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ミュージカル映画をお手軽に楽しめ、それがとても良かったと思うし面白かった。一人でも、友達とでも、カップルでも、家族でも観られ、みんなが笑顔になる良作だと思います。

考える暇もないくらい仕事が忙しすぎる私にはグッとくるものがある作品でした。終始ハッピーな感じにも元気がもらえました。

久しぶりの矢口監督作品。今までシリアスな感じの三吉さんしか観てきてなかったので今回のコメディの三吉さんは新鮮で最高でした。

三吉さんの頑張りが凄く伝わる作品でしたが、それよりもやしろ優さんの役がハマってました。凄く面白く、最初から最後まで笑わせてもらいました。

日本の作品ではあまりないミュージカル調の映画だと知り、観てみたいと思ったのがこの作品との出会いです。私はミュージカルがとても好きで普段から舞台を観に行くこともありタイトルだけでも期待が高まっていました。実際に映画を観てミュージカルには欠かせない歌やダンスはもちろん、登場人物それぞれのストーリーにも自分自身の人生や経験を重ねて感情移入しながら観入ってしまう映画作品でした。ミュージカル作品に私が期待するのは、役者の歌唱力、音楽から感じる高揚感、ダンスシーンの構成や見せ方などです。主役の三吉彩花さんは歌、ダンス、演技全てにおいて技術をもっていらっしゃって、この映画の世界観に私を引き込んでくださいました。私の生きているこの現実でも人生がミュージカルになったら楽しいだろうなと妄想してしまうほどです。ミュージカル映画でありながら、華やかなシーンだけでなく、私たちの日常にありふれている悩みや苦悩も描かれており、最終的には主人公と共に気持ちの変化を自分の人生と重ねている私がいました。ミュージカルが好きで、今の自分にどこか納得いっていないような心にモヤモヤがある時に観て欲しいです。笑って悔しがって、泣いて、また明日から自分らしく生きたい！と思える作品です。

ミュージカル映画が好きな方にはもちろん、ミュージカル映画をあまり観ない方にもオススメな映画です。私自身は普段ミュージカル映画はあまり観ないのですが、この映画は予告で少し気になっていたのと主演が三吉彩花さんということで鑑賞しました。主演の三吉彩花さんがシリアスなイメージが強く歌を歌ったり踊ったりというイメージが全く無かったので正直どうなのだろうと思っていましたが、実際に観ると映画の主人公の設定でもある「歌や踊りが苦手だけど催眠術で踊ってしまう」という設定と相まって、非常にチャーミングで今までにない三吉さんの演技でとても驚きました。映画の内容も王道で分かりやすいのですが、ダンスと歌のシーンが随所に散りばめられていて飽きずに最後まで楽しんで観ることが出来ました。また劇中で主人公や登場人物たちが歌ったり踊る曲も、誰しもが一度は聴いたことがある曲ばかりで若干の懐かしさも覚えました。実際に映画館に観に行った際に自身のとなりに座っていた観客が50〜60代くらいのご夫婦で、終始ノリノリなの鑑賞されていました。個人的には三吉彩花さんのキュートなダンスと歌ももちろん好きでしたが、旅先で出会う登場人物役のchayさんの歌唱は圧巻で、劇中の女性陣て歌うシーンは最高でした。年代も映画ジャンルも気にせず楽しめるので、少し気になっていれば是非観て欲しい作品てす。

催眠術で「音楽と共に歌って踊りたくなる」なんて、いいですね。特に解く必要はなさそうですが、普通に仕事している場合、時無しはまずいですね。姪にかかったはずの術が、OLの自分にかかっていたと分かったときは、驚いたでしょうね。そもそも、本当にかかると信じてはいなかったでしょうからね。術師を探し、少ない手がかりではありましたが、見つけて解いてもらいました。それと同時に、ミュージカルが自分の天職だと気づいた静香。ミュージックスタートで無条件にではなく、自分の意志で始めることにしたんですね。とても素晴らしいことです。多くの人は、演劇やコンサートがいいものだとは分かってはいます。しかし、有料となると、途端に客足は落ちます。そのため、大学で部活としてなどは取り組むけれど、「一部の才能や他の条件に恵まれていないとお金にならない」といった理由で、趣味では続けられても、生活の手段として他の仕事を選ぶ人が多いのが現実でしょう。しかし、静香はそれでも、ほとばしる内なる気持ちに従い、今までのおカネを元に本格的に携わろうと決めたのです。その決断が成功するといいですね。子どもの頃の失敗を克服できたという意味でも有意義な体験と言えるでしょう。

友人に強くお勧めされたので、見てみることにしました。思っていた何倍もクオリティーの高い作品で、見始めるとすぐにストーリーに引き込まれていきました。三吉彩花、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシなど個人的に大好きなキャストたちが勢揃いしていたので、メンツが最高でした。三吉彩花のスタイルの良さといかに美人なのかということが改めてわかりました。女性の私でも彼女に見惚れてしまいましたし、歌って踊りまくる主人公の役が彼女にピタッりだなと思いました。やしろ優も元は芸人なのにも関わらず、作品中で良いキャラクターをしていて、彼女も役にピッタリ当てはまっていて素晴らしかったです。見ていて面白いなと思ったシーンはたくさんありましたが、中でも私は特に高級レストランでのシーンが気に入っています。また、会社のプレゼンで踊ってしまうと言うありえない映像に笑いました。こんな謎な症状を持った人は現実世界にはいないのかな、もしかしたらいるのかな、と想像しなが見ているともっと面白さが増していきました。元々ミュージカル作品などには興味がなかったのですが、自分が思っている以上に面白いのかもしれないと思い、これから見てみようと思っています。この映画もかなり気に入ったので、また何回も見返したいです。

キャストのメンバーに興味を惹かれ鑑賞しました。ミュージカル映画の要素が強いのかと思いつつ、主人公に起こるあり得ない状況での不条理（というほど深刻ではないが）も笑いの要素が、すんなりではないまでも受け入れるのには時間はかからなかった。内容とは別に、歌唱シーンの色使いやカメラワークが「ララランド」を思い起こさせるワクワク感があった。ストリートパフォーマンスをすることになる下で、三者三様の女の子トリオが微笑ましい反面、その顛末にホラー映画を見ている様な様相を帯びてくる辺りが、なかなかのブラック感で、物語中盤のスパイスになっていた様に思う。主演が当時新人女優だったこともあり、瑞々しさや一生懸命さが伝わる反面、経験不足からくる表情の乏しさや、感情の起伏の突飛さに、観ていて冷めてくる感じもした。周りにはそれなりの俳優を起用している割りには、テーマ的にもその人達が力を発揮できる様な場面が少なかったのも少し残念だった。歌やダンスがもう少し本格的な設定だったら、見応えがあったのになぁとも思う。嘘くさい手品のシーンは、逆に信憑性があり地方巡業感もなかなかの臨場感だった。公営の〇〇ホール的な場面は近所の出来事の様な気がして、じわじわと笑いがこみ上げる感じがあった。生の玉ねぎ丸かじりを、ちょっと試してみたくなる自分がいて、風呂場で思い出し笑いをしてしまった。

主人公の静香（三吉彩花）さんが謎の催眠術師、マーチン上田（宝田）に、音楽がかかると意に反して歌い踊りだしてしまうという催眠術をかけられてしまったという設定がとても面白かったです。宝田さんの催眠術師のうさん臭さがとても面白かったです。静香はできるOLで頑張ってはいるのですが、どこか仕事にも無理をしているところもあります。催眠にかかった静香のダンスシーンの三吉彩花さんが花のように軽やかで美しくて、それでありながら面白くてよかったです。会議中のオフィスで机の上に上り歌って踊る姿が印象的でした。衣装も手足の長い三吉さんに青いスカートが良く似合ってていました。映画にでてくる曲も面白い選択でした。特に山本リンダの「狙いうち」のダンスが面白かったです。静香は千絵（矢代優）と一緒にマーチン上田を追いかけて千絵の車で旅をするのですが、結婚式のシーンのsugarの「ウェディングベル」が懐かしいメロディーで映画に良い味をだしていました。そしてヤンキー軍団とのダンスバトルも面白かったです。結局は静香りの催眠術が解け、元通りの日常に一度はもどろうとした静香が思い直して千絵とにダンス教室を開くことになったのもいい結末だったなと感じました。

ひと度音楽を聞くと歌って踊って止まらなくなるという、特異体質のヒロイン・鈴木静香を演じているのは三吉彩花です。自宅は都内の一等地にそびえ立つタワーマンション、身に付けるものは最先端の流行で高級ブランド、勤め先は一部上場の優良企業。映画の序盤でこそ若くして欲しいものを全て手に入れて自信に満ちあふれた、勝ち組女子にしか見えません。何故だかミュージカルに拒否反応を示す静香が引き摺っている、幼い頃の思い出がちょっぴりほろ苦いですね。慌ただしい毎日にお疲れ気味だった彼女が、突如として無機質なオフィスやお上品なレストランでパフォーマンスに目覚める姿にはスカッとしました。怪しげなサクラのお仕事で小銭を稼ぐ斎藤千絵、笑顔の裏にもうひとつの顔を持つエリートサラリーマンの村上涼介、自称すご腕催眠術師のマーチン上田。近づいてくる誰も彼もインチキくさく見える中でも、あっという間に打ち解けて仲間に引き入れてしまうところは静香の人間的な魅力なのでしょう。東北では飛び込みでストリートライブ、北海道では公民館でのワンマンショーとロードムービーのような面白さもあります。旅の終わりに静香が選んだ道のりと、本当の自分と向き合うことができるのか見届けてあげてください。