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NARUTOナルト(アニメ)2期の内容

アニメ『NARUTO-ナルト- 疾風伝』は、2007年2月から2017年3月までテレビ東京系列で放送されました。

漫画家・岸本斉史さんによる同名漫画の28巻から最終72巻までの青年編を原作に、500話にも及び長編アニメとなりました。その後、主人公の息子であるボルトを主人公にした続編となるアニメ『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』が絶賛放送中になります。

物語は、人々に忌み嫌われていた少年・ナルトが里の長である火影になることを夢見ながら、里の危機に立ち向かっていく姿が描かれています。

そんなナルトの声優を竹内順子さん、ナルトの親友であり最大のライバル・サスケの声優を杉山紀彰さん。そして、二人と同じ班に所属していた少女・サクラの声優を中村千絵さん。三名とも、2002年から2007年まで放送された前作『ナルト1期』から15年間演じきってくれました。

戦闘シーンが特に神がかってる！細かい動きが綺麗に描かれていて、ナルトっぽいBGMが流れればもう鳥肌ものです。

主人公が問題を乗り越えて成長していく王道ストーリーですが、一人ひとりがキャラだちしていて、自分好みがきいているはずです。

原作を読んだ上で鑑賞しましたが、オリジナルストーリーが豊富で新しいナルトを観ている感じがしました。それでも原作を壊さずに作られているので、とても満足です。

正直長いので、少し飽きてしまう部分はありましたが、後半は大泣きでした。とても語り切れないので、是非観て欲しい作品です。

あらすじ

終末の谷の激闘から約2年半。

ナルトは自来也との修行の旅を終えて、久しぶりに里に戻りました。するとそこには、綱手の元で修業を積み医療忍者として頼もしく成長したサクラと、相変わらずなカカシが、ナルトの帰りを待っていました。

再会の歓びも束の間、木ノ葉隠れの里に「砂隠れの風影・我愛羅が“暁”に連れ去られた」という衝撃の報せが入ってきます。

“暁”の目的とは我愛羅やナルトの体内に封印されている尾獣を狩ること。綱手は早速、ナルト・サスケ・カカシに任務を与え、三人一組を結成し、人柱力として同じ苦しみを持つ我愛羅の救出の任に赴きます。

ナルトの戦いが新たなる風を巻き起こします！

見どころ

各キャラの物語

本作のタイトルにもなっている主人公・ナルトの成長が大きなテーマの1つとしてあります。キャストを見て頂ければわかりますが、たくさんの人たちと出会い、経験を重ねていくことで成長していきます。

自らの持てる力を全て使った修行を重ね、技を会得したりする身体的な成長だけでなく、心の成長も注目のポイントです。

また、主人公以外のキャラクターたちにもそれぞれ辛い過去や抱えているものがあり、登場人物たちの気持ちを考えながら観てみると、より楽しめるかと思います。

キャラたちの関係性

そんな魅力あふれるキャラたちはそれぞれが強い絆で結ばれているので、そこを意識しながら観ると、より作品に没入出来ることでしょう。

特に天涯孤独だったナルトにとって、仲間との絆はとても大切なものだということがわかります。

ナルトを大切に思う仲間たち。もちろんナルトが大切に思う仲間たち。師弟関係、友情、恋心、子を思う親の気持ちなど、それら全てが凄く大切にされており、老若男女誰でも楽しめる作品です。

スタッフ

原作：岸本斉史「NARUTO -ナルト-」
監督：伊達勇登 / コバヤシオサム / 今千秋 / 渡部穏寛 / むらた雅彦
シリーズ構成：武上純希 / 西園悟 / 鈴木やすゆき / 千葉克彦 / 吉田伸 / コバヤシオサム / 赤星政尚 / 本田雅也 / 下山健人
キャラクターデザイン：西尾鉄也・鈴木博文
音楽：増田俊郎・六三四プロジェクト / 高梨康治・刃 -yaiba-

キャスト

主要人物

うずまきナルト：竹内順子 / 小暮英麻（ナルコ変身時）
九尾の妖狐を宿した人柱力。人を変えていく力があり、サスケの救出と火影になることを夢見て成長していく。

うちはサスケ：杉山紀彰 / 東山奈央（乳児期・幼児期）
ナルトの宿敵とも言えるライバル。一族を虐殺した兄・イタチへの復讐のため里を抜ける。

春野サクラ：中村千絵
サスケの里抜けを機に綱手に弟子入りし、医療忍術と怪力を使った技術を学ぶ。

木ノ葉隠れの里（火の国）

はたけカカシ：井上和彦、田村睦心（幼少）
ヤマト：小山力也 / 合田絵利（幼少）
サイ：日野聡
猿飛アスマ：小杉十郎太 / 瀧本富士子（幼少）
奈良シカマル：森久保祥太郎
山中いの：柚木涼香
秋道チョウジ：伊藤健太郎 / 川島悠美（幼少）
夕日紅：落合るみ / 潘めぐみ（幼少）
日向ヒナタ：水樹奈々
犬塚キバ：鳥海浩輔
赤丸：竹内順子
油女シノ：川田紳司
マイト・ガイ：江原正士 / 牧口真幸（幼少）
ロック・リー：増川洋一
日向ネジ：遠近孝一 / 根本圭子（幼少）
テンテン：田村ゆかり
千手柱間：菅生隆之 / 泰勇気（少年）
千手扉間：堀内賢雄 / 河西健吾（少年）
猿飛ヒルゼン：柴田秀勝 / 藤井啓輔（少年）
波風ミナト：森川智之 / 入野自由（少年）
綱手：勝生真沙子 / 七緒はるひ（幼少） / 沖佳苗（少女変装時）
志村ダンゾウ：糸博 / 加藤将之（少年）
水戸門ホムラ：宮田光 / 菊本平（少年）
うたたねコハル：翠準子 / 渡辺育子（少女）
シズネ：根本圭子
油女シビ：浜田賢二
奈良シカク：家中宏
山中いのいち：中村大樹
秋道チョウザ：福田信昭
エビス：飛田展男 / 塙愛美（幼少）
森乃イビキ：楠大典
みたらしアンコ：本田貴子
月光ハヤテ：佐々木望
不知火ゲンマ：平田広明 / 東内マリ子（幼少）
並足ライドウ：土田大 / 髙山ゆうこ（幼少）
犬塚ツメ：藤生聖子
山城アオバ：津田健次郎
うみのイルカ：関俊彦 / 山本泰輔（幼少時代） / 高木渉（雨忍変装時）
ミズキ：三木眞一郎 / 菅沼久義（幼少時代）
奈良ヨシノ：松井菜桜子
犬塚ハナ：斎藤恵理
たたみイワシ：船木真人
はがねコテツ：河野智之
神月イズモ：坪井智浩
卯月夕顔：根本圭子
山中フー：坂巻学 / 木島隆一（少年時代）
油女トルネ：高橋英則
自来也：大塚芳忠 / 奈良徹（幼少）
猿飛木ノ葉丸：小池亜希子 / 高橋英則（青年期）
風祭モエギ：下屋則子
伊勢ウドン：重松朋 / 野瀬育二（青年期）
日向ヒアシ：津田英三
日向ハナビ：浅井清己
地陸：大塚明夫
ウルシ：菊本平 / 福井美樹（幼少期）
うずまきクシナ：篠原恵美
うちはフガク：松本大（第84話） / 浜田賢二（第129話～）
うちはミコト：さがらえみ
日向ヒザシ：伊藤和晃
はたけサクモ：遠藤大智
マイト・ダイ：江原正士
うずまきミト：下川江那 / 宮下典子（壮年期）
猿飛ビワコ：渡辺育子
うちはカガミ：河西健吾
秋道トリフ：遠藤純平
縄樹：小林由美子
加藤ダン：鈴木琢磨
のはらリン：七緒はるひ
うちはシスイ：木内秀信
シン：近藤隆
薬師ノノウ：恒松あゆみ
テウチ：朝倉栄介
アヤメ：細野雅世
スケア：鈴村健一

砂隠れの里（風の国）

我愛羅：石田彰
テマリ：朴璐美
カンクロウ：加瀬康之
羅砂：田中正彦
加琉羅：織部ゆかり
夜叉丸：保志総一朗
バキ：中田譲治
由良：渡辺英雄
マキ：東内マリ子
チヨ：谷育子
エビゾウ：城山堅
上役達：木村雅史 / 松本忍 / 菊本平 / 坂巻学
三代目風影：河合みのる
分福：宗矢樹頼

霧隠れの里（水の国）

照美メイ：日野由利加
青：西前忠久
長十郎：宮田幸季

岩隠れの里（土の国）

オオノキ：西村知道、菊本平（少年・青年）
黒ツチ：武田華
赤ツチ：三宅健太
黄ツチ：木村雅史
カッコウ：志村知幸
タイセキ：後藤光祐
マヒル：遠藤大輔

雲隠れの里（雷の国）

四代目・エー：手塚秀彰
キラービー：江川央生 / 東内マリ子（幼少時代）
マブイ：関山美沙紀
シー：福田賢二
ダルイ：竹内良太
モトイ：遠藤大智 / 織部ゆかり（幼少時代）
サムイ：よのひかり
アツイ：松本忍
オモイ：河本邦弘
カルイ：小松由佳
ドダイ：松本忍

音隠れの里

大蛇丸：くじら / 山口由里子（草忍変装時） / 山口眞弓（少年時代） / 小島幸子（幼少時代）
薬師カブト：神奈延年 / 水野マリコ（幼～少年期）
赤胴ヨロイ：勝杏里
剣ミスミ：小泉一郎太
ドス・キヌタ：江川大輔
ザク・アブミ：奥田啓人 / 保志総一朗（幼少時代）
キン・ツチ：小池亜希子
幻幽丸：三戸貴史
君麻呂：森川智之

波の国

タズナ：牛山茂
イナリ：石川静
桃地再不斬：石塚運昇
白：浅野まゆみ

暁

長門：森田順平 / 前野智昭（少年時代）
ペイン：楠大典（～第79話） / 堀内賢雄（第80話～）
小南：田中敦子 / 峯香織（少女時代）
うちはイタチ：石川英郎 / 寺崎裕香（少年時代）
干柿鬼鮫：檀臣幸
サソリ：櫻井孝宏 / 青山穣 / 矢島晶子（少年時代）
デイダラ：川本克彦
飛段：てらそままさき
角都：土師孝也
ゼツ：飛田展男 / 河西健吾（少年時代の黒ゼツ）
白ゼツ：阿部敦
トビ：高木渉
うちはマダラ：内田直哉 / 井上剛（少年）
うちはオビト：高木渉 / 小森創介→潘めぐみ（少年期）
枇杷十蔵：後藤光祐
弥彦：堀内賢雄 / 羽多野渉（少年時代）

鷹

鬼灯水月：近藤隆
香燐：東條加那子
重吾：阪口周平

第四次忍界大戦で転生された忍

中吉：広田みのる
パクラ：織部ゆかり
ガリ：加藤拓二
半蔵：沢木郁也
金角：黒田崇矢
銀角：矢崎文也
林檎雨由利：田村聖子
通草野餌人：宇垣秀成
栗霰串丸：白熊寛嗣
無梨甚八：松本大
西瓜山河豚鬼：広田みのる
無：向井修
鬼灯幻月：梅津秀行
三代目・エー：玉野井直樹
二位ユギト：園崎未恵
橘やぐら：入野自由
老紫：宗矢樹頼
ハン：安元洋貴
ウタカタ：鈴村健一
フウ：白石涼子

五影歴任者

初代風影・烈斗：松本忍
初代水影・白蓮：日野聡
初代土影・イシカワ：中根徹 / 近藤隆
初代雷影・エー：後藤光祐

大筒木（おおつつき）一族

大筒木カグヤ：小山茉美
大筒木ハゴロモ / 六道仙人（りくどうせんにん）：立川三貴 / 中根徹（九喇嘛の回想） / 加藤将之（青年時代）
大筒木インドラ：近藤隆（青年時代） / 志田有彩（少年時代）
大筒木アシュラ：杉山大（青年時代） / 大原桃子（少年時代）
大筒木ハムラ：細谷佳正（青年時代）

尾獣

一尾-守鶴：岩崎ひろし
二尾-又旅：白石涼子
三尾-磯撫：宗矢樹頼
四尾-孫悟空：安元洋貴
五尾-穆王：園崎未恵
六尾-犀犬：入野自由
七尾-重明：鈴村健一
八尾-牛鬼：相沢まさき
九尾-九喇嘛：玄田哲章

その他

ミフネ：長克巳
サブちゃん：宝亀克寿
猫バア：中嶋佳葉
タマキ：石川綾乃

アニメオリジナルキャラクター

マツリ：坂本真綾
ユカタ：中塚智実
巌流：松本保典
大黒天善：木村雅史
ソラ：平川大輔 / 根本圭子（幼少）
フリド / カズマ：中井和哉
フドウ：伊丸岡篤
フエン：上田燿司
フウカ：浅川悠
キタネ：加藤亮夫
紅蓮：宮島依里
麟児：内田夕夜
鬼霧：細谷佳正
鬼鳳：松田健一郎
濡羅吏：利根健太朗
牛頭：斧アツシ
幽鬼丸：かないみか
葛城ホタル：豊口めぐみ
遁兵衛：佐々木省三
役の行者：真田五郎
シラナミ：草尾毅
アカボシ：高瀬右光
チュウシン：多田野曜平
ナンゴウ：金光宣明
ベンテン：逢坂力
ハルサメ：山内健嗣
ツルギ：西前忠久
ミコシ：河西健吾
シラ：髙木裕平
ヨメ：潘めぐみ
セン：東内マリ子
ブラミ：後藤光祐
カザミ：手塚ヒロミチ
ムヤミ：岩端卓也
アジサイ：久嶋志帆
スイレン：合田絵利
フヨウ：あいざわゆりか
シブキ：千葉一伸
ケゴン：中村太亮
ヨウロウ：奥村翔
フギ：松本忍
ホウイチ：時永洋
テンジ：内田夕夜
アイノ：竹内絢子
スザク：木島隆一
ゲンブ：後藤光祐
ハオリ：東内マリ子
フタミ：野島健児
タイゾウ：木島隆一 / 東内マリ子（幼少）
カンナ：相川奈都姫

NARUTOナルト(アニメ)2期の感想

20代男性

疾風伝は当時の小学生に人気だったと思われるナルトのメイン層に合わせているのか、中学から高校にかけての少し成長した子供向けの作品だなと感じました。こちらも自分の学生時代の青春作品だと言えますね。ナルトはすっかり大きくなり、自分が九尾を宿しているということに責任を持つようになります。年齢が大きくなれば、視野も広がります。オロチマルのところへ行ったサスケもすっかりオロチマルでは収まらない器へとなっていて、スケールは忍び世界全体へ広がり、閉鎖感がどこかあった初代ナルトより格段に見応えがあるなと感じました。そんな世界を敵に回すのが暁という組織、あのイタチが所属していただけのことはあり、一人一人が尾獣に匹敵する恐ろしい強さをです。そんな暁との戦いは徐々に戦いの波紋を各国にもたらします。ナルトとサスケは確かに成長しました。しかしその壁はかつての師や兄を超えるためのもの、二人は長年自分たちが抱いていた巨大な壁を超える必要がありました。それを超えた先に忍び世界の根幹を表す問題に取り組むことになります。穢土転生による歴史の人物の出現、第三次忍界大戦、問題は個人のものではなくなり世界の人々すべてに広がり壮大な物語が始まるという、流石人気漫画で大変壮大なものがたりでした。

20代女性

忍びの世界では、時として、任務遂行のために仲間の命を見捨てなければならないことがあります。子供向けのアニメでもあるので惨殺なシーンは控えめですが、疾風伝に入ると、より胸が苦しくなってしまったりやり切れない感情を抱いたり、と、大人でも夢中になってしまうアニメに進化しています。特に、仲間の大切さ、恩師の偉大さを物語るエピソードがてんこ盛りで、お気に入りのシーンは何度見直しても泣けます。特におすすめなのは、シカマルの恩師、アスマ先生が暁と繰り広げる激しいバトルシーンです。何度見ても胸が熱くなります。その戦いの前と後で、シカマルの戦いに対する姿勢が変化するのにも注目です。そして、サスケを取り返すべく修行に明け暮れるナルトの姿にも心打たれます。何度でも立ち上がり、何度でも挑戦するその姿には何か突き動かされるものがあります。また、個性豊かな登場人物も増えるので、だいぶにぎやかになり盛り上がります。え、あなた忍者なの？と言わんばかりの技を持っている者もいて、化け物じゃないか！と突っ込みたくなることもあります。特に敵キャラは癖が強い。しかし、能力も高く、簡単に倒せる相手たちじゃないのもまた事実。どんな相手にもひるまず進む、ナルトをはじめとした忍びたちの勇姿を、ぜひ一度ご覧ください。

50代女性

青年期に差し掛かった主人公は、頬が削げ面長な顔立ちに変わり少年時代には殆ど出さない憂い表情を見せるのです。日輪下で屈託ない笑顔を浮べると思えば、月下に1人孤独を漂わせると、空色が濃くなり蒼色の瞳にチェンジする。もはや、子供と言えず、さりとてオトナで無い不確かな危うさが艶を添えて少年期には無い色気を醸し出します。これは、ナルトに限らない。同期であるシカマルやサスケ、女子では山中イノに感じられる。世界が若者に突きつけるリアルが彼らを成長をさせ、重い現実に愁いを纏うコトに。若き忍びたちは、もっと強くなると誓うが、強さだけでは解決出来ない問題が多すぎると知るだろう。NARUTOの世界はまた、戦争をかなり正面から捉えています。争いがどのように人々を憎しみに駆り立て泥沼にハマるのか。その心情を語る場面があり、作り手の想いが充分に伝わってきます。憎しみの連鎖を断ち切る方法を問われた時、主人公の答は自分が考えたモノじゃなく、師匠の本から引用して導き出している。にもかかわらず、他者の行動を変える力があるワケはナルトが持つ信じるチカラだと云える。一度心を許したヒトはトコトン信じられる懐の大きさが物語を語る上で外せない魅力です。

20代男性

ナルト疾風伝の始まりではあのサスケが木の葉を裏切った、クールながらもナルトやサクラを仲間だと認めていたはずがと、いよいよこの先の展開から目が離せなくなりました。自来也との修行を終え、木ノ葉の里に帰ってきたナルトは成長し、かなりたくましく大人っぽくなっていたもののサスケのことはずっと気がかりなようで、事あるごとに脳裏に仲間だったころのサスケの姿が浮かびます。私などは里を裏切り、ナルトやカカシ先生、その他大勢の仲間たちをも裏切り、大蛇丸についたサスケのことなどもうどうでもいいじゃないかと、ナルトの煮え切らない態度にはやややきもきさせられたものでした。その後はいよいよ最終決戦に突入するわけですが、まさにオールキャスト勢ぞろいといった感じで圧巻でした。非常に大規模な戦いで、王道のバトル物が好きな人には堪らない展開だと思います。ここへ来るまでには各キャラに焦点を当てたエピソードもいろいろありましたし、その誰かしらに感情移入できるので、臨場感たっぷりの胸熱展開と言えるのではないでしょうか。ナルトとサスケの友情の行方、サクラやヒナタとのちょっとしたラブストーリー、そしてうちは一族の過去などなど、盛りだくさんの内容です。

30代女性

疾風伝では、一期に続く主人公「うずまきナルト」の約３年後の話となっています。一期では少年らしいヤンチャな部分などが楽しめました。NARUTO疾風伝では少し大人になったナルトたちの姿を観ることができます。前期で里を抜けた第七班の仲間であり友人の「うちはサスケ」の気になる動向や、ナルト自身に関する事柄、他のキャラクターたちの過去の出来事など各々の思いを沢山垣間見ることができます。また、主人公だけでなく少し頼りないと感じていたキャラクターたちも心身共に成長し、頼もしくなっています。また、うちはサスケが抜けてしまった「第七班」に新しい仲間が加わります。他にも新しいキャラクターが登場するなどナルトの周りがより賑やかになっていくのも魅力の一つだと思います。そして、NARUTOの世界観である「忍」がどのように誕生したのか、ナルトの出生の秘密は何だったのか、気になる部分が徐々に解明されていくのも疾風伝の面白い部分です。前期よりややシリアスな場面や感動するシーンも多くあり、ストーリーとしても内容の濃い作品となっています。忍の世界がどうなっていくのか、ナルトたちの行く末など気になる部分が満載なので、楽しんで観てほしいです。

20代女性

このアニメの見どころは、なんといっても仲間との熱い絆です。忍びの里で1番の忍者「火影」を目指す主人公のナルトは、同期や先生たちと一緒に切磋琢磨し、一番のライバルであるサスケを大蛇丸の元から連れ戻すために凄まじい努力をして成長していきます。目標を持って努力する姿は見ていてとても応援したくなりますし、自分はどれくらい努力しているだろうか…と振り返ることも少なくはありません。私も頑張ろうという気持ちになります。また仲間思いであり、敵に対しても感慨深いところがナルトの良いところで、決して許せないことであっても、許さず、しかし懐深く迎え入れるとことは私も見習いたい点だと思います。昨日の敵が今日の友というような難しいことをやってしまうナルトは、本当に凄いと思います。私が1番好きなシーンは、やはりナルトとライバルのサスケが戦うシーンです。私はナルトはもちろんのことですが、サスケも好きなので、2人の戦いは本当に目が離せませんでした。サスケが里抜けしたとき、そして先祖が戦った時と、様々なシーンが重なり合っており、見応え抜群です。最後はもちろん感動ものです。この作品から学ぶことが本当に多く、学生時代の私にはとても良い刺激になったものだと思います。私の子供が生まれたら、子供にぜひ見てもらいたいと思う作品です。

30代男性

終末の谷でのサスケとの死闘から２年の時間が流れ、成長したナルトの新しい物語が始まります。人柱力のナルトを狙う暁の活動が活発化し、ナルトと仲間たちは暁一派と戦闘を繰り広げます。傀儡の天才サソリ、爆発物のプロのデイダラ、不死身の飛段と角都..などなどの強力な敵キャラクターが登場し、ナルトたちを苦しめます。そして、サスケ視点でも物語が描かれており、イタチへの復讐が本格的に始まります。果たしてナルトは次々と襲い来る暁を撃破しサスケを取り戻すことができるのか？そしてサスケとイタチの復讐の行方はどうなるのか…といったところがメインのストーリーです。物語が進むと暁のリーダーペインとの死闘や、真の黒幕の存在などが次々と明らかになっていき、ナルトの世界はますますスケールが大きくなっていくのです。原作を元に制作した話以外にも、アニメオリジナルのお話が多数盛り込まれており、原作にないお話も楽しむことができ、オリジナルながらもなかなかに完成度の高い話が揃っています。原作ではあまり焦点が当てられなかったキャラクターを深堀りしたお話などが展開され、個人的には六尾の人柱力のウタカタの話が完成度が高いなと思いました。興味がある人はぜひ視聴することをお勧めします。

まとめ