きみにしか聞こえない(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

非日常的な展開ではありますが、凄く引き込まれていき、あっという間のエンディング。そしてドリカムの曲が流れ始めて涙腺崩壊。凄く切なくなる映画で涙が止まりませんでした。多くの方に観ていただきたいです。

原作が好きで映画も観てみましたが、映像だから感じることが出来る風景に心が和んでとても良かったです。

小出恵介さんの復活ニュースを見て、彼の過去作を観てみようという動機で鑑賞をスタート。やっぱり彼の演技は素晴らしいです。悔い改めて再スタートした彼を精一杯応援するとともに、これからに期待していきたいですね。

自分達しかわからない方法で繋がれるっていうのは、本当に楽しそうで見ててわくわくしました。今の時代はＳＮＳだったり、誰とでも手軽に繋がれるけど、こんなにも想像力を働かせられる繋がり方はないですからね。

この作品は大好きで、もう5回以上は観ました！設定とストーリーの構成が素晴らしい！最後、そう言う事だったのか！と涙が止まらない事間違いなしです。小出恵介演じるシンヤは耳が聞こえない喋れないでも心の優しい少年で、シンヤの優しさに何度見ても心が温かくなります。成海璃子演じるリョウは人を避け殻に閉じこもっている少女だったんですが、オモチャの電話を通じて、シンヤと頭の中で会話できるようになります。シンヤと通じる事ができ、少しずつ変わっていく様子や初恋のくすぐったさがあって、1回目より2回目みた時の方が、グッとくる作品だと思います。重要なのは、リョウとシンヤの1時間の時差がある事。上手く考えられてるなと本当に思います。シンヤがリョウに手話でメッセージを伝えるシーンがあるんですが、言葉で言われるより重みがあっていい。今でもその手話は覚えているし、シンヤの優しさが溢れ出しています。そこにドリカムの君にしか聞こえないが本当に合っていて、出演している方も、主題歌も合っていて、何度も見返してしまいました。ただ、疑問に思う点もあって、大人の女性ともリョウは頭で会話出来るんですが、その人がもっとどうにかしてくれなかったのかな？とは思ってしまいました。

私はきみにしか聞こえないを観て、3点の感情を抱きました。1点目は小出恵介の演技力です。本作品を観たのは今年になってからの為、小出恵介の印象はチェライの一言でした。しかし、本作品の小出恵介は真っ直ぐな青年を演じ、女性を愛する男性を演じていました。小出恵介は表情が豊かな俳優の為、本作品みたいな真っ直ぐ青年役が似合っていると思いました。2点目はタイトルに良さに魅了されました。きみにしか聞こえない。タイトルから、私は、誰かの声が出ないのか。誰かは心の声が誰かに聞こえるのか。誰かにしか見えないモノが存在するのか。色々な事を想像しました。タイトルだけで色んな事を想像させることは凄いことだと思います。本作品はタイトルだけで、人々の心を動かす作品だと思いました。3点目は主題歌にDREAMS COME TRUEがきみにしか聞こえないことを歌っている事です。音楽が映画にかなりマッチしております。映画を観終わった後に改めて曲を聴くと、まさしく本作品の為に作曲したんだなと思いました。最後に本作品は成海璃子と小出恵介が出演しております。両名とも週刊誌にスキャンダルを報じられている為、あまり良い印象がありませんでしたが、作品中の2人を観て、スキャンダルが吹っ飛ぶほど良い演技をしていて、感動しました。

まず、言いたいのが、この作品は、原作から完成度が高く、とても分かりやすく感動できる内容であるということです。また、短編集の内の一編であるため、長すぎるということもなく、映画化するにあたって、あまりカットする必要が無く、そういった意味では、実写化しやすい作品であると言えます。ストーリーに関しては、原作に少しアレンジされていて、シンヤが、ろうあ者であったりなどの設定が追加されています。しかし、そのどれもが、無駄にならず、原作の雰囲気も壊していない為、よいアレンジであると言えます。特に、原作では、主人公が、未来の主人公と頭の電話で繋がるというエピソードがあるのですが、それを映像だけで表現するのは、少し難しいです。そのため、その部分を無くしたのは、ストーリーを理解しやすくするために、必要であったと思います。まさに英断ですね。総合して言うと、原作の良さを生かしながら、それでいて映像化するにあたって、分かりやすくなるように改善しており、とてもよくまとまった作品であると言えます。伏線と回収も見事で、無難な良作という印象です。感動できる作品を見たい人、見事な伏線の回収を見たい人、はたまた、単純に成海璃子さんや、小出恵介さんらのキャストが好きな方などにおすすめの作品です。