ニワトリスター(映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

関西弁の井浦新さん、成田凌さんの体当たりな演技がかなり良かったです。また、時々出てくるアニメーションが良い味も出しており、素晴らしかったです。

観る前はどんな映画か想像できませんでしたが、後半は何度も涙が出てきて、観終わったあとは、しばらく余韻に浸っていました。

カッコ良く好きなように行きたい若者が現実社会に戻っていく青春映画。若い時に観ていれば、後の人生に影響を受けたかもしれないなと思いました。

登場人物たちのどうしようもないけど響く言葉がたくさんあり、ちょっと泣けてきました。暴力的なシーンが苦手な方は途中で見るのを止めてしまうかもしれませんが、見て良かったと思って頂けるので、頑張って最後まで見てほしいです。

ニワトリ★スターを見ました。普段バイオレンスな作品ってあまりみないんですが、こういうどっちかというアウトローな作品にあの井浦新さんや成田凌さんが出ているということにちょっとびっくりしたことから見に行こう、と思ったのがきっかけです。見に行った結果ですが、いやあ、とにかく驚きに続く驚きです。なんといっても井浦新さんがアウトローな感じでしかも麻薬の売人役、しかもバイオレンスに続くバイオレンスなどとは思いませんでした。井浦さんといえば、リッチマン・プアウーマンのあの役のイメージが強く、とてもこんなキャラというイメージがなかったので、ある意味新鮮でした。また、成田凌は、まずそのピンクの髪型に両腕にタトゥ、でもどっちかというと井浦さんの子分的なイメージが、ある意味ピッタリ合っているのがちょっと新鮮でした。これまではちょっとおちゃらけた役はあってもクリーンな青年役が多かっただけに、雰囲気を変えるとこんな役もぴったりあうんだな、と思いました。そして後半最大の見せ場である濡れ場は成田さんの真骨頂ともいえるシーンだったと思います。井浦さんも成田さんもそれぞれがこれまでやったことのないような役をしている映画、是非皆さんも見てみてください。

とてもぶっ飛んでいる作品。ちょっと理解するのに時間がかかる。これを駄作と感じるかエンターテイメントと感じるかはみている人次第になります。またレーティングがかなり上なので一人で見る向けかなと思います。出演者一人一人のキャラがいつもと違うのでその人のイメージが変わってしまうかも。でも新しい一面を覗けるかと思えば良い作品かと思います。リリコさんとのシーンはとてもおったまげました。流石に一人でしかみられないな、と思うのですがこのような演技もするのか、と笑ってしまいました。井浦新さん目当てで見ましたが彼も本当にピンポンの頃から比べるとグッと大人な演技するようになったかと思います。成田凌くんは逃げ恥やさよならくちびるのような爽やかであったり可愛い男の子という若い血の盛りのついた青年の役、だと思うと男らしくてどきっとしてしまいます。全体的に見ていて目を塞ぎたくなるようなシーンが多いかしれません。井浦新さんを始めキャスト、監督のみんなの熱量が半端ないです。映画の宣伝もとても力を入れていて当時この映画の公式ツイッターにフォローしていたら返信が返ってきた覚えがあります。若者の辛み苦味が全てにぶつけられた作品。最後まで見れば答えは見えます。

出会い頭にいきなりパンチを連打されたような冒頭に、衝撃を受けました。考える余裕を与えない程のラッシュは鮮烈です。観ている者はぐいぐい引き込まれてしまうこと、間違いなしだと思います。そうしているうちに、いつの間にか全く違う景色が広がっていることに気づくのです。ここで突然ですが、「ごんぎつね」をご存知でしょうか。子供の頃に一度は読んだことがあると思います。いたずらで危なっかしくて不器用、でも本当は純粋で愛情深いごん。そんなどこか憎めないところが、成田凌さん演じる星野楽人と重なって見えてきます。毎日を怠惰で刹那的に生きているにも関わらず、なぜか放っておけなくなるのは、ご本人の演技もさることながら、その瞳の美しさが彼の内面を写し出しているからだと思います。アングラな世界の中にいて、楽人だけが美しく異彩を放っている、このコントラストの妙が素晴らしいと思います。シェイクスピアの4大悲劇と言われる作品の１つ「マクベス」の劇中に、「きれいは汚い。汚いはきれい」という有名な台詞があります。禅問答のようなこの言葉こそ、この映画を表現するのにぴったりな言葉ではないでしょうか。汚いものときれいなものは相反するように見えて、実は表裏一体であることを伝えながら、穏やかに物語は進んでいきます。冒頭に受けた衝撃が強烈だからこそ、楽人が持つ美しさが際立つラストは必見です。沖縄の海のような楽人の美しい瞳に、是非会いに行ってみて下さい。