ぼくらの7日間戦争(アニメ映画)の無料動画フル配信｜DVDレンタルよりオススメ

実写映画の七日間戦争を見た方なら胸アツなシーンがあり、当然世代の自分は胸アツ。しかも、バックに流れるBGMが『SEVEN DAYS WAR』だったところも最高でした。

実写映画のリブートではなく、30年後を描いた作品。大人よりも中高生や若い方にはとくに見てほしいと思えました。

ぼくらシリーズが大好きで、本作も楽しく観れました。また、違った捉え方が出来、自分が大人になったんだなと気付かされた作品です。

王道中の王道の展開で気持ち良かったし面白かった。深読みせずにありのままを楽しんでください。

伝説だった、7日間戦争をいい意味で現代版にリメイクしていた作品だと思いました。どのように現代版にするのかと思いましたが、アニメならではのぴったしな廃工場が部隊に繰り広げられる、入国管理局との壮絶な闘い（戦争）は実写版を彷彿とさせてくれました。それも現代版とういう事で、相手の攻め方がSNSを活用したあたりが、まさに今時と思いましたが、顔を見えない情報の中で本当の友情を築くにはリアルが一番と思い知らされた所もありました。7日間で子供だったのが次第に大人になっていく成長を描かれている所も感動的でした。そしてなんと一番驚いたのは、実写版の中山ひとみが登場したシーンはやられたと思いました。実写版とアニメ版がここでつながっているという事と、中山ひとみの世界の後に繋がっているのは見事としかいいようがありませんでした。この作品を見てしまうと実写版が見たくなる。実写版を見ているときになってアニメ版を見てしまうというやり方が上手いと思いますし、実写版にせずにアニメ版にしたのがすみわけが聞いててよかったです。子供の成長そして子供の青春を感じるには持ってこい、まさに懐かしい映画を見てない人は是非見て欲しい作品だと思いました。

これから家出しようと考えている人におすすめの映画です（笑）私はこの映画を見て家出してちょっとした冒険を体験した気分になりました。学生は学生なりに、それぞれ事情を抱えていて悩み葛藤する姿に共感できました。本当はこうしたいけど、こうなりたいけどっていう理想があって、でも現実では周囲の目が気になったり、厳しかったりでなかなか難しくて。子供から見ると大人は敵のように見えてしまうけど、本当はそうではなくて、大人も大人で苦しんでいるんだよと、学生さんたちに教えてあげたくなりました。でもそれって実際に大人になってからでないと理解するのは難しいかもとも思いました。映画の中で立てこもって閉鎖空間で過ごすうちに、関わる時間が増えてお互いのことを知る機会が増えて、知りたくないことを知られてしまって、やり場のない感情をぶつけ合うシーンが特に印象的でした。知られたくない一面や、過去、黒歴史を、秘密を明るみにされるって思春期なら尚更つらい。恥ずかしくて情けなくて、悔しくて苦しくて悲しくて、いろんな感情になる。人間らしさが見れた瞬間が面白かったです。閉鎖空間にいると自分と向き合う時間が増えるんだと思いました。開放的な空間にいると、いろんなところに目を向けることができる。でも閉じこもっていると自然とその場のことしか視界に入らないからそうなるのかなぁと考察できた映画でした。今何か悩んでる人におすすめしたい映画です。

現代において、昭和の冒険やアナログの良いところを軽く伝えたいという意識が感じ取れる作品であると思います。親子関係、友情、恋愛や日本に滞在する外国人について、いろいろな方面の問題について、解決していくのがよかったです。
今の時代は、横のつながりのない縦社会で会ったり、法律を中心とした世の中にであって、それでいいのかと考えることは多々あっても、結局見て見ぬ振りする世の中である。それを、自分たちの考えでぶつけていく場面がなかなか爽快であった。大人になってからは、これが正しいと周りに合わせるようになってしまうことも多いが、若い頃の素直な気持ちや、困難に立ち向かう勇気があることは改めて素敵なことだと実感した。今感じるのは、若いころいろいろやってたらもっと青春を実感出来てたのかなと思います。あの少年少女たちは大人になってもずっとずっと仲のいい関係が築けていけるんだろうなあと勝手に思いました。
新しいテイストを入れながら現代風にまとめ上げようとしたその意欲は十分に評価出来得るものだと思いました。少年少女たちの感情や行動力には尊敬しました。本音をぶつけられる社会になってほしいし、社会に囚われず冒険心溢れる若者になってほしいと思わせてくれる作品でした。今の若者の思いが詰まっている映画だと思いました。

伝説的ライトノベルを現代的にリファインした良作。最初の実写化作品のキャストである宮沢りえが声の出演をしていて、正統な繋がりを感じられるのも嬉しい。外国人技能実習生やLGBTなど３５年前には注目されなかった、今現在の日本が直面する問題を上手くストーリーに絡めてくるのが上手い。かつての全学連の「解放区」を模倣したオリジナルの要素は換骨奪胎され、何もせずただ黙ってやり過ごしてしまいがちな若者たちへのエールが甘酸っぱく爽やかに表現されている。彼等が立てこもる北海道の旧炭鉱のロケーションが素晴らしく、高低差を巧に利用したサスペンスやトロッコのアクションなど手に汗握るドキドキ感満載で、本作の影の主役と言っても過言ではない。大人達の事情の描写も一筋縄ではいかない本音と建前の葛藤がテンポよく重苦し過ぎずコミカルなのも好感が持てる。『ブレックファーストクラブ』を彷彿とさせるクライマックスのドラマの切れ味の鋭さ、現代的なオチが最大の見どころです。賛否両論噴出必至なリブート作品をアクロバティックにまとめ上げた作り手の優れたセンスが端々に感じられる、食わず嫌い厳禁な青春アニメ。主人公の鈴原守に最後サプライズが用意されているのも素敵。