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キャッチ ア ウェーブ(映画)の内容

映画『キャッチ ア ウェーブ』は、2006年4月に公開されました。

現役高校生だった豊田和真さんが書いた同名小説を原作に、『ウォーターボーイズ』の演出を手掛けた髙橋伸之さんが監督を務めて制作されました。

本作は、湘南を舞台に高校生たちがサーフィンの魅力を知り、サーフィンを通じて成長していく青春物語となっており、メインとなる高校1年生三人組を三浦春馬さん、木村了さん、濱田岳さんが演じました。ほかにも加藤ローサさん、竹中直人さん、三船力也さん、坂口憲二さんなどが出演しております。

あらすじ

高校1年生の大洋（三浦春馬）、小林（木村了）、田口（濱田岳）は湘南にある田口の両親の別荘で優雅な夏休みを満喫していました。別荘近くの海でサーフィンの大会が開かれており、佐々木たちは見学に向かいます。

小林と田口は水着ギャルに見惚れていましたが、大洋だけはサーファーの動きに見入ってしまいました。別荘に戻ってくると鍵を無くしてしまったことに気付き、探しますが見つかりません。仕方なく浜辺で一夜を明かした大洋たちは、全裸で助けを求めてくる男・デューク川原（竹中直人）と出会います。

サーファーたちに服をはぎ取られてしまったそうなので、自宅まで送り届けてあげます。すると彼がサーフショップを経営していることを知り、サーフィンを教えてもらうようにお願いをすると、条件に住み込みでバイトをすることを提示され快諾しました。

この出会いによって、大洋たちのリッチな夏休みが大きく変わることになります。

見どころ

本作はトップ俳優として走り抜けた三浦春馬さんの記念すべき初主演を飾った作品となります。彼は本作の出演の話をもらうまで、サーフィンは“かっこいいスポーツだな”程度の意識しか持っていなかったそうです。しかし、出演が決まると原作を読み、そこに記載されていた『他のスポーツにはないスピード感、風の感じ方が違う』という感覚を感じてみたいと思い、練習に臨んだそうです。

実際、波（水）の上に乗るサーフィンは足に伝わる感覚が硬くないというか、スノーボードやスケボーとは全然違いましたと嬉しそうに語っておられます。そして、これを機にサーフィンの魅了にハマり趣味となったそうです。

そんな本作の最大の見どころは、三浦春馬さんの「君のためならどんな波にも乗れる」という名セリフと、クライマックスのサーフィンでの決闘シーンになります。物語の冒頭と終盤では、ひと夏で成長した表情が精悍な顔つきになっております。

また、本作のために制作された“DefTech”の音楽と、竹中さんとの絡みも要注目です！青春作品の代表作になり得る作品をご自身の目で是非！

スタッフ

監督：高橋伸之
原作・脚本：豊田和真
音楽：澤野弘之 / DEPAPEPE
主題歌：Def Tech「Catch The Wave」

キャスト

佐々木大洋：三浦春馬
映画を撮ることを夢に持った真面目な性格の高校1年生。サーフショップでジュリアと出会い一目惚れをする。

ジュリア：加藤ローサ
軍人の父を持つサーファー。ノースショアで波に乗るのが夢。父の転勤でハワイに引っ越すことが決まっている。

小林誠人：木村了
身体能力が高い大洋の友人で同じ高校1年生。

田口浩輔：濱田岳
気が弱いところもあるが、心優しい大洋の友人で同じ高校1年生。

デューク川原：竹中直人
サーフショップオーナーで、元プロサーファー。ある出来事が原因でプロを辞めてしまう。

ニック：三船力也
ジュリアの知り合いで横須賀のサーファーで自分勝手に暴れまわる。

マーク：坂口憲二
デュークは友人。レストランでマネージャーを務めている。

貴子：益戸育江
デューク川原の元妻。

ジュリアの母：とよた真帆

役名不明：桂亜沙美 / 西宮佑騎

キャッチ ア ウェーブ(映画)の感想

まとめ