多くの人々。それを犯罪という手段で糺そうとする「モリアーティ」深いテーマの原作をどこまで再現出来るのか、期待できる第1話でした。(40代女性)
感想3
19世紀後半のイギリスでは、一握りの”貴族”と呼ばれる人間だけが裕福な暮らしをしていて、中には奉仕の心を持った人もいたとは思いますが、労働者階級を見下す人々も多かった様子をうまく表現されていると思いました。そんな街では、子供ばかりが殺されるという事件が起こっていて目をそむけたくなります。それをウィリアムが華麗に推理をし、現場にも足を運んで、事件解決の糸口をつかみ、犯人を追い詰めていく所は爽快でした。”強きをくじき、弱者を助ける”精神のようで、さらには子供を殺された父親に、犯人への復讐の道筋までお膳立てをしている所は、なかなかの非情な精神も持ち合わせているようで脅威にも思えました。いったいこの孤児だった兄弟の両親とは?アルバートと出会う前にはどんな幼少期を過ごしてきたのか、気になって仕方ありません。(50代女性)
感想4
イギリスでの連続殺人事件ということで、凶悪な事件の切り裂きジャックの事件を彷彿とさせるような闇が深すぎる感じの内容だったと思います。そして、少年ばかりを狙っていて、伯爵という貴族が犯人というのもぞっとさせました。そして、なんでもお見通しという感じのモリアーティの推理力と観察力は凄まじいものがあるという感じがしました。そして、なんといっても驚いたのが最後の展開で、被害者の親に復讐を果たさせるというのが衝撃的だったと思います。さすがは、シャーロック・ホームズを翻弄したモリアーティがモチーフになっている作品だという感じがしました。そして、復習して犯人を殺したのに平気な顔で働いている店主も怖いと思いました。(40代男性)
感想5
『憂国のモリアーティ』という作品がどのようなものなのかが分かりやすくまとめられた第一話だと感じました。原作であればモリアーティの幼少時代の話から始まりますが、それではキービジュアルの内容と反してしまい初見の人が離れてしまうことを考えるとあえて外したのかなと思いました。シャーロックホームズを悩ませた一人として名を馳せるモリアーティがどのようにして犯罪を助長していくのかを視聴者に伝わったと思います。人殺しはもちろん犯罪ですが、だからといって目の前にいる悪を見過ごしてしまっていいのか?を考えさせる作品だと思います。心のどこかでわが物顔の貴族や上流階級が自業自得で最後は痛い目に遭っているものを観て良い結末とは言えないまでも心のどこかでスッキリとしました。(20代女性)
感想6
憂国のモリアーティとは、言わずと知れたコナン・ドイル作の推理小説「シャーロック・ホームズ」で、ホームズの宿敵として登場するモリアーティ教授を主役に据えたストーリーである。彼がどのように生き、何をきっかけに「悪」の道へと進んでいくのか。ホームズの宿敵となるに至った道筋が徐々に展開されていくのであろうと予想していたさなか、第1話にして既に、彼が1つの犯罪をもくろみ、生み出していく様子が完結して描かれているのである。ところが、この話を見て「モリアーティは『悪』である」という世間一般的で単純な見解は覆されこととなる。厳然たる階級制度を前に力を持たない庶民に知恵を与え、裏ではその頭脳を活かし悪徳貴族を追い詰めるその姿は、果たして「悪」といえるのだろうか?何が正義で何が悪なのか非常に考えさせられる作品であり、彼がどのような意図をもって犯罪卿と呼ばれるまでに至るか今後の展開が気になる作品である。(20代男性)
感想7
シャーロック・ホームズの最大の敵であるモリアーティ教授が主人公という斬新な設定もとても面白かったですが、そんなモリアーティが19世紀末のイギリスの階級社会に潜む闇を犯罪によって正していくというストーリーは、ダークでありながらも最初から最後まで夢中になって見てしまいました。階級社会によって裁くことが出来ない悪人を裏で始末するという主人公のウィリアム・ジェームズ・モリアーティは、自分の手は決して汚さず、犯罪相談役に徹しているという部分が底知れない怖さがあって、とても魅力的なキャラクターでした。自分の子どもを無残に殺されてしまった父親に復讐の機会を与えるという主人公のウィリアム・ジェームズ・モリアーティはヒーローなのか、それとも悪魔なのか、彼の目的や真意が気になってしまう展開はとても面白かったです。(30代女性)
感想8
シャーロックホームズに登場する宿敵モリアーティ。彼を主人公にしていますので犯罪者の視の物語となります。冒頭から少年の惨殺事件となり陰鬱な雰囲気からのスタートでした。この事件はモリアーティが犯人ではなく犯人探しをするのが主な目的となります。予想とは違いますが当時の貴族社会の負の面が色濃く出ているのが特徴です。兄弟がいるのは予想外でしたがそれぞれの個性を生かして犯人探しをし、被害者の父親に復讐をさせるまでが主人公・ウィリアム=モリアーティの仕事でした。貴族のサロンとスラムをうまく対比させてストーリーを構築していました。張り巡らせた伏線を鮮やかに見抜いていくウィリアムの頭脳の鋭さには驚くばかりです。思っていたのとは少し違いますが、人の闇の部分をうまく描いていく一風変わった作品で、見ていてゾクリとするのが新鮮です。(40代男性)
感想9
原作の読者であったため、さまざまなメディアミックスのされている作品がアニメでどのように描かれるのかとても楽しみにしていたのですが、想像をはるかに超える1話目となっていました。opの時点で物語の舞台となっている英国独特の雰囲気を感じることができ、さらに、主題歌も相まって世界観に引き込まれました。クライムコンサルタントとして少年たちを対象にした連続殺人事件に対してウィリアムが殺人犯をどのようにして裁いていくのかというところにとても興味を惹かれました。1話目は、原作にないストーリーだったのですがアニメから視聴し始めた人にも分かりやすい物語の進め方で、原作の読者である私も今後の放送が楽しみになるお話でした。今後の放送でどのようにウィリアムたちが英国の階級制度に対して立ち向かっていくのかなど今後のストーリーの描き方にも期待したいです。また、まだ出ていないキャラクターも多く存在するのでいつ登場するのなども楽しみです。(20代女性)
感想10
モリアーティといえば、あのシャーロック・ホームズの好敵手であり「教授」とも呼ばれる、とても頭脳明晰な犯罪者です。多くの犯罪の裏にはモリアーティがいるとホームズに言わしめたモリアーティが、なぜ犯罪を犯すのか、それを描き出そうとする意欲的でとても興味深いアニメですね。ホームズもの中にはモリアーティに兄弟がいるらしい記述がありますが、このアニメではその設定を生かし、兄と弟がいる3兄弟であり、犯罪コンサルタントとして協力し合っています。とはいっても悪党のモリアーティですから、コンサルタントとして決着の付け方は見事に悪党らしいやり方でした。モリアーティ兄弟がある種の必要悪として描かれるのは、ホームズファンとしても面白いですが、まったくホームズやモリアーティを知らなくても楽しめるアニメだと思います。(50代男性)

第2話 緋色の瞳 第一幕

あらすじ
生まれながらに身分が決められる階級制度は人間同士の差別を生んだ。そんな階級制度を嫌悪するモリアーティ伯爵家の嫡男・アルバートは、慈善活動で訪れたラグド・スクールで不思議な魅力を持つ孤児の少年に出会う。
感想1
第2話は、ウィリアムがモリアーティ家の次男になるまでの過程が描かれていました。モリアーティ家の長男・アルバートが孤児院で見つけた兄弟は読み書きができ、特に兄の方は並外れた知識を持っていました。しかし、2人がどこで生まれ育ったのかは不明です。兄の方は、自分の知識で人々を操り、横暴な特権階級の貴族たちを潰そうと目論んでいます。貴族に恨みがあるように感じるのですが、それが何かは分かりません。アルバートはそんな兄弟と手を組むことにしたのです。アルバートは裕福な家庭に育ちながらも、今の階級制度に嫌気がさしていました。アルバートは孤児である兄弟を自分の弟だといいます。しかも、お屋敷が火事で全焼し、そこから助け出されたのがアルバートと孤児の兄弟の3人だけなのです。本当の弟や両親はどうなってしまったのでしょう。弱い立場の人間を守るため、横暴な悪人を裁くことはいいことなのか悪いことなのか?悪いことだと断罪できないのが苦しいところです。(40代女性)
感想2
モリアーティ伯爵家の嫡男アルバートと「ウイリアム」とルイスの出会いが描かれる第2話。尊大な父、高慢な母、選民思想にどっぷり浸かった弟「ウイリアム」。上位のものにへつらい、下位の者に当たり散らす使用人たち。全てにうんざりして嫌悪を抱き暮らしていたアルバートはある日、支援をしている孤児院で金髪の兄弟に出会った。この時点ですでにウイリアムが大天使ミカエル(ミカエルは戦いの天使)!あの雄弁とあの緋色の瞳で語りかければ落ちない人はいない!このあたりはかなりリアルです。この時代くらいから社会のエリート層の若者を中心に過激思想が流行します。ロシア革命の初期段階を主導したのはロシアの上流階級の若者でした。ちなみに地面に書かれた「とある計画」コナンドイルの原作にあるあの話です。小ネタが多くて楽しい。(40代女性)
感想3
アルバートはとても同じ家族で育ったと思えない程の、崇高な思考力のある青年に『突然変異!?』と思ってしまいました。そんな彼と、不遇な中でも聡明さを身にまとい、落ち着いた仕草と丁寧な口調のウイリアムと出会ってしまったのは、偶然というより必然のように見えました。しかし、その美しい眼差しの中では、街の強欲な人物から強盗の指南をしていた所は、怖さも秘めていると思いました。対して屋敷の執事やウイリアムらは嫌な感じだし、父親の見栄で、興味の無かった孤児を引き取った件も、ゆくゆくは自分の首を絞める事態になって自業自得の様に思いました。最後に屋敷が家事になって、アルバートがウィリアムらを伴って出てきたのは、何か意味深な感じがして、次回への期待感がよりアップしてきました。(50代女性)
感想4
階級社会の闇を感じさせる内容だったと思います。貴族に生まれれば贅沢な暮らしを堪能できますが、庶民に生まれれば住むところも食べるものもないということで、現代の日本の格差社会を思わせました。権力者や金持ちの家に生まれればチャンスや機会などに恵まれますが、庶民に生まれればチャンスもなく、苦労の連続ということと重なるような感じがしました。アルバートはそういう社会が嫌のなりましたが、わかるような気がしました。悪い貴族を戦って殺せというのもインパクトがありました。そして、最後の家を燃やして成り代わるというのも闇が深すぎるという感じがしました。これから、どんどんエスカレートした衝撃な内容になりそうな序章という感じがしました。(40代男性)
感想5
第1話で犯罪コンサルタントとしての鮮やかな手並みを見せたウィリアムの、子供の頃の話でした。ウィリアム、そして弟のルイスは孤児で養子として迎え入れられたことが判明したのですが、分かりやすく貴族らしい性格の父親や母親などだけでなく、使用人まで本当に酷かったです。凄まじく孤児を見下していました。現実でも、あれが当時の貴族社会における普通だったのでしょうか。しかし、身分による差別こそあまりなくても、他の差別は日本でもまだあったりします。それを思い、何となくやりきれない気持ちになりました。ウィリアムの頭の良さは、昔から素晴らしかったようで、驚きました。彼にかかれば何でも解決できてしまいそうです。そして、3兄弟みんな、まだ幼くて可愛らしかったです。(20代女性)
感想6
1話がサスペンスアニメのような話だったので、今回もそういう話だと思っていたら違いました。今回は貴族のモリアーティ家の子どもの話でしたが、18世紀のイギリスの現状がよく現れていました。このアニメがフィクションなので、全部が本当ではないのですが、本当にあったように思えました。モリアーティ家の子どものウィリアムとルイスが孤児だったのは意外でした。どうして、兄のアルバートがこの二人をモリアーティ家の子どもに選んだのか疑問に思ったのですが、自分より賢い子は普通選ばないと思いました。賢いと自分の立場が危うくなるからです。それでも、ウィリアムとルイスを選んだのは何か目的があるからだと思いました。それはアルバートもこの国を換えたいと思ったのではないでしょうか。(50代女性)
感想7
ウィリアム・モリアーティがどうやって居場所を得たのかのエピソードとなりました。孤児だったある兄弟がモリアーティ家のアルバートの目に付いたのが切っ掛けですが、アルバートの最初の印象は優秀な孤児がいるなと感じただけでした。モリアーティ伯爵家の嫡男であるアルバートは貴族社会に嫌気がさしていましたが、どうすることも出来ずに心の中で嘆くだけ。家では弟のウィリアムの傍若無人な振る舞いが目に付き両親も口論が絶えず憂鬱な日々。そんなアルバートにとって孤児院にいる少年の存在は大きくなっていくのでした。少年に興味を持ったアルバートは成り行きで彼をモリアーティ家に迎え入れようと決心します。少年の裏の顔すら察していたアルバート。彼の苦悩を少年ならば取り除くことが出来るのは確信があったのでしょう。貴族社会の重苦しさが描かれていましたが、緊張感を感じるシーンが多く見ごたえがありました。少年とアルバートの対面シーンはこの作品でも重要な場面といえます。(40代男性)
感想8
モリアーティ3兄弟ですが、どうやら彼らが兄弟であることにも秘密があるようです。アルバートは間違いなく、モリアーティ家の長男のようですが、市井のおばさんが首を傾げていた通り、ウイリアムは人格がまったくの別人です。どうやらアルバートが何かを画策し、孤児院にいた子どもとすり変わったようです。一体、アルバートは何をしたのか。それはまだわかりませんが、父親や弟の貴族としての傲慢なふるまいをひどく嫌っているようですし、母親の俗物ぶりにもうんざりしているようですから、そのあたりに何か理由がありそうです。いずれにしてもモリアーティ3兄弟が作られた兄弟であるというのは、なかなか面白い設定だと思います。いずれそこが綻びにならなければいいのですが。(50代男性)
感想9
2話ではウィリアム、ルイス、アルバートの幼少期が描かれていて街の問題を解決して少しのお金をもらいながら生活していたウィリアム、ルイスと伯爵家の長男でありながら英国における階級制度を嫌悪しているアルバートの出会いが彼らにとってどんなに大きなものであったのだろうと思いました。ウィリアムたちの温かな雰囲気を見つめるときと実の父親や家族との会話のときのアルバートの表情の違いから彼は心底、現行の階級制度が嫌いなんだなと感じられて切ない気持ちになりました。また、礼拝堂でのシーンは狂気すら感じてしまうものでしたが、アルバートの気持ちを考えると衝撃的なものだったのだろうなと思いました。edの幼少期の三人が壁にペイントしているところからの大人になった3人の雨に打たれているところの対比が彼らが大人になる間に何をしてきたのだろうと気になりました。Cパートの火事の起こった屋敷から出てくるウィリアムたち3人に何があったのか3話放送までの1週間が待ち遠しかったです。(20代女性)
感想10
モリアーティ兄弟のなれそめの話です。孤児の兄弟の兄の方が犯罪にかかわっていると、アルバートが気付くエピソードがよかったです。観察眼のあるアルバートだから、孤児の兄弟を見つけることができたのだと納得できる場面になっていました。犯罪がらみのエピソードであるのは、成長後のモリアーティ兄弟の所業への伏線なのかもしれません。のちにウィリアムとなる孤児の兄ですが、本名を一度も呼ばれていないことに感心しました。最後まで本名が出てこないのか、見守り続けたいと思います。イギリスやヴィクトリア朝に興味ある視聴者なら、心躍るような風俗が次々と出てくるのも楽しかったです。次回の予告ともいえる不穏な火災の場面で終わりましたが、彼らの幼少期のクライマックスをどう見せてくれるのか、次回が楽しみです。(50代女性)

第3話 緋色の瞳 第ニ幕

あらすじ
アルバートの推薦でモリアーティ家は孤児の兄弟を養子に迎えた。しかし養子といえど下級階級出身者の彼らは、真の“貴族の子供”に成り代わることはできない。彼らは家族どころか使用人たちからも見下され…。
感想1
前回の屋敷のガス爆発による大火事で、何故子供ら3人だけが逃げ出せたのかが分かり、そして今後の3人での活動のスタートのきっかけとなる大事なストーリーと思いました。ウイリアムの「階級制度で心がゆがみ悪魔が生まれる。その逆もありうる」と言う言葉から、今の歪んだ状態から階級制度に立ち向かい「美しい国を目指す」気持ちが根底にあるのだなぁと分かり、納得できました。アルバートの弟は相変わらず嫌な感じだけれど、それに毅然と立ち向かうウィリアムはカッコよかったです。家事で亡くなってしまうアルバートの父親ですが、成り行きでしかなかったのですが、ウィリアムの心臓病を治した事だけは善い行いをしたなぁと思えました。権力を持ったアルバートと頭脳明瞭なウィリアム、ウィリアムを慕う弟のルイス、この3人の組み合わせでどんな風に社会を変えていくのか楽しみです。(50代女性)
感想2
アルバートの想いと、ウイリアムの頭脳が出会い、ついにモリアーティ3兄弟が誕生しましたね。これはまさに誕生と言っていいでしょう。そしてアルバートの想いを考えれば、「憂国」という意味がよくわかります。ただこれが社会を動かすほどのものになるのか、いわゆる仕事人的なもので終わるのか、そこが彼らにとって大きなポイントになるかもしれません。何にせよ権力というものはほぼもれなく腐敗します。健全だった権力というのは、たまたま健全なうちに権力者が死んで終わっただけでとも言えます。その意味でモリアーティ3兄弟の戦いは果てしないし、報われないもののようにも思えます。できれば誕生した3兄弟の関係が壊れないでいて欲しいなと思ってしまいます。(50代男性)
感想3
モリアーティのまさかの過去が明らかになりました。モリアーティの過去としては貧困の家庭からかなり裕福な家庭に引き取られたようです。しかしその裕福な家庭の子供と母親はモリアーティのことを悪く思うのでした。そんなわけで弟と一緒にひどい仕打ちを受けるモリアーティ、しかしモリアーティ自身はかなり有能で、貴族のお子ちゃまを機転のきいた方法であしらいます。そんな様子を見ていて流石モリアーティと感じましたね。しかし事態はヒートアップし惨劇が起きます。モリアーティ達を迫害しようとする息子の兄が見かねて息子を消そうとするのでした。そして豪邸は息子の遺体ととも全焼、確かに息子はムカつきましたが、かなりの惨劇で気の毒でした。(20代男性)
感想4
2話のラストにいたるエピソードです。孤児の兄弟がモリアーティ家に引き取られてから一家や使用人から受ける仕打ちは、原作よりセンセーショナルでわかりやすくなっています。原作ではモリアーティを焼失させた原因に孤児をいじめていた使用人たちへの報復をも含んでいるように描かれていたのですが、アニメでは出火元を変えたことで、モリアーティ兄弟の犯罪者としての自覚をより強く打ち出しているように感じました。全体的に原作のきめ細やかさが損なわれているのが残念です。アイディアとして面白いと思いました。構成もやや問題です。Bパートラストは、次回に続く場面を差しはさんでいますが、原作を読んでいない人はわかりにくいのではないでしょうか。クリフハンガーとしては弱い場面で、不要だと思いました。(50代女性)
感想5
孤児の兄弟がどのようにして貴族であるモリアーティ家の人間になったのかという経緯が描かれていて、驚きの展開の連続でした。階級制度によって起こる差別や闇に疑問を持つモリアーティ家の長男のアルバートが、貴族だからといって他者を見下す自分の家族に対して次第に憎悪を抱いていくという展開や、そこに付け込むようなウィリアムがとても怖かったです。そしてモリアーティ家の中で唯一、孤児の自分たちに優しくしてくれたアルバートすら利用し、彼の実の弟ですら殺すように仕向けてしまうウィリアムはとても恐ろしいですが、腐敗した階級社会を変えるという彼の目的だけは正義のような面もあり、ダークヒーローとしてのウィリアムの魅力が分かるような内容でした。(30代女性)
感想6
“共犯で、同士で、家族”。モリアーティ家の3人の運命が決定づけられる過去を描いたストーリーでした。身分社会の弊害を呪いとしてとらえ、それを打ち破る方法を探しているアルバートにとって、ウィリアムとルイスはの存在と知識は、必要なものだったと思います。アルバートがウィリアムの信念に共感していくのはとてもよく分かりました。素敵な表情と明晰な頭脳で事件を解決していく姿を第一話で見ていただけに、彼らの過去を知ると、本当に大変な生き方を選択してきたんだろうなあと、まだ第三話なのに、ちょっと感慨にふけってしまいました。犯罪と共に生きていくって、どんな気持ちなのだろうか、罪を背負っていても笑顔で前を向いて進むって、どれだけ大きな勇気がいるのだろうか、などなどいろんなことを考えさせられてしまいました。これからどんな事件と出会い、自分たちの信念を貫くためにどんな戦いをするのか、目が離せなくなりました。(50代男性)
感想7
孤児だった二人がどうやってモリアーティ家の子息となったのかが描かれています、長男であるアルバートから見たウィリアムは孤児なのに博識で確固たる理念と目標があって眩しかったようですね、孤児院の祭壇での姿に魅入られてしまったように見えます。モリアーティ家の主人は社交界のマドンナに気に入られたいが為なのが下品ですね、奥様と次男は下世話な事を言っていかにも貴族って感じですね。次男は目下の者をフォークで痛めつける癖があって二人も餌食になってしまったのは痛々しくて可哀想でした。食事中でも下民をバカにして見下す発言をする家族に嫌気が差すアルバートの心中が痛々しく伝わってきて苦しそうで息が詰まりそうでした。ウィリアムに相談すると解決してしまうのが凄いです、次男が二人に罪を着せようとするのを逆手に取るなんて素晴らしいです。ちゃんと計算されて家事を起こし、次男と入れ替わってしまうウィリアムに拍手です、弟のルイスも覚悟を見せて三人で生きていく重みが伝わって来ました。汽車の中で微笑むウィリアムが何を思っているのか怪しく綺麗に見えて街に戻ったら何をするつもりなのかと期待させます。(40代女性)
感想8
モリアーティ家に迎えられた孤児の兄弟ですが、アルバート以外は使用人ですら見下した態度で接します。ウィリアムはこの2人を排除しようと画策するのですが、孤児の兄の覚悟と行動の前にひるんでしまいます。アルバートにとってこの家は忌むべきもので、消し去りたいと言うのが心の中に常にあったのでしょう。利害の一致を見出した少年により大胆な計画が実行されることになります。モリアーティ家の屋敷ごと火事で燃やしつくし少年はウィリアムに成り代わる。その布石はすでに打たれていました。火事を起こすのも緻密な計算により犯行がばれないような仕掛けをほどこし、完全犯罪を成立させました。本物のウィリアムは捻じ曲がった性格のうえ孤児の兄弟を排除するために冤罪を起こそうとしていたので自業自得といえます。それにしてもアルバートが良く決断しました。残酷ではありますがこれで晴れてウィリアム=モリアーティは世に出ることになったのです。証拠は何もないのですから犯罪としては成立しない。まさにこの作品を象徴する事件だったと言えます。(40代男性)
感想9
『憂国のモリアーティ(3話)』も実に闇が深い内容だったと思います。まずは、貴族がそれ以外の庶民を下等生物と言っているのが印象的でした。人間としては見てなくて、本当にねずみが何かというふうに考えていたような気がします。そして、お茶をこぼして、舐めて掃除させようとするなど歪んでいる感じがものすごいと思いました。アルバートは嫌になるのもわかるような気がします。しかし、アルバートも孤児の兄弟が何をするのかを見てみたいという欲求があるので、完全に正しいことをしている感じとは思えず、狂気にとりつかれているような感じに見えました。そして、闇の元凶である身分制度ですが、現在はお金の価値という尺度にかわっただけのような気もしました。(40代男性)
感想10
「悪魔が消え去れば人の心は澄み渡り呪は解ける」孤児の兄弟は、自分たちの理想とする世界を作り上げようとしていました。普通の子供が考え付くことではないですね。生まれながらの天才なのか、育った環境が兄弟をそのようにしたのか?博学の兄と病弱の弟。弟は時折発作を起こして苦しんでいました。アルバートの弟はモリアーティ家に来た孤児の兄弟に嫌がらせをします。アルバート以外のモリアーティ家の家族たちは、孤児の兄弟を疎ましく思っていました。そんな家族を見て、アルバートの心の中に深い闇が住み始めます。理想のために人を殺す。そんなこと、なかなかできないことです。でもアルバートはそれを実行したのです。もともとアルバートの心が病んでいたのか、ウィリアムと名乗るようになる孤児によって操られただけなのか?ウィリアムには、悪いことを悪いことではないと思わせる力があるように思います。(40代女性)

第4話 希少な種

あらすじ
赴任先の大学近くに移住したウィリアムたちは、領主のベルファー子爵から晩餐に招かれる。食事の後に案内された温室には、希少な植物が集められていた。その植物の世話をしていたのはバートンという庭師で…。
感想1
原作コミックスを読んでいるファンです。待望のアニメ版第4話は、重たいストーリーが多いモリアーティの中でもなかなか心にズシンとくる展開のお話でした。でも、アニメ版ならではの美しい自然風景の描写や魅力的なキャラ達のおかげで、悲しみの中にもしっかりと希望が伝わるラストになっていたと思います。アニメ版はとにかく登場人物の衣装からお屋敷のテーブルセットやインテリアに至るまで、作画がとても丁寧だなと感じます。また、最後まで観るとあのシーンは伏線だったのか!と気付き、お話を最初からもう一度見直したくなる面白さがあります。主人公のモリアーティとその兄弟をはじめ脇役もイケメンキャラが多いので、今回もつくづく目の保養になったなと思いました。(30代女性)
感想2
移り住んだ先で出会った、子供を亡くした庭師夫婦とターゲットとなる傲慢な雇い主の貴族の存在を知ったモリアーティ兄弟が新たに鉄槌を下す。村の医師が不在のため雇われ先のお抱え医師に診察を断られたことで子供を亡くし心を病んだ妻。確かな技術があるのに因習に囚われ諦観する夫。何も出来ないんじゃなく何もしなかった、という一言がすごい効果的に刺さります。知識や情報って本当大事だし、ウィリアムはその必要さを理解した上で活用が上手。あの時代ならば特に今みたいに何でも情報が手元に集まる訳じゃないですからね。タイトルは稀少な種ということですが、自分を稀少な存在だと傲る貴族と実際に稀少(な才能)であることは違うという皮肉を絡めていたようでした。実に鮮やかに自分が犯した選択の逆の立場を味わわせて死なすというやり方をとったモリアーティたち。最後には淡い希望の見えるスカッとする回です。(40代女性)
感想3
“やられたらやり返す”という言葉が毎回ピッタリハマるようなモリアーティのやり方にゾッとする上、自分の手を汚すことなく犯罪を犯していくところに恐ろしく彼の頭脳が高いことを感じさせられます。ホームズが手を焼いたというのも彼のやり口からわかるような気がするし、モリアーティのやり方を見ていると、犯罪を犯してはいるが、実際にはそれに感謝している人がいるところから、いったい何が「正義」で何が「悪」なのかがわからなくなってくるところがまた恐ろしいなと感じます。悪魔のようなモリアーティなのに、優しさも感じられるところもあり、そのギャップに戸惑うものの、モリアーティが持つ独特の雰囲気にハマってしまい、ますます続きが待ち遠しく感じる自分がいます。(30代女性)
感想4
子供の頃、伯爵としての地位を完全犯罪によって手に入れたウィリアム。美貌・知性・地位のカリスマ性3拍子に加え、身分に抗えない人々への優しさまで兼ね備えていることが分かるお話でした。教授として赴任した子爵領の大学で、ウィリアムが同世代の学生に教鞭を振るっている姿がとてもステキです!それに、フルーツジャムを入れた小さなバスケットをイギリス紳士がちょこんと持っている姿もかわいく感じます。今回意外に思えたのが、ターゲットである子爵の殺害がナイフで刺したり、射殺するというお決まりなものではなく、「フルーツ」をアイテムにしているところです。最高のものを食べた子爵の死の間際、耳元でこれが敵討ちだったとささやくシーンがまたクールで、彼らの殺人を正当化してしまいそうになります。険悪になっていた庭師夫婦の仲が修復されることまで計算していたウィリアム。最後のオチまで本当に目が離せない作品です。(30代女性)
感想5
大学の近くに家も構えたウィリアムはミシェルと出会ってしまいましたね。息子を子爵に殺されて貴族に恨みを抱いていてウィリアムはにらまれてしまいましたね。でも仕方がないですね。どう見ても子爵は差別的な嫌な人ですから。ミシェルがまだ息子の分の食事を用意している姿が痛々しいです。子爵が医者に見せてくれていたら助かった命ですから。これはウィリアム達の標的になりますよね。バートンはミシェルのことを気にかけて悩んでしましたね。そこにコンサルタント業のウィリアムが登場。お茶会で子爵がグレープフルーツを食べて上機嫌でしたがミシェルに襲われました。人の恨みと狂気は恐ろしいです。そして心臓の薬を飲んで死んでしまいます。薬とグレープフルーツを使った完全犯罪が成立しました。子供と同じ死に方をしましたね。子爵への罰といえどもウィリアムは怖いですね。(40代女性)
感想6
今回の話しはモリアーティが復讐の手伝いをするものとなっています。いつの時代にも貧富の差があるようで、しかしながらその貧富の差を埋めるのは絶望的な状況のため、時に理不尽な出来事が起きることがあります。今宵も一人の家族が偉い人に治療薬をもらえず子供がなくなるという悲しい事件後起きました。主人は確かに自らの地位を守りましたが、その家族の恨みを買います。それに気づかずのうのうと生きている様子を見ていると大変気持ち悪かったです。そんな御家族に復讐の機会を与えたモリアーティ、主人が心臓に弱い病気を患っているということをあらかじめ見抜き、血圧が高くなるようにグレープフルーツを飲ませるという手の込んだやり方には流石だなと感じました。(20代男性)
感想7
列車に乗って辿り着いた先はウィリアムが新しく数学教師として働く大学がある街でした、子供時代にモリアーティ家の人間になったウィリアム達が大人になった今と列車を使って繋いでくれたのは人生が続いているように見えて面白いです。何処の街も貴族は悪人ばかりのようでこの街の子爵も使用人の子供を見殺しにした過去があり、貴族は吐く言葉が卑しくて悪人という感じでした。街でウィリアムが貴族だと知って睨んでくる婦人とチラッとしか見ていない庭師に目を付けるなんてウィリアムは観察眼があって凄いです。子爵に罰を与える為に色々と調べたりと労力を惜しまないのも凄いと思いますが兄弟3人がウィリアムに協力して悪人を成敗してしまうのがスッキリします。庭師と使用人の夫婦に今後の事まで面倒見てあげるなんて本当に良い人だと思います、全体的にドラマチックに演出されていて映像が綺麗なのも素敵です。次はどんな悪人を成敗してくれるのかと楽しみになりますし、3兄弟のプライベートも少し見てみたくなります。(40代女性)
感想8
このアニメは最初はミステリーアニメだと思っていました。しかし、1話から見ているうちに復讐コンサルタント業だということがわかってきました。復讐代行とも違って、新しい仕事だと思いました。特に今回のように下級階級をさげすます人に向けた復讐なのかなと思いました。貴族のウィリアム・モリアーティらは手を汚していないので、バレないし、実際に復讐をした人は犯罪者になるのですが、モリアーティらが他人にそのことを話さない限り、バレないと思いました。死体はどうやって処分したのかは描かれていませんが、どうしたのかも気になります。復讐を手伝ってくれるので、痛快なアニメですが、そのからくりが賢すぎて、ウィリアムのすごさを感じます。(50代女性)
感想9
領主のベルファー子爵の横柄な態度がいかにも悪徳貴族といった感じで自分の庭師ですら人とも思わない態度には怒りを覚えました。格差と差別は現代でも問題となっていますがこれは代々尽くしてきた庭師を蔑ろにするのは領主としてどうなのか。モリアーティからすればこういった社会を壊したいわけですから、当然ベルファー子爵を始末することにします。大学の教師となったモリアーティの姿は凄く板についています。これまで様々な人たちの相談に乗り教えてきたのですから、教師は適職のひとつでしょうね。ベルファー子爵の始末については庭師夫婦に関わらせますが、ほとんどの事はモリアーティが仕掛けたように感じます。希少な種のタイトル通り、世界各地から集めた希少な植物の組み合わせを利用しての殺人は見事でした。ベルファー子爵がまんまと誘導され自爆した結末ですが、後始末について触れられなかったのは残念です。計画が成功した瞬間のモリアーティの表情はゾクリとしました。ダークヒーロー物語として、ここまではすばらしい出来の作品となっています。(40代男性)
感想10
子爵の下で働いている庭師バートンの妻の、子供を亡くしたむなしさと貴族に対する怒り、”何もしなかった”夫とのわだかまりがとても伝わってきて苦しくなりました。それに対して、貴族には普通に接する子爵なのに、弱い者には「下等な連中」と事ある毎に言って横柄な態度をとる所は、嫌な気持ちになりました。そのバートンの妻の不穏な感じを察知したウィリアムがどう動くのか興味深かったです。温室でのお茶会では、バートンの妻の復讐は叶わなかったのですが、やはり薬との飲み合わせで子爵を罠にはめていく所は素晴らしかったです。そして、それだけではなく次の職場を紹介してあげたところも、庭師の夫婦仲も修復できそうなところも、良い終わり方で良かったです。(50代女性)

第5話 橋の上の踊り子

あらすじ
数学教授としてダラム大学で教鞭をとるウィリアムは、生徒のルシアンが出掛けたきり3日も戻ってきていないことを知る。しかもルシアンが愛を誓っていた酒場の女給が、橋の上から身を投げて亡くなったばかり。大学の経営を手伝うジェントリーのダドリーは、特に心配する必要はないと言うが…。不審に思ったウィリアムはふたりの仲間を呼び寄せ、ルシアンの動きを探り始める。
感想
ウィリアムの数学教授としての姿が見られます、生徒を心配し、生徒の嘘を見抜いた事から事件が浮かび上がってくるのが面白いです。ウィリアムの行動全てに意味があって事件のヒントが散らばっているので推理していくのが楽しいです。学生の事を調べる為に寄った事務局や学生が住んでいる寮、居なくなった学生と恋仲だったという女性がいる酒場に言ってみたりと動き回っているのは探偵みたいですね。わざわざウィリアムに接触してきた大学関係者は怪しすぎます、この男も貴族なので平民と付き合っているのが許せなかったって理不尽な話です。アヘン漬けになっていた生徒を救出したのも、そこまで分かっていたなんて推理力に感心します。仲間が二人増えて罰を与える事を本格的に開始したのはゾクソクしました、踊り狂って川に落ちるなんて納得しました。悪人は成敗されて、普通に暮らして行こうとしただけの人にはハッピーエンドになってスッキリです。(40代女性)

教え子の嘘を早々に見抜き、見抜かれてたじろぐ生徒に「100倍怒っている」のシーンが原作よりも怒気がどす黒くて笑っちゃいましたが、相手の言葉に嘘がないと分かれば尊重して【本業】を踏まえて首を突っ込まないように忠告する点は流石ウィリアム。前回同様、原作の話を1話でまとまるように再編成したのかテンポよく進む脚本が凄い。今回はモラン&フレッド初登場なので原作好きとしては「待ってました」と嬉しかったです。またアニメでは被害者の埋葬のくだりが追加された事により、ラストの墓参りシーンの切なさをやりきれなさが増したのと恋人の本気がより伝わっているのは良かったです。惜しむらくは原作ラストにあった花壇の世話をするフレッドとルイスの手伝い確定したモランのシーンがカットされた事です。シリアスで終わらない珍しい流れでしたので…。(30代女性)

ちょうど今見終わったところです。ちょっと違うかもしれませんが、スカッとするというか、ざまあというか。4話まではVODで一気に見ましたが今回は生で見れました。絵は今時といった感じで背景やキャラデザもきれいなので、乙女ゲームや推理ものなどが好きな方にお勧めです。今までは家族でのストーリーなどでしたが、今回は恋愛がらみの話だったのと、新しい男性キャラが2人も出てきたので楽しめました。さらにもっとキャラを出してほしい。そのキャラたちのことはまだ謎の部分が多いですが、声優さんたちも有名どころばかりなので、イヤホンで聞いてもたのしめたかなと思います。どんどんキャラの詳細がわかってくるので、2シーズンまでやってほしいです。(30代女性)

大学教授としてモリアーティ、生徒の依頼を受けながらもその裏で密かに行動を開始している様子を見ているのがワクワクしました。モリアーティの今度の狙いは悪巧みをするこちらもまたまた身分が高い貴族、おなじみで貴族は、またまた周囲を見下しは少女フリーダを見ごろそうとします。そこに実体化するフリーダ、これは変装でモリアーティ達の変装だったようでした。今回もうまい具合に貴族をはめ、追い詰めます。スナイパーにより川に誘導される貴族、モリアーティ今回えげつなすぎました。そして川で溺れ死ぬ貴族、モリアーティの前には階級もくらいも関係ないわけです。散々いばってた貴族も彼の前では悲鳴の恐れを抱くことなる、スカッとしますが貴族がたまに気の毒になりますね。(20代男性)

貴族のルシアンと、酒場の娘フリーダが身分違いの恋でもうまくいっていたのに、なぜ自ら命を落とすことがあるだろうか?と不思議でしたが、ダドリーが登場してから疑惑が確信に変わりました。ダドリーがフリーダの死に絡んでいると踏んで、本人の口から真実をはかせようとモリアーティが企てた策が、まるで亡くなったフリーダの怨念がそうさせるかのような方法で、とても恐ろしいと感じました。モリアーティが、モランをはじめ仲間に事前に会いに行ったのはこのためだったと、ダドリーの死のステップをみた時にはじめてわかって「なるほど!」と納得できました。階級制度を心から憎む悪魔達が、次はどんな罪を犯していくのか、考えるとゾクゾク恐ろしくなりますが、続きがとても楽しみでたまりません。(30代女性)

ウィリアムの大学の生徒のルシアンが3日も姿を見せていないのでウィリアムは不振に思う。そしてルシアンを街に探しに行く。ルシアンが好きだった女給のフリーダが亡くなっていました。働いていた酒場の女将さんはフルーダのことが好きだったのですね。ウィリアムに墓地に花を手向けてほしいと頼みましたね。せめてもの弔いの気持ちだったのですね。ここで事件性を感じたモリアーティ兄弟が今回も動き出します。セバスチャンとフレッドも加わり犯人に罰を下しにいきましたね。そこにはアヘンの密売や揺すりが絡んでいましたね。そして今回も犯人を亡くなったフリーダと同じように痕跡を残さずに殺しましたね。根底には身分の違いで人間を差別するべきではないという思いが流れていますね。(40代女性)

今回は依頼主がいない仕事でしたが、それでも悪い貴族を成敗してくれるウィリアムが素敵でした。初めて登場した二人は、オープニングの印象からウィリアムと敵対する人たちだと思っていたので、仲間で嬉しかったです。アルバートやウィリアムの思想に賛同し、腐った階級社会を壊す手伝いをしてくれる人たちがいるなら、心強いことです。こんな世の中でなければ幸せになれていたはずの若いカップルが引き裂かれる現状を、ぜひウィリアムたちに変えていってほしいと思います。友人を気遣う生徒を諭すウィリアムの、優しい笑顔も素敵でした。友達を心配したり、酒場の女性と真剣に恋したりする、若い貴族が真っ当な道を歩んでいけば、世の中は変わるのかもしれない、と感じた回でした。(30代女性)

今回は一変して街ではなく、学校での始まりに新鮮な感じがしました。そこで教壇に立つウイリアムはいつもの様に、欠席をしている生徒に何かを感じ動き出すのは、もう”本能”としか思えないです。寄宿している同室の学生に「君が思っている100倍は怒っている」というシーンは、いつものクールな感じとは違っていてちょっと笑えてしまいました。そして事件性を感じ新たな仲間を呼び寄せたのは、これからはもっと強大な的にもよりクールに対処していくシーンが観られそうで、ワクワクしてきました。長身のセバスチャン・モランは武器の腕が凄く、小柄なフレッド・ポーロックは寡黙でまだどんな能力を持っているか不明ですが、彼らを加えたウイリアムらの活躍が今後も楽しみです。(50代女性)

テイトがフリーダの店にルシアンのことを聞きに行っただけで水をかけられたのは、ルシアンがフリーダにプロポーズして子供まで作っておいて捨てられ、それが原因で自殺したと思っていたからなんですね。情報料のお金を返して、お墓に花を添えて欲しいという女性は、本当にフリーダのことを可愛がっていたんだなって思うと悲しかったです。そして今回もやっぱり身分違いによる差別。ルシアンは身分が違ったって、本当に心の底からフリーダを愛していたのに、ダドリーの勝手な価値観で、2人を引き離した上に、薬漬けにして殺してしまうとは、最低な男でした。でも最後にダドリーに対する復讐が、フリーダが橋の上で踊っていた状況とリンクさせるとは、粋な演出でしたね。(20代女性)

教え子の様子を気に掛けるウィリアム。ひょっとして教え子を始末する状況もありえるのかと恐ろしく感じましたが、何らかの思惑はあったにせよ純粋に心配していただけのようでほっとしました。彼はは貴族をすべて敵視している訳ではないのがここで分かったので少しほっとしました。アルバートの事もありますので腐敗した貴族制度そのものが彼の敵なのでしょう。庶民をゴミ扱いするような輩こそがウィリアムにとって唾棄すべきものです。今回の標的となったダドリーはウィリアムだけでも始末できたと思いますが、新たに登場したモランやフレッドを呼んだのはクライムコンサルタントの美学とも言うべきものですね。ダドリーの小物ぶりには少しがっかりしましたが、教え子のルシアンが全うな心根の持ち主で救われました。犯罪モノなのに少し気が晴れたように感じるのがこの作品の面白さですね。(40代男性)

第6話 ノアティック号事件 第一幕

あらすじ
革命のためにウィリアムが打ち出した新たな計画。それはロンドンの市民たちを観客に、世界の歪みが最も顕になるような死を演出する゛犯罪の劇場化”。ウィリアムが犯罪劇の最初の舞台として選んだのは、豪華客船「ノアティック号」。主演は若き伯爵、ブリッツ・エンダース。彼には人狩りをしているという黒い噂があって…。計画が進む中、ノアティック号に乗り込んだウィリアムは謎の男と出会う。
感想

ウィリアムが本格的に犯罪劇を始動したので凄く嬉しいです、狙うのは階級を鼻にかけ下民と罵る嫌な奴なので追い詰めていくのは面白いですね。下民を狩りの対象としているなんて酷すぎます、この伯爵は周りの目も気にせず横柄な態度を取っていて悪人としては素晴らしいですね。舞台は豪華客船でウィリアムは仲間と一緒に伯爵を苛立たせていて、まるでゲームを楽しんでいるかのようなのが怖いです。嫌がらせも手が込んでいて乗組員の手も使うけど犯罪歴がある者を上手に使っていて心理的に追い詰めていくのは本当に怖いですね。船には探偵のシャーロック・ホームズが乗り合わせていてお互いの事を当ててしまうなんて計画が狂ってしまうのではないかとドキドキしました。伯爵の方はイライラが限界を超えて下民を殺してしまったけど快感を覚えているようで最低です、そこにウィリアムが登場して焦っている顔が面白かったです。ウィリアムが伯爵をどう始末するのか楽しみですね。(40代女性)

今回も貴族の暴走が凄かったです。そんな貴族は伯爵階級で貴族以外の人を家畜と言ったような呼び方をしていました。お馴染みの汚い貴族、モリアーティーの壮大な作戦のきっかけとして利用されることとなります。伯爵の反面教師の感じが凄かったです、よく人を見下したくなってしまうのは誰しもが共通することです。しかしそんな姿はどれだけ醜いものか、実際している自分は気持ちがいいのに加えて、凄い快適なのですが、中々気づかないというのがたちが悪いと感じましたね。今回の伯爵を見てそんな態度を改めるべきだと強く感じました。そしてモリアーティーの作戦は伯爵をイラつかせて殺傷事件を起こさせることのようでした。まんまと掌で踊らされる伯爵が単純すぎると感じてしまいましたね。(20代男性)

クライムコンサルタントとしてだけではなく自ら犯罪を計画し実行する事を決めたウィリアム。最初のターゲットとなったのは人狩りを行っていると噂されているブリッツ伯爵。豪華客船の処女航海という一大イベントを利用しての大胆な犯罪計画には驚くばかりです。船上ですので外と連絡が取れない事を利用しブリッツを徹底的に追い込んでいく流れは見事です。更にその一端を担うのは犯罪者で、クズな犯罪者を利用してクズ貴族を追い込むのはウィリアムならではの発想ですね。思惑通りに事が運んでいて、見ていて寒気がする展開でした。もし予想外のことがあるとすればウィリアムが途中で出会った奇妙な人物がこの事件に関わってくる事でしょう。彼が誰なのかは見ていれば分かります。名前は出ませんでしたが、ウィリアムのライバルとなる人物で間違いないでしょう。この事件がどんな結末を迎えるのかとても楽しみです。(40代男性)

階級制度はすぐには変えられないが、人の心はすぐに変えられる、そしてその人の心を動かすのは”死”と宣言した時のモリアーティの目が悪魔そのものでゾッとしました。彼のいう”ショー”の最初の生け贄として選ばれたのが、貴族という身分だけで威張り散らしているブリッツ伯爵で、彼がモリアーティの思い描いたシナリオ通りに地の底へと転落していく様子が、本当に見えない糸に操られた人形のようで恐ろしいと感じました。ここまで人の心を操ることのできるモリアーティがこの世に存在したらと思うと心底恐ろしくなります。ブリッツが犯行を犯すことまで計算に入れていたモリアーティが、この後どういう行動を起こすのか見物です。また、モリアーティの行動から一発で彼を数学者だと言い当てた男が何者なのか?こちらも気になる存在でした。(30代女性)

6話では、ついにあの人が登場!これから、ウィリアムの敵となるのか味方となるのか気になるところです。あのキレものに今回の企てを邪魔されるのか、手助けされるのか見ものとなります。ブリッツ・エンダース伯爵は、嫌な貴族というより単なるサイコパスだと思います。ウィリアムの今回の計画は、あえて苛立たせ犯罪スイッチを押すやり方ですが、いささか卑怯ですね。しかも、犯罪者を利用するあたりブリッツ・エンダース伯爵と同様にサイコパスだと思います。最高の悪は、頭の良いサイコパスでしょう。1話完結が多い中、6話はいいところで続くとなってしまいました。船上であんな犯罪をしておいて、人にバレないはずは無いのですが、なんともお粗末なブリッツ・エンダース伯爵。どのように処理をするのでしょうか?気になります。(40代女性)

ウィリアムは相変わらず過激な考えを持っていますね。ロンドンを犯罪都市にするなんて正気ではないです。今回は伯爵のブリッツが狙われています。確かに傲慢で嫌な感じな貴族です。もうやりたい放題ですね。ウィリアムはわざとブリッツをイライラさせています。そして船の中でとうとうシャーロック・ホームズに出会いましたね。永遠のライバルの登場です。すでに頭脳と頭脳の戦いが始まりましたね。息をのむ展開でしたね。迫力があり面白かったです。今後の展開が楽しみになる一幕でした。そしてブリッツのイライラが爆発してしまいましたね。貴族以外は人とも思っていない人格があらわになりましたね。サイコパスな人格が怖いです。ウィリアムはおとりを最初から捨て駒にしていたのですね。こちらも違う意味で怖いです。(40代女性)

船上が舞台のお話だったので、街で事件が起こって解決、といういつもの展開とは違うのかとワクワクしながら視聴しました。憂国のモリアーティには憎たらしい貴族がこれでもかと登場するのですが、今回も早く懲らしめられて欲しいと思うキャラがばっちり出てきます。そんな中でも第1話から通して見てきたファンからすると、今回の貴族はつき抜けて凶悪で狂っていると感じました。キャラの性格が悪いほど後々どんな罰が当たるのか観たくなりますが、そんな歪んだ面白さこそモリアーティの魅力だと思います。波乱含みのストーリーとは対照的に、豪華な客船や麗しい礼服姿の主人公たちが美しかったです。いいところで終わったので今後に続く第二幕が待ち遠しいです。(30代女性)

ノアティック号事件は大好きな事件なので、漫画で続きは知っているのに続きが楽しみです!髪を下ろしているウィリアムが好きなのでそこだけは残念ですが、髪を上げていると赤い瞳がよく見えてそれはそれで素敵でした!ノアティック号をノアの方舟になぞらえたターゲットの思惑と、それに乗ってやるウィリアムたちがかっこいいです。事件はたくさん起こっているのにまだまだ序盤ですが、このあとのウィリアムたちの動きを考えるとニヤニヤしてしまいます。ホームズとの邂逅も良かったです。ホームズについてはコナンドイルがかなり設定しているので難しいかとも思いましたが、それすら組み込んでいる作品自体も良いです。ホームズの設定についてすらすらと説明してしまえるウィリアムも、あと作者さんもすごいです。(20代女性)

貴族制度を盾に荒唐無稽に威張っている貴族という世界を変えるために、モリアーティは犯罪を演出するようになったんですね。やり方は犯罪なのだから悪いことだけど、この貴族制度を壊すという革命は素晴らしいことなわけで、ダークヒーローって言葉がすごく似合います。今回ターゲットになったエンダースは、もっとも悪の貴族らしい人だったけど、ストレス解消で人の狩りをしているとは、本当に貴族以外は人間だとは思っていないのですね。計画通りモリアーティが殺害現場を発見したから、これからどうなるか楽しみですが、まさかの途中でホームズが登場していましたからね。もしかしたら計画に狂いが生じるかもしれないと思うと、面白くなりそうです。(20代女性)

豪華客船が舞台という、今までとは違ったシチュエーションが素敵でした。そんな華やかな舞台とは似つかわしくないブリッツ・エンダース伯爵は、あからさまな貴族以外の人間を卑下する言動には嫌気がさしました。その彼をターゲットとした中で、素行の悪い人間を駒に使う辺りは少し冷酷な部分も出ていて、ウイリアムらのもう一面がよく表れていると思いました。”人狩り”のうわさを持つ伯爵の船内での殺人では、全然別の表情を持っていて怖かったです。しかし、その現場にしれっと入っていくウイリアムには、今後どんな策を張り巡らせているのか、期待したところで次回へとなってしまい、今後の展開が待ちきれません。階級制度と戦うと宣言したウイリアムの、ロンドンを”犯罪と死”の舞台とする宣言は凄い発想であり、それと同時期に頭の切れそうな新しい男性との出会いがどんな運命となっていくのか期待大です。(50代女性)

第7話 ノアティック号事件 第二幕

あらすじ
エンダースが犯した殺人の隠蔽工作を手伝うウィリアム。上手く隠蔽できたと安心するエンダースだったが、ウィリアムたちによる計画の準備は着々と進められていた。船内に作られた豪華な劇場で、世界初の船上バレエの上演が始まった。そしてその裏で、犯罪劇の幕も切って落とされる…! ウィリアム達に翻弄されたエンダースは、再びナイフを握りしめ…。
感想

ウィリアム達が仕掛けたエンダース伯爵を文字通り舞台の主役しするノアティック号事件の後半で、エンダース伯爵の転落模様が楽しめます。ウィリアムがエンダース伯爵の部屋で死体を見てしまったという設定から死体を自分の物にするためだったとは気づきませんでした。海に捨てたはずの男がバレエ公演の客席にいたなんて焦って走っていく伯爵がウィリアムの手の上で踊らされていると思うと面白かったです。男を追い掛けて辿り着いたのが舞台の上だったなんて追い詰められると気づかないんですね、幕が上がって観客に見られてしまうと逆ギレするなんてどうしようもない男です。逃走した挙げ句にマストに乗ってしまう奇行はビックリですが、それを見ていたウィリアムの微笑みが怖かったですね。エンダース伯爵の猟場も調べられて悪事が露見する事になりそうで爽快な気分です、しかしシャーロック・ホームズの影がチラつくのは不安です。事件についての推理がおおよそ合っていたのは流石です、その話をウィリアムにしたのも何かの縁を感じるし、二人の戦いの始まりかと思うと楽しくなってきました。(40代女性)

貴族に復讐を誓ったモリアーティー、キッカケとして、モリアーティーの過去の話を見た後だったので、今回のノアティック号の一連の作戦の中で、彼の感情を伺うことができたのでした。前回ノアティック号で殺人をおかしてしまった伯爵、しかし伯爵の選民思想を見抜いていたモリアーティーだからこその今回の出来事だったのでその計算し尽くされた策略にびっくりしました。そして今回伯爵がモリアーティに現場を目撃され、秘密にしておくといいつつ、それからの追い詰めがかなりえげつないと感じてしまいましたね。まさに伯爵はモリアーティーの掌で踊っていたわけです。前回劇場の開幕とモリアーティーが言ってましたがまさに伯爵を主演とした劇場だと感じました。(20代男性)

自分の狩り場にて人狩りをしていると噂のある貴族が下民への一方的な苛立ちを抑えられずまんまとモリアーティの送り込んだ仕掛けにハマって悪人を死に至らしめ、都合良くその場に遭遇したモリアーティと共に遺体を処理した。しかし全てはモリアーティの策略だった。どう策略を巡らすのかと思っていたら装置の仕掛けを利用して現行犯的に皆の前に御披露目された。確かにあれだと言い逃れは出来ないし、生き残ったとしても罰せられる可能性は高くなる、そこまでのうまい誘導を一味の能力を利用して行うモリアーティの頭脳の卓逸さは恐ろしい。相変わらず頭のいいやり方で事を収めたものの、これからの計画の不安要素となるシャーロックという存在を知ることとなったモリアーティたちだった。(40代女性)

第一幕ではエンダース伯爵にモリアーティが好意的に近づいていたので、何を考えているのだろうなと思っていました。第二幕はエンダース伯爵にどう制裁を加えるのだろうかと思っていたのですが、因果応報、スッキリする展開でした。しかし、私には一部トリックが分かりませんでした。押し込み強盗の彼は亡くなったのではなかったのでしょうか。誰かが代わりをやったのでしょうが、どうやったのでしょう。実際のところ、直接的に手を下す訳ではなく、きっかけを与えるだけで何もしていないそんな感じでした。「モリアーティ」とは別の物語で名前を聞いたことがあるけれども、関係ないのかなと思っていましたが、やはり「彼」も登場してきました。そういう視点での描きの作品なのだなと思いました。(40代女性)

死体を発見してそれを脅しの材料に利用したり、すぐに他の乗客にバラすのかと思いきや、死体を回収して生きていると思わせて舞台まで誘導するとは、素晴らしいトリックでした。本人は殺人を自覚しているから、衆人監視の元でも何もおかしな事にはならないし、今まで人を狩る側だった貴族様が、今度は逆に狩られる側の気持ちになって逃げ回る姿は滑稽でした。けどホームズの目やはり、欺けませんね。舞台場で素早く検死をして死亡推定時刻のズレを確認して、そこから導き出された推理が、まるで見てきたかのように正確。「可能性を一つ一つ消した先に残ったものが、例え不可能と思えるものでもそれが真実」って言葉すごく大好きです。ホームズにはバレているだろうし、これから面白くなりそうです。(20代女性)

豪華客船内で外部への連絡手段が限られている中でエンダース伯爵の心理をたくみに付いて追い込んでいくウィリアム。犯罪を誘導しただけでなくバレエの舞台でその様子を観客に見せ手しまう仕掛けは見事です。そしてエンダースの始末まで計画通りに遂行してしまう手腕は寒気がします。芸術的とも言えるウィリアムの犯罪は全く隙がありません。ウィリアムに話しかけてきた人物。ホームズですが彼はこの時点で犯人がウィリアムなのかは疑っているような気がします。状況判断からしてそれしか残らないでしょうから。ただ証拠は全くありませんので、どうやってもウィリアムにたどり着く事はこの事件では不可能です。ただしホームズは今後の犯罪計画を修正しなければならない存在になるはずです。ウィリアムからすればそれも楽しみな要素かもしれません。(40代男性)

前回の最初にウィリアムは、エンダース卿を陥れる作戦を発表していたのにエンダース卿の悪事がバレた時にこういう手だったかと驚いてしまいました。そしてエンダース卿の最期を見つめるウィリアムの顔がニクイですね。あの状況でエンダース卿がその表情に気づくはずは無いですが、アニメならではの面白さです。ウィリアムが酔っぱらって海に落ちたと思うでしょうとエンダース卿に告げた場面はわかりやすいフラグでした。このアニメは昔の設定ということもあり、トリックが分かりやすく見やすいのでワイワイツッコミを入れながら見れるのが楽しいです。エンダース卿を陥れるのは、前半で終わってしまいとてもスピーディーな展開でした。そして、後半あの人がまた登場!敵か味方かと思っていましたが、どうやら敵になるようです。はっきり言わずジワジワ攻めてくる感じにゾクゾクします。どちらがうわてか楽しみです。(40代女性)

良い趣味している伯爵【様】ことエンダースの殺人計画がどんどん進行して相手を追い詰める演出が前回・今回の冒頭にもあった狩りに見立てた演出がお見事。原作のエンダースは貴族社会のご高説を劇場と船外で怒鳴ってから自分から死んだのに対して、ウィリアム一派が事故に見せた殺人にしているので全体的に見て原作で「これ、まずくない?」をあらかた改善している点は良かったです。ラストのシャーロックとウィリアムの会話も何気ない所であの場にいなかったルイスを追加していたので弟を省かせたくなかったスタッフの心遣い(?)と思いつつ、ウィリアムがシャーロックに対して警戒を抱き始め、シャーロックは意図せずウィリアムの計画に巻き込まれる…そんな空気をしっかり出せたので原作好きとしては嬉しかったです。(30代女性)

エンダースは狩りの感覚で人を殺してしまったのですね。貴族以外は動物と同じ扱いだなんてひどいですね。しかし、ウィリアムの作戦のうちでなんて全く気がついていないですね。ウイリアムも怖いですね。復讐の為ならためらいもないし、手段も選ばないのですね。そして人を殺したにも関わらず平気な顔をしてバレエの鑑賞を楽しむなんて人格を疑います。殺した人間が生き返ったと言うウィリアムの言葉を半信半疑ですが信じましたね。そんなわけないのにとは思いましたが、心にやましいことがある人はそのように思うのですね。しかも、死体を何度も蹴り上げて、その上もう一度殺そうと何度も刺してしまいました。しかも舞台の上でしたね。まんまとモリアーティの策略にはまり制裁を受けましたね。そしてホームズも登場しました。今後のウィリアムとの対決が楽しみです。(40代女性)

シャーロック・ホームズの宿敵モリアーティ教授を主人公にした作品です。善悪で言えば悪ながら、被害者(今回は加害者?)達の言動をみているとモリアーティの考えもさもありなん…いやいや、よくはないですが!ノアティック号事件は魅力的なモリアーティ一党がついに大規模に動き出すエピソード。いつ出てくるかと楽しみにしていたシャーロック・ホームズも登場。コナン・ドイルの描くホームズとは趣きの違う下町感漂う(中流階級的?)ホームズ…というのが個人的には面白い設定だと感じます。主人公のモリアーティ教授と好敵手ホームズ、犯罪を挟んで対局にいるようでありながら、その犯罪を眺めるスタンスが近いように思えるのも皮肉ながらなんとなく納得出来ることですね。今後、この二人がどう対決を重ねるのか。教授の仲間達がどうか変わってくるのかも期待が膨らみます。(30代女性)

第8話 シャーロック・ホームズの研究 第一幕

あらすじ
ベーカー街221B。アフガン戦争帰りの元軍医のジョンは、大家であるハドソンのお眼鏡に適い、諮問探偵シャーロックの同居人となった。しかし出会って早々、なぜかシャーロックがドレッバー伯爵殺害容疑で逮捕されてしまう!現場には血文字でシャーロックの名前が残されていたほか、証拠品も多数見つかったというのだが…。
感想

豪華客船でウィリアムの計画を見抜いた探偵のシャーロック・ホームズが登場します、下宿屋のハドソン婦人やワトソンも登場します。シャーロックは家賃を払えなくて同居人を探す所から始まります、シャーロック・ホームズの物語は有名なのでアニメだとどうなるのかドキドキしながら見ていましたが何の違和感も無く楽しめました。ハドソンさんのキレっぷりとデレた時のギャップが可愛いいし、ワトソンが笑顔で話を聞いているのが和みます。レストレード警部がやって来てシャーロックを伯爵殺害容疑で逮捕しちゃったのはビックリしました、血文字でシャーロックの名前が書かれていたなんて面白い事件なのに自分は逮捕されちゃって可哀想です。一体誰がシャーロックの名前を書いたのか気になる展開にワクワクします、現場検証に自分で行って真実を次から次へと言い当てて面白いです。ワトソンはジョンと呼ばれていましたが死体検分は見事でコンビの始まりって感じで嬉しくなります。シャーロックは誰かが作った脚本で殺人を犯したようだと言った時はドキっとしましたね。ウィリアムはこの事件を楽しんでいるようで推理合戦が面白くなってきました、シャーロックは謎が解けるのか、ウィリアムは逃げ切る事が出来るのか楽しみです。(40代女性)

憂国のモリアーティはハラハラしてアニメの中に入りこんでしまうストーリーです。
一巻の人を見下した自分たちが特別な存在だと思っている貴族を破滅させていく「モリアーティ」。すごく頭がいいと思い感動します。「モリアーティ」がやっていることは犯罪で、許される行為ではないかもしれませんが、私はスッキリします。生まれながらに決められた階級制で苦しんでいる人々を、貴族だからというだけで国を支配し、すべてだと思っているのが許せないです。アニメの中の「モリアーティ」は人々を傷つけることはしないし、偉そうにしている貴族を犯罪という形で革命をおこしているところが見どころです。
平和な日本に暮らす私でも、このアニメを見ていたら19世紀末のイギリス社会がよくわかるので「モリアーティ」のやっていることに共感ができます。
犯罪を見抜いた「ホームズ」が現れたことで今後の展開が楽しみです。(40代女性)

今までの展開を思うと、シャーロックサイドの何気ない遣り取りは作品の空気が180度変わります。真面目な展開もありますけどシャーロックが奔放過ぎる、ジョンは天然、ハドソンさんが童顔で可愛い真面目苦労人、当然ですがシャーロックはグレーなの除くと犯罪者じゃないだけでここまで空気が違うものかと改めて感じます。彼の同居人探しの下りはサクサク進み、早々に本題突入していたのでテンポが良く話が進んでいます。ハドソンさんの苦労性とシャーロックの奔放さ、新たなパートナーのジョンの3人の遣り取りが漸くアニメで見れたのは純粋にうれしいです。ウィリアム陣営も原作では適度にコミカルなシーンを挿入していましたがアニメではそこまでじゃないので、コミカルの度合いはシャーロックサイドの方が上なので話のメリハリがついてきたと思います。(30代女性)

ドレッパー伯爵殺害事件、これによってシャーロックが犯人扱いになることなるのでした。今回はシャーロックがメインの話、まさに事件解決をテーマとしたミステリーのジャンルになっていました。シャーロックの新たな仲間ジョンを加えて、さらには元からの仲間ハドソンの3人で事件捜査で真犯人探し、いろんな伏線が散りばめられていて頭を使い物だなと感じてしまったのでした。そんな中でハドソンとシャーロックのやりとりは面白かったです。毎日喧嘩していますが信頼関係はあつい様子です。シャーロックの職業はコンサルティングディテクティブ、警察のお蔵入りした事件を解決していくようで、頭のキレはさすが伝説の探偵だと思いました。ここに来て主役交代、その意味が明らかになる時が楽しみでした。(20代男性)

犯罪卿が貴族の殺人という犯罪を利用し、シャーロックホームズと関わり始めました。よくあるドラマやアニメはシャーロックホームズが主人公です。しかし、憂国のモリアーティは犯罪卿が主人公で、シャーロックホームズが主人公の相手なので構成が面白いです。犯罪卿とシャーロックホームズの2人の天才が繰り広げる頭脳戦、心理戦を早く見たくてたまらないです。さらに、シャーロックホームズに欠かせない助手のジョンHワトソンが登場しました。これから始まるこの2人の事件を解決するコンビネーションを注目していきたいと思います。殺人現場に訪れたシャーロックの見事な観察力は見事でした。私も観察力を鍛え上げて、日常に役立ててみたいなと思っています。(20代男性)

ホームズ側の役者が揃いましたね。ハドソン婦人はコミカルなツッコミ要員になっていて面白かったです。ホームズは相変わらず変人だったけど、ワトソンが想像以上に見た目も言動も紳士的なイケメンでかっこよかったです。今回の事件はあからさまにホームズに容疑を着せるために証拠が揃いすぎているから、警察でも普段の恨みがなければおかしいと思うのだろうけど、それをダイイングメッセージの太さの違和感と完璧に人払いしたりと計画は用意周到なのに、銃の扱いには不慣れという点から、脚本家と実行犯が別に存在しているという推理で容疑を晴らすのはお見事でした。今回の事件はモリアーティ側から、今後ホームズを舞台の探偵役へと指名するかの挑戦状のようですね。(20代女性)

これまでとは一転してホームズがロンドンでどういった生活をしているかが濃く描かれていました。また、大家のハドソンさんのイメージがこれまでとは違いホームズの事を気にかける様子が見受けられるなど面白い試みだと感じます。ホームズが変人である事は変わりが無く、そしてワトソンの登場により表と裏がひっくり返ったそんなストーリーで進んでいきました。これであっさり終わるわけではなく殺人事件がおき、その容疑者がホームズ。当人もそうですが見ていてワクワクする展開となりました。もちろんホームズの冤罪はあっさりと判明しますが、この事件の裏にはモリアーティがいました。ホームズの事を試す意味でこの事件を利用したのは明白です。モリアーティの意図したままにホームズが動くとは思えませんから、見事な切り替えしを見せてくれる事を期待します。(40代男性)

ホームズとワトソンが探偵と助手という相棒関係にあることは知っていましたが、どのようにして彼らが出会ったかがわかって、ますます彼らの関係に興味が湧きました。ホームズにいつも依頼してくるレストレード警部が、今回も依頼してきたのかと思いきや、ホームズを犯人として逮捕するためにきたのは何事か?とビックリしました。しかし動揺することなく、血で書かれたダイイングメッセージを見て、すぐさま犯人の特徴を言い当てるホームズはさすがだと感心しました。ホームズを犯人に見せかけた真犯人は絶対にあの男しかいないとにらんでいましたが、やっぱり背後にはモリアーティの策略があり、彼が何をしようとしているのか不気味でした。モリアーティがこれからどう動くのかに注目したいと思います。(30代女性)

全世界的に人気のシャーロック・ホームズを主役に持ってきた8話になりますが、姿はほんの少ししか見せなくても、モリアーティの存在が十分感じられました。シャーロック・ホームズを取り上げた作品は多数見てきたつもりですが、あまり裕福でない設定を見たことがなかったので意外でした。明るく、人当たりの良い設定も新鮮です。卓越した洞察力や推察力を持つシャーロック・ホームズですから、相棒ワトソンを得たことで、今まで以上に事件の核心を突きやすくなったことに間違いないでしょう。有名なシャーロック・ホームズでさえも、モリアーティにとって研究の一環でしかないことに、ちょっと怖さも感じてしまいました。「シャーロック・ホームズの研究 第二幕」によって、いつシャーロック・ホームズがモリアーティの存在に気付くのか、どちらが優れているのかわかるのかなと想像して今から楽しみです。(50代女性)

ホームズは意外とお金にいい加減なんですね。これは同居人が必要ですよね。大家さんも大変ですね。そしてやって来たのがワトソンです。いよいよ運命の相手が登場しましたね。ますます面白くなっていく予感がします。ホームズと違いワトソンは常識人ですね。ワトソンはホームズが気に入ったのですね。大家さんもワトソンが気に入りましたね。ホームズはコンサルティングディテクティブなんですね。初めて聞きました。ウィリアムはクライムコンサルタントなので当然相容れないですよね。今回はホームズが殺人の容疑者になりました。しかしホームズは相変わらず飄々としています。ホームズへの宣戦布告とみなして自分で真相を見つけに行きました。さすが名探偵です。(40代女性)

第9話 シャーロック・ホームズの研究 第二幕

あらすじ
ドレッバー伯爵殺しの真犯人を探すシャーロックとジョンは、殺害現場で見つけた結婚指輪を餌に犯人へ罠を仕掛けた。大立ち回りのすえ、ウィリアムたちに指輪を奪われるものの、シャーロックの推理で真犯人を突き止める。犯行を認めた真犯人からシャーロックはある奇妙な取引を持ち掛けられて…。
感想

指輪を取り戻すために老婆に変装したフレッドは、どっからどう見ても老婆にしか見えなかったから、本当に凄い演技力ですよね。あのシャーロックにも格闘戦で引けを取らないし、動きの素早さにも驚きました。今回ホームズがワトソンに少年探偵団を紹介していたけど、結局あの子達は何をしていたんでしょうね。説明がないまま終わったけど、次回以降の為の紹介かな。今回のモリアーティ側のオーディションの目的は謎が解けるかどうかではなく、一番は、自分の目的達成のためなら手段を選ばない人間かどうかってこと。だからホープに自分を殺すように言わせて試したんだろうけど、ホームズは謎は自分で解くから面白いと答えましたね。つまりモリアーティ側の人間ではないから、探偵として舞台に立たせる人間に相応しいってことか。こうやってホームズが探偵として祭り上げられたと思うと、面白いですね。(20代女性)

シャーロックが伯爵殺しを自分で解決するために伯爵家に訪れて指輪を見つけると何やら企みを思い付いたようで微笑みが怖いです。レストレード警部も協力してくれて上手いこと逃げられたし、ワトソンも家賃の為と言って一緒に捜査してくれてシャーロックは良い仲間がいますね、ストレートチルドレン達まで使っているなんて流石はシャーロックホームズです。指輪を囮に新聞公告を出して訪ねて来たのは老婆だったのは驚きましたが変装が得意なフレッドだったようで顔を殴られて崩れた時はバレルと思って焦りました。殺人事件の犯人が今乗っている馬車の御者だとは驚くし怖かったです、薄暗い所に連れて行かれ取引を持ちかけられるなんてドキドキしました。ウィリアムの事を教えるから自分を殺せなんて緊迫した雰囲気にハラハラしました、ワトソンまで銃を構えて止めようとするから本当に撃ってしまうかと思いました。ウィリアム的にはシャーロックは合格のようで、これから起こす事件についての光となってもらうなんて手柄を渡してしまうなんて勿体ない気がします。貴族絡みの事件を起こして闇を暴いているのはウィリアムなのに、行動を起こす方と起きてから解決する方とどっちが正義なんだか分からなくなりますが二人の戦いに強く興味を惹かれますね。(40代女性)

「オレを逃がせ」とホームズがレストレード警部に告げ、その通りに逃がしてあげるレストレード警部が、いかにホームズを頼りにしてるかということが伝わります。また、犯人を見抜いた際のホームズの推理が華麗でお見事!と拍手を送りたくなります。裏のことを知りたいなら取引しようと持ちかけてきた犯人の取引内容が”ホームズ自身の手で自分を殺してもらうこと”という、あまりに難しい要求に、ホームズはどういう答えを出すのか?彼ならきっと!という思いで見ていましたが、やはり信じていた通りの展開で「謎は自分で解いてこそ!」と堂々と宣言するホームズがめちゃくちゃカッコいいです。モリアーティが改めてホームズを特別視したくなるのもすごく納得できました。(30代女性)

9話はとにかくシャーロックホームズの鋭敏な推理が光る回でした。新たに加わったジョン・H・ワトソンとの信頼関係が生まれていく様子もいい感じでした。伯爵殺しの事件を通してシャーロックの力量を測るモリアーティの犯罪の筋書きも、彼らはこうやって相手がどのように考え行動する様を見ているのかと、なるほどと思わせると内容でした。真犯人のジェファーソン・ホープの立ち位置がただ悲しい。ホープ自身を殺すことで黒幕の情報を教えると取引を持ち掛け、シャーロックが断るシーンはこの回一番の見せ場でした。それだけにモリアーティが描く犯罪の筋書きが冷たく鮮烈なものとなっていました。これから描かれるシャーロックとモリアーティの対決が事件を通してどのように展開していくかますます楽しみになりました。(40代男性)

ドレッパー伯爵殺しはウィリアムによる計画なのは明白でした。完璧な犯罪計画ではありましたが、人の心理までは完全に掌握できないのはどうしようもないことです。仮にそういったことが無くてもホームズは事件を解決したでしょうが、杜撰な殺人となったことで犯人とホームズの人間らしさが目立った結果となりました。ワトソンの活躍はありませんでしたが今後はホームズと共に事件に絡む事になります。今回の事件はモリアーティ一味がホームズを試すものでもありましたが、彼の頭脳明晰で鋭い観察眼と変人な部分のギャップはウィリアム以外は戸惑うでしょうね。本人と話をしたことがあるウィリアムだからこそホームズにより興味が湧いたはずです。直接対決は当分見られないでしょうが、犯罪者と探偵の駆け引きでストーリーはより面白くなっていくことになります。(40代男性)

被害者のやった悪行三昧は流石に放送コードに引っかかるのか原作のセリフをそのまま言えずにいるものの、本作の流れからどうしようもない屑だと分かるので相変わらず改変とカットの嵐だが妙にうまい(とはいえ、原作で指摘不可避な点を自然に変更したのアティック号事件の回を思うと、もう少し準拠してほしかった気持ちはある)。1話ごとの情報量がかなり多い原作において、取捨選択はやむを得ないといった感じ。ウィリアム陣営の出番が初めて控えめになった話なのでややシリアス一辺倒になる所がシャーロック&ジョンの意外といいコンビ感+真面目で何だかんだで気遣いは欠かさないハドソン夫人の空気が緩和剤となっているので、上手に話を進めていると思いました。願わくば、ジョン執筆の「緋色の研究」のシーンをやってほしかった…。シャーロックが滅茶苦茶なのはハドソン夫人の言葉からも分かるけれど、ジョンはジョンで結構強引な面があるので面白コンビの出来上がりを見たかったですね。(30代女性)

初登場のハドソン婦人やワトソン、レストレードが登場した前話はいくつもの伏線があったような気がしましたが、果たして事件の容疑者にされたホームズがどのようにして真犯人にたどりつくのか。きっとホームズは早い段階で犯人が分かっていたのではないだろうか。事件現場に足を踏み入れ死体や部屋の状況を読み取りそれらを踏まえたうえで、この事件には実行犯とそれを企てた黒幕がいると一瞬で見抜いたところはさすがですね。前もってワトソンに指示したりレストレードにも「自分を逃がせ」と言ったり。先のその先を読んでいるところは本当に名探偵で、これからホームズが実際にモリアーティとの推理合戦をどう切り抜けていくのか楽しみですね。人間性にはかなり問題ありなホームズですがその頭の回転の速さには舌を巻くし、事件の黒幕にいるモリアーティに興味があるのは間違いないが自力でそこにたどり着いてこそ探偵としての自分の存在意義があるのだと考えているところが、嗚呼この人は本当に事件や謎といったものに対して一途なんだなと思いました。これからのワトソンとのバディが楽しみですね。(20代女性)

今までシャーロックホームズ視点で描かれている作品は数多くありますが、モリアーティー視点で描かれている貴重なアニメとして見ていましたが、逆視点だと今回の話も面白かったです。シャーロックが見事に犯人を捕まえるのですが、それは全てモリアーティーの仕掛けだったのが最高でした。その仕掛けを理解した上で、シャーロックが楽しむまさに天才対天才の対決の始まりが今回の話でした。モリアーティーはシャーロックが世界の主役になりうるべく存在か試しそれに合格した、これからモリアーティーが起こす事件の真相をシャーロックが解いていく、その先にはモリアーティーの目的があきらかになる事はあるのでしょうか。今回は天才の天才により天才を試した話の始まりだったと思いました。(30代男性)

第一幕ではハドソンさん、ジョン・ワトソンも登場して、役者が揃ったと言ったところです。第二幕では殺害事件の犯人と疑われたシャーロックが捕まってしまうのですが、ワトソンの協力を得て、自ら犯人逮捕、事件解決へと動きます。実行犯以外に殺害計画を考えた黒幕がいると踏んだシャーロックは罠を仕掛けます。ワトソンはやはり常識的で善良な賢い人なのがよく分かります。シャーロックは常識はずれな人ですが、人たらしで人を引き込む魅力的な男性として描かれています。確かに魅力的です。二人にとってはコンビ結成となる回です。また、モリアーティからするとシャーロックという存在がどういうものなのか、自分たちにとってどういう価値があるのか、真の姿を見極めるための回です。モリアーティがどう判断して、自分たちが行動を起こすと現れるであろうシャーロックをどう利用し関わっていくのか、シャーロックはモリアーティの確信へ近づけるのか、楽しみです。(40代女性)

今回もシャーロックホームズが主役でした。シャーロックの本質は、とにかく難解な事件を解決することで爽快感を得る事、今回の事でも命さえ奪えば事件が解決したと思われるものを自力で解決する難解な手段に出ました。しかしそんな自演の様子をモリアーティ達が見ています。ノルマンティ号の一件によりシャーロックに目を付けたモリアーティ、これからシャーロックと対決するのかなと思ったのですが、そこは流石のモリアーティ目の付け所が違います。彼の狙いはシャーロックを主役に仕立て上げる事。今回の事件でシャーロックは手段を択ばない自分達とは真逆な本質を見抜いたためこの結論に至ったそう。こうしたシャーロックの伝説が生まれたのかと感心しました。(20代男性)

第10話 二人の探偵 第一幕

あらすじ
ノアティック号事件、ドレッバー殺し、その犯人の後ろには黒幕がいる。しかしその正体にたどり着く糸口を掴めず苛立つシャーロックは、貴族の不審死の話に飛びつくも空振り…。八つ当たり気味の態度でジョンと大喧嘩してしまう。そんな帰路の列車の中で、偶然にもウィリアムと再会する。
感想

シャーロックは自分は犯人に仕立て上げ巧妙な計画を建てたあのお方の起こした事件に取り憑かれたように思い出していて心配ですが難しい事件を解きたいという欲求は天才らしいです。バイオリンを弾きながら考えをまとめようとしている姿が痛々しいです、自分が試されていたという事に動揺して弦を切ってしまうなんて精神的に相当な負荷が掛かっていたようで可愛そうです。犯人の亡霊に狂わされているかのように銃を打つシャーロックが限界に見えましたが、レストレード警部を呼ぶためだったなんて変わった人です。貴族絡みの事件に興味を持ったのは流石ですね、シャーロックとしてはモヤモヤした気分を取り除きたい一心だったのでしょうけど、今までとは別の新しい事件で病死とされたのに殺人事件だったら面白いそうです。空振りだったのは残念でしたけどワトソンと喧嘩したのは面白かったです、本気で怒ってしまったワトソンが鍵を掛けて居眠りとか意外な一面を見せてくれて驚きました。食堂車で偶然ウィリアムを見かけて喜んで席に着いてしまうシャーロックは子供のようで、ルイスは驚き嫌そうな顔をするのが笑えるし、ウィリアムは平然として三者三様なのが何が起きるかもとワクワクします。ウィリアムが影の黒幕だとズバリ言い放ちルイスが焦る気持ちが凄く分かりました、ウィリアムが話術でかわしてしまって賢いですね。列車内で殺人事件が起きてシャーロックは楽しそうでしたがワトソンが血まみれなのにはビックリです。推理対決どころでは無いけど、この事件にもウィリアムが関わっているのか気になります。(40代女性)

数々の事件を解いて有名になっていく一方で、浮かない顔のホームズが、「もっと大きな謎を解きたい」と思っているところに、ただ者ではない強さを感じました。ホープを追い詰めた事件以来、事件の裏にあるデカイ組織の存在をなにかしら感じ取ってるホームズが、謎という魔物に取りつかれたような感じでいつものホームズらしくないと感じました。偶然列車に居合わせたモリアーティに自分の推理を聞かせるホームズが、少なからずモリアーティのことを怪しんでるのかな?と期待しました。どこまでが本音でどこまでがカマをかけてるのか、ホームズとモリアーティの本音が見えない会話の掛け合いにとてもゾクゾクしました。そんな中で起きた殺人事件に、なぜかワトソンまで絡んできて、ホームズがワトソンを救えることができるのか?次の展開がとても気になります。(30代女性)

ワトソンにあの時お前が止めなければとか、あの時撃っていればとか、あれだけ起こっていたホームズがウィリアムを見つけた途端にご機嫌になるんだから、ホームズって凄くウィリアムのこと大好きですよね。挙句の果てには、お前が黒幕だったら良いななんて言うし、今のところウィリアムを疑っているのは半々くらいかな。それに対するウィリアムの返しも、見事でした。やったと証明するのはあなたの仕事って、そんなこと言われたらホームズは嬉しいですよね。そして列車の中で密室殺人が起きるわけだけども、ウィリアムとホームズの直接対決というだけでも面白いのに、容疑者がワトソンって、この色々な意味で美味しい展開をウィリアムがどう料理するのか楽しみです。(20代女性)

バルカヴィル家・モランの過去・MI6設立話が本来あったのですがいきなり列車の事件をやるので驚きました。分かりやすく仲間が容疑者!?な終わり方なので、流れとしてはシンプル。無茶苦茶なシャーロックに手を焼きつつも心配してくれるレストレード・ハドソン夫人・ジョンの存在が本作の空気が暗くなりすぎないようにしているのが良い。しかし、シャーロックのフラストレーションの溜まる過程やホープの幻覚は原作以上にオーバーな演出でありながら、やや深めに掘り下げがされている。不気味さを出すことにおいて原作以上に凝っているのでスタッフのこだわりを感じる、赤の表現が血を彷彿させるけど生々しいので下手なホラー映画よりも怖い。今回は幻覚になりますが、あんなおっさんがしつこく同じこと言ってきたら嫌になる。(30代女性)

ドレッパー伯爵殺人事件を解決した事で一躍有名人となったホームズ。彼の元には事件の依頼が数多く来るようになりました。しかしホームズが解き明かしたい事件はモリアーティがらみの物で、普通の依頼は彼をげんなりさせるだけでした。タバコやバイオリンなどいかにもシャーロックホームズといった細かい演出が出てきて、すっかり主人公が入れ替わってしまったような感覚でした。しかしこの作品の真の主人公はウィリアム・モリアーティなのですから当然彼も登場してきます。ホームズはモリアーティ関連の事件を求めて貴族の事件を調べにいきましたが空振りに終わりました。本当にウィリアムが絡んでいないのかはまだ分かりませんが少なくともホームズは殺人事件ではないと判断しました。帰りの汽車でウィリアムと遭遇したホームズ。これまでの陰気な空気が漂っていた今回ですが、それが一気に吹き飛びました。汽車で起きた殺人事件はワトソンも容疑者のようで、ホームズとウィリアムの共闘となるのか楽しみになってきました。(40代男性)

シャーロックとモリアーティが直接対面しました。両者一歩も引かぬ頭脳戦のやり取りが痺れました。シャーロックですが前回の事件でうまい具合に探究心がくすぐられたようです。もっと本格的な事件を解決さなければ居ても立っても居られない。そんなウズウズした様子が感じられ珍しかったです。ワトソンとのやりとりは夫婦のようで喧嘩だったのですが微笑ましかったですね。そしてモリアーティが電車にいるのに気付き、まさかの乗り込み、強引すぎてビビりましたね。そんな様子を見て弟ブチ切れていて怖かったです。モリアーティは一転して冷静、一連の貴族事件の黒幕でしょと言われてその振りをしたシーンがイケメンすぎましたね。これにはシャーロックもニッコリ、しかし追随を許さないモリアーティ、ワトソンが血だらけでびびりました。(20代男性)

あの有能なシャーロックが、ドレッバー伯爵殺人の黒幕を探し当てることができずにイラつき、持ち込まれるシャーロックにとって魅力的でない案件に辟易している姿は容易に想像できます。すぐに謎が解ける人間にとって、簡単な謎解きは退屈でしかなく、解けない謎をそのままにしておくことは相当な屈辱のはずです。偶然、帰路の列車でモリアーティを見掛けたシャーロックは、この男が黒幕なら面白いとばかりにモリアーティを追い込みます。そいう場面でも、シャーロックが納得いく一言で、その場を収めるモリアーティはさすがだと思いました。この列車内で、新しい謎がうまれ、シャーロックとモリアーティという二人の有能な探偵がこの事件をひも解いていく、第11話「二人の探偵 第二幕」が楽しみです。(50代女性)

シャーロック・ホームズの顔がひたすら良かったです。眉間に皺を寄せた表情がこの上なくかっこよくて惚れ惚れしました。そこに古川慎さんの聞いていて痺れるような素敵な声が加わることで魅力を爆発させていました。ヴァイオリンを引いている時の苦悶に見える表情とか本当に素晴らしくてまるで美しい美術作品を目にしているかのような心地になりました。イケメンと楽器の組み合わせはたまらないなと思いました。自分を追いつめているような危うさを感じさせる雰囲気が最高でした。かと思ったらウィリアム・ジェームズ・モリアーティに会った途端にあからさまに嬉しそうな表情を浮かべるシャーロックがめちゃくちゃ可愛かったです。ウィリアムも相変わらず気品溢れる端正な顔立ちが美しかったです。(20代女性)

ホームズは立て続けに起こる事件に黒幕が必ずいると確信をしてなんとか手掛かりを得ようと必死になっていますね。現段階ではウィリアムの方が一枚上手のようですね。財力も力もありますし、謎を解きたいという目的と世の中を変えたいと思うウィリアムでは重みが少し違うのかもしれません。しかし、ここまで憑りつかれたようになっているなんてほとんど病気のようです。このままではホームズが廃人のようになってしまうと心配になりました。部屋で銃を撃ってしまうし、みんなも心配しています。貴族の不審死を洗いなおすもの空振りに終わり、ジョンと大喧嘩してしまいましたね。そんなにイライラしなくてもいいのに、ジョンの方が正しいことを言っています。ホームズはちょっと子供っぽいですね。こんなことではウィリアムにはまだ勝てませんね。(40代女性)

今までの私の中の印象として、冷静なシャーロックと異常感のあるモリアーティという性格だったのが、この作品ではそれが入れ替わった様なキャラクターとなっていて、新鮮に観れています。お互いの持つ能力が高いがゆえに、相手の事が気になって仕方がないシャーロックのいら立ちがよく伝わってきました。シャーロックにとっては、モリアーティの存在は大きな謎を秘めた壮大なパズルの様で、ピースをばらけるモリアーティと組み立て続けるシャーロックの永遠の闘いが始まった印象があり、どちらが勝つのか楽しみです。そして汽車の中でまさかの再会、それぞれの会話が頭脳戦の様でとても面白かったです。その汽車内でも事件が起こった事、ワトソンの血の謎、次回もどのように二人が対応していくのか、進展が楽しみです。(50代女性)

第11話 二人の探偵 第二幕

あらすじ
走行中の列車の中で起きた殺人事件。シャーロックはウィリアムとともに、次の停車駅に着くまでの48分間で犯人を見つけ出すと宣言する。殺害現場の状況証拠から犯人を絞り込んでいくシャーロック。一方ウィリアムは犯罪者心理から犯人像をプロファイリングしていく。二人が導き出した答えは…。
感想

今回の話はモリアーティと宿敵であるホームズとの共闘が見どころであった。とは言え、殺人現場の状況などから犯人を見つけようとするホームズとは対照的に、モリアーティは犯罪者側からのアプローチと事件解決までのやり方がまったく異なり、そこが面白い部分でもあった。そして事件が起きたのが走行中の列車ということで、犯人も共に逃げられない状況下での推理はなかなかに楽しむことが出来た。同じ時代、同じ国で巡り合ったふたりの天才として、これからどのような展開に至るのかが気になるところでもある。また、ワトソンとホームズというふたりの強敵を前に、モリアーティがどう仕掛けていくのかという心理戦という意味でも、今後期待が出来る。(20代女性)

列車内で起きた殺人事件にワクワクしていたホームズ、ウィリアムを「リアム」と呼びながら楽しそうだったのに、ジョンの服に血がついていてお話は複雑に。駅に着くまでの48分で犯人を見つけるかという勝負を挑むホームズにウィリアムは嬉々として挑んでいくところは、さすがとしか思えない。それにしても探偵をしているホームズはともかくウィリアムが死体を見ても驚かないことになぜみんなおかしいと思わないのか?と考えてしまう。
淡々としているウィリアム、そしてホームズにレストレードは頭を抱えながらも二人が似ている、と感じているのがこの後のお話に反映するのかなと期待しているのだけれどどうなんだろう。ただ、ルイスがホームズに対して憎悪して命までも狙ってしまおうというところは可愛いというか、兄重いというのか。この話の軸にはウィリアムとルイスの兄弟愛が中心でこの回でもやはりそれを遺憾無く見せてくれるのはさすがと思う。ただ、犯人探しの中でウィリアムとルイスのお茶のシーンが入っているのは、二人の今いる階層を物語るシーンで入れているのだろうけれど余裕すぎです。このお話、貴族階級に本当に恨みがあるんだろうかっていうところが多いのだけれど貴族様に!という人が出てくるたびに、かの英国の反応を見てみたいなといつも思う。(40代女性)

列車の中で偶然、出会ってしまったシャーロックにウィリアムの正体がバレるのではと焦りましたが、殺人事件が起こってしまって一緒に謎解きをする事になって余計にハラハラします。シャーロックは不謹慎にも楽しそうだし、ウィリアムは冷徹な笑みで読めない顔をしていて二人とも似た者同士ですね。ジョンのお腹に血が付いていて衝撃的でしたが本人はトイレから出たら誰かとぶつかったなんてありふれた事を言うなんて怪しく見えます。シャーロックがピッキングで部屋の中に入るなんて警部のいる前なのに自由ですね、ウィリアムも続いて入って二人が同じ意見なのが敵同士なのに嬉しくなります。でもルイスは違うようで兄に馴れ馴れしいシャーロックが許せないのが分かりやすいです、物騒な事まで考え始めて何かしてしまいそうでハラハラします。ウィリアムは犯罪者の心理から犯人を特定するなんて犯罪卿らしくて格好良いです。シャーロックも犯人に近づいたけど細かいとこまで気が付いたなんて流石です、犯人を追い詰めていく感じもドキドキしました。ウィリアムがシャーロックの事を好きだと言った時はルイスが機嫌悪くするかもと心配になりましたし、ジョンとのコンビを褒めるなんて今後は心配です。シャーロックはジョンと仲直りして良かったけど、窓から覗いている奴がいて気になるけど女王と繋がっているのがホームズ卿とは謎を残して終わりとは第2クールが待ちきれないです。(40代女性)

相棒ワトソンにかけられた嫌疑をホームズとモリアーティが組んで推理するという豪華すぎる共演にドキドキしました。ルイスはホームズを恐れているというのに、モリアーティはホームズの誘いに乗ってるところに、モリアーティがホームズをたいそう気に入っているのがよくわかります。ホームズとモリアーティがそれぞれ違った観点から犯人を割り出そうとするけど、推理にはお互い同感で、二人で目を見合わせてニヤリと微笑むシーンは、何をやってくれるんだろうとワクワクさせられました。また、言い逃れしようとする犯人にモリアーティからの鋭い指摘が飛び出すのは猛烈にカッコよかったです。たとえそれがハッパをかけたものだったとしても、今回はホームズとワトソンはモリアーティに助けられたなと感じました。(30代女性)

シャーロックとウィリアムが乗り合わせた列車の中で殺人事件が起こります。現場にやってきたワトソンの服には血がついており、疑いを晴らし、真犯人を捕まえるためシャーロックとウィリアムは事件解決を試みます。次の駅までに捕らえないと逃れられていまいます。兄とシャーロックが近づくことを良いこととは思えないアルバートですが、兄が唯一才能を認め、兄のことは信じてはいるが自分たちの計画を脅かす可能性があるとすると、シャーロックだと深層心理では思って警戒しているのではないでしょうか。この事件解決の中で、二人が同じように能力が高いことが描かれていますが、同じようではなる存在という点もはっきりと描かれていて、今後の事件で二人はどのように絡み合っていくのかワクワクさせられました。(40代女性)

汽車の中で起きた殺人事件。容疑者はワトソンでホームズとウィリアムの推理対決がどうなるのか凄く興味深かったのですが、あまりも展開が速すぎて戸惑いました。次の停車駅までの48分で犯人を捜さないといけない。本来なら列車内の事件でありがち要素をすべて短時間で行うのはかなり難しいのではと思いました。ただし2人とも常識を外れた頭脳の持ち主ですのであっけなく犯人までたどり着く事になります。それにしても犯罪者側の視点に立てるウィリアムの推理は見事でした。証拠から推測していくホームズの手法こそ正道ですが、限られた時間ではウィリアムの推理の方が的確だと感じます。そして犯人を逃さないために仕込みも万全で改めて彼の思考能力の凄さに驚かされました。ホームズは気が付いていたか分かりませんが今回の対決はウィリアムの圧勝でしょう。しかし2人の頭脳戦は始まったばかりですので次のシーズンではもっと面白くなる事を期待します。(40代男性)

今回のモリアーティとホームズの推理勝負は、お互いが同じ高いレベルの場所にいるので、話がサクサク進んで面白かったです。靴の足跡から乗ってきた駅が分かったり、ウイスキーに入っている薬を匂いで昏睡強盗と瞬時に見分けたり。さらにモリアーティは、ホームズが正攻法で犯人を探り当てることを信じて、犯人側からのプロファイリングをすることで、トイレに行った理由が血痕が付いた制服と名前入り手袋を洗うためだったと分かったのが面白かったです。そしてさらに凄かったのが、犯人に言い逃れをされた時のブラフの準備。あの短時間で犯人を確実に仕留められなかった時の保険で、それぞれに血痕を付けておくのだから、前回のホームズのブラフといい、今回のモリアーティのブラフといい、本当にこの2人の関係は面白いです。(20代女性)

シャーロックとモリアーティが殺人事件の犯人を探す推理で直接対決する回です。シャーロックは現場に残っていた証拠から推理をたてて犯人へと導いていきます。シャーロックの探し方を理解した上で、あえて別の犯罪心理学の方向から犯人像を推理していくモリーアーティを、さすがだなと思いました。2人の名推理から犯人を導き出したものの、シャーロックは爪が甘く、犯人が言い逃れをしようとします。他に証拠がなく行き詰まったところで、モリアーティが先手を打っておいた血の跡のおかげで事件は無事に解決します。シャーロックよりもモリアーティの方が一枚上手であることがよく理解できる回です。モリアーティ推しにもシャーロック推しも展開が気になる回だったと思います。(30代女性)

仲直りと共同推理終了、そしてアイリーンの話へ続く。と、いかにもなクリフハンガーでしたね。MI6設立の話がカットされたのこの辺のセリフや文書の背景などのセリフが無いのは少々気になりはしましたが、宮殿の作画は原作同様に暗い雰囲気がよく出ていたので作画は相変わらず綺麗で見ごたえ抜群です。今回の殺人事件はシャーロックとジョンの喧嘩やウィリアムとシャーロックの共同捜査と推理に目が行きますが、作中全体でも珍しくウィリアム無関係の上に犯人が問題大ありの事件なのでやや異色でもあります。この時のルイスはシャーロックを軽んじていましたが、その彼が原作で今やっている行動を思うとここまで変化が出ると予想できませんでした。(30代女性)

シャーロックとホームズの頭脳決戦が繰り広げられました。今回の事件はモリアーティが引っかけた事件だと思ったのですがそうでもないようでしたね。そして事件は非合理的方法を取るモリアーティの戦略が上手で解決することになりました。これでモリアーティのほうが実力は上手で、今後もホームズとはいい関係で競い合うのかなと思ったのですが、最後の最後でかなり衝撃的な話となっていました。ホームズはお偉いさんの元でマムと言って指令を受けていました。その様子はホームズの裏の顔と言った様子。確実に彼もまた一枚岩ではないのかもしれません。その時の風格は普段より凄いものだったのですが、これはまだまだ実力を隠してそうですね。二人の活躍に期待がかかります。(20代男性)

まとめ

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本ページの情報は2021年2月時点のものです。
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