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凶悪(映画)の内容
映画『凶悪』は、2013年9月に公開されました。
原作は、1999年に実際に起きた凶悪殺人事件「上申書殺人事件」を基に、獄中の死刑囚が告発した殺人事件の真相を暴き、首謀者逮捕に至るまでを描いた犯罪ドキュメントで、2009年にベストセラーとなったノンフィクション「凶悪-ある死刑囚の告発-」。
監督・脚本を務めたのは、この作品でTAMA映画賞最優秀新進監督賞などを数々の賞を受賞した白石和彌さん。ある死刑囚の告白を受け、身の毛もよだつ事件のてん末を追うジャーナリストが奔走する姿を描いた作品。
主人公の記者役には山田孝之さんが扮し、受刑者にピエール瀧さん、冷血な先生をリリー・フランキーさんが熱演します。
リリーさんとピエール瀧の存在感が凄い。山田孝之も前半と後半で表情が変わっていたりと演技派俳優が揃った映画。
俳優陣が演技力高くて、それぞれのキャラにあった役柄、どの役柄も見事に表現できていた。
実話らしいけどこんな惨いことをする人間がいるなんて信じられない。殺し方がエグくて見るのが辛い。
さすが白石監督作品。素晴らしかった。重くてどんよりしている空気感がいい。メインキャスト3名のお芝居も最高でした。
あらすじ
ある日、スクープ雑誌「明潮24」に、東京拘置所に収監中の死刑囚・須藤(ピエール瀧)から手紙が届き、ジャーナリストの藤井(山田孝之)は、上司から須藤に話を聞いて来るように命じられ、手紙を持って刑務所に面会に訪れます。
須藤の話の内容は、警察も知らない須藤の余罪、3件の殺人事件とその首謀者である先生と呼ばれる男・木村(リリー・フランキー)の存在だっ。木村を追いつめたいので記事にして欲しいという須藤の告白に、当初は半信半疑だった藤井も、取材を進めるうちに須藤の告発に信憑性があることを知ると、取り憑かれたように取材に没頭して行きます。
見どころ
謀者である先生を演じたリリー・フランキーさんのヒールぶりは見どころです。得体のしれない怖さを垣間見せる絶妙の演技で、普段、ニコニコして、アタリの柔らかい人ほど、本当は恐いということを、思い知らされます。
リリーさん扮する先生には人間的な部分が見当たらず、人が死ぬこと、もちろん殺すことも何とも思っていません。そんなリリーさんの笑い声はさらに恐怖を誘います。
リリーさんは、本作と同時期に公開された福山雅治さん主演映画「そして父になる」では、群馬の小さな電気店を営み、あたたかでにぎやかな家族を築く一家の大黒柱役を演じていて、2作品の演技の振れ幅が大きいことで話題となり、数々の賞をダブル受賞しました。
スタッフ
原作:新潮45編集部編「凶悪 -ある死刑囚の告発-」
監督:白石和彌
脚本:高橋泉、白石和彌
音楽:安川午朗
キャスト
藤井修一:山田孝之
スクープ雑誌・明潮24の記者。
須藤純次:ピエール瀧
死刑囚。元暴力団組長。
木村孝雄:リリー・フランキー
先生と呼ばれる不動産ブローカー。
藤井洋子:池脇千鶴
藤井の妻。認知症の姑の介護に疲れ果てている。
藤井和子:吉村実子
藤井の母。認知症。
五十嵐邦之:小林且弥
須藤の舎弟。須藤に心酔。
日野佳政:斉藤悠
木村から須藤に託された舎弟。
田中順子:範田紗々
日野の交際相手。
佐々木賢一:米村亮太朗
須藤のムショ仲間。須藤を裏切り殺される。
遠野静江:松岡依都美
須藤の内縁の妻。
遠野星姫:森田眞生、(幼少期)木村心結
遠野の娘。
福森孝:九十九一
木村の共犯。身寄りのない老人を探して木村に紹介。
森田幸司:外波山文明
森田土建社長。木村の共犯。
牛場悟:ジジ・ぶぅ
牛場電機設備の経営者。借金まみれの呑んだくれ。
牛場百合枝:白川和子
被害者の妻。
牛場利明:廣末哲万
悟の娘婿。
牛場恵美子:原扶貴子
悟と百合枝の娘。利明の妻。
木村幸恵:山田彩、(幼少期)小倉明莉
先生の娘。
芝川理恵:村岡希美
明潮24編集長で藤井の上司。
【そのほか出演者】
伏見哲夫、田中隆三、ウダタカキ、五頭岳夫、伊藤紘、竜のり子
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凶悪(映画)の感想
現実にこの事件が起きていた事実を考えると、自分の生活の平凡さの幸せを感じました。そのくらい怖さと不気味さがある映画でした。ピエール瀧さんが演じていた須藤はやくざなので、とにかく暴力的で全く理解できない行動ばかりしています。でも、自分の子分をかわいがっているし、全く人間の心がないわけではありません。衝動を抑えられないし、人を切り刻んだり燃やしたりしてしまうけどまだ少し人間らしい須藤に比べ、リリーフランキーさんが演じている先生の非情さ、残酷さに戦慄しました。自分の欲求を満たすために、殺人を犯すことを厭わない人がいることは頭では理解していますが、その人がすぐ隣にいて笑っているとは考えないでしょう。平凡な日常の中でも、先生のような人に明日出会うかもしれません。自分には関係のないことと切り離し、ただの映画だよと割り切ることが出来ないくらい、心にきます。特に山田孝之さんが演じている新聞記者が、だんだんと変貌していく様はこの映画が人々に与える影響をそのまま表しているようです。お金や愛憎のため人を殺すことと、正義の為に人を殺したいと思う衝動は同じなのか。一方からすれば同じ事なのだよ、と先生に言われている気がしました。
映画「凶悪」は、実話を元にして構成された小説をベースにしているだけあって、死刑囚と「先生」と呼ばれる人物とが犯した凶悪犯罪とそれに纏わる話が細かく描写されていて、最後まで惹き込まれました。実行犯で、元ヤクザの須藤役をピエール瀧さんが演じ、「先生」と呼ばれる不動産ブローカーの木村役をリリー・フランキーさんが演じていましたが、この2人の迫真の演技が須藤と木村の凶悪ぶりを見事に表現されていて、事件の闇の深さを再現されていて良かったです。雑誌記者役には山田孝之さんが抜擢されていて、こちらも流石に演技に定評があるだけあって、上手に演じられていました。リリー・フランキーさんは、この映画以外の作品では、良き父親役などを演じていたので、「凶悪」での木村はとてもギャップがあって、役に応じて、しっかりと演じ分けられる人だなと思います。強欲さ故に、人は他人から残酷に財産などを奪い去ってしまうのかと感じ、木村や須藤の狂気は劇中で際立っていました。事件の本筋と並行して、雑誌記者の認知症の母の問題も深刻で、こちらは社会的に問題になっているものなので考えさせられました。特に、雑誌記者の妻と認知症の姑の関係は、介護疲れによって崩壊してしまうという事が誰でも起こってしまうので、蛇足的な部分ではありますが、事件とはまた違った点で重要な話だなと思います。
「凶悪」に関しては、実際に日本で起きた事件が元となっており、その事件の詳細をあらかじめ知っていたので、かなりスムーズに見ることができたと思います。この映画は面白いストーリーにするために練られたものではなく、実際に起きた事実が内容になっていると知ったうえで見た方がいい気がします。死刑囚が、自身が関与した別に首謀者がいる余罪について告白するという点がポイントであり、死刑囚ということでデタラメを言っているだけなのではないか?と思われたものの、その話を聞く記者が言われた通りに調べていくと、彼の言っていることが本当であると、そのように見えてくるのです。死刑囚という凶悪な行為をした人間が世に知られていない犯罪を暴いていくという、まるで正義の味方のような描かれ方がこの作品の特徴で、そこが特に印象的でした。記者も一生懸命に調査をして徐々に真実を暴いていく姿が見られ、警察でもない人間らがこうやってタッグを組んで、凶悪事件を明るみにしていこうとする部分は本当に見入ってしまう部分だったと思うのです。そして、改めてこの事件が実際に起きたものであるという事実を思い出すと、本当に世の中には恐ろしい部分があるんだなと思えてきました。
実際に起きた「上申書殺人事件」という凶悪犯罪のベストセラーノンフィクションを原作とする映画です。週刊誌に死刑囚・須藤(ピエール瀧)から手紙が届くところから物語は始まります。記者の藤井(山田孝之)は記事のネタにするために須藤に面会しますが、そこで「先生」と呼ばれる男・木村(リリー・フランキー)に復讐をするため警察も知らない3件の余罪を話だします。そこで藤井は「先生」と呼ばれた男と須藤の話始めた余罪について調べていくうちに事件の真相を知ることになっていきます。主演の山田孝之をはじめとして、キャスト陣の演技は緊迫感があって素晴らしいのですが、その中でも一際存在感を放っていたのがリリー・フランキー演じる「先生」こと木村です。元暴力団の須藤と共に保険金を目当てにして人を次々に殺していくのですが、その様子がまさにサイコパス。まるで無邪気な子供のような笑顔で人を殺していくのです。こんな恐ろしい事件が実際にあったのですから人間という生き物の欲深さ、恐ろしさは計り知れないと感じました。あまりにもショッキングな内容のため、暴力的な内容が苦手な方は注意が必要かもしれませんが、話の構成・キャストの怪演共に一度見ておいて損はない作品だと思います。
この映画は実際にあった凶悪事件がベースになっており、原作の小説もとても興味深い内容でしたが、映画ではさらに事件の凶悪性がリアルに描かれており、こんな残忍な人間が実際にいるんだという驚きと共に、俳優陣の演技力の凄さに感心した作品です。山田孝之、ピエール瀧、リリーフランキーといった個性溢れる3人が存分に存在感を出しており、彼らの演技力の凄さを感じることができます。特に私が感心したのはピエール瀧。この映画での演技を見るまではコメディタッチな雰囲気が似合う人だと思っていましたが、今回は残忍なヤクザ役で、これが本当に怖い。淡々と人を殺す残忍性や、急にブチ切れてヤクザとしての迫力ある表情を見せる姿、見ていて本当に怖いと思いました。リリーフランキーも残忍な男の役を独特の演技で表現しています。一見すると気の良さそうな中年男性が、自分の私利私欲の為に躊躇なく殺人を犯す、人としての常識や感情が欠如した恐ろしい男を見事に演じています。この2人の迫力ある演技を見るだけでも価値のある映画です。山田孝之は事件の真相を追う役ですが、彼のあの独特な雰囲気がこの作品全体に重厚な雰囲気を与えています。決して楽しい映画ではありませんが、実際にあった恐ろしい事件の内容が分かること、そしてその恐ろしさを存分に演技する個性派俳優陣の演技は必見の映画です。
バイオレンスな描写は苦手な私。今回「凶悪」を見るのは正直迷いました。だってタイトルからしてバイオレンス溢れていますし、それにDVDのパッケージからしても恐ろしい感じがしましたから。でも、家族に「絶対見ておいた方がいいから!」と勧められ恐る恐る見ることに。結果、バイオレンスの怖さより物語に吸い込まれる力の方が勝りました…!もちろん怖い描写もあります。多々あります!でも、えっどうなるの!?えっ!?次は!?という興味の方が強くなって目が離せません。バイオレンスが苦手という方にも是非見て欲しい映画です。出ている人たちの悪役っぷりにも大注目。というかこれ出てくる人皆悪い人なんじゃないのと思えてくるから不思議です。特にリリー・フランキーさん。こんなに悪い顔するの!?ってくらい悪い奴です。いつも穏やかそうに笑っているリリーさんを見ていた私にとってはショッキングでした。この人本当に東京タワーの作者?おでんくんの作者?と聞きたくなるほど。演技が上手すぎ…というか、この映画はそれぞれの心の中に眠っている悪を出させている映画なのでは!?とすら思えてきます。見終わって一人考えました。自分の中にも悪の心はあるか…。考え出すと思い当たる部分がたくさん。あ~、改めなくてはと思わされました。人のふり見て我がふり直すですね。凶悪なのに、見終わった後善人になれる映画でした。
実際に起きた事件をもとにした映画ということに興味を持ち、映画をみました。私自身フィクション映画が好きでよく見るのですが、こんなに、悲惨な事件があるのかと、目を覆いたくなりましたが、現実に起こっていることをしっかり見届けたくて、最後まで真剣に観ました。ピエール滝さんと、リリーフランキーさんコンビの極悪さが、見るものをひきつけました。人を人とも思わない、殺して入ってくる保険金目当ての殺人を繰り返し、山田孝之さん演じる、記者によって事件が明るみになってきますが、山田さんの迫真の演技は、見ているこっちもドキドキしました。自分が同じ記者であれば、絶対に関わりたくない事件を世間の人に知ってもらおうと、必死になって調べ一生懸命記事にしている姿は、感動しました。それと同時に調べれば調べるほど、凶悪性や、残忍性が明るみになり、この映画を見たあとはしばらく後味の悪さが残り、見た人が考えさせられた映画だと思います。保険金殺人と言葉で聞くだけではどういったものかわからないのですが、こうして映画化されることで、どういった事件か、自分達の身の回りで起こっている事件を身近に感じてもらいたい作品なのではないかと、思える映画でした。
リリー・フランキー演じる“先生”のしゃべり方が、とてもリアルでものすごく怖い。ピエール瀧もめちゃめちゃ怖い。そして、何と言っても山田孝之が演じる新聞記者の演技も、鬼気迫る感じでものすごく怖い。主人公の妻役の池脇千鶴が義母と接する態度、主人公に投げかける言葉が、もう、とてもとても怖い。演技派の俳優陣を揃えたおかげで、ホラーとはまた違った、現実社会の闇に落ちていくような、心が握りつぶされるような恐怖を感じる映画です。金に困った家族をどんどん追い込んでいったり、大した理由でもないのに激昂して簡単に人の命を奪ったり、自分より弱い存在をどんどん追い込んだり・・・。ストーリーのどこにも救いがなくて、見ててとても不快な気持ちになります。でも、これこそが、人間の中に潜んでいる闇なのかもなと。自分の中にも、こんな行動を取ってしまうような、凶悪な側面へ没入してしまうような、醜い一面があるのかもしれないと思うと、自分が人間であること自体に嫌気がさすなと感じるくらいに嫌な気持ちになります。こういう映画やドラマを見慣れていないと、軽くトラウマになってしまうかも。そういう人はもうちょっと入門編のライトめの犯罪映画を見慣れてから挑戦した方がいいと思います。
内容は非常に重く攻撃的な描写や精神に深く突き刺してくるような内容となっております。ノンフィクション小説が原作でもあるため映画内にて行われている犯罪の数々は、日本国内の凶悪犯罪を調べたりした方でしたらどこかで見たこと聞いたことがある描写が目白押しとなっております。山田孝之さんが演じる雑誌記者藤井の下に、ピエール瀧さんが演じる東京拘置所に収監中の死刑囚須藤から手紙が送られてきたことで、藤井は須藤に面会をしそこで話をされたのが明らかになっていなかった、須藤の余罪とその殺人事件の黒幕である「先生」と呼ばれる男、木村の存在でした。木村を追い詰めたいので記事にしてほしいという須藤の告白に、当初半信半疑だった藤井でしたが、取材を進めるにつれ須藤の告白にどんどんと信ぴょう性がましていきます。そして藤井は取りつかれたように取材に没頭をするようになっていきます。藤井・須藤、そして木村の三人が主軸となって物語は動いていきますが、取材を進めていくことで藤井の身の回りには恐ろしい出来事やあからさまな口封じをされた人などを目の当たりにしていきます。そして我々観客側も藤井同様に須藤が告白した内容と、そこにいた木村という男の存在がどんどんと浮き彫りになっていきます。そしてその中で人間はみな様々な側面を併せ持っている事を垣間見ることが出来ます。人を躊躇いなく殺しているその裏で、愛する女性とその子供と一緒にクリスマスパーティーを楽しむシーンや、人の狂気にあてられたことで藤井自身もどんどんと狂気に苛まれていきます。何のために暴力を振るうのか、人を殺すことにどんな意味があるのか、そしてそのきっかけや狂気とは実際に須藤や木村のような人間だけが持っているようなものなのかと非常に考えさせられる内容になっています。なにより須藤演じるピエール瀧さんと木村演じるリリー・フランキーさんの演技は本当に恐怖の一言です。方向性は違えど人を暴力や謀略で落とし込む、そしてそれを実行することになんの躊躇いもないのです。彼らが特殊な人間であることは言うまでもありません、ですが、その特殊な人間を追い続け接し続けることで、山田孝之さん演じる藤井のようにどんどんと何が正しく何がおかしいのか、何が正義で何が悪なのか、その境目がどんどんと滲んでいくような感覚に陥ります。もちろん須藤・木村を肯定する気はさらさらありませんし彼らのような人間がいること自体に嫌悪感を示す人が大半だと信じています、ですが、いつだってなにかの拍子にその狂気いえ凶気というべき穴に落ちてしまうかわからない、そんな恐ろしさとメッセージ性がある映画だと感じました。映画の出来としては個人的には非常に高いクオリティだと思っていますし、おすすめしたい映画の一つです。役者陣の演技もまさに鬼気迫るものがあります。
バイオレンス映画の名手、白石和彌監督の初長編作品です。これを見ていると、作り物のホラーが全く太刀打ちできない恐怖を味わいます。「生きている人間が一番怖い」__ということ、でしょうか。スクープ雑誌の記者が直面した、死刑囚の心の闇は、常人の想像をはるかに超える深淵だった、と言うお話です。その告白を聞かされて、次第に心をむしばまれていく記者・藤井を演じたのが山田孝之さん。そして、元暴力団の組長で、今は拘置所にいる死刑囚の須藤を演じたのがピエール瀧さんでした。白石監督の作品では暴力全開!といった趣で大暴れすることが多いピエール瀧さんが、何処か濁った眼をした穏やかな風情で面会室の椅子にちんまりと座っている…それすら怖い、とゾクゾクするシーンが続きますが。本当の”悪”は笑って静かに迫ってくるのかという、底知れない恐ろしさがじわりじわりと伝わってきます。この映画にはモデルになった事件がありました。
それをかぎつけ、作中で藤井をけしかけた編集長にもモデルがいます。事件発覚当時”新潮45”の編集長を務めていた中瀬ゆかりさんです。ふだんテレビでお見掛けするポジティブな彼女のイメージと、このハードな仕事のギャップが凄い、と言う意味で目が釘付けになりました。
まとめ
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