恋は雨上がりのように(実写映画)の配信無料動画フル｜DVDレンタル/Dailymotion/Pandora/Miomio/9tsuよりオススメ

なぜか大泉洋が凄くカッコ良く見えてしまった…(笑)
切ない恋愛かと思ってたけど、お互いの存在が夢に向かって成長させてくれるという関係が素晴らしく、すごく楽しめました。

小松菜奈ちゃんから思わず目を逸らしたくなっちゃうほど、真っ直ぐすぎる瞳が印象的でした。
店長は絶対大泉洋さんではない！って思ってましたが、凄く良かったです。

「俺たちは大人じゃない、同級生だ」って素敵な台詞を、10年後に友達と集まった時に言いたいな。

疾走感のある映画で嫌な気持ちになる場面もないのが良かったです。何かに夢中になれるのって素敵！

普段恋愛映画はあまり観ないのですが、大泉洋さん、小松菜奈さんが主演ということで、気になって映画館で観賞しました。小説と陸上競技、それぞれ夢を持ちながら、挫折を味わっているふたりが心を通わせていくというストーリー。実際に観てまず感じたのは、やはりふたりの演技力！同じファミレスで働く店長と高校生のアルバイトという関係が、ふとしたきっかけから少しずつ変化していきます。大泉洋さんの冴えない中年男性の雰囲気、小松菜奈さんの寡黙でありながら、内に秘めた芯の強さの表現がとてもリアルで、ついつい引き込まれてしまいます。小松さんは陸上選手の役柄なのですが、要所要所の全力疾走のフォームが本当に綺麗で、実際にそこに存在するかのようなリアリティーがあります。大泉洋さんのタバコを吸う時の何とも言えない表情も渋い！また、「雨上がりのように」というタイトルとマッチするような繊細で豊かな映像も魅力的で、ふたりの心を写すように、曇った灰色のシーンがあれば、晴れ渡るような明るいシーンもあって、とても鮮やかです。年齢も境遇も違う二人が、心を通わせながらそれぞれの夢にもう一度向かう勇気を与え合って、雨上がりの晴れた空のもとに歩み出して行く姿に、つい自分自身の人生を重ね合わせてしまい、心を打たれてしまいました。恋愛や夢を追いかけた経験を持っている方はきっと観ればわかるはず！年齢や性別を問わず、普段日本の恋愛映画を観ないような方でもきっと楽しめるような素晴らしい作品だと思います。

枯れ専のお話。毎日同じような日常をこなすオジサンたちに、ほのかな夢と希望を抱かせてくれる。さえないファミレスの店長に大泉洋。店長に恋する女子高生が小松菜奈。店長はどこがいいんだろうと思うほどパッとしない。対する女子高生は、故障中とはいえ、陸上の短距離の選手で、将来有望だ。華があり、街を走る姿は颯爽としてきて、見ていてとても気持ちがいい。クールな性格も冷たいというよりサッパリとしていて、これも気持ちがいい。周りの男性たちのアプローチも、どこ吹く風ととにかく店長一途だ。オジサンたちの夢を叶える存在だ。しかし、この映画は恋愛を中心としていながらも、挫折をし、夢破れた若者がもう一度立ち上がる青春映画とも言える。女子高生を心配する幼馴染の存在が安心感を与える一方、主人公の女子高生（小松菜奈）にあこがれ、ライバル視し、対戦できるのを楽しみにしている他校の後輩役・山本舞香の存在が光っている。貪欲で、エネルギーの塊で、エゴをもむき出しにし、力をなくしていた主人公を引っ張り上げていく。店長の若かりし頃から追い続ける夢、恋する女子高生の輝き、二人のこれからの可能性。まだまだオジサンもこれからだ。どの年代が見ても、心に光り輝く力を与えてくれる。

この作品を視聴して、「おじさんと女子高校生の恋愛って危険そうだけど有りなのかもしれない。」と思ったので、特に年齢差のある方を恋人にしたいと思って、年齢差に悩んで踏み出せない方に視聴をおススメします。出演者は、小松菜奈さん、大泉洋さんなどで、その他の出演者も役柄にフィットしていています。概要は、小松菜奈が演じる橘あきら（女子高校生）と大泉洋が演じる近藤正己（ファミリーレストランの店長）の恋物語です。レストランを訪れた橘が店長の人柄に好意を抱き、その後、アルバイトとして働くようになって、それからの2人の関係を描いたストーリーであり、「この恋の行方はどうなってしまうんだろう」と思い、最後まで見入ってしまいます。特におススメのシーンは、終盤の恋の行方の結末が分かるシーンであり、「そうなってしまうのか、だけど良かった」と思え、納得して見終えるこどができます。日常のどこかには存在する恋愛なので、視聴していて「自分もこんなシチュエーションの恋がしてみたかった」と、店長の立場や女子高校生の立場に立って想像して、自分に置き換えても楽しめます。続編があれば必ず視聴したいと思いました。映画から見始めた方は、アニメの視聴もおススメします。

この作品はあきらが普段はとてもクールだけど、店長に恋をしていくところがとても可愛かったです。淡々としていてどこか大人びた雰囲気のあきらが、店長にだけは女の子らしい感じが良かったです。少しでも店長に振り向いてもらいたいからと、女の子らしいファッションにしたりしていたのが印象的です。やっぱり好きな人の前では、女の子らしくいたいというのが切実に伝わってきました。そして店長はいつもやさしくて穏やかなところが素敵です。決して怒ったりしないで、誰にでも平等に対応していく姿が誠実に感じました。どこか頼りない感じも店長らしくて面白かったです。あきらが雨に濡れながら告白するところは、とても心にグッときました。女子から想いを伝えるのはすごく勇気がいるけど、それだけ店長への気持ちが本気だとわかります。あきらの純粋な想いが、見ていて可愛らしかったです。店長もいろんな気持ちになりながら、あきらのことを考えているのがリアルです。年の差とかあるけど、それでも好きな気持ちは変わらないのがいいなと感じました。どんどん好きという感情が溢れ出していくところは、見ていてドキッとしました。自ら行動していくあきらがかっこよかったです。

予告編を見たときに、高校生とバツイチ男性の恋愛をどのように描くんだろうと気になりました。未成年とおじさんという組み合わせには、倫理的な問題があるからです。しかし、いざ本編を視聴してみると、愛よりも成長について焦点を当てている作品だと分かりました。このストーリーを、ただ単に一部の成人男性が持っている”女子高生への願望”を刺激するものだと片付けてしまうのは、あまりにも軽薄だなと今は思います。主人公は女子高生ですが、誰にでも共感できる内容になっています。取り扱っているテーマはすべて、私たちの身近に存在している夢や友情、恋愛です。主人公のあきらとその想い人の店長は、これらに悩みや恐怖を抱えながら、一旦立ち止まる姿を見せます。そんな彼らに対し、視聴者は自身を重ねてしまうのではないでしょうか。未来のある高校生、40を超えた男性、この2人には一見共通点がないように見えますが、「夢への恐怖を抱えている」という誰にも言えない悩みがありました。お互いが夢に向かうスタート地点に立てるよう、お互いが試行錯誤しながら応援する様子は、とても眩しく切なく暖かいです。日常の一コマを美しく表現し、丁寧かつ適切に描いていく見応えのある作品です。

私は30代の男ですが、主人公の女子高生とその恋するお相手男性の二人の心情を考えると男性側の視点を親近感を覚え、とても切なく甘酸っぱい気分になりました。女の子が年上の男性に恋をする作品、というとありきたりな作品かと思われてしまうかもしれません。しかし女の子が抱える様々な心情と、バツイチで自分の人生を諦めていた男性が戸惑いながらもそれを人生の先輩として応援してあげようと思う心理描写を色々な角度から描いています。単純な恋の話だけではなく、主人公は母親と二人暮らしをしていたり部活動で大きな心の傷を負っていたり、そんな時に男性の暖かい人柄が主人公の女の子にとって救いのような存在に感じた事が恋愛感情に繋がっていきます。その感情に救いを求める女の子と、恋愛に臆病になりましてや女子高生から告白されるとは思っていなかった男性はそれが本当に恋愛感情とは信じられず、距離を保ちながらも彼女の気持ちに真摯に向かい合います。その結果、お互いの中にある心の傷を励ましあいながら最終的に乗り越えていく事になります。特に男性側視点から観ると、ある程度自分の人生が見えてきたなという諦観と今後の人生はここまでと勝手に線引きしてしまい、その中で大人しく毎日を過ごそうとする生き方にある程度共感を覚えてしまいます。でもやはりどこかで再起したいという想いがあり、女の子との交流を通じて人生を見つめなおすその姿は強く感動します。私は比較的年の近い男性側の視点に共感しましたが、同時に女の子の生き方に自分が過ごした青春の感情を投影して、それもまた微笑ましく感じました。老若男女、どんな方にもおすすめ出来ますが特にどちらかの主人公に感情移入できる方が観ると元気が蘇ってくるような作品だと思います。

大泉が中年男の店長として登場するこの映画は、半分ぐらいは淡い恋として期待できるというのと、多分うまくいかないで終わってしまうだろうと、想像して映画館に入りました。片思いの女子高生は今はときめく小松菜奈ですから、マドンナ的に好きな子でした。原作は聞くところによりますと、テレビアニメにもなったというほどですから、漫画の世界の傑作なのだろうかと想像していました。よくありがちな設定で、小松が怪我をして、将来の夢が立たれるところから、もう涙が溢れてしまいました。たまたま入ったファミレスの店長の大泉との運命の出会い、見ている限りあまり年の差は気になりませんでした。アルバイトをはじめると、小松は28歳も上の店長に恋することになリます。私ども男性陣にとっては夢のような話で、ついキュンキュンしました。告白する小松に大泉は、応えることが出来ません。ああ、焦ったいと思いつつも、恋愛の常識のようなものがあって、ほど良いところに安着するのでした。それでも見終わった時には、爽やかな5月の薫風が通り過ぎるような錯覚をいたしました。この映画のテーマは実にシンプルです。それでも、こんな当たり前の姿で、皆人生を進むのでしょうかと思いました。ですので、ちょっと不満なのは、中年の男性を評価する価値観みたいなものが低いような気がしました。原作者の思い込みもあるのでしょう。私は、人間はどんな年齢でも輝いていると思いますから、大泉をもう少し持ち上げて欲しかった。救いは、小松がメールをしようというシーンがありますが、愛は続いていきそうなことでした。そこでちょっぴり男性の1人として満足しました。

原作の実写化は、どうしても似てる似てないを気にしてみてしまう。ただ、それは容姿だけが似ているかどうかというよりも、演じた時の魂の入り具合みたいなものを見て、ハマっていた、ハマっていなかったを判断する。少なくとも私はそうです。『恋は雨上がりのように』の主人公、あきらはその意味でとても“ハマって”いました。ぱっと見の印象ではクールなイメージがあるけど、中身は深く温かみがある。小松菜奈さんという人を見ても多くの人はクールな印象を持つはず。そういう肉体の中で育った魂は、きっとこの登場人物にシンクロしたんだろうなと勝手な感想を持ちました。一方、大泉洋さんは、高校生に告白されて、戸惑いながらも彼女といい距離感で関わる45歳の大人の役。若い女子に恋愛されることなんて、きっと人生の想定の中に入ってなかったんだろうな、この人は。恋愛映画となると、ちょっと嘘くさい対応になったり、えーっその展開はないでしょう？みたいな脚本になってしまうこともありますが、この映画のストーリーはとても自然でした。年齢的にも小松菜奈さんよりも、大泉洋さんに自分を投影してしまったのですが、人生に疲れたいい歳の大人が、少女の青春時代の登場人物として参加していく中で、自分自身も生き方を見直していく展開はとてもほろっときました。生々しい話にならず、あくまで爽やかに進んでいくのもすごくいい。世の中いろんな大人がいるんでなんとも言えないですが、女子高生に告白されてもその気になる大人ってちょっとやばいよなあと『高校教師』とか見てると思っていたので。でも、若い子の青春に触れるとそれだけでも心が洗われたりはしますよね。読後感がとても美しいです。

この作品は今までに無いような作品でした。少し落ち着いたような作品で年によって味方の変わる作品だと思います。学生の方が見れば中条あやみさんに感情移入が出来ると思います。彼女の挫折は誰もが経験することのあることだと思います。大なり小なり思うよういかないこともあると思います。その挫折とどのように向き合っていくかが重要だと思います。その過程で一人では無理なこともあります。そんな時に必要なのはただ責めるのではなく隣で話を聞いて時には背中を押してくれるような大人が大切なのかもしれません。逆に大人の人が見ると大泉洋さんの気持ちになると思います。彼のような余裕はなくとも頼れるような優しい姿に憧れました。彼は決して強要をしません。ただ誰よりも周りをよく見て気を使えるそんな大人です。そんな彼の優しさが私はすごいと思いました。彼と彼女のようなお互いを高め合えるそんな関係がうらやましいと思いました。見た後は元気が出ます。決して暗くなく明日も頑張ろうと思えます。そんな前向きになれる作品ですが何回見ても気づきのあるような深い話になっています。この作品は今どうしようもなく目の前の壁にぶつかって身動きをとれなくなっている人にぜひこそ見ていただきたい作品です。

これほど年齢差がある恋愛は、成り立つのかなと疑問に思います。あきらは正己を父のように感じているのかもしれませんね。息子がいるくらいでは、現実的に厳しいでしょうが、正己も、自分の優しさを感じてくれた人がいたということで、救われたでしょうね。女子高生では、自然と他に興味が移るでしょうが、自分への好意を利用せず、距離を置いた正己は偉いですね。２人の人生に、雨上がりのように、虹がかかるといいですね。あきらは、怪我で陸上から遠ざかっていて、夢を失いかけています。それを取り戻すきっかけが、正己だったのかもしれません。恋がうまくいったなら、バイトや恋に忙しくなり、夢は置き去りになるかもしれません。そこをあえて、夢を追う方に向かせたのが、正己なのでしょう。普通にはない状況だからこそ、爽やかさが残る映画に仕上がっているのでしょうね。一方、正己も、カフェ店長ならまずまずと思っていても、売れっ子作家のちひろを見て、夢を思い出したようです。いくつになっても、夢は必要ですね。それを思い出させてくれる作品でもあります。それでお金を稼げなくても、趣味でも、好きなことを続けることは、生きる原動力になります。２人はこれからもいい友人になることでしょう。